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2013年2月22日 (金)

X100Sが到着しました

Dscf7670_2

 X100Sが到着しました。さっそくシャッタ−を切ってみましたが、押した瞬時にシャッタ−が落ちる感覚はすごいです。タイムラグはライカより早く、最速といっていいのではないでしょうか。しかもシャッタ−音は無音にも設定できます。この場合には電子音が消え、シャッタ−の動作するかすかな音だけがチッとするだけです。
 デジタルスプリットはほんと素晴らしいです。AFが早くなっているのでほとんどはAFで使うと思うのですが、素晴らしい技術ができたということは実感できます。いざ必要になるような場面で活躍するでしょう。
Dscf0154
 このレンズは開放では少しソフトなプラナーのような描写ですが、1段2段と絞るとグッとシャープになります。開放でも決して解像していないわけではなく、Photoshopでシャープネスをかけると十分シャープになりますが、それと同時にこのレンズ独特の柔らかい描写が消えてしまいます。
 そのあたりの折り合いのいいのが、F2.8かF4での撮影かなと思います。F5.6だとほんと見事な描写です。
 X-Pro1, X-E1ではXF35/1.4で開放で近づいて撮るのが、使いこなしの一つでしたが、このレンズは逆に1、2段絞って、あまり寄りすぎずに撮るのが使いこなしかなと思えます。これは換算35mm相当の23mmレンズとしては、一番撮ると思われる被写体にあっていると思います。
 この写真、顔の色が少し黄色っぽいですがうちの蛍光灯のフリッカーの影響です。
(X100S 23/2 F4)
Dscf0132
 そして、このカメラで特筆すべきはワイドコンバーションレンズの性能が素晴らしいことでしょう。上の写真はワイコンを使って19mm(換算28mm相当)でF2開放で撮影していますが、とてもワイコンをつけた絵とは思えないです。この開放でも十分使えますが、やはりここからちょっと絞るとぐっとシャープになります。
 F4まで絞ると最周辺もシャープになります。なので単体のXF18mm/F2よりも絞った場合の性能はいいかも知れません。
 ワイコンというより別の専用レンズに付け替えたといったようなものです。
(X100S 23/2+ワイコン F2開放 )
 ワイコンを使ったときにデジタル補正を効かせる設定を忘れたり、戻し忘れたりするのが要注意です。この切り替えをしやすいように「Fn」ボタンの設定にこれを割当ています。他のXシリーズのカメラではISOに割り当てていたのですが、X100SになってAUTO ISOの設定が細かくできるようになりました。これならAUTO ISOでいいかなと。
*このカメラを持ってマドレーヌ島のアザラシくんたちに合いに行くのを楽しみにしていますが、なんか今週になって氷が少し減り出しています。風が強い日が続くのでちょっと心配。
 

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コメント

x100s、私も予約注文しました! 

ところで、小原さんは、UVカットやレンズ保護目的で、フィルターはお付けになりませんか? 裸のまま、肩や首からぶら下げて使って、レンズに傷が入るのでは?と心配で(初歩的なことで、本当にすみません)

フード、フィルターアダプター、UVカットフィルターなどの購入を迷っています... フードは買ったほうが良い、フィルターは付けない方が良いなど、もちろん主観で構いませんので、ざっくりと、x100sに関しておすすめを教えて頂ければ幸いです。

投稿: | 2013年2月23日 (土) 21時24分

 私は元が報道写真家のせいか無精なもので、レンズキャップをほとんど使わずフードとフィルターで保護することがほとんどです。X100Sもそうしています。ただフィルターはワイドアタッチメントの着脱の際に付け替えるのが面倒だなと思っているところです。

投稿: 小原玲 | 2013年2月24日 (日) 10時08分

お返事ありがとうございました!参考にさせて頂きます。

投稿: | 2013年2月24日 (日) 15時01分

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