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2011年12月31日 (土)

2012年のカメラはどうなるだろう

 2012年はカメラの世界が大きく変わる年になると思う。
 まずは1月にソニーからNEX-7が発売され、いよいよプロがミラーレスを一部の仕事に使いだすだろう。実際に使ってみると「これで十分じゃないか」ということになるに違いない。NEX-5Nを使った私がそう思ったように。
 春にキヤノンの高級一眼レフEOS-1Dxが出る。周囲のプロカメラマンのこのカメラへの評価は「いいカメラだけど、仕事量も減り原稿料も安くなっているなかで、そうそう買い替えてられないよ」という声が多い。私も同感だ。EOSの性能は高く評価するがそうそう高額なカメラを買い続けられるものではない。NEX-7との価格差は5台分ぐらいだ。
 結果このような高級デジタル一眼レフカメラと、小型ミラーレスカメラとのどっちを仕事で使うかをプロも考えるようになる。
 ともに始まりはライカという35ミリ版カメラだったのに、片やとっても巨大なカメラに進化し、EOSはとうとう映画用カメラにもなってしまった。 ライカが35ミリ版の映画カメラのフィルムの転用から始まったのと、まったく逆の流れだ。 そしてミラーレスの方はライカよりも小さく進化した。果たしてどっちが進化で、どっちが退化なのだろう。
 仮に今オスカー・バルナックというライカを開発した設計者がいて、映画カメラを元に自分が使いたい小型カメラを作るとしたらどんなカメラを作るだろう。こう考えると判り易い。
 来年中にはフジフィルムやサムソンもAPS-Cミラーレス機の発売を予告している。 これらの既存のレンズの資産がない会社は逆に、古いマウントのレンズシステムの継続の重荷が無い分有利かもしれない。すでにカメラは電化製品なのでサムソンが飛躍するかもしれない。琴子が「少女時代」をテレビで見ながら「こっちのお姉さんたちの方がAKBより歌も踊りも上手い」と今年つぶやいていたが、カメラの世界もそうなるかもしれない。
 キヤノンも来年中にはミラーレスに参入しないと手遅れになるだろう。というかもはや相当手遅れに近いくらいに見えなくもない。しかし、既存のEFマウントをミラーレス化しただけの、EOS5Dmark2のミラーレス機や、Kiss-Dのミラーレス機を想像してみると、「なぜそれを使わないといけないの」という点があいまいなように、EFレンズのままでは魅力がない。既存のシステムと並列できるミラーレス機の開発は苦渋の選択になるだろう。FDマウントをすててEFマウントに転換した時のような大変化をするには、EOSのシステムは巨大になりすぎてしまった。
 そして多分年末までにどこかの会社がフルサイズのミラーレス機を発表すると思う。そのカメラこそがプロの仕事を大きく変えるカメラになると思う。

(長くなりましたが、今年1年私の駄文のご愛読どうもありがとうございました)

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2011年のお気に入りレンズ

 ミラーレスカメラを主力に使うようになったのが今年の一番の変化かな。おかげで随分レンズに散財もしてしまったが、久しぶりに写真を撮る楽しみも思い出させてもらえた。
 写真を仕事にするようになって早27年近くなるのだが、その間色々なカメラを使ってきたが、ようやく小さいカメラで仕事ができるようになった。
Ora_5
 振り返って一番再評価したレンズはライカのテリートR400mmと560mmかな。このシンプルだけどシャープなレンズを使うと、もう大きくて重たいAFレンズに戻れない。
_dsc8358
 それと各種引き伸ばしレンズかな。なかでも一番のお気に入りはエクター75mm/4.5。ピント良し、色良し、描写良しだ。似たようなレンズでライカのエルマー65mmも素晴らしいが、意外性はエクターの方があるかな。
A_dsc0145
_dsc0043
 それとフォクトレンダーのM型ライカレンズ。15mm、21mm、40mm。正直ライカのM型レンズよりも私は安心して使える。
 また古いロッコールレンズも随分楽しませてくれた。
 来年はそれこそミラーレスカメラが一眼レフを超える年になると思う。話は簡単でミラーレスのフルサイズがどこかの会社から出れば、それで私たちの仕事は大きく変わると思う。多分来年中にどこかの会社が出すだろうと予想する。
 来年の年末頃にはミラーレスか一眼レフかの話はもはや過去のものになっているだろう。

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2011年12月26日 (月)

名古屋に雪が降った

_dsc0039
_dsc0053
 今朝は名古屋も少し雪が積もった。ゴミ出しのついでに雪を取って家の中にもってくる父、それを食べる海斗、かき氷のシロップをかける琴子。今日の雪を海斗がマンガにした。
Kaito__1
ゆきがふった アンアン
Kaito__2
かがみもち
Kaito__3
うまい
Kaito__4
かんせい


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2011年12月 3日 (土)

ジャンクレンズで撮るのが楽しい

 ミラーレス一眼で使うレンズだが、最近はまっているのが古いミノルタのロッコールレンズ。なんといっても中古価格が安い。ミノルタのレンズはフランジが短いために、他のデジタル一眼レフにアダプターで使用することができないために中古価格が安くなっている。でもミラーレス一眼ならこれが使える。
 そしてさらにカビが生えていたり、問題があるジャンクレンズが格段に安い。
_dsc5676
 これはMC W ロッコール24mm/2.8 ライカのエルマリート24mmに採用された銘レンズでもある。フィルターに当たりがあるため格安(5,000円ほど)で購入できた。性能はさすがに素晴らしい。ミノルターライカMーNEXと二つのアダプターを使っているが、ライカMーNEXのアダプターは台湾製のヘリコイドを内蔵しているものを使用している。これだと17cmまで近接ができる。素晴らしい広角マクロになる。
L1a
 これはなんと1,000円購入したロッコールTC135mm/4。プリセット絞りの古いレンズだが、自動絞りでないがためにきれいな円形絞りが採用されている。カビだらけだったが、3枚玉なので比較的簡単にすべての玉を清掃できた。とてもシャープな写り。
_dsc5934_2
 これも同様に1,000円で入手したMCテレロッコール200mm/3.5。後玉と前玉にカビがあったが、それぞれを清掃したら綺麗になった。このレンズもとても素晴らしい写り。
 このジャンクレンズで綺麗な写真を撮るのって、なんかとても気分がいい。レンズの分解清掃は古いロッコールレンズの場合はヘリコイドと絞りリングを外さなければ結構簡単にできる。ネットで分解例の写真を見て、1、2本ジャンクレンズをダメにして練習すればコツが判ると思う。

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