最後の自生のホタル
名古屋市内で最後の自生のゲンジボタルの生息地の一つに撮影に行ってみてびっくり、3年ほど前にはきちんと川の周りに薮が残っていたのに、両側から宅地開発されて見るも無惨な姿。こんなに早くなくなってしまうかとショックが大きかった。ここがだめだと名古屋の自生ゲンジボタルはいよいよどこにいるだろうか。
心配になって近くのヘイケボタルの自生する場所にいったら、良かったまだ残っていた。これがその写真。数は5、6匹と決して多くはなかったが、ヘイケボタルは今各地で絶滅が危惧されている種類なので、その価値は非常に貴重。もちろん名古屋でも絶滅危惧種だ。
先のゲンジボタルの生息地があっという間に開発されてしまったのは、そこにホタルがいるということが伝わっていなかったからかも知れない。近隣住民の憩いの場として知られていたら、ブレーキがかかった可能性もなくはないか?
そのような想いを抱きながら近くの緑地で養殖放流されている場所に行ってみると、非常に観察者が多くにぎやかなんだけれど、あちこちで懐中電灯はホタルに向けられるは、網を持ってホタルを取ろうとする親子もいるなど、とんでもない状況。これでは自生の生息地を公表などとてもできないだろう。
近隣住民の保護活動がうまく機能している大阪の吹田市の例などがうらやましい。吹田市のヒメボタルは生息情報を公開することによって保護活動が上手くいった好例です。学校、保護団体、地域住民の連携がすごくうまくいっている。
名古屋の自生のゲンジボタル、ヘイケボタルは次世代どころか、自分の世代で消えてしまうかもしれない。
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コメント
悲しいことですね!!
ゲームのようにリセットすれば、また新しいホタルが現れるわけではありませんよね(怒) 生き残りをかけていることを知らなさすぎますね。自分ではどうすることもできない生き物を人間の勝手な思い出で追い詰めていくなんて・・・・・懐中電灯・携帯のカメラの光・タモ・・
あ~~~許せません!!人間のエゴにショックです(泣)
投稿: junko/ito | 2007年6月16日 (土) 20時34分
junko/Itoさま
コメントありがとうございます。
小学生が飼育した幼虫を放流したホタルを、他の小学生がタモで取っていってしまうというのは、非常に悲しい光景ですね。しかもタモを持ってくるのは、ほとんどが親子連れです。かつてはホタルに向けて写るんですのフラッシュが良く光ったのですが、最近は携帯電話の光ですね。暗い中で見ると結構な明るさになります。
ホタルを見る文化をきちんと作り伝える必要があるのかと思います。
投稿: 小原 | 2007年6月17日 (日) 10時07分
ご無沙汰してます。
ボクも昨晩山梨の下部温泉辺りに行ってきました。
地域あげてのイベントのようですがそれなりにクルマも集まるので決して良い環境ではないんですが、それでも多くの蛍が舞っていてちょっと安心しました。
投稿: SIVA | 2007年6月17日 (日) 14時04分
SIVAさん
お久しぶりです。今年はホタル会できなくてすみません。
ホタルがいる場所は結構あるのですが、車が来ない場所は全国でも
ほんとうに数少ししかありませんね。
投稿: 小原 | 2007年6月19日 (火) 20時40分