XF55-200mmは動物写真家の撮影スタイルを変えるでしょう
竹富島では今日発表になった富士フイルムの新しい望遠ズームXF55-200mmのテスト撮影をしていました。サンプルカットのページの中で、ネコの写真3枚がそれで、奈良のシカの写真と合わせて4点を撮影しました。
新しい望遠ズームの作例でオリジナルがダウンロードできるサンプルはこちらの富士フイルムのサイトからダウンロードできます。
また「X Photographers」で小原の作例を集めたものも見る事ができます。
このレンズの特徴は「とにかく軽くて小さいのに写りが素晴らしく良い」ということに尽きます。カタログデーターの数値を見て、重そうとか大きいと思われていたら大間違いで、比較すべきはキットレンズの軽いレンズではなく、各社のフルサイズ用70-200mm/4レンズクラスです。それらに比べて、軽く、小さく、そして写りも超えている。それなのに値段は半分以下です。
今までにも軽い望遠ズームは存在していました。でもそれらはプロの作品撮りには使えるものではありませんでした。特に望遠側の開放がしっかり使えるレンズは、20万円クラスのレンズでもそうそうありませんでした。
今までにも軽い望遠ズームは存在していました。でもそれらはプロの作品撮りには使えるものではありませんでした。特に望遠側の開放がしっかり使えるレンズは、20万円クラスのレンズでもそうそうありませんでした。
このXF55-200mmは望遠側の開放が安心して使えます。しかもそれの最近接でもものすごくシャープです。そして手ぶれ補正の効果はすばらしく、200mmで1/50secとかで平気で撮影ができます。三脚を持ち歩かなくなりました。
「プロが使える初めての小型軽量高性能望遠ズーム」と言っていいと思います。
組み合わせとしてはX100Sとの相性がとても良かったです。X100Sはシャッター音をオフにでき、しかもその状態で秒6コマの撮影ができるので、今までにない動物に近接しての撮影が可能になるのです。
新しい望遠ズームとX100Sの2台でずっと撮影していました。しかもカメラバッグが不要です。カメラマンベストだけで、身軽に撮影ができ、動物写真の撮影スタイルが劇的に変わる、そんな予感を感じました。
(X100S 23mm/F2)
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