BORG+ペケプロ1をマニュアルフォーカスで手袋をした流氷の上で使用するのはとても大変です。ペケプロはほんと操作性が悪く、2、3枚撮ったら書き込みの間中はピント拡大ができません。つまりカットごとに15秒とか撮影ができなくなるわけです。4x5のフィルム交換みたいなもんです。でも・・・・

これがBORG45EDⅡx0.7レデューサーで約340mm相当にしたものをペケプロ1で使用したものです。

そしてこちらが少し古い某社AFのズームレンズと高画素モデルのボディで使用したものです。ちょっと前のレンズですがプロ用の高級レンズです。ボディの画素数はこちらの方が多いです。

BORG+ペケプロ1で撮ったカットを拡大したものです。
アザラシの赤ちゃんのヒゲととても細く写っています。

少し古い某社AFのズームレンズと高画素モデルのボディで使用したものです。
アザラシの赤ちゃんのヒゲはこんなものです。かなり使いこんだズームレンズなので、もしからしたら光軸とかの精度がずれていて、本来の性能がでていないのかも知れません。
この違いを見ると、私がなんで手袋をした手でヒイコラとヘリコイドを回して、半分のカットはピントをはずしつつも、BORGとペケプロ1を使用するかお分かりになると思います。
ヒゲの線の太さが全然違います。これはレンズの解像度の違いもありますが、センサー性能も影響していると思います。
最近の各社のプロ用のカメラが、なんかピントのあった細い線があまり細く写らないのが気になっていました。ヒゲが太く見える方が一見シャープに見えたりするので、それであえてそういう絵作りをしているのかも知れません。ここでは撮り比べていませんが同じBORGのレンズで、それぞれのボディで撮ってもヒゲのような細い線の太さが変わるからです。
でもこうやってヒゲがしっかり細く写るカメラとレンズの写真を見ると、私はヒゲが細く写るカメラの方が好きです。ペケプロは操作性はほんとペケだが、センサーは各社のプロ用カメラの絵作りよりも好感が持てます。
某社AFズームレンズの方はさすがに操作性はとてもすばらしく、久しぶりにAFズームを使ったら、まるでスナップを撮るかのように超望遠写真が撮れるのでビックリしました。寒冷地で手袋をしてもまったく問題なく使えます。
ペケプロの方はまるで4X5のカメラでかぶりをかぶってルーペでピント合わせをして、フィルムを1枚ずつ差し込んで撮るかのような操作性です。ほんとトロいカメラです。でもなぜか使いたくなってしまうカメラなのです。先輩の写真家と「”Slow life, Slow shooting -ペケプロ1”とか、トロさを逆に売りにした方がいいんじゃない」とふざけてメールでいいあっています。
また解像度の違いのみならずBORG+ペケプロの方はボケ味も綺麗だと思います。全体の写真で赤ちゃんの体の線のピントが外れて綺麗にふんわり写っています。それはピントがあった部分がとてもシャープだから引き立つのだと思います。
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