雪の中でBORGレンズのテスト
小原家恒例の雪キャンプに行ってきました。キャンプといっても泊まるのはキャンプ場のコテージなので快適です。かれこれ10年近く続けています。今回はBORGを持っていってテストもしました。

まずこれは45EDⅡ(325mm/F7)に自製レデューサーをつけて250mm/F5.6相当(35mm換算375mm)にしたもの。クローズアップレンズを使用したレデューサーの作成方法は、この藤野さんのお店からBORGレンズを購入して教わりました。
純正の性能の良いx0.7のレデューサーも持っているのですが、私が自作したミノルタMD100-200ズームを改造したピント合わせ鏡筒と併用できないので、あえて自製レデューサを使いました。写真撮影には性能も大事ですが、操作性も大事なので、ここはピント合わせが迅速にできる方を選びました。私の場合には寒冷地で手袋をしたままでの操作性を検討しないといけないので、そのためのフィールドテストでもあります。
ソリのように高速でこちらに向かって来る被写体はもっともピント合わせが難しいものなのですが、MFで仕事をしていた私の世代のカメラマンは「置きピン」でこれを撮ることができます。でもこれがAFで簡単に撮れる時代に、これをあえて単体レンズのMFで撮るのは勇気がいります。

なぜ単体レンズのMFをあえて使うかというと。この写真にその意味があります。この写真は画面を80%ぐらいにトリミングしていますが、左右の人物が中途半端に切れていますが、何を狙って撮ったかが明確です。ところがズームレンズを使っていると、ついついこのような場面で左右の二人を入れ込んでしまう構図にしてしまうんです。すると望遠レンズの遠近感も変わり、なんか中途半端な絵になってしまいます。
これは新しく入手した71FL(400mm/F5.6)を使用。35mm換算で600mm相当の望遠レンズになりますが、とても軽くて機動性がいいです。

これも71FLで撮影した琴子の写真。このフローライト(蛍石)レンズの最大の特徴は「抜けがいい」でしょう。高性能レンズを少ないレンズ構成で使うがゆえの抜けの良さです。そして「ボケ味もいい」です。

そして上の写真の等倍相当のアップがこれ。とてもシャープなレンズです。
AF全盛の時代に天体望遠鏡のレンズをMFで無理して使うというのは、なんかキワもののように思われるかもしれませんが、この抜けのよいシャープな画像に魅せられてしまうと、なんとかしてこのレンズを使いたいと思うようになってしまいます。それがMFレンズならMFで使うまでなのです。
しかし、上記藤野さんはこのレンズをAFで使う為のノウハウを色々もっています。レンズ枚数が増えることによるデメリットも当然あるでしょうが、このレンズをAFで使えるというのはやはりピント合わせの歩留まりを考えると凄い。私もいずれAF-BORGにたどり着くのかなという予感がします。
なお上記の写真はすべて使用ボディはAPS-CサイズセンサーのNEX-5nです。
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