X-Pro1でホタル撮影あれこれ
ペケプロ1でホタル撮影を開始しています。なんといっても機材が身軽になって大助かりです。小さなバッグで機材が収まってしまいます。日没後に最初に光りだす「一番ボタル」。この僅かな時間だけホタルのアップを人口光なしに撮影できます。ただしその時間はごくわずか。ホタルが光りだしてからでは、セッティングが間に合わないので、光りだす前のホタルを地面に這いつくばって探す。
ホタルの光を拾うためにスローシャッターが必要になる。ちなみにこのカットの露光時間は2.5秒。ちょっとでも風があったらとても撮れない。非常に難しい撮影だ。
ペケプロちゃんのライブビューはあまり暗いところまで描写してくれない。ちなみにこのカットの撮影時には液晶はかなり暗く写っている。表示の限界以下の明るさだったのだ。これがEOSなどでは撮影後と同じ露出で見えるから、かなり使い勝手は悪い。
でも相変わらず出て来た絵で、その使い勝手の悪さをカバーしてしまう。
(ペケプロ1 STF135mm/2.8T4.5 ISO1250 開放 2.5sec)
私は高く飛ぶホタルが好きだ。ホタルの語源は「星が垂れる」。そんなホタルを伝え残したい。しかし、残念なことに日本の多くの場所のホタルは周囲が明るすぎて、河原の土手の下しかをうろちょろするしかない。子どもたちはホタルを土手から見下ろして見ることを覚えてしまっている。
ペケプロちゃんは星に向かって飛ぶホタルをしっかり写しとめてくれた。きちんと星の色が出るカメラ。
(ペケプロ1 35/1.4 F2.8 30sec ISO640)
そうそう先日書いた記事の魚料理屋さんできていなかった。更地のままですんでいた。一度は完全に刈られてなくなったホタルが好きな草もまた生えていた。私の好きな撮影場所がまだ残っていた。
ただし残念なことに更地になった場所に次々車がヘッドライトをつけて入ってくる。これはとても酷い。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント