ホタル撮影真っ盛り X-Pro1のRAW現像ソフト
ペケプロちゃんとのホタル取材が続いています。
デジタルでホタルを撮るときの撮影方法には2つあり、一つは2000年にEOSD30で私が始めたレイヤー合成を用いる方法。当初はデジタルカメラのノイズ対策で始めたものだった。銀塩時代の長秒露光を再現するために、ノイズの許容範囲の15秒露光をレイヤーで重ねていったのだ。
もう一つは銀塩のように一発露光。かつてはノイズが増えて無理だった一発露光も、最近の機種ではノイズが少ないので十分できるようになった。
特にペケプロちゃんは長秒撮影でもびっくりするくらいノイズが少ない。なので私は積極的に一発露光でもペケプロちゃんを使っている。レイヤー処理の写真もいいがドンぴしゃにハマった時の一発露光の写真も素晴らしい。
ただそんな時にどうしても残念なのがRAW現像ソフトでフィルムシュミレーションを再現できないことだ。Adobe LightroomでRAW現像できるようになって大助かりなのは確かなのだが、現像後同時撮影のJpegを見ると、「あれこっちの方が綺麗じゃない」ということがあるのがペケプロちゃん。
なのでRAW現像時に色々フィルムシュミレーションができたらどんなに嬉しいか。多分それができたらプロの間でのこのカメラの評価は倍増すると思う。
(ペケプロ1 35/1.4 F1.4 280sec ISO250 RAW 大分県豊後大野市)
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