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2008年8月29日 (金)

大雨

 名古屋に大雨が降っています。同じ千種区内で避難勧告が出た地域もあります。家族で良く行くショッピングセンターの近くです。
 私が住んでいるマンションは1Fながら、坂の上の高台なので大丈夫でしょうが、市内では2000年の東海豪雨に匹敵するぐらいの被害がでる可能性もありそうで心配しています。市内のいくつかの川に氾濫警戒が出ています。近所の地下を走る高速道路は浸水して通行止めです。
 地球温暖化による気象の異変は北極や流氷や南国だけでおきている問題ではなく、地球全体ですでに始まっているというのが私の主張ですが、ここ名古屋でも想定以上の大雨になりそうです。
 被害が最小限でありますように。

PS. 名古屋の私が住むあたりでは河川氾濫はありませんでしたが、岡崎市がひどかったようです。

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2008年8月23日 (土)

紙漉き

Imgp0418_1 息子の夏休みの自由研究に紙漉きをやってみた。牛乳パックや新聞紙、段ボールなどから再生紙を作ってみたのだが、牛乳パックからはなかなかいい紙ができる。
 でもなかなか味がある紙を漉くのは簡単ではない。自然な凸凹が適度にありつつも、写真を奇麗に見せられる平面性がある紙というのは、並大抵の技術で作れるものでないことが判った。紙漉きをやって初めて、どんな紙が難しいかが良く判った。
 いい紙ができたらコーティングして、インクジェットプリントしてみようと思ったのだが、初回ではそこまでの紙は出来なかった。

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2008年8月 7日 (木)

デジタルモノクロの用紙(2)

 デジタルモノクロの紙選びは、何枚も試し刷りをするので結構大変です。そして、なかなかカメラ雑誌では小さなメーカの紙まで網羅した記事がありません。どうしても広告を多く出すメーカーの製品を中心に評価してしまうからです。デジタルモノクロに興味を持たれた方の参考になるように、自分の紙選びの経験を記しておきます。
 現在行き着いたのが二つの和紙です。何も和紙にこだわらず、色々な紙を試していたのですが、なぜか最後に残ったのが個性が正反対の和紙になりました。
  一つ目はコスモスインターナショナルが発売している「ピクトラン局紙」。越前和紙の局紙をベースに特殊なコーティングを施しているものです。表面はもはや和紙というより別物の性質を持つといっていいほど、しっかりしたコーティングが施されているため印刷適正が非常に高い。色々な紙をテストしたが現在のインクジェット用紙の中で表現力は最高峰にあるといって過言ではないでしょう。モノクロでの評判が高い紙だが、カラーも素晴らしく良かったです。この紙を使うとデジタル写真は、データーが持つ能力を最大限に出す事ができ、データー次第ではアナログ印画紙に負けない表現力が出せるといっていいと思います。

 そしてもう一つ気になっている和紙があります。アワガミファクトリーという和紙共同組合の「びざん」というインクジェット用の手漉きの和紙です。手漉き、耳付きという紙本来の存在感がなんともいえず良いです。印刷結果はコーティングが控えめなのか、現在の他社のインクジェット用紙に比べるとインクの乗りが弱くメリハリに欠けます。なので他の紙と見比べると見劣りしてしまいます。色の彩度などを数値化して比較すれば、かなり劣っているでしょう。
 ところが写真というものは見比べながら見るものではありません。それ以上にその写真が好きかどうかの方が、はるかに大事だと私は思っています。
 その視点で見てみると、この手漉き和紙にプリントした写真にはなんとも独特の愛着があります。特に色調や濃度がドンピシャにハマった写真の場合はなんともいえず良いものです。ただし、それが再現性の高さから来るものではないため、何度もプリントを試行錯誤しないといけません。上手く行った時の表現は、非常に落ち着きがあり、その良さはアナログ印画紙でも出せないし、なんといっても質感はアナログ印画紙を超えています。

 面白いことに、和紙以外の他国の高品質インクジェット用紙のほとんどが、この二つの中間に位置づけられるといっていいことです。二つは「表現力と質感」といっていいでしょう。

 昨日の日記にも書いたフランスのアルシュも、現在ではインクジェット用紙を出していますが、まさにこの中間に属すると考えます。アルシュの中でテストしたのは「ピュアホワイト・ソフト」です。表現力も質感もいいので、ある意味非常にバランスがいい紙であり、その点さすがにアルシュだということにもなります。
 もう一つ特筆しておきたいのが、ピクトリコのベルベッティーという比較的安価で売られている紙です。プリントしたものを他人に比較させて選んでもらうと、不思議といつも上位に来ます。 

 さて私が欲しい紙とは、それは「ピクトラン局紙」と「びざん」の両方の個性を持つ紙です。それがなければ目的に応じて使い分けますし、時にはその中間のアルシュを選びます。でも「びざん」に「ピクトラン局紙」のコーティングが施されていたらなどと、考えてしまいますよね。
 現在好きな紙2種がそれぞれ和紙ベースの日本製ということが嬉しくあります。どちらの紙の制作者にも頑張ってもらいたいものです。デジタルモノクロ・プリントは表現でアナログを超えるか、質感で超えるか、その両方がそろえば間違いなくアナログを超えます。
  

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デジタルモノクロの用紙

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 デジタルモノクロ写真にハマって、色々いじっています。モノクロにしたいのは画面で見るのではなく、手にとって見る写真の楽しみを取り戻したいからでもあります。だから出力して初めて私のデジタルモノクロは完成します。
 実は私はインクジェット・モノクロの歴史は古く、2001年に出した「white smile」という本は白黒ネガをスキャンしてデジタル化し、それをフランスの水彩紙アルシュのソフトな紙に、コーティングスプレーを自分で塗り、初期の顔料プリンター(EPSON MC-2000)でプリントしたものを印刷原稿としています。
 紙の手配が面倒なのと、そのあとやはり困難だったホタルの撮影技法であれこれするのに時間が取られたため、しばらくインクジェットモノクロ熱が冷めていたのだけれど、今年からまたその熱が出始めました。
 プリンターはEPSONのPX-5800を選びました。A2までプリントできるのは心強いです。
 そして現在、悩んでいるのが紙選びです。色々な紙に何度もプリントしては見比べています。この数年で選べる紙の種類が格段に増えました。
 この紙選びで大事なのが、必ずしも「奇麗な写真=いいプリント」ではないことです。奇麗な写真を選ぶだけならば並べてみればすぐに判ります。モニターの輝きを限りなく近くまで再現してくれる白色度の高い紙もあります。でも奇麗だけならモニターを見ていればよかったりします。
 仕上がりは決して奇麗ではないのだけれど、触っただけで、落ち着いた感じがするような柔らかな触感の紙もあります。こういった紙は私は結構好きです。
 なのであえて色々な紙にプリントしてみても、今度はあえて比較をしないで、そのプリントが好きかどうかを自問自答するようにしています。その点、すごくアナログ的な感覚が大事だと思います。好きか嫌いかは明確な数値情報ではないですからね。
 デジタルモノクロってデジタルからアナログへの逆移行なのかもしれませんね。
 そしてあえてアナログ写真ではできないことをやってこそ、デジタルモノクロの価値もあるというものです。
 部屋を暗くしなくてもいいというだけでも素晴らしい価値なのですが、できれば最終プリントでそれを感じさせたいものです。そのために、モノクロ印画紙より素晴らしい紙を探し求めてあれこれやっています。

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2008年8月 4日 (月)

森キャンプ

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毎年恒例の森のキャンプに行ってきました。うちの子ども3人と娘の保育園時代の同級生とキャンプ場の管理人さんの息子さんです。ちなみに昨年の記事はこれ。今年も森は涼しかったなあ。娘も1年でだいぶ大きくなりました。やはりブナ林はとっても気持ちいいです。
 森の描写に最近始めた新技法を用いています。デジタル白黒のために始めた技法なのですが、カラーでもだいぶいいトーンが出せる様になりました。

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