月刊カメラマン測定の水平解像値
発売中の月刊カメラマン6月号の記事「いつ買うの今でしょ!」の
山田久美夫さん測定の主要カメラの水平解像度の測定値を抜粋しました。
先日書いた私の記事でいう「緻密さ」がこれにあたります。
ソートしてみると見事に私が思っていたような順番になっていました。
カメラ名 水平解像度
SIGMA DP1,2,3m -1568 *測定限界越え
NikonD800/800E 2218
FUJI X-E1 1835
Nikon D600 1835
Nikon D7100 1833
EOS 5DmarkⅢ 1798
Nikon D5200 1759
FUJI X100S 1738
PEN E-P5 1724
SONY α77 1715
SONY RX1 1711
SONY NEX-7 1680
SONY α99 1654
OM-D E-M5 1631
EOS 6D 1602
EOS M 1585
EOS-1DX 1570
EOS 7D 1525
EOS Kiss X7 1509
Nikon D4 1501
Richo GR 1445
PentaxK-5Ⅱ/Ⅱs 1439
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コメント
初めまして、いつも拝見しております。
Xシリーズの作例を拝見して,その美しさでX100Sを発売前に予約して購入しました。
その際にこのブログを参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
小原様の仰っている美しさや繊細さが重要と言う意味は使って見て、再認識しています。一眼レフのマウント変更まで考えるほど、使って楽しいカメラです。
猿の写真もXーE1は毛並みの美しさが違いますね。
X-E1の方がX100Sより水平解像度が高いのはレンズの違いですか?
画質など感性によるものは数値で表すのは意味が無いと思います。
日本人はスペック主義が多いので、Xシリーズの良さがなかなか伝わらないのだと思います。
投稿: カメラ小僧 | 2013年5月31日 (金) 20時47分
カメラ小僧さん
どうもありがとうございます。X-E1とX100sの違いは確かにレンズの差と、あと像面位相差でいくつかのセンサーがAFに取られているためと思われます。
昔のカメラ雑誌はこういう横並び比較を良くやったのですが、広告をいっぱい出しているのに評価が低いメーカーの機嫌を損ねる為か、バブルがはじけてからはこういう比較が消えていました。
なので山田さんよくやったという感じです。
投稿: 小原玲 | 2013年5月31日 (金) 21時17分
大変参考になる情報をありがとうございます。
こうして見ると目から鱗ですね。
なんだかんだ言っても、フルサイズ一眼レフは、あれだけの高額プライスをつけるからには、高いだけのことはある、と一目を置いていました。
雑誌の提灯記事でも、ネットの素人ユーザーレビューでも「5D Mark3とX-E1併用してるが、フルサイズの方が・・・良い」みたいな人をたくさん見てきましたし。
しかし、実際のところは、高品位なレンズを使えばフォーマットの差なんて軽く飛び越えるんだなと思います。
解像度だけならE-P5の数値も高いので4/3で十分ですね。
逆にキヤノンのセンサー質はダイナミックレンジも含め予想通りでした。
投稿: じゃいろ | 2013年6月 3日 (月) 22時36分
じゃいろさん
実際に自分の目でしっかり比較すると、この表のような結果はすぐに出ました。APS-Cのローパス無しは、フルサイズのベイヤーに匹敵する力を持っています。なのでローパスなしでもモアレが少ない、フジのセンサーはとても画期的なものだと思っています。
キヤノンのセンサーは数年前まではデジタル一眼レフの世界を牽引していましたが、トップに立ってからは、どうも進歩が緩やかになったようですね。
投稿: 小原例 | 2013年6月 4日 (火) 06時52分