ホタル撮影に思う
一昨日撮影した名古屋市相生山緑地のヒメボタルです。私はホタルの量や明るさをあまり誇張しすぎず、見た目に近い印象でありながら美しい写真を求めています。
ここのホタルを撮影し出したのは、10年前道路建設工事の反対運動の方々からの依頼があったからだ。
私が撮影したここのヒメボタルの写真は新聞、雑誌、テレビで大きく使われ、保全の動きに少なからず影響したと思う。
あれから年月が経ち大きく変わったことがある。アマチュア・カメラマンがすごく増えたことだ。
ここのホタルを撮影し出したのは、10年前道路建設工事の反対運動の方々からの依頼があったからだ。
私が撮影したここのヒメボタルの写真は新聞、雑誌、テレビで大きく使われ、保全の動きに少なからず影響したと思う。
あれから年月が経ち大きく変わったことがある。アマチュア・カメラマンがすごく増えたことだ。
それにはデジタルカメラの進歩が大きい、私が撮影を始めた頃にホタルを撮るのに使っていたカメラの値段は100万円、そしてレイヤーを重ねるのにPhotoshopの正規版が必要だった。また私が開発したレイヤーを重ねる技法のノウハウを公開していなかったために、アマチュアが撮れるようなものではなかった。
今一番ホタル撮影に向くカメラはフジのX-E1とXF35mm/1.4だが、10万円ちょっとで当時の数倍高画質な絵が撮れる。レイヤーを扱えるフリーソフトもある。
アマチュアカメラマンが増えたことで困ったことが、彼らが、とかく仲間をよんでつるみ、大声をあげて談笑することだ。中には夕食でお酒が入っているのか、とんでもない大声で話しだす人がいる。
アマチュアカメラマンが増えたことで困ったことが、彼らが、とかく仲間をよんでつるみ、大声をあげて談笑することだ。中には夕食でお酒が入っているのか、とんでもない大声で話しだす人がいる。
ホタルを見に来る人の多くは、自然が好きでその風情を楽しみに来ている。ところがやった辿り着いた場所が、まるで居酒屋のような大声がする場所だったらどうだろう。実際以前良く来ていた一般の人たちからは、私あてに苦情の声が届いている。
さすがに昨晩はカメラマンたちに注意をした。
ホタルが本当に好きになれば、その環境も好きになり、ホタルの雰囲気に合わせて自然に声が小さくなるものなのだが。早く、写真撮影が好きなのではなく、ホタルが好きになって欲しい。
ホタルが本当に好きになれば、その環境も好きになり、ホタルの雰囲気に合わせて自然に声が小さくなるものなのだが。早く、写真撮影が好きなのではなく、ホタルが好きになって欲しい。
(X-E1 C/Yプラナー50/1.4 Metabones Speed Booster)
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コメント
写真で大切なのは被写体を撮りたいと思う心(って以前コメント頂きました)、それが螢であればその領域に踏み込む訳ですから、それなりの心遣いは沸いて来ると思うのですが。美しい自然を写真に映し出した事が、大声を出すカメラマンをその場に出現させた根本要因だとして小原さんに苦情を言うのもおかしいですよね。それ以上に大きな成果があるのですし、そのカメラマンを産んだ訳でもない訳ですから。で、その大声の方々は多分自分が騒音だとかその場にそぐわない行動しているなど気づいていないのかもしれませんね。注意する方が注意される側より何倍も気疲れすることを思うと、せっかくの撮影への思いも断ち切られて心中お察し致します。
投稿: もやし | 2013年5月23日 (木) 21時57分
どこにでもいるのですね、こういう人が。特にカメラマンがそういう行動をとると目立ちます。その結果(プロ、アマ問わず)カメラマン全体の評価を下げてしまいます。小原さんに苦情をいった人は、カメラマンという分類の人たちに対する苦情が言いたかったのかもしれません。車を運転すると性格が変わる人がいるように、カメラを持つと性格が変わる人がいます。立ち入り禁止の立て札を無視して撮影したり、フィルム時代はフィルムの空き箱を捨てたり、人が風景を楽しんでいる前に割り込んでカメラをセットしたり・・・。写真を撮る人は対象物(動物)に対する配慮に加えて、周りの人に対しても気を配ってほしいものです。
投稿: シャトー | 2013年5月23日 (木) 22時54分
もやしさん、しゃとーさん
どうもありがとうございます。
私はここのホタルの保全団体の連合会の共同代表でもあるので、ホタル観察者のマナーの苦情が来るのです。カメラマンのマナーが良くなる事は、写真文化の向上に繋がります。
本文中にも書きましたが、写真撮影ではなく被写体を好きになること、それが一番大事だと思います。
投稿: 小原玲 | 2013年5月24日 (金) 13時15分
私も色々なところへ撮影へ行くので、こういった人はよく見かけます。
そういった人がいると気持ちがよくないです。
逆にマナーの良いカメラマンが多いスポット(大概、早朝で玄人カメラマンが多い場合)では、気持ちよく撮影が出来ます。
また行く場所によっては暗黙のルールみたいなものもあるので、勉強になります。
お互いに気持ちよく撮影をしていきたいですね。
投稿: カメラくん | 2013年5月24日 (金) 14時23分
カメラくんさん
はい。日本の自然の素晴らしいところでは、この問題が頻繁に起こっているのが困りものです。海外ではあまり聞かないですね。
投稿: 小原玲 | 2013年5月24日 (金) 15時05分
はじめまして。
先日の顛末、横で見ておりました。
小原さんが声をかけられたのも、ムリのない事かと。
また、彼らがその後ガイドの方に喧嘩を買ってやったと、意気揚々と話していたのをゲンナリとして聞いておりました。
いい年をして自身を客観視できない人物のなんともみっともない事か…
街中といえ、自然の中に身をおいた時にもっと謙虚になってほしいものです。
投稿: 素人カメラマン | 2013年6月13日 (木) 14時16分
素人カメラマンさんありがとうございます。
はい。ホタルが被写体として人気が出ると、どこでもこのような問題が起こっています。なぜかカメラマンは一人だとまだ良識があるのですが、複数集るとダメですね。
あの日は30年前の日本発の海外行き飛行機の客室のような、大声で騒がしかったです。相生山のホタルは遅くに光るから、一杯入ってから来られる人がいるのかなと。
投稿: 小原玲 | 2013年6月15日 (土) 21時06分
こんばんは。
昨日、初めての蛍撮影をしてきました。
この記事の事を思い出したので、書き込みをさせていただきます。
昨日はカメラマン(携帯電話使用者以外)のマナーはさほど問題なかったのですが、見物客のマナーが非常に悪く、何人かに注意をしました。
この人たちは何をしに来ているんだろうと・・
やはり、そういう所を目の当たりにしてしまうと、気持ちが落ち込んでしまいます。
次回、鑑賞・撮影が出来る機会があれば、なるべく人が少ないような場所を選んで行きたいです。
なかなか無いのかもしれませんけれど・・
投稿: カメラくん | 2014年7月 6日 (日) 21時18分
カメラくんさん
はい、そういう場所は本当に少ないのですが、でも探せばあります。そういう場所を見つけることがホタル写真の第一歩ですね。
投稿: 小原玲 | 2014年7月11日 (金) 21時22分