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2008年5月29日 (木)

雨の中のホタル

Katuragawa4_4 とある関西の都に移動してヒメボタルの撮影をしました。強い雨が降っていたのですが、ホタルは結構いっぱい出ていました。15分相当の露光でこれだけの軌跡が画面に残りました。360度を見回せば数百匹はいたと思います。里のヒメボタルはそろそろピークの最後になりますね。
 でも虫にはいっぱい刺されました。不思議なもので、とある南の島では一晩森に泊まっても、全然虫に刺されていないのに、里は虫が多いのですね。ホタルも本物の森より里の方が数は多いですね。
 里の森というか林を見れば見るほど、とある南の島の森が懐かしいです。私もあの島には魅せられたなあ。

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山尾三省詩集

 島で手に入れたのが山尾三省詩集「びろう葉帽子の下で」(野草社)。
 民宿の近所の本屋さんでふと気になって手に取って開いて飛び込んで来た詩にいきなり心打たれ、すぐに購入しました。こんな深い心のこもった詩がかける詩人が同時代にいたのかと思うと、びっくりです。作者も書いていますが、ランダムに開いたページの詩を読むだけで、いい時間が過ごせます。
 私が好きなのは「この道 ー太郎にー」「火を焚きなさい」。
 自然の中を旅するのに持ってこいの一冊だと思いました。ここからいくつかの詩が読めます。「火を焚きなさい」は子どもにぜひ読み聞かせたい詩ですね。

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2008年5月28日 (水)

暗い山の中でも

 とある南の島の山小屋で一晩すごしました。そこの、とある場所でホタルが出たらすごいだろうなとかねてから目を付けていたのですが、大事なことを間違えていました。この島は九州と陸続きになったことがなかった島なのです。だから九州のホタルの分布状況を元に想像していたのでは、生息があたりません。
 でもせっかく来たのだから、一応確認しておこうと夜の山に入り、そこでカメラをセットして待ちました。昼間は次々人がやってくるこの場所も夜は誰もいません。はい。とっても怖いです。
 本物の森なので真っ暗になります。空は樹で覆われて、ほとんど見えません。そんなところに夜1人でいるなんてなんて因果な商売でしょう。地元の人にもし見かけたら教えておいてといって、誰かが見つけるのを待つのも手でしょうが、それで見つかることはほとんどありません。あちこちの自然林のホタルは自分とそれをアドバイスしてくれた学者の方とで、自ら行って見つけてきました。
 何か不気味なものが出て来てもおかしくなさそうな闇が近づいて来た頃。明りをつけた髪の毛が短い男性がやってきました。この上の小屋で泊まる予定の方ですが、わざわざ降りて来て、夜の観察を付き合ってくれました。
 ありがたいです。不思議なのがどんなに怖い自然の森の中でも、誰かと一緒にいるととたんに怖さがぐっとやわらぎます。そしてなんとこの方の職業がお坊さんです。なので何か出て来ても、お経を唱える力がありますので安心です。
 二人で目を凝らして見ましたが、ホタルは出て来ませんでした。
 暗い森をお坊さんが盛っていたSureFire(高性能懐中電灯)の明かりで歩き、山小屋に到着し、しばらく星を見ながら宗教談義をしました。
 湾岸戦争時にエルサレムで見た3大宗教の聖地の話、ベツレヘムでの外出禁止令下のクリスマスなどの話や、天安門事件やソマリア、そして地球温暖化、色々な話をそのお坊さんと語りあいました。戦争をしない仏教という宗教、釈迦を人と認めている仏教、仏教って素晴らしいものをもっているのですが、奥が深すぎますが、判りやすく色々説明してもらえました。
 とある島の深い闇で語る仏教談義面白かったです。

 翌朝、ホタルはいなくても素晴らしい朝の森の景色を見ることができました。
 森は夜よりも朝がいいですね。

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2008年5月25日 (日)

森もいいが人もいい

 私はこのとある南の島は(もうどこだかお判りだと思うのですが、一応伏せさせてください)、風景もいいが人の顔がいいなあと思っています。特に高校生、今時道ですれ違った高校生に挨拶される場所なんて日本中でここぐらいしかないのでは。みな個性あるいい顔しています。通学、下校時のバスに乗ったりすると、感動するぐらい彼ら、彼女らの顔がいいのに驚きます。これが人力+公共交通機関での旅の醍醐味です。この島にはものすごく多くの観光客が来ていますが、この高校生たちを見ないで帰っていく人がほとんどなんだろうなと思うと残念です。一見の価値あります。天然記念物に指定したいくらいです。
 昨年までの車での旅だと、最近は地方にも増えたコンビニに行って弁当を買って、車の中で食べてしまうことが多かったのですが、人力+公共交通機関のホタル取材だと、地元の飲食店によく入ります。
 一昨日入った飲食店でカウンターに隣会わせた方に話しかけられ、ふと島の写真集の話題になり、「有名なMさんという方の写真集はどうか」と聞かれたのですが、「あの本はつまらない、それよりもこの島の写真だったら山下大明さんの写真が抜きん出ている。素晴らしい写真だ」と答えました。「山下さんを知っているのか」と尋ねられ、いえ「面識はない」と答えると、なんとお友達の方で、あれこれ声をかけていただき、色々な方をご紹介いただきました。
 有名な宿「晴耕雨読」のオーナーの三郎さん。詩や文章を書かれる方で、作詞された「ホタル」という歌を生で聞かせていただきました。ホタルの飛ぶ様から人間の生き方に想いが広がるいい詩でした。この三郎さんの家に昨晩山下さんが句会で来られるとのことで、お邪魔させていただきご紹介していただけました。
 作品から伝わる人柄そのものの素晴らしい方でした。話は弾み、すごく嬉しい出会いになりました。
 山下さんの写真がすごいのは、その写真に彼の人生観、自然感、教養などがぎっしり詰まりつつも、ポンと一枚の写真でそれを表現できていることです。「ただ見て、行って、撮って、宴会して帰った」のが先のMさんの写真だと思うのですが、山下さんの写真は全然違います。何日も何日も山でテントを張って、森を見て、色々なことを感じ、そこで考え、そして出来た写真を見て悩み、また山に行ってこもって撮ったのだろうということが伝わる写真です。一枚の写真から伝わってくるものが深いです。
 最初に会った一郎さんは登山の専門家なのですが、フィルムを少しでも増やすために、極限まで食料を減らして山にこもる山下さんに出会って驚かれたのが、その親交の始まりだとのことです。
 繰り返しになりますが、このとある南の島は森もいいが人もいい。そんな島です。いい森がいい人を育てるのでしょうね。

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2008年5月24日 (土)

とある南の島のホタル

Hotaru_4 とある南の島でようやくホタルの撮影に成功しました。数は少なかったのですが、とてもいい森を飛んでいました。私はホタルは数ではなく、どんな場所にいるかの方が重要だと思うようになってきています。そんな場所を見つけてくれたのは若いニームラさん。私のカヤックの師匠から紹介されたネイチャーガイドの方です。ホタルがいるいないじゃなくて、「そこにいて気持ちの良い川」を教えて欲しいとの問いに、この風景を見つけてくれました。どんピシャの光景でした。
 ニームラさんは本当にいいと思う自然を伝えたい、案内したいというガイドの方で、みんなが決まりきったところにいく観光ガイドの仕事を好みません。観光ガイドでなく自然ガイドをしたいという方です。仕事を選ぶので、当然収入は少なくなってしまいますが、それをトビウオ漁の手伝いで支えているとのこと。この生き様っていいですね。

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2008年5月23日 (金)

人力+公共交通機関の取材

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 ホタル取材を人力+公共交通機関でという旅が始まっている。人力移動の道具は、足と自転車とカヤックです。拠点となる宿に折り畳み自転車とカヤックを送っておき、そこからそれらを選んで移動して取材に行きます。はい。楽しいですが、とっても大変です。もとい、大変ですが、とっても楽しいです。
 昨日はバスでカヤックと撮影機材を運び、カヤックを河口で組み立てて、目指す川を流れに逆らって上って行きました。そして道がない場所の森を撮影地に選んだわけです。
 写真はカヤックを組み立てる間、話相手になってくれた小学3年生の女の子。こういう若い女性との出会いが多いのも、人力移動の旅の楽しさですね。
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 今日は雨。雨の中カヤックケースと並んでバスを待つ私です。バス停で45分雨宿りをかねて待ちました。車で動けばこんな苦労はしなくてすみます。もっと多くの場所をロケハンに行けます。だいたいホタルの撮影後には公共交通機関など動いていません。必要に応じて宿と別途にキャンプ場に泊まったりもします。どうしようも無いときはタクシーも使います。
 それでもこんな人力移動+公共交通機関の旅をするのは、それが楽しいからです。旅って予想と違うことが一番面白いのですよね。それの繰り返しです。
 雨が降り止まず、今日の撮影は中止にしました。車だったらせめてロケハンぐらいはできます。でも自転車だとさすがにきついです。でも自然や天気に逆らわないで生きていくことを覚え直すことができます。

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2008年5月22日 (木)

とある南の島で

とある南の島で
カメラをセットして夜を待ちます。ホタルがいるかどうか判りません。誰も知りません。そんな場所で今まで何度もホタルを見つけてきましたが、今日はどうだろう。
ここにいるだけで気持ちがいい、素晴らしい場所です。

その後・・・
ホタルはいることはいましたが、1匹だけ遠くに。しかも遅めの時間に光ったメスでした。
なので写真にはならなかったのですが、生息自体は確認できました。
ホタルが撮れなくても、とっても気持ちの良い森でした。
でも、それがいけなかったのかなあ、もっとヒルとかが多いところでないと・・

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2008年5月21日 (水)

携帯電話からのブログ更新

携帯電話からのブログ更新
 旅の間のブログの更新に役立っているのが携帯電話です。
私が使用しているのはAUです。
地方での接続率が一番高いと思いますが、最近はFOMAもエリアが増えていますね。
でもいい歳したオジさんが携帯の小さなキーで長い文章を打つのは無理です。
そのために利用しているのが「携帯シンク」というMac用のソフトです。

携帯電話のmicroSDカードを介してテキストデーターをMacBookと携帯電話でコピーし合えます。つまりMacBookで文章を打ち、それをmicroSDカードに保存し、携帯電話から送信するというわけです。画像の添付は携帯電話のカメラで撮ったものなら送ることができます。

今ならAUも定額制のモバイルカードがあるのでそれを利用すればもっと便利なのですが、追加費用がかかりますよね。この方法なら追加費用がかからないので面倒ですが、この方法で送っています。

使うノートパソコンですが、私は完全にMac派です。もっと小さいWindowsXPのノートも持っているのに、使い勝手の良さからあえて大きなMacBookを人力移動の旅でも携行しています。なぜMacかというと、とにもかくにも使っていて気分がいい操作性です。これはWindowsを使っている限りは想像つかないかと思いますが、Macは使っていて気分がいいんです。iPodに通じるところがありますね。
 次にウィルス感染が非常に少ないことです。現在のパソコンの故障のほとんどがウィルス感染に起因すると私は思っています。過去の我が家のパソコンはずっとそうでした。ウィルスに感染して、駆逐するうちに、必要なファイルまでおかしくなってしまい、操作性が悪くなってしまう。結局ハードディスクの初期化をせざるを得なくなるといったことが何度もありました。Macを使う限りその心配がありませんし、ウィルス駆逐ソフト自体もほとんど必要ありません。

 でもそんな私があれいいなと思っているのが、EeePCです。49,800円ぐらいで量販店で売られているモバイルノートです。ほとんど必要最小限の機能だが十分高性能で、CRTプラグがついているのでパワーポイント使用にも便利そうです。そしてDC12Vで使うアダプターが海外では売られています。
 このDC12Vで使用できるということがミソで、ということは太陽電池で充電することができることになります。取材に必要な動力は人力+公共交通機関で、電力はできるだけソーラーでまかなえたら私の理想になります。
 ただし取材中どれか一台でとなるとやはり写真編集もサクサクできるMacBookになってしまいます

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2008年5月19日 (月)

アザラシは寝ている

アザラシは寝ている
 今日は台風の影響で波が高く、カヤックは断念し、岩場を歩いてアザラシに近づく。ここのアザラシはほんと陸からの接近には無防備だ。さすがに20mまで寄ったら、手前の2、3匹は「落ちた」が、それでも他はまだ寝ている。30m以上の距離をキープしてあげれば、より安心してくれるので、それぐらいの距離から写真を撮る。
 現在ネットに繋げる環境がないので、撮った写真をビュアで見ているものを携帯電話のカメラで写したのがこの写真。ゴマフアザラシがいい感じで寝てるでしょう。このブログも携帯電話からの更新です。
 明日北の島を出て、それから一旦札幌に出たあとは、一気に南の島に行きます。アザラシモードからホタルモードへの切り替えが始まります。
折り畳みカヤックも折り畳み自転車も宅急便で南に送りました。日本で非常に優れているのが「宅急便」網です。あえて固有名詞を出します。非常に確実に到着時間が判り、安心して荷物を送ることができます。身軽になれば公共交通機関で全然問題ありません。温暖化対策時代に宅急便と公共交通機関の利用はお勧めです。

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2008年5月18日 (日)

アザラシに近づく

アザラシに近づく
 とある北の島の海岸でアザラシを撮る。アザラシとの距離は30mぐらいと非常に近い。普通はこのくらいまで寄ると、水に「落ちる」のだが、ここのアザラシは平気でいる。満ち潮の中でも気持ち良さそうに眠っている。
 ところが今日カヤックで近づいてみたのだが、ダメだった。遥かに遠い距離からアザラシが落ちてしまった。海藻捕りの漁師の船には平気なのに、新参者のカヤックには反応してしまった。うーん、これを考えると、えりも岬はすごいなあ。

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2008年5月17日 (土)

水陸両用自転車

水陸両用自転車
とある北の島に移動しました。
愛用の折畳み自転車tikitで折畳みカヤックのjavaを牽引してきました。このままカヤックに自転車をしまったケースを乗せることも可能です。水陸両用の人力移動です。
ところが今日は波が高い。カヤックは中止にしました。

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2008年5月16日 (金)

水から見るアザラシ

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 カヤックを始めてからの私は、世の中の景色には陸から見た景色と水から見た景色があると思うようになりました。陸に生きるものが、水からものを見た時に新しい発見があるという考えでもあります。アザラシを水から見たいと、カナダの流氷にカヤックを運んだりしていましたが、日本でカヤックからアザラシを見られる場所があります。ゼニガタアザラシをこんな風に見ることができます。
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 えりも岬です。ここのクリフカヤックスさんがカヤックによるアザラシウォッチングを実現させています。すでに長い期間これを実施してきているので、アザラシがカヤックを見てもあまり驚きません。
 アザラシをカヤックから見られるというのは、本当に素晴らしい体験です。こんな体験が日本でできるようになったことを嬉しく思います。
 えりも岬はカヤックをするには風が強く、岩場が多いので、大変難しい場所です。しかし、岩の一つ一つ、波の流れを知り尽くしたガイドが着くことと、場所にあったカヤックを用いることで、その困難さが大幅に減ります。またクリフカヤックスさんが借りている浜から出航できるので、アザラシまですぐです。ここは自分で自艇だけで漕ごうと思わず、専門ガイドのお世話になるのが得策な場所です。
 カヤックが出られない日には風の館という観察施設から、望遠鏡でアザラシを見ることができます。かなりくっきり見ることができますよ。
 日本でアザラシを見るのにお薦めの場所の一つです。
 

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2008年5月12日 (月)

岩に上がって

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 カヤックに乗って海を漕ぎ、しばらく行った岩場の上でカメラを構える。実は結構高い岩で高所恐怖症の私は数段低い途中で止めておいた。しばらくあえてアザラシに姿を見せ、海に入るヤツもいるが、そのまま放っておいて安心させて、そうするとまたアザラシは岩に上がります。
 そうしてから見渡す光景は・・
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 アザラシがいっぱいなのです。みんな昼寝しています。
 すごいでしょ。こんな場所が日本にもあります。
 しかもカヤックの専門家でなくても、漕ぐのを手伝ってくれる人もいます。私もタンデムカヤックに乗せてもらって来ました。皆さんでもこの光景を見ることが出来る訳です。
 北海道で電車とバスを乗り継いで来れる場所で、こんな岩場があるところです。私の撮影が終わったら、報告しますね。

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2008年5月11日 (日)

電車やバスで

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 電車でtikitを運びながら移動します。北海道のローカル線はいつもガラガラです。でも絶対電車の方が楽しいですよ。景色もよく見えるし、道路よりも自然の中を通って行く。車で移動していると、これを見ていないのだろうなあと思いながら移動する。
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 電車から降りたらバスに乗り継ぎです。tikitもそのまま持ち込みます。そして着いたバス停から宿までは自転車で移動します。そんな旅をしています。全部を自転車で移動したら大変だし、そんなサイクリングは若者に任し、おじさんは公共交通機関をフルに利用して、人力移動を最小限足して行きます。
 撮影地はまたしばらく秘密にしますが、また成果が出たらお教えしますね。

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苫小牧着

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 フェリーで2晩かかって苫小牧港に到着しました。いやあ長かったけれど、結構快適でした。手に持っているのは愛用の折りたたみ自転車Bike Friday Tikitです。畳んで持ち込んだら無料の手荷物扱いにしてもらえました。カメラザックをひとつ、手には自転車で取材に向かいます。取材先には別途宅急便で折りたたみカヤックや三脚などを送ってあります。写真はフェリーでご一緒したバイクのライダーの方に撮っていただきました。

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 JR苫小牧駅に着きました。電車までしばらく時間があります。通りを歩いていた女の子に写真を撮ってもらいました。

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 苫小牧といえば製紙工場があります。製紙工場があるところはどこも大きな煙突が。

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こんな建物もありました。ずいぶん世間を騒がせて会社ですね。

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500円コインロッカーに折り畳み自転車をしまい。しばらく近所を散歩して、ネットカフェに入ってこのブログを書いています。自転車を止めるだけに500円も使うのは高いかもしれないが、折り畳み自転車のネックは持っていかれ易いこと。大事な仕事の最中なのでしょうがありません。安心にはかえられません。

 これからしばらく北海道でアザラシの撮影をし、その後九州のホタル取材に移動します。また長旅が始まりです。

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2008年5月 9日 (金)

北海道に向かうフェリー

 北海道にフェリーで向かっています。フェリーといっても車はなしで、折り畳み自転車と一緒です。車がないのなら、何もフェリーでなくてもいいのではと思われると思います。
 でも安いのです。B寝台ベッド付きで片道11,000円ですよ。新幹線のぞみで東京に行くような値段です。ただし、時間がいっぱいかかります。2晩です。でも土日はどうせ人が多くて撮影に向かないので、移動にはちょうどいいのです。
 でも2晩かあ。溜まっていた原稿でも書こうか。
 
 

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2008年5月 2日 (金)

交差点に立って

 交差点で道路を走る車を見る。よくよく見るとたった一人の人間を移動するのに、どれだけ大きな鉄の固まりを一緒に運んでいるかが判る。冷静になって見れば、ひどくおかしな光景なのだ。余分なエネルギーをどれだけ使っているのだろう。
 そしてそのエネルギーを作るのに使われた排出物である温室効果ガスの削減に頭を悩ます。一体人間は賢い動物なのか、そうでないのか悩む。

 折り畳み自転車Bike Friday Tikit に「そそられた」というコメントがありました。
 もっとそそるために追記しますが、私が検討したのは、
1)おしゃれな電動アシスト自転車
2)英国製の折り畳み自転車Brompton
3)米国製の折り畳み自転車Bike Friday の新機種tikit
です。体重が多かった頃は電動アシストに魅力を感じていたのですが、走行距離の制限がネックになってしまいます。そのために余分に持つバッテリーや充電器も本末転倒のように思えます。これが体重が減ると特に電動のアシストの必要を感じなくなるから不思議です。それで1)が消えました。
 2)と3)はどちらがいいか悩みます。実は販売店の方もこの2機種を薦めてくれました。2)の方が小さく畳めるので、電車で運搬するのに楽ですが、3)の方は畳むスピードと畳んでからかけるカバーが秀逸です。走行性は2)は街乗りには十分な3段変速が基本、3)はカスタムメイドで色々ギアを選べます。ちなみに私のは3x9速の27段変速です。たいていの道はこなせます。結局、地方でのホタル取材を考慮して3)にしました。
 その他にも色々折り畳み自転車は出ています。もっと軽いもの、もっと小さくなるものもありますが、実用を考えるとこの2機種が私の場合残りました。
 自転車が10数万円以上もするとびっくりされる方も多いかと思いますが、1万円のママチャリとこのようなスポーツサイクルの走行性は比べ物になりません。
 私はだいたい1年間で車を2万キロぐらい走行していました。リッター10km、1リッター160円とすると、年間のガソリン代が32万円になります。その7,8割ほどがホタル取材です。その他にかかる高速料金やフェリー代を考えると、このまま車に乗り続けることが、いかに多大な出費になるか自明です。さらにそれに伴う体重の増加とダイエットのコストを考えるとなおさらです。

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Bike Friday Tikit (2)

 折り畳み自転車こそ地球温暖化を抑制できる切り札ではないかと思っています。
 地方取材を”できるだけ”車を使わず、公共交通機関と人力移動だけで移動するようにしています。そんな生活をしていて気づくのが、公共交通機関が非常に不便になっていることと、その代わりに道を走る自家用車にほとんど運転手しか乗っていないことです。これでは温室効果ガスの大幅な削減なんて無理です。
 といって、すべての乗用車を自転車に切り替えろといっても、難しいでしょう。自転車が移動に向いているのはせいぜい10km程度です。それ以上になると移動というよりサイクリングになってしまいます。
 ところが公共交通機関と自転車を併用できるようになると、その距離がぐっと増えます。昔から「輪行」と呼ばれていたものですが、そんな大げさなものではなく、電車数駅+自転車のような移動です。それが可能になると、たいていの日常の移動は自転車+公共交通機関で済むようになります。
 それを可能にするのが折り畳み自転車です。特にtikitのように、たたんだ後に転がせると非常に楽です。
 駅前の駐輪問題に悩む自治体は多いが、これはそこまでしか乗れないから起こる問題でもある。電車にそのまま乗れるようにしてしまう。自転車優先車両を設けるなどすれば、かなり解決できるのではと思っています。そうした方が便利な状態を作りさえすれば、人はそうするものです。
 何も自転車大国中国のような生活をというわけではありません。もっとおしゃれに格好良く自転車生活が始まっていいと思います。自転車に限らず、電動スクーターやセグウェイなど、現行法を改正してでももっと有効利用できる社会を早急に作る必要があると思います。

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