小林義明さんありがとう
愛用の三脚を取材先でなくして困っていたのですが、友人のカメラマンが救ってくれました。
昨冬北海道に移った自然写真家の小林義明さんに近くに来ているから挨拶しようとメールを入れたら、今写真教室の関係で新宿にいるとの電話がありました。小林さんは売れっ子なので、北海道に移られてもまだ教えてほしい生徒さんが大勢いるのです。
新宿ならヨドバシカメラがあるのでなかなか売っていない例の三脚も手に入ると、「お願いだから買って来て」と言ったら快く引き受けてくれて、今日飛行機と車で北海道の撮影地まで持って来てくれました。ほんと助かりました。小林義明さんどうもありがとう。
三脚がなくなったことよりも、その三脚がないと撮れない写真があることの方が私たちは困るのです。わざわざ高い取材費をかけて行った現場で撮影できないカットがあることは、大きな損失です。小林さんのおかげで明日からまたホタルの接写も撮れます。
また同じく友人の福田幸広カメラマンが北海道内にいるとのことなので、みんなで集まろうかと小林さんと話を進めたが、福田カメラマンが今撮っている被写体の前には、カメラの三脚が20台も並んでいるとのこと。ずっとその被写体を追って来た彼に撮っては、その変化がかなりがっかり来たようで、嫌気がさした福田カメラマンは早々に北海道から脱出するようです。その気持ち良く判ります。
「そんな熱意は秋葉原のメイドさんとかレースクイーンにでも向けるべきだよね」とのふざけた会話をしつつ、日本の自然写真界でアマチュアカメラマンの集団撮影が今後、どんどん問題になって来るなあと思います。
写真を撮るのにアマチュアもプロも関係ないのですが、一番の大きな違いは、プロは撮影時には基本的に群れません。しかし、アマチュアの方は楽しく撮りたいので、すぐに仲間を呼んでしまいます。そしておしゃべりがしやすいように、みんな横一列に並んじゃうんですよね、これが。
福田カメラマンが今いる現場でも、いい状態が近づいたら、次々携帯電話で呼ばれたご友人たちが現われて20台の横列ができたとのこと。
ホタルの撮影地でもよくあります。じっと待ってようやくいい頃になったと思ったら、側にいたカメラマンが携帯で仲間を次々に呼んで来て、いきなり大撮影会になってしまう。そうなるとアングルを変えることもできなくなり、私たちは仕事にならなくなってしまいます。私がホタルの幼虫の上陸を撮影するポイントもそうで、アングルの自由が利かないし、車のライトも来るので、もう行く気がしなくなっています。
こうしていい自然の撮影地がカメラマンの群れでどんどん台無しになっていってます。1人で寂しいときこそ被写体への思いが増して、いい写真が撮れるのに・・。
前は携帯電話が自然の中では通じなかったからこんなことなかったのに・・・、携帯電話の会社さん最近ちょっと頑張り過ぎです。
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コメント
札幌での蛍の撮影いかがでしたか?
お会いできなくて残念でした。
実は、私も先日車上荒らしに車の中から三脚(雲台・クイックシューも)を3本盗まれました。
大切に使っていた愛用の機材を無くしたのもショックですが、盗んだ人間の悪意と毒気に当てられてかなり参っています…。
置き忘れた三脚は北海道ではまず出てきませんが、小原さんの三脚は心ある人が届けてくれる事を祈っています。
投稿: 久保田亜矢 | 2007年7月23日 (月) 11時54分
久保田さんこんばんは
今回は北海道に来たのにお会いできず残念です。
久保田さんも三脚取られたのですか、それは残念。
カナダやアメリカの国立公園ではこんなことないのに、
北海道も住んでいる人はいい人が多いのに、
どうしてしまったのでしょうね。
投稿: 小原 | 2007年7月24日 (火) 01時32分