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2012年4月13日 (金)

X-Pro1は今の時代のライカだと思う

 2台目が着いたのでX-Pro1の使いこなしについて書いておきます。
 昨日も書きましたが、このカメラを使いだして最初は操作性の悪さにすごく戸惑いました。書き込みは遅いし、その間に他の操作(拡大ピント合わせ)ができないし、連写した画像を再生するのに、いくつもボタンを押さないといけない。
 でもこれらの欠点は1ヶ月使って慣れました。そして、カメラに自分をあわせるように使いこなせば、このカメラだけで大丈夫だと確信しました。

1)できるだけ高速なSDカードを使い、JPEGで撮影する。
 できればRAWで撮りたいのだが、書き込み時間を短縮するために私は積極的にJPEGを使うようにしています。このカメラのJPEGはとても綺麗で、フィルムシュミレーションのベルビアでほとんどいけてしまいます。このJPEGをほんの少しいじるだけで普段は十分すぎると思います。FnボタンをRAWにあてて、RAWを撮りたいときにはこれで対応しています。

2)連写よりも一コマ撮りを使います。
 連写するとピントのチェックが面倒なので、私は一コマ撮りをメインに使います。その方が撮影の流れがいいですね。

3)望遠レンズはzacutoのZファインダーを使う
 望遠レンズを使用するときには、Zファインダーでピントを合わせます。これを使うと拡大ピント合わせの必要がなく、書き込みを待つ必要がなくなります。操作性が大幅に改善されますので、このカメラにZファインダーはお勧めです。昨日の京都の桜もこうやって撮っています。

4)手巻きのライカで撮るつもりでいること
 高速モータードライブやAFやズームレンズに慣れすぎている身を改めます。そんなでかいカメラで撮ってうまくいくのはスポーツや「写っていればいい」新聞報道だけです。報道でもドキュメントには小さくて静かなカメラの方が向きます。手巻きのライカを使うような気持ちでX-Pro1を使えばまったく不自由を感じません。
 なので「どんな写真を撮りたいか」をしっかり考えて、その目的にあったカメラを選択すると考えれば、このカメラの良さが出て来ます。
 私はペケプロ1はライカを超えた、今の時代のライカだと思っています。

 ちょうどライカM9との比較をしている海外サイトを見つけました。3年前のライカM9と最新のペケプロ1を比較するのは可哀想ですが、ペケプロはライカを超えたといっていいと思います。

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