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2012年6月30日 (土)

原発再稼働反対デモの各新聞の扱い

 今日は各紙の新聞朝刊を買って来ました。昨日の原発再稼働反対デモを取り上げた扱いに大きく差があります。でも今まで無視をしていたのい比べたら大違い、確実に市民の力は影響を与えています。でも読売新聞だけは変わらないですね。
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中日新聞は系列の東京新聞が1面トップなのに比べて、2面での扱い。大飯原発の福井県も販売エリアにしているだけに、この扱いの差は残念。

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 読売新聞ではこのデモは「無かったことに」なのかな。ここの記者で上司やデスクに辞表たたきつけたりするやつはいないのかな。若い頃の私は嘱託だったが、そうやって何度も雑誌の編集長と喧嘩して、自分の主張を貫いて飛び出て来た。まあ日本の新聞記者はジャーナリストというよりサラリーマンだからなあ。でもあの編集主筆の下でよくやっていけるよなあ。

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 今回扱いが大きかったのは毎日新聞。1面の他に社会面でもしっかり取り上げていた。何かが変わったね。毎日の写真も良かった。

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 朝日新聞の扱いが一番良かったかな。1面と社会面に大きく扱っていた。名古屋のデモのことも取り上げていた。1面の写真を撮っていたのは大学の写真部の後輩の仙波カメラマン、いい写真だった。

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 日経新聞は社会面にモノクロでちょこっと。仕方なしに記事にしたという感じありあり。

 あきらかに何かが変わって来た。次は世界のメディアが動くと思う。

追記:そしたらNYタイムズ、BBCなど世界のメディアがこのニュースを伝えだしました。でも読売新聞では「無かったことに」。

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「大きな音」じゃなくて「大きな声」だよ

 今日の原発再稼働反対、首相官邸前デモは、元報道写真家としてとても感慨深かった。
 まずはUstreamで独自の報道を続けるIWJが、独自にヘリコプター取材を行い山本太郎さんと若手フォトジャーナリストの野田雅也くんがレポートを行った。その費用は城南信用金庫の理事が立て替え、市民からの募金を集めて行った。私も小額ながら寄付させていただいた。
 そしてそれら市民ニュースの報道にとうとう押されるような形で、大手メディアもようやくこのニュースをきちんと取り上げだした。テレビ朝日「報道ステーション」では鳥越さんが「安保以来とどまっていた市民のデモが今日復活した」とコメント。これはこのデモの正当な評価なので、ようやくこれをテレビが発言するようになったかと、感慨深かった。
 TBSも夕方のニュースでは、とても恣意的に「電気も必要」みたいな構成で嫌だったがNEWS23では冒頭で取り上げていた。
 でも読売新聞系の日テレと日経新聞系のテレビ東京は、あいかわらずこのニュースには触れず。「無かったことに」の対応。
 ところで、野田首相は官邸を出る時に、デモの声を聞いて「大きな音だね」と発言。これを聞いてとても悲しくなった。市民の多くが官邸に集まって、その思いを届けようとしているのに、「音」かと。
 「大きな声」だねとなぜ言えない
 
追伸:日テレZEROはスポーツの後で数秒流したそうです。怒って風呂に入っていました。まあレバ刺しのニュースより軽い扱いですね。

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2012年6月29日 (金)

X-Pro1とEye-fi & iPad

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 今日珍しくモノブロックストロボで人物撮影をしたときに、ちょっとしたライティングのミスをしてしまった。変な陰が背景に出ていたのに気付かなかったのだ。白バックだったので、修正でなんとかなったが、撮影画像を確認できるデジタルなのに、なんでこれに気付かなかったのか、ちょっと反省していた。
 昔ポジでインタビューとか人物撮影を撮っていたときには、ライティングのミスを確認するためにポラロイドを使ったものだ。私はライカR用に改造されたコンタックスプレビューを持っていた。
 不思議なものでその頃の方が画像をもっと食い入るようにチェックしていた。
 デジタルになって、もっと精細に見ることができるようになったら、逆にピントだけ確認して「はい、撮影」なんて流れが多くなっている。
 もっときちんと確認するために普通のプロは、FirewireやUSBでつないだコンピューターに画像を転送して、それでチェックするが、残念ながらペケプロちゃんはそれができない。
 そこで登場するのがEye-fiとiPadだ。
 色々テストしているがアドホック接続の時なら、Jpeg L Fine の6カットを30秒で転送してくれる。それぐらいの早さなら十分「使える!」。これで何枚か撮影して、転送を待ってカードを抜くか、転送させたままボディを交換して通常の撮影を始めれば、程よいところで撮影画像のチェックをiPadの大画面で確認できる。
 iPadとペケプロちゃんの相性はとてもいいと思っている今日この頃。

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2012年6月27日 (水)

X-Pro1のUSB接続が残念

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 ペケプロちゃんはとても使っていて楽しいカメラなのだが、仮にも「プロ」という名が付くのだったら、これぐらいは出来て欲しかったのが、USB接続中の撮影。
 スタジオで撮ることのない私は今まで気付かなかったのだけれど、USB接続をすると「USB接続」と画面に出て写真撮影はその間できなくなってしまう。
 同様にHDMIでのスルー画像のモニタ出力もできないことが判った。
 どちらもプロ機ならできて当たり前の機能。これはちょっと残念。

 またMacやiPadなどでSDカードを取り出す時に「取り出し」をしないで引っこ抜くと、ペケプロちゃんはマウントに悩んでしばらく撮影ができなくなる。Macなら「取り出し」をすればいいが、困るのはiPadの時。「取り出し」の操作ができないからだ。iPadの電源をオフにして抜くしかないみたいだが、それも面倒くさい。
 附属のUSBケーブルからiPadにカメラアダプタ経由で繋げば「取り出し」をしないでも転送が可能。この時に撮影がそのまま続けられたらとても便利なのに。なまじiPadとの相性がいいだけに残念。

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2012年6月26日 (火)

X-Pro1レンズロードマップ

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 富士フィルムからペケプロちゃんの新しいレンズロードマップが公表された。以前のものに少し追加と変更があったようだ。
 14mmと23mmは今すぐにでも欲しいなあ。望遠ズームも興味あるが、今のままのAFで使いものになるのだろうか?それまでに新しいボディが出てくるのかなあ。
 ただ今だにフルサイズのEOS5Dmakr2を必要とするのはEF24/1.4を使いたい時。それに変わるレンズがAPS-Cミラーレスにも欲しい。16/1.4になると思うが、これが出来たらフルサイズは不要になる。


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2012年6月23日 (土)

X-Pro1で空手を撮る

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 ペケプロちゃんで琴子の空手の試合を撮影してみました。
 昨年夏からの私のミラーレスカメラブームは最初はリコーのGXR A12 Mマウントから始まりました。元ライカ使いの報道カメラマンだった私は、Mマウントが使えるこのカメラに飛びつきました。
 ところがリコーGXRはフォーカルプレーンシャッターのタイムラグが長過ぎて、とても空手の試合に使えません。さすがの私も「ダメ出し」しました。画質はノイズが多めだったけれど、広角レンズの周辺も良かったりだったので、とても残念でした。狙った瞬間を撮れないカメラはさすがに使えません。
 次に導入したのはSONYのNEX-5n。こちらは空手の試合が撮れました。価格から考えれば文句無しのレスポンスでスポーツもミラーレスで撮れるようになると思ったものです。ただこのカメラは使っていての楽しさがない。ペケプロちゃん後はほとんど出番なしです。
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 そしてペケプロちゃん。やっぱりトロいです。
 まあペケプロちゃんだからしかたないと言えば仕方ないのですが。EVFは遅延があるので、OVFか背面液晶で撮影しました。タイムラグ自体は短いので狙った瞬間は結構撮れます。ただ一コマ撮影後の次の撮影までに間が開いてしまいます。結構イライラしますが、まあ家族の記念の写真ぐらいならなんとかなりますね。仕事なら使わないけど。
 (2枚とも ペケプロ1 60/2.4マクロ)

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2012年6月13日 (水)

X-Pro1の困ったところ

 ペケプロちゃんには色々困ったことが多々あるが、できあがった画質を見れば、トロいぐらいの多少の欠点は我慢できた。正直トロさは使っていれば、こんなものかと慣れる。
 でもこれだけはさすがに困るなあというのが2点。さらに加えれば先に書いた現像ソフトの問題をもう1点。

1)ファームアップをするとカメラの設定が購入時に戻ってしまい、あれこれ設定した内容が消えてしまいます。カスタム設定を全部控えておいて、入れ直したのだが、色空間がsRGBに、さらに画質がRAW+JpegからJPEGのみに戻ってしまっていたのに気付かず、一日の撮影をsRGBのJPEGでしてしまった。これは痛い。
 ファームアップ前の内容をSDカードに記録して入れ直すぐらいのことはして欲しい。

2)カメラに三脚取り付け用のクイックシュープレートを付けると、電池交換、SDカード交換ができないこと。このカメラの三脚穴位置はこの裏蓋のすぐ近くにあるが、これはちょっと困りもの。設計の都合でどうしてもここしか付けられなかったのなら、せめて純正のアルカスイスクイックシュー用プレートか三脚位置補正アダプターが欲しい。
 私はアルカスイスのクイックシューを使っているが、世界的にはこれを使用しているプロの数は相当数いると思う。皆が皆、この三脚穴の位置に困って、文句を言いながら、毎晩六角レンチを探していることだろう。
 毎日撮影後に電池やカード交換の度に六角レンチを出してこないといけない。そんないつも持ち歩くものでもないので、探すことが頻繁になり、多めに購入してあちこちに置いておいたら、昨日なんかGパンのポケットから3つレンチが出て来た。

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 それを先輩の京都の写真家笠井享さんに話したら、早速工作を始めて、私のReally Right Stuffのシューアダプターのプレートを改造して、蓋が開くようにしてくれた。ただ開くようにしただけでなく、回転防止の突起もネジで新規に作ってくれた。
 これだけで日々の電池充電やデーターのバックアップが実に楽になった。

 「Pro」という名前を付けるのなら、こういうアルカスイスアダプタを富士フィルムは純正で作って欲しいなあ。世界中のプロ御用達のクイックシューなんだから。この写真のようなものでアルカスイスクイックユーと三脚穴補正アダプタの両方が適えられている。

 笠井さんにはSTFレンズをペケプロちゃんにつけるためのマウントアダプタも作成してもらったりで、今年のホタル撮影に多大な協力をいただきました。そもそも「ペケプロの画質がいいよ」と最初に教えてくれたのも笠井さんだった。
 この場を借りて深く感謝いたします。どうもありがとうございます。

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2012年6月 8日 (金)

ホタル撮影真っ盛り X-Pro1のRAW現像ソフト

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 ペケプロちゃんとのホタル取材が続いています。
 デジタルでホタルを撮るときの撮影方法には2つあり、一つは2000年にEOSD30で私が始めたレイヤー合成を用いる方法。当初はデジタルカメラのノイズ対策で始めたものだった。銀塩時代の長秒露光を再現するために、ノイズの許容範囲の15秒露光をレイヤーで重ねていったのだ。
 もう一つは銀塩のように一発露光。かつてはノイズが増えて無理だった一発露光も、最近の機種ではノイズが少ないので十分できるようになった。
 特にペケプロちゃんは長秒撮影でもびっくりするくらいノイズが少ない。なので私は積極的に一発露光でもペケプロちゃんを使っている。レイヤー処理の写真もいいがドンぴしゃにハマった時の一発露光の写真も素晴らしい。
 ただそんな時にどうしても残念なのがRAW現像ソフトでフィルムシュミレーションを再現できないことだ。Adobe LightroomでRAW現像できるようになって大助かりなのは確かなのだが、現像後同時撮影のJpegを見ると、「あれこっちの方が綺麗じゃない」ということがあるのがペケプロちゃん。
 なのでRAW現像時に色々フィルムシュミレーションができたらどんなに嬉しいか。多分それができたらプロの間でのこのカメラの評価は倍増すると思う。
(ペケプロ1 35/1.4 F1.4 280sec ISO250 RAW 大分県豊後大野市)

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ホタル映像 ジョー奥田さんとコラボ中です

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 ダミーヘッドのバイノーラルマイクの「フリッツ君」が私のペケプロちゃん+
STF135mmを覗いています。
 ネイチャーサウンドアーティストのジョー奥田さんと一緒にホタル取材をしています。私の「ホタル映像に最高の自然音をつけたい」という依頼に、ジョーさんが賛同していただき、急遽ロケが実現しました。

 ジョーさんの準備風景です。ホタルが出る前の川の自然を確認しています。色々な鳥の音が聞こえるのですが、これがホタルが光りだす時間になると、カジカガエルと虫の音に変わります。
 この動画の音声は、フリッツ君が聞いている音を私のビデオカメラにライン入力して撮っています。バイノーラルならではの臨場感を味わうためにぜひ、ヘッドフォンで聞いてみてください。鳥が飛んでいくのが判るかと思います。
 残念ながら出先でe-mobileからのアップロードなので、動画を強く圧縮しなくてはならず、音声もオリジナルからかなり劣化しています。でもジョーさんが1bitレコーダーで録音している音は、とても素晴らしいのが録れています。
 私たちのコラボにぜひご期待ください。現在考えられる最高のホタル映像と環境音の組み合わせであることは間違いないです。
 まだ発表形態も決まっていません。ご興味のあるテレビやイベント関係者はぜひともご連絡ください。

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2012年6月 4日 (月)

X-Pro1とホタル前線を行く

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 ペケプロ1を2台持ってホタル前線を追う旅を始めています。先週一度鹿児島に入ったのですが、名古屋周辺のヒメボタルと時期が重なるために一旦戻り、再度宮崎県から出直しです。
 この写真は宮崎県延岡市で撮影。私の写真集「螢 Light of a Firefly」や今年公開された映画「日本列島-いきものたちの物語」などでも、私が映像を撮影し、紹介されている場所です。
 私にとってはもっとも思い入れのある生息地。この場所のホタルの乱舞を見て、「日本にまだこんなすごい自然があったのか」と思い、これを次世代に伝え残したいという想いで、ホタル撮影を開始した。それからもう15年が経つ。
 ペケプロちゃんは「日本のホタルの原風景」を伝え残したいという私の想いをきちんと受け止めて頑張ってくれている。しかし、さすがにペケプロちゃんなので、他のカメラではないトロさもあるが、肝心の絵作りは今まで他社のカメラで撮って来た写真をこれで撮り直したいという想いにすらさせる。
 ペケプロちゃんでないとこの写真の青の諧調は写らない。だからこのカメラを使う。
(ペケプロ118mm/F2 ISO500)

ホタル撮影でのペケプロちゃんの
良い点:
○とにかく画質の良さ。深い青い色はデジタルカメラの一番苦手な色だが、これがノペッとした絵にならない。高感度、長秒でのノイズもとても少ない。
○純正レンズをつかっているとEVF内で距離目盛りを読める。撮影画像の確認もEVFでできるので背面液晶で周囲を照らさないですむ。
○身軽でシャッター音も小さく、気分がいい。静かな自然の中で、バタバタシャッター音が響くことから開放された。

困った点:
●ライブビューが低照度では追いつかない。画面では暗いが、撮ってみると適正露出で写っている。他社のカメラ程度までには追いついてほしい。
●機械式ケーブルレリーズがトロい。レリーズを回すとカメラの電源スイッチまで動いてオフになったりしてしまう。色々なレリーズを試したが、短くて細い一番チャチなレリーズが、この電源スイッチを動かすことが一番少ないかな。
●一コマ撮りでできるバルブ撮影が、連続撮りになるとできない。一コマ撮りだと露光時間がファインダーに表示されるが、連続撮りにすると出てこない。一コマ撮りと連続撮りを混ぜるとファイル番号も離れてしまい、後で探すのが大変。
●電源が自動にオフになるとTで設定した露光時間が2秒に戻ってしまう。
●三脚につけた状態でバッテリーの交換ができない。

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