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2012年9月30日 (日)

X-Pro1は多少の不便さに結果で答えてくれる

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 子どもたちの運動会をペケプロちゃん2台で撮影した。
 写真は次男の海斗が通う特別支援教室の全員での大縄跳び、練習では全員では1度も成功しなかったらしいが、本番で4回も飛べた。素晴らしい。子どもを抱えながら飛んだり、補助をするなど先生方も大変ですが、この子たちがみんなで合わせて跳躍する姿は感動ものです。

 長男の幼稚園の頃からだからかれこれ12年近く運動会の写真を撮っているが、一眼レフを用いなかったのは今年が初めて。AF望遠レンズがまだないペケプロちゃんでは心もとないのだが、今回は広報委員としての撮影なので校庭内に入れたため、90mm相当の60mmマクロがあれば事足りた。
 ざっと撮った写真をチェックしてみて思うのが、望遠ズームにAFのプロ用一眼レフを使っていた時よりも、ピントの外しが少ない。ペケプロちゃんだから動体予測AFなどできないので、置きピンで絞って使っているのだが、それの方が下手にピントが迷わず、狙ったものはきちんと撮れるようだ。
 AFズームで動体予測で撮っていた時には、ゴールの手前で突然横切った先生にピントが迷ったり、早めにシャッタ−を押し出したら、肝心なところでピントが外れていたり、などの問題があったが、それらがない。
 そして今まではほとんど使わなかった光学ファインダーを見直した。撮影中も動きが追える光学ファインダーはピントの問題さえなければ、最高に動体向きだ。

 ただし、一つ今まで気付いていなかったこのカメラの問題が発覚。
 光学ファインダーとEVFで適切な視度補正が変わってしまうのだ。老眼の私の場合、光学ファインダーなら「なし」がよく、EVFなら「+1」が良い。一々回して取り外す訳にもいかないから面倒だ。結局光学ファインダーの見栄えを諦めてEVFに合わせているが、これも視度補正が内蔵されていれば、簡単に変更できた話。
 
 それにしてもペケプロちゃんは多少の不便を我慢して撮ると、必ず結果で答えてくれるカメラだ。今まで色々な運動会を撮ったが、ホワイトバランスと露出がこれほど安定していたカメラはない。運動会は校庭の土色や白い体操服などで、これらが狂いがちなのだが、ほとんどすべてJpegの撮って出しで使えてしまう。これがあるからペケプロちゃんは楽しい。

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2012年9月29日 (土)

X-Pro1の消音ケース(改)

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 ペケプロちゃん消音ケース第2号です。
 先に作製したオレンジのものはちょっと室内で目立ち過ぎなので、黒にしました。今度はペリカンケースではなく、東急ハンズで売っているまがい品なので格安(¥1,860)のケースです。内部全面に遮音材を貼り、それに附属していたウレタンを詰めています。レンズ部は塩ビパイプにウレタンを内部に巻き、外側に遮音材を巻いています。塩ビパイプを上手く利用して取り外しが可能になっています。MF望遠の撮影時にはパイプを一旦外してフォーカスし、シャッタ−を切る前にカバーします。
 中の塩ビパイプの長さを変えて、様々な望遠レンズに対応できます。
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 後から見るとこんな感じ。
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 内部はこんな感じです。
 青いピンでMFの拡大ピントを押すことができます。


 シャッタ−音は耳を澄ませてやっと聞こえる程度です。相当カメラを近づけたので音を拾っていますが、撮影者でも耳を澄まさないと気付きにくいくらいです。
 元々のシャッタ−音が小さいペケプロちゃんは消音ケースに入れるには持ってこいです。同じケースにNEX5nを入れてセルフタイマーでシャッタ−を切ってみると、随分音が漏れて来ます。

 今はまだ望遠はMFで撮るしかありませんが、X-E1で電子レリーズが使えるようになり、来年にはAF望遠ズームが登場する予定です。それが出てくればこのケースでほぼ完璧になることでしょう。

追記:作成中の写真を追加します。
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塩ビパイプの蓋に穴を開け、ケースに取り付けたところです。ケースとパイプの間に薄いゴムを挟んでいます。穴を開けるには木工用のドリルに付ける穴あけ機を使いました。
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背面の四角い穴はドリルで小さい穴をいっぱいあけた後でヤスリで整えて四角にします。プラスチックなのでヤスリで簡単に削れます。この穴を透明のアクリル板でカバーします。
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ホームセンターで塩ビのパイプを色々な長さに切断してもらいます。もちろん自分でのこぎりで切ってもよし。先端に同様に穴を開けた塩ビの蓋にフィルターを取り付けたものを被せます。
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間に入れるパイプの長さを変えることで様々なレンズに対応できます。
塩ビパイプの内側にはウレタンを、外側には遮音材を巻きます。

このケース、消音の他に耐寒用としても重宝すると思います。北極取材の時などで夜間撮影する時などで重宝しそうです。


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2012年9月25日 (火)

トヨフィールド4x5デジタル

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 スピグラデジタルの記事にあおりを使えるビューカメラでは?とのコメントがあったので、昨年作ったトヨフィールドにNEX5nをつけたものをアップします。
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 レンズはフランジバックが112mmと長いマミヤRB67の50mm広角レンズを使っています。マミヤプレス用のビューファインダーを付けて使用します。前板をライズしている状態です。
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 eBayで売っているEFマウント用の4x5スライドアダプターをNEX用に改造して使っています。この部分を利用して、横にシフトがササッとできます。前板のライズ、フォールと併用して、高画素多重分解カットを撮ったりすることができます。
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 シフト機能を利用してこんな写真が撮れたりします。
 
 でもこのカメラ重いんです。出来る限り軽くしようとトヨフィールドを選んでいるのですが、それでも十分に重い。お遊びで持ち運べる重量ではありません。そこでミニチュア・スピグラに目をつけた訳です。
 こういう時にもレリーズは必須なのですが、NEXはリモコンしかなくて困ってしまう訳です。

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ミラーレスカメラの不満(有線レリーズがない)

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 私が各社のミラーレスカメラに対して一番の不満は有線レリーズが使えないことである。ソニーのNEXなどは機能はとても素晴らしいのに、レリーズが使えないということでダメ出ししている。同様にEOS Mもそう。この点では機械式だがレリーズが使えるペケプロちゃんを高く評価している。
 赤外リモコンが使えるからいいでは?という人が多いのだが、実は赤外リモコンは有線レリーズの代わりにはならない。なぜかというと、レリーズで頻繁に使う「シャッタ−の押しっぱなし」ができないからだ。これができないと、ホタル撮影や星空撮影で使う比較(明)連続写真や、微速度動画のための連続撮影ができない。よく勘違いされているが、微速度動画で最も使うのはインターバルタイマーではなく、コマ間が最小になる「押しっぱなし」である。
 またミラーレスカメラの一番の利点は「ミラーショックがない」ことであって、ミラーショックが気になる超望遠撮影や、マクロ撮影に有利なのだが、その際に有線レリーズは必須である。これがリモコンだと肝心な時にポケットを探しまわったりすることになる。
 リモコンしかないNEXのようなミラーレスカメラでなんとか有線レリーズのようなものが作れないか?そう考えてやっと辿りついたのが、写真のセットだ。iPhoneとL5 remoteという赤外線発光部とエレコムが出しているiPhoneドックの延長ケーブルだ。赤外発光部を有線で延長して、カメラ近くで発光させて使うことができる。Freeze Frameというアプリでインターバル撮影もできる(ただし押しっぱなしにくらべ、コマ間が1秒開いてしまう)。
 しかし、残念ながらこの方法にも大きな欠点が。タイムラグが長いのである。L5remoteではおおよそ0.6secぐらいのタイムラグがあり、瞬間を追う撮影にはちょっと使えない。同様にNEX純正リモコンでも0.3secぐらいのタイムラグがある。
 結局のところ赤外線リモコンはやはり有線レリーズの代わりにはなれないということか。

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2012年9月21日 (金)

スピグラ・デジタル

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 すっかりお気に入りになったスピグラ・デジタルでの撮影です。
 元にしたミニチュア・スピードグラフィックはほぼ60年ぐらい前のカメラです。それなりに可動部はどれもしっかりしていて素晴らしい。そんなカメラにレンズをつけ、最新のセンサーを付けたらこれだけ色も出ます。
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 レンズはミノルタのベローズロッコールTC135mm/F4です。結構古いレンズですが3枚玉で抜けが良く色もいいです。ピントも古いレンズと思えないくらいシャープ。
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 ベローズに付けるためのレンズなのでスピグラとの相性もばっちり。このまま2倍ぐらいの拡大撮影まで可能です。

 中古カメラ市に行くと、昔のMFカメラやレンズがいっぱいジャンクとして、500円とか1,000円で売られているのを見て悲しくなります。また昔憧れた名機が2、3万円で売られています。すべてのカメラとはいいませんが、少しぐらいはこうやってリフォームしてリユースしてあげたいものです。
 ちまたにあふれている二眼レフなんてデジカメ化して、上から覗けたらとってもオシャレなのに。
 このスピグラの改造は元の部品を外して、新しい部品を付けただけなので、復元再製も可能です。

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2012年9月20日 (木)

ミニチュア・スピードグラフィック・デジタル

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 昨日から始まった名古屋のデパート丸栄の「中古カメラ・用品市」で7,000円で購入したミニチュア・スピードグラフィックをデジタル仕様に改造しました。
 レンズボードをアクリル板で自作してELニッコール105mm/5.6を附属していたフランジで取り付けました。とてもカッコいいカメラになりました。
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 ついていたのが2x3のグラフィックバックなので、ほぼフィルムの入手が困難です。米国で売られていたクロアチア製のフィルムも製造中止が決まったそうです。
 なのでシャッターより後を外し、アクリル板にKIPONのライカM/NEXマウントアダプターをネジ止めしたものを取り付けました。光漏れを防ぐために張り巡らせたパーマセルテープはご愛嬌です。
 蛇腹カメラでミラーレスを使うとセンサーにゴミが付き易いので、愛用のペケプロちゃんではなく、サブのNEX-5nにしました。
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 105mmでは無限遠は出ていませんが50mぐらい先まではピントがあうのでほぼ実用は十分かなと。135mmにするのもいいですね。
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 EL105mmならレンズをつけたまま収納ができます。結構コンパクトで軽いのでお遊びカメラとしてはとても楽しいです。
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 この組み合わせで撮った写真です。内面反射の処理をまだ行っていないのと、レンズフードをつけていないためにちょっとフレアっぽいですが、十分しっかり写ります。
 ほんと私たちが欲しいのはこういう遊び心があるカメラなのですが、最近のデジタルカメラは小さくすることばかり考えて、使い易さや遊び心を忘れていますね。
 この改造は平面のアクリル板に穴を開けるだけなので、とても簡単です。アルミで内面反射の処理をしたものをどこかキットで販売すればいいのにと思います。2x3のスピグラでグラフィックバックのカメラはだいたい1万円しないで入手できますので。

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2012年9月17日 (月)

X-Pro1でも瞬間は狙える

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 今日は近くの商店街の祭りで真斗が通う空手の道場の演武がありました。
 トロくさいカメラの代表格のペケプロちゃんで空手の速さに付いて行けるか?さすがにキヤノン1DxやニコンD4のような連写能力や高速AF追随は望めません。しかし、空手ぐらい速いとどうせ秒10コマや12コマのカメラでもドンピシャの瞬間は押しっぱなしでは撮れません。
 一コマ撮りならペケプロちゃんでも光学ファインダーを使えばそれなりに瞬間は撮れます。
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 ただしペケプロちゃんの欠点は書き込みが始まった時にシャッターが切れなくなること。連写を下手に多く撮ると、その次に撮れるようになるまで時間がかかります。なのでできればJPEGで速いSDカードを使います。
 実はその問題で真斗の試し割りの割った瞬間を取り逃しました。一発目で割れず、すぐに2発目を出して割れたのですが、1発目で連写してしまって書き込みが間に合いませんでした。
 なので同級生が板を割った瞬間を代わりに乗せます。 
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 真斗の道場の先輩のバット5本割です。ペケプロちゃんでもこのような瞬間が撮れます。ただし、ほんのわずかに瞬間が早く、5本のうちの1本がまだ割れていませんでした。秒6コマのペケプロちゃんでは次ぎのカットは完全に足が振り切っていました。なので12コマ連写でも2枚目は使い物にならなかったと思います。

さて明日はペケプロちゃんの新しいファームウェアがアップされる日。AFが随分速くなり、その他の速度も改善されているとのこと、楽しみです。
(X-Pro1 35mm/1.4)

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2012年9月15日 (土)

NEX VG900とα99を見て来ました


うーーー残念。
 今日は名古屋のソニーストアで新しいカメラのVG900とα99が展示されるというので開店と同時に伺って色々調べさせていただいてきました。担当の女性はとても親切で、届いたばかりの機材の細かな操作法を尋ねる私の質問にも、一生懸命調べて答えて下さった。好感度は十分。
 ビデオカメラVG900の最高感度の+30dbの画質はとても素晴らしく、ほとんどノイズは見当たりません。同じ場所で私が使用している某社の●●(一応秘密)という機種の同じく最高感度の+30dbを試してみたが、VG900の方が綺麗だった。同様にα99のISO6400の動画もなかなか綺麗だった。
 こりゃはVG900を注文するしか無いとほぼ思って、店を出て昼食を食べてから一つ気になったことがあった。ビデオカメラのゲインは機種ごとに同じ感度では無い。ちょっと心配になってソニーストアに戻り、同じレンズを同じ画角でつけて露出を見てみると、、、、。
 なんと1段1/3も絞り値に差があった。なのでまだまだ某社●●の方が実効感度が高かった。とても残念だが、ほとんど某社●●をオークションで売ろうと思っていたところだったので、早まらずに済んで良かった。
 担当者の好感度がとても高かっただけに残念だが、今のVG900の+30dbはもっと上げても十分使える絵なので、ソフト的に増感してもいけると思います。ファームアップでそんなモードが入ればいいのに。

 せっかくなので某社●●で撮影したホタル動画を特別にアップしました。オーボエ演奏はtomocaさんです。これが一般カメラで録れるのにはあともうちょっとです。

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映画「ザ・シティ・ダーク」のFacebookで紹介されました

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映画「ザ・シティ・ダーク」のFacebookで紹介されました。
この映画は今一番多くの人に見てもらいたい映画です。私は東京公演の初日に見に行きましたが、もう一度見たいと思っていて、大阪上映にも行きたいと思っています。

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2012年9月14日 (金)

今年の各社カメラの新製品の情報を見て

 各社の今年の新製品の情報がほぼ出そろった。
  ニコンD600, キヤノン6D , ソニーα99, ソニーNEX VG900
 ざっと見て思うのが、これらの新製品でペケプロちゃんの画質を超えているのはシグマのDP1m, DP2mだけで、他のフルサイズ一眼レフ(ニコンD600, EOS6D, α99) は全滅だと私は予想している。特に私の専門のホタル撮影(ISO400から3200を多用する)という点ではそうだろう。
 ただペケプロちゃんではどうしても不可能な撮影がある。それは、

●24mm/F1.4をフルサイズで使った広角夜間撮影
 (ニコン、キヤノン、NEX VG900が可能)

●ミノルタSTF135mmをフルサイズで使用したボケの綺麗な絵。
  (ソニーα、キヤノンへ改造、NEX VG900が可能)

●BORGの長焦点レンズで正確なフォーカスエイドを使うこと
  (ニコン、ペンタ、オリンパス、ソニーαが可能、NEXはダメ)

●動画撮影時に低速シャッターの使用。
 (α99, NEX VG900, パナソニッックDH-3,が可能)

 こう考えるとNEX VG900が一番私に必要なカメラに見えて来たりする。一見ビデオカメラのスタイルだが、動画だけでなく静止画も撮れる。しかもトランスルーセントミラーが入っていないので画質劣化がない。アザラシの撮影で動画も綺麗に撮れるし、ホタルのアップの撮影で動画と静止画を一台で撮れる。
 どうも仕様を見る限り、静止画用カメラとしての欠点はバルブシャッターがないことぐらいのようだ。AFやコマ速が遅いのは我慢できる。それよりもニコンでもキヤノンでもほぼ全てのレンズが使えるフルサイズカメラはこれが初めてだ。しかも動画も高音質で録れる。
 かなりいいんじゃないかなあ。来年噂されているNEX-9が出ても動画性能はこっちが上だろうし。

こんなことを考えています。

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ソニーαのトランスルーセントミラーの画質への影響

 ソニーが発表したカメラの中ですごく気になっているのがα99。なぜかというと動画でISO6400が使えてしかも、1/4までシャッター速度を落とせるから(メーカーに電話で確認)。ニコンやキヤノンの最高機種でもこの低速シャッターを動画で使える機能はない。
 それで気になってα99の情報を集めているのだが、米国でフライング的に発表されたサンプル画像の評判があまり良くない。「シャープネスとノイズリダクションを最小にしたJpeg」での撮影ということだが、どうも今ひとつ解像感にかける。(あくまでも発売前の画像です)
 原因を考える時に気になったのが「トランスルーセントミラー」。このミラーを透過することで若干の画質劣化がおこっているのではないかと。しかし、これの有無の比較とかカメラ雑誌は全然やってくれない。今の日本のカメラ雑誌は完全にカメラメーカーの広告収入で支えられているので、ほとんど業界紙のようなものでしかないからだ。
 ならばと、自分の手元にあるもので確認してみました。結果は

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 使用したレンズはミノルタSTF135mmで、LA-EA2アダプターの有無で確認しました。トランスルーセントの入ったLA-EA2使用と、αーライカM ライカMーNEXのWアダプターとの比較です。参照比較にペケプロちゃんを同じレンズで。ISO800です。

1. 今回のテストでは、トランスルーセントの減光は1/30から1/20と2/3evもある。ちょっと想像して以上に大きい。

2. トランスルーセントによって若干だが像のニジミ感がある。ただしシャープネスで補える程度でしょう。

3. ローパス無しのペケプロちゃんは解像感ではNEX-5nを上回る。しかし実効感度はNEX-5nよりも低く、同じ明るさになるようにシャッター速度を選ぶと1/20になり、トランスルーセント付きと変わらなかった。この切り出しでは判りにくいがノイズはNEX-5nよりはるかに少ない。

以上のことが判りました。
ミラーショックがなく、高速の位相差AFが使えるというトランスルーセントのメリットの裏として、「2/3evの減光と若干の像のニジミ」を許容できるかということでしょうね。高感度動画を目的としている私の場合に、この減光はちょっとキツいかな。来年噂されているNEXのフルサイズならトランスルーセントの有無を選べるわけだから、そっちの方がいいかも。

ただし、考えようによっては、よく透過ミラーを入れてもこれだけの減光とニジミに抑えているとも言えます。よっぽど厳しくみないかぎり、メーカーがいう「画質の劣化はない」というのもあながち嘘ではないでしょう。正しくは「ほとんどない」でしょうが。しかし、減光があることはきちんと書くべきだと思います。たとえ感度表記で補正しても、その分のノイズ増加などはあるわけですから。

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2012年9月12日 (水)

X-Pro1の消音ケースを自作しました

 ペケプロちゃんの消音ケースを自作しました。結果はこんな感じです。ほとんど音は漏れていません。(動画ではマイクがほとんど拾っていませんが、耳をすませればかすかに音は聞こえます)。レンズはミノルタSTF135mmが入っています。なのでMFです。
 

 ミラーレスカメラはミラーの上下がないのでシャッター音は一眼レフよりも静か。なのでステージやコンサート、演劇などの撮影に向いています。ミラーレスの中でも一段とシャッター音が小さいのが、ペケプロちゃん。
 それこそ布の2、3枚でくるめば、少しだけなら我慢してくれそうなぐらいのシャッター音にはなる。でも。やはりカシャカシャするのは迷惑だし、撮る方も居心地悪い。
 せっかくミラーレスが出来たのだからメーカーも消音ケースを商品化して欲しいのに、なぜか日本ではどこも作っていないですね。ニコンとかキヤノンが防音カバーみたいのを作ったことがあるが、ほとんどカシャカシャ音は周り中に響くようなろくなものでは無かった。
 米国にはジャコブソンという専門メーカーがあって、今も消音ケースを製作している。値段はボディ用が1,000ドル、レンズ用が350ドルぐらい。私に劇場撮影の機会が多かったらこれを購入するだろう。
 でも動物カメラマンの私にはその機会は少ない。ところが11月に息子の中学の合唱祭をPTAの広報委員として撮影することになった。ノーギャラ仕事だからお金はかけたくないが、地元の写真屋さんとは違う撮影をしたい。カシャカシャ迷惑音を出していたらプロとは言えないと思うからだ。
 そこでネットでみたペリカンケースを改造して作る消音ケースを参考に、ちょっと工夫を加えて作製してみました。
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 ペリカンケースの中に入れるのに、ペケプロちゃんを購入した時の箱についていたウレタンを利用しました。そして機械式レリーズを使ってシャッターを押せるようにしました。レリーズ装着のために接続部分のウレタンに切り込みを入れる必要がありました。
 
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 背面からピント拡大のためのコントロールダイヤルを押せるように、ピンの両端にプラスチックカバーをつけ、バネを入れました。これはとても上手くいきました。

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 鏡筒部分は太さの違う2つの筒を利用して、内側の筒とヘリコイドを密着させ、外からヘリコイドを回せるようにしました。この部分は他にないアイデアかなと。この内側の筒を替えれば他のレンズも使えます。

 ミラーレスカメラはとてもコンサート向き。ぜひともこういうほぼ無音にできる消音ケースをメーカーが作って欲しい。日本中にバレエやピアノの発表会を撮る写真屋さんや父母がいるはず。需要は相当あると思いますけどね。
 ただこういったことをするのに、レリーズが使えないミラーレスカメラが多すぎるんだ。それが問題。レリーズは必須でしょうに。

追記:9/29に新しいケースを作製しました。随分見栄えは良くなったと思います。こちらです

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2012年9月10日 (月)

SONYのNEXプロの噂は残念な結果に SONY RX1

 なーーんだ。
 ただの固定焦点式のフルサイズカメラか。
 全然Game Changer じゃない。話にならないくらいダメだなあ。
 これのレンズ交換式を今年出したら、相当な衝撃があっただろうが、ソニーはまだ温存するみたいですね。他社の新製品からみて、そんな余裕こいている状況とはとても思えないですが。
 これに噂されている3,000ドルを出すぐらいなら、シグマのDP2merrillとDP1merrill買う方がよっぽどいいんじゃないかな。多くの人はこれで安心してフジのX-E1に行けますね。実際リンク先の「これ買いますか?」の投票ではNOが76%。
 私が期待したことで一つマシになっているのは、機械式レリーズの穴が付いていることぐらいかな。他は全然ダメ。絞りリングがあるのにシャッターダイヤルがない。距離メモリが目測できない。どうせローパス付きのセンサーでしょう。解像度でFoveonに負け、色やノイズでペケプロちゃんに負けるでしょう。
 あーあー。期待して損した。1800ドルくらいなら魅力はあるカメラですがね。
 そもそも全然判っていない。フルサイズで使いたいレンズは35mm/2ではなくて、35mm/1.4か50mm/1.4, あとは24mm/1.4 や中望遠レンズ。ボケを生かす為にフルサイズを使うのに。
http://www.sonyalpharumors.com/amazing-sony-rx1-mirrorless-leaks-and-so-new-a99-pics/

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2012年9月 8日 (土)

どんなミラーレスがプロのシェアの勝負を決めるか

秘密にされていたプロ用NEXが 12日に発表になるという噂が海外で流れています。それは「Game Changer」と呼ばれるぐらいの画期的なものとのこと。本当かどうかはともかく、どんなカメラだったらGame Changer だろうか?少なくとも本気でミラーレスのプロシェアをリードしようと思ったら、ここが勝負どころであるのは間違いないでしょう。

●D800EとD4の性能を持っていたら文句無しでしょう。でもこれは実現不可能ではない。αレンズでフルサイズ3200万画素で、NEX Eマウントレンズでクロップモードで1600万画素、秒10コマなら十分ありえるでしょう。

●液晶の遅延をカバーする、時間の遡り記録ができたら、もう文句無し。つまりタイムラグ0秒のEVFだったら最高ですね。これもクロップモード程度なら不可能な技術ではないと思う。これは一眼レフよりミラーレスが現状不利な点を逆に有利にしてしまう技術。

●ライカMレンズ、他社製一眼レフレンズでフォーカスエイドが使える。これが可能になれば、ニコンやキヤノンユーザーを取り込める。Mマウントアダプターでフジが実現するかと思っていたのだが。

●今プロが飛びつくとしたら、ローパスレスであって欲しいでしょう。そしたら余裕こいているキヤノンは、かなり置いて行かれてしまいますね。

●AFはオリンピックが撮れるほどの性能である必要はなし、それはキヤノンとニコンに任せて、現実的な速度で十分。NEX-5Rで言われているもので相当いいと思う。速さより精度がミラーレスプロ機には求められる。

●ケーブルレリーズと外部マイク端子、シンクロ接点は当たり前。無線リモコンでは一番単純な「押しっぱなし」ができないので、インターバル(微速度動画)や比較(明)レイヤー撮影などができない。EOS Kissで撮れるものが撮れないようじゃ、プロ用とはいえないです。

●値段はボディ本体で20万円以下、できればペケプロ1の15万円(実売13.5)程度。それ以上なら一眼レフに行ってしまいます。

ウー期待するぞ。また来年出るペケプロ2はフルサイズは無理でも、こんなカメラと張り合えるカメラであって欲しい。

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半年使ったペケプロちゃん

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 半年使ったペケプロちゃんです。
 だいぶ使い込んだ跡が残りました。
 アザラシ、ホタルの撮影で随分活躍してくれましたから。


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2012年9月 7日 (金)

ミラーーレスにこそ望遠レンズが欲しい 2

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 昨日のアザラシの赤ちゃんの写真を撮ったBORGとペケプロちゃんの組み合わせです。実際に撮影した3月には照準機はホットシューが壊れ、zacutoはまだ導入前で使っていなかったのですが、現在はこの組み合わせで撮っています。
 BORG45ED2 x 0.7レデューサー +ヘリコイド2個+ フジ ペケプロ1+zacuto Z-finder +KYOEI マイクロポイント タイプS 照準機です。約230mm(340mm相当)/F5.6のレンズになります。かなりゴッツイレンズに見えますが、とても軽量で取り回しがいいです。 
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 鳥を撮る人たちに教わって導入した照準機ですが、なかなか便利です。ズームレンズでない超望遠で被写体を素早く探すのにはこれが一番です。こんな風に見えます。
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 近接時の描写です。まったく文句ありません。肌のなめらかな描写など、このレンズならではかもしれません。
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 引いた描写もとてもシャープです。
 BORGは色々な方がAFやフォーカスエイドで使えるコツを見つけています。ペケプロちゃんでそれができるようになったら、私にとっては最高なんだけれどなあ。

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2012年9月 6日 (木)

ミラーレスにこそ望遠レンズが欲しい

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 フォトキナがある今年は各カメラメーカーがミラーレスの新製品を次々に発表している。今日はペケプロちゃんの後継機のX-E1の海外発表があり、今まで「ペケプロ」と呼ばれるゆえんだった「AFが遅い」「書込みが遅い」「再生まで時間がかかる」が解消されるという。フォームウェアでペケプロちゃんも機能アップになるのが素晴らしい。機能が改善されたら、今後なんて呼ぼうかな。

 各社が色々出して来ているが、不満なのが超望遠レンズへの対応がないこと
 私がミラーレスを使い出して、すぐに感じたのが超望遠レンズとの相性の良さだ。それどころがミラーレスで超望遠レンズを使い出すと、ミラーショックがある一眼レフではレンズの性能を出し切っていないことに気付く。ブレのうちの多くがミラーショックに起因していることに気付いてしまうのだ。
 明るい超望遠レンズに高性能のAFがついたレンズの値段は100万円前後になっている。
 ファインダーの明るさがレンズの開放値による一眼レフでは、明るいレンズが必要だが、ミラーレスではF5.6ぐらいで十分だ。
 AFは完全に合わせてくれなくても、手動との半々で最後だけAFというもので十分。それだとレンズはとても小さく作れる。ペンタックスやニコンにあったAFコンバーターのようなものの方が、実用上も「いったりきたり」せず使いやすいはずだ。
 もっと具体的に言えばレンズはライカテリートのように2分割でき、前部分に1群2枚の高性能レンズが入り、後ろ部分は共用でAFコンバーターのようなレンズが入っている。ミラーレスの機動性も生かせる。
 来年こそはどこかのメーカーがぜひ、ミラーレスの利点を生かした望遠レンズを発表してほしい。10万円をちょっと超えるぐらいで、大メーカーの100万円のレンズに匹敵する性能のレンズが作れるはずだ。BORGを使っている者ならそれを確信できる。
(ペケプロ1 BORG45EDⅡ X0.7 トリミング)

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2012年9月 2日 (日)

夏休みの写真 X-Pro1

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 ここしばらくシグマのDP2merrillやSD-1のような、高解像度だが色にクセのある特徴のカメラを使っていた反動で、ペケプロちゃんの綺麗な色やボケや柔らかさの表現で、落ち着きのある写真が自分でも見たくなった。
 志賀高原の緑の中の琴子。周辺の緑はソフトで少し強調していますが、元の画像でそこそこいい色が出ていないとこの絵は出せません。そしてこれがFoveonだと人物になんらかの色カブリがあって、それを除去するのに手間がかかるだろう。その手間が面倒でなんだかんだモノクロにしちゃうだろう。
ペケプロ1 18/2 IS0250

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 こちらは一番好きなミノルタのSTFレンズをつけて撮ったブナの葉っぱ。
 STFレンズは単にボケを生かすというだけでなく、狙ったものをとても綺麗に描写してくれる。使っていて一番安心感があるレンズ。でもこのレンズもISO100とかに限定されてしまうと使うのが困難だ。高感度に強いペケプロちゃんとの相性は抜群。
ペケプロ1 STF135/T4.5 ISO320

 こうやってみると写真って、やっぱり色の良さやボケや描写の柔らかさなどの表現もあってこそ楽しいんですよね。こういう点ではペケプロちゃんはほんとオールマイティなカメラ。

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2012年9月 1日 (土)

ブルームーン by SIGMA SD-1 merrill + BORG71FL X1.4

Sdim023025
せっかく借りているのだからSD-1merrillでブルームーンを撮ってみました。青くはなくてちょっと赤かったですね。
Sdim023024
BORG71FLをM42アダプター経由で付けると、このカメラのセンサーの解像力もあって、ものすごくシャープな月の写真が撮れます。
SIGMA SD-1 merrill BORG71FL(400mm/5.6) X 1.4

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