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2008年9月 9日 (火)

野菜紙(キャベツ、ニンジン)

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 昨年の今頃いっぱい頑張ったダイエットが、5,6,7,8月でしっかりリバウンドが進んでいました。具体的には昨年9月に117.8kgからスタートし、今年1月に77kgまで減らしたのに、一度このような経過があり、8月末に88kgぐらいまで戻してしまった。それで再度9月1日からダイエットをやり直ししています。あんまりキチキチではなく、ゆるやかにやっているのですが、とりあえず6月の85kgまでは戻しました。ちょうど昨年の12月頃の体重ですね。
 写真と関係ないような話だが実は大ありで、私のダイエットでは朝食はジューサーで作った野菜ジュース+豆乳&バナナをミキサーで回したものです。またダイエット中は(好きではないのに)野菜をいっぱい食べます。
 ジューサーで野菜ジュースを絞った残りかすを見て、この繊維を使えないかなと思って作ったのが、下のニンジン紙。冷蔵庫のキャベツを見て、虫食いしてる外側の2、3枚使えるなと思い作ったのが上のキャベツ紙です。「どんな草でも紙になる―植物せんいのふしぎ  大西 秀夫(大日本図書) 」を参考にしました。
 その本では紙材料を付加しないで紙を作っているのですが。私は理科の実験ではなく、あくまでも芸術作品の端くれを指向しているため、手触りや強度の問題から、和紙原料の楮に混ぜて使用しました。どちらもそれ単体でも紙になりそうでもあり、特にキャベツはいけそうではありました。正確な比率は材料の水分量の違いがあって出せないのですが、半分半分を目指したつもりです。
 どうでしょう?結構いい味がでているかと思っています。味といっても食べる方ではありませんが。この2点は繊維抽出にアルカリ溶液など薬品を使っていないので、作りようによっては保存食としての野菜紙も可能でしょうね。混合した和紙材料の楮には薬品が使用されています。ちなみに乾燥したら臭いはなくなりました。
 野菜嫌いな人がダイエット中に見る作品としてどうかなあ。

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コメント

大変ご無沙汰しておりました。
お元気そうでなによりです。
野菜くずを紙に再利用とのお考え、なかなかいいアイデアですね。^^
なんか自分のものにも応用できそうです。
単純にちょっとした疑問なのですが、人参キャベツとも、微量の甘みのある食品です
紙製品でポストカードなどを作った後カビてくるような事はないのでしょうか?

ダイエットですか、最近ちゃんとしないとなぁお腹の前のぽにょを触りつつ考えています。
仕事柄朝が早く食事が不規則なのでなどと言い訳しています。
これが一番ダメですね。。

投稿: ちまちま | 2008年9月10日 (水) 11時18分

ちまちまさん こんにちは、北海道ではお世話になりました。ありがとうございます。
そうですね、特に今回のは野菜繊維で紙を作ったというより、和紙に野菜くずを漉き込んだという面が強いので、カビや腐食の可能性はあるかと思います。
作成時にアルカリ溶液につけて、より繊維のみを抽出したり、漂白剤につけて白くしたりすれば、
同時に殺菌対策になるかと思いますが、今回のは野菜らしさを生かす為に行っていません。
ただ乾燥時にアイロンで熱を加えているので、
その殺菌効果はあるかと思います。
このあたり試行錯誤が必要かなと思います。

投稿: 小原玲 | 2008年9月10日 (水) 14時25分

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ニンジンは1年を通じて手に入り、日持ちもするので、ジャガイモや玉ねぎと並んで重宝する野菜ですね。ニンジンは、セリやパセリの仲間のセリ科。太陽のよくあたる畑で良く育ちます。漢方でよく知られる朝鮮人参(高麗人参)に形が似ていることから、その語源になってますが、朝鮮人参はウコギ科なので、野菜のニンジンとはまったく別の植物です。でも、野菜のニンジンも栄養価はバツグンですね。いわゆる根のオレンジ色の部分はβ-カロチンが多く含まれ、発ガン抑制効果があると言われてます。カロチン含量が最大に...... [続きを読む]

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