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2008年4月10日 (木)

クラカケアザラシ

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 小原がずっと知床羅臼沖の流氷で狙っていたのはこれ、クラカケアザラシの母子です。カナダのタテゴトアザラシの近縁種で、やはり白い赤ちゃんが産まれます。流氷と一緒に移動するアザラシなので、流氷自体が来ないことには撮影チャンスもないアザラシです。撮影チャンスは数年に一度と言われています。
 今年カナダの流氷が多かったのを見て、北海道の流氷も多いはずと狙いをつけ、カナダから成田経由で羅臼に飛んで来たわけです。
 ヘリコプターを使うカナダに比べて、羅臼で使用するのは船、しかも砕氷船や頑丈な鉄製の船ではありません。なので港が流氷で覆われてしまうと船が出られないし、暖かくなって流氷が離れ出すと、今度はガスが出て船が出られないという困難が続きました。
 3月21日から待機して、ようやく船が出せて撮れたのは大きな低気圧が抜けた直後の4月3日。約2週間待機しての撮影でした。そして次のチャンスは6日にもう一回だけ。3週間の滞在でたった2回しかチャンスがありませんでした。
 気持ち良さそうにオッパイをのんでいるクラカケアザラシの赤ちゃん。カナダのタテゴトアザラシの流氷の地球温暖化による異変は、昨年週刊文春や報道ステーション、拙著「流氷の物語-アザラシの赤ちゃん」(河出書房新社)で報告しましたが、日本の流氷はどうか?
 本日10日(木)発売の週刊文春のモノクログラビア(後半)にて、この母子を広く撮った写真と文章を発表しております。ぜひご覧下さい。非常に危惧することが日本でも起こっています。

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コメント

文春。拝見しました。写真を見ただけでは素人にはわかりませんが、流氷の下は本当に薄く、早く解けてしまい、動物の命(というか種の存続といったほうが正確か)を奪うのだろうと、納得した次第です。

投稿: 万次郎 | 2008年4月10日 (木) 22時15分

わ~♪
ほんとにタテゴトアザラシと似てますね。
後ろのカモメ達もなんだかいい味出してます。

投稿: mitchan♪ | 2008年4月10日 (木) 23時59分

万次郎さま mitchanさま どうもありがとうございます。
羅臼では週刊文春は土曜日の午後発売なので、
まだ本誌を私は見ていないのですが、
大事な情報を伝えることができたのではと、
思っています。

地球温暖化関連の情報に対して、
実は多くの大手メディアは、実は良く判っていないがために、及び腰で、
すっかり明らかになって、手遅れになったころに大騒ぎします。
週刊文春は私からの情報をいち早く伝えてくれています。

投稿: 小原玲 | 2008年4月11日 (金) 15時43分

週刊文春見ましたよ~~!
お仕事とはいえ、三週間で二回のチャンスとは、自然相手は厳しいものですね。クラカケアザラシの赤ちゃんが、どんなに心細い気持ちで流氷を眺めているのかと思うと・・・(-_-;)
たくさんの方がこの記事を目にしてくれることを、そしてアザラシの赤ちゃんを好きになってくれることを祈っています!!  小原さんの発信に共感してくださる方がたくさんいますように・・・・・!

投稿: junko/ito | 2008年4月11日 (金) 20時12分

junko/itoさま どうもありがとうございます。
幼稚園や公園の桜はもうすっかり終わってしまったのでしょうね。
今年の春は桜を見ずに終わってしまうのかなと、心配している小原です。

投稿: 小原玲 | 2008年4月12日 (土) 12時46分

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