X-Pro1の消音ケース(改)

ペケプロちゃん消音ケース第2号です。
先に作製したオレンジのものはちょっと室内で目立ち過ぎなので、黒にしました。今度はペリカンケースではなく、東急ハンズで売っているまがい品なので格安(¥1,860)のケースです。内部全面に遮音材を貼り、それに附属していたウレタンを詰めています。レンズ部は塩ビパイプにウレタンを内部に巻き、外側に遮音材を巻いています。塩ビパイプを上手く利用して取り外しが可能になっています。MF望遠の撮影時にはパイプを一旦外してフォーカスし、シャッタ−を切る前にカバーします。
中の塩ビパイプの長さを変えて、様々な望遠レンズに対応できます。

後から見るとこんな感じ。

内部はこんな感じです。
青いピンでMFの拡大ピントを押すことができます。
シャッタ−音は耳を澄ませてやっと聞こえる程度です。相当カメラを近づけたので音を拾っていますが、撮影者でも耳を澄まさないと気付きにくいくらいです。
元々のシャッタ−音が小さいペケプロちゃんは消音ケースに入れるには持ってこいです。同じケースにNEX5nを入れてセルフタイマーでシャッタ−を切ってみると、随分音が漏れて来ます。
今はまだ望遠はMFで撮るしかありませんが、X-E1で電子レリーズが使えるようになり、来年にはAF望遠ズームが登場する予定です。それが出てくればこのケースでほぼ完璧になることでしょう。
追記:作成中の写真を追加します。

塩ビパイプの蓋に穴を開け、ケースに取り付けたところです。ケースとパイプの間に薄いゴムを挟んでいます。穴を開けるには木工用のドリルに付ける穴あけ機を使いました。

背面の四角い穴はドリルで小さい穴をいっぱいあけた後でヤスリで整えて四角にします。プラスチックなのでヤスリで簡単に削れます。この穴を透明のアクリル板でカバーします。

ホームセンターで塩ビのパイプを色々な長さに切断してもらいます。もちろん自分でのこぎりで切ってもよし。先端に同様に穴を開けた塩ビの蓋にフィルターを取り付けたものを被せます。

間に入れるパイプの長さを変えることで様々なレンズに対応できます。
塩ビパイプの内側にはウレタンを、外側には遮音材を巻きます。
このケース、消音の他に耐寒用としても重宝すると思います。北極取材の時などで夜間撮影する時などで重宝しそうです。
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