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2013年10月31日 (木)

X-A1とX-E2持って猫カフェ行ってきました

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(X-A1 XF35mm/1.4   F1.4  1/210   ISO250)
 名古屋に新しくできた猫カフェ「ひとやすみ」にX-A1とX-E2を持って行ってきました。実は動物写真家の私ですが、猫カフェは初めてでした。とても楽しいですねえ。くつろぐ猫の姿にいきなり初めての来客が近寄れるのも猫カフェならではですね。
 X-A1はほんと良く写るカメラですねえ。APS-Cでも2,000万画素越えにしてしまうメーカーも多い中、1,600万画素に押さえてあるせいか、とてもシャープで階調も豊富です。またティルト液晶が猫の撮影にはとても便利です。
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(X-A1 XF35mm/1.4  F1.8 1/250 ISO1250)
 ちょうど「ひとやすみ」にはNPOから預かった里親募集中の仔猫たちが10匹ほど来ていて、仔猫たちの姿も見れて可愛かったです。
 仔猫たちの激しい動きにもX-A1も付いて行けます。またカメラが小さいからこういう室内では取り回しがしやすいです。猫カフェって写真の練習とか、カメラのテストには持ってこいですね。
 そして、これだけシャープで綺麗に写れば文句ないのではないでしょうか。
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(X-E2 XF23mm/1.4 F4 1/340 ISO800)
 この猫カフェの代表の佐藤基広さんは元週刊誌のカメラマン。仕事の待機の時間に猫カフェを利用するうちに、猫カフェ好きになってしまった。
 さらに脳梗塞を発病した際に、たまたま行った猫カフェのスタッフの方が、ご自身の家族の時と同じ症状と気付き、すぐに病院に行くようすすめたために、大事にならずにすんだとのこと。猫カフェに命を救われた人なのです。
 そんな彼が故郷の名古屋に戻ってオープンしたのがこの猫カフェ「ひとやすみ」。まだオープンしたてなのでお客さんまだは少なく、午前中なんかは猫を独り占めできたりする日もあるそうで、今はとても狙い目です。猫は美猫もいれば愛嬌ある子もいるや、可愛らしい仔猫もいて、ほんと豊富です。
 私も今日は、猫に囲まれてとても楽しかったです。なんだかんだ猫と遊ぶのが楽しくて、写真少ししか撮らなかった。また行こうっと。

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2013年10月30日 (水)

X-A1で息子の合唱祭のビデオを録りました。

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(X-E2 23mm/1.4 F1.4 1/320 ISO6400)
 今日は海斗の中学の合唱祭でした。ここの学校の合唱祭は近くの国立大学の講堂を借り切っての本格的なもので、先生方も生徒も、見に来る親御さんたちもとても気合いが入っています。
 最後部の席に三脚を立てて、X-A1とXF55-200ズームをつけて、息子の出番を待ちます。フードが長いので、ちょっと長めに見えますが、とても軽いので簡単な三脚と雲台で使用できます。
 赤いX-A1がオシャレなので、お母さん方がチラチラ見て行くのが判りました。
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 ビデオはX-A1の動画機能を使って記録したのですが、音声はSONYのPCM-D50というレコーダーで別録りしたものを、動画編集ソフトで入れ替えて使いました。私はよくこういう撮り方をします。
 それは、ほとんどのカメラの動画機能には録音音声のレベル調整のダイヤルが付いていないからです。PCM-D50は右にあるダイヤルで録音レベルを無段階にしかも静かに動かせるので、キー押しでノイズが入る機種と違って、いいのです。
 カメラの音声がよければそのまま使うし、レコーダーの方がいい時には差し替えるわけです。動画では音は映像と同じぐらい大事なものだと思っています。録音レベルは例えれば写真の露出を合わせるようなものです。露出の合っていない写真が使えないのと同様に、録音レベルがあっていない音は使えないのです。
 なので各社のデジタルカメラはせめて、「外部マイク入力」「録音レベルの確認」「録音レベルの調節」の機能は入って欲しいです。そしてできるだけ静かにその調節ができるような配慮が欲しいです。
 今回はX-A1の内蔵マイクで録れていた音もレベルはあっていて、十分にいい音でしたが、やはり専用レコーダーで録ったものには敵いません。合唱祭の記録なので、手間がかかりますが入れ替えました。
 ここまでやると、X-A1と小型レコーダーで、かなり本格的な音楽映像が録れます。カメラを2台にすればアップとワイドを切り替えられます。なんだかんだこんな小さい機材なのに、放送用や業務用のカメラに負けない実力があります。

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X-E2トークショー 名古屋、ビックカメラ有楽町店

 以下のようにトークをします。私が常々思っている「好きが一番良く写る」という話の予定です。お近くの方ぜひどうぞ。
Xシリーズ新製品デビューイベント「X-Photographers × X-Lovers Festival」
日時 :名古屋会場 2013年11月2日(土) 13:00~19:00(最終入場18:30)
会場  TKPガーデンシティ名古屋
住所  愛知県名古屋市中区錦3-15-30 アパホテル〈名古屋錦〉EXCELLENT 4F 旭
X-Photographersトークショー スケジュール
13:10~13:40 登壇者 : 山本まりこ氏
13:50~14:20 登壇者 : 小原玲
14:30~14:50 登壇者 : 富士フイルム デジタルカメラ開発担当
15:00~15:30 登壇者 : 山本まりこ氏
15:40~16:10 登壇者 : 小原玲
16:20~16:40 登壇者 : 富士フイルム デジタルカメラ開発担当
16:50~17:20 登壇者 : 山本まりこ氏
17:30~18:00 登壇者 : 小原玲
18:10~18:30 登壇者 : 富士フイルム デジタルカメラ開発担当
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日時:11月9日(土)、10日(日)
13:00〜13:30,  15:00〜15:30  登壇者 : 小原玲
東京都千代田区有楽町1-11-1
tel: 03-5221-1111
ビックカメラ有楽町店でのトークも決まりました。X-E2の発売日とその翌日ですね。こちらもぜひとも宜しくお願いします。

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2013年10月29日 (火)

Wifi機能はとても便利です X-E2, X-A1, X-M1, XQ1

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 富士の新しい3機種にはwifiボタンが付いています。これがとても便利です。再生画像を背面液晶に表示しながら、このボタンを押すとすぐに「ワイヤレス通信」のモードになります。受信したいiPhoneやiPadなどで、「FUJIFILM Camera App」を起動させると受信ができるようになります。
 先日の琴子の空手の試合の際には、このwifi送信を使って、一試合ごとに娘の奮闘ぶりの写真をiPadに転送し、そこから仕事で見に来れなかった妻にメール送信していました。
 新聞社のカメラマンが撮影後すぐにサーバーに写真を送信するのと同じようなことが、とても簡単で身軽にできるようになりました。
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 私が報道カメラマン時代にはいかにフイルムを早くNYに送るかが、カメラマンの腕の見せ所でした。1992年のソマリア内戦の始まりの時には私は難民キャンプの隣の赤十字の拠点に泊まっていたのですが、AP通信が持ち込んだカラーの電送機と衛星電話をうらやましく思っていました。でも3色分解して3枚の写真を送るのと、通信回線の切断で、1枚送るのにほとんど一晩かかっていました。
 米国の雑誌向け写真通信社のカメラマンだった私は、ポジフィルムを未現像のまま送らなくてはならず、ある時はソマリアにケニアから運ばれてくる麻薬密輸の飛行機の帰路に乗せてもらう交渉をして、ケニアに戻ってフィルムを送ったこともありました。周りはマシンガンかかえたギャングが麻薬を抱えて血眼になっている場所でした。そして運転席以外には座席がひとつもないセスナの機内にしがみついて乗ってきました。
 今はアザラシみたいな動物カメラマンですが、そんな時代もあったのです。当時、こんなwifi機能がカメラにあったら、どんなに楽だったことでしょう。

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2013年10月28日 (月)

X-A1の「美肌モード」を試してみました

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 X-A1のSPモードの「美肌モード」で琴子を撮って見ました。美肌に写っているかなあ。それにしても昨日の空手の試合で男の子を二人やっつけた娘には見えないなあ。
 日本人の肌って黄色みがかかることが多くて、製版の人はよくM(マゼンダ)とY(イエロー)を調節して、それを「美肌に」直していましたが、同じようなことを過剰にならない自然な範囲でやっているのかなあ。
 それにしてもこのカメラも良く写るなあ。家庭用ならこれでまったく文句なし。正直、ちょっと前のプロ用一眼レフ機よりもよく写ると思います。むしろ色がいいから、モデルさんにブラインドで写真を選ばせたら、現行のプロ用一眼レフ機よりも、X-A1の「美肌モード」の方が選ばれるんじゃないかなあ。
(X-A1 XC16-50 美肌モード)
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 ちなみに美肌と対極にある「高精細」なカメラのシグマDP2merillで昨年撮った琴子の顔がこれ。とてもAPS-Cセンサーのカメラとは思えない解像力ですが、毛穴の一つ一つが精細に写って、とても「美肌」ではないですね。
(Sigma DP2 merill トリミング)
カメラの楽しみ方の一つに「美肌モード」とかあってもいいかなと思います。写真機やレンズの歴史からいうと、かなり古くからソフトフォーカスとか考えられていましたから、ずっと古くからの課題が「美肌」に写すことですもの。
 「美肌」の他にも、夜景とか、花火とか、スノーとか入っています。アザラシをスノーモードで撮ったらどうなるのかなあ。オーロラを花火モードで撮るとどうなるのかなあ?自分のマニュアル設定よりも綺麗に写っていたら嫌だなあ。

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X-E2 電源オフでも絞りとシャッタ−速度が判るのがいい!

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 富士フイルムの二つの新型カメラ、X-E2, X-A1のインターフェイスの違いです。X-E2の方は一番目立つダイヤルがシャッタ−速度と露出補正になっていて、絞りの数値もレンズで読めます。X-A1の方は逆に数字がなく、撮影モードの選択になっています。
 これはX-E2が絞りやシャッタ−速度をコントロールするプロやハイアマチュアの用途、X-A1が露出がどうこうとか考えないで写真を撮りたい一般の方の用途を想定しているからでしょう。 でも他社のカメラではプロやハイアマチュアを想定しているようなものでも、X-A1のようなインターフェイスになっているものもあります。これには閉口しています。私ならとても仕事のメインでは使えません(サブでは使えます)。
 私たちが写真を撮る時には、今カメラの絞りとシャッタ−速度が何になっているか?ということを認識していることがとても重要だからです。それはカメラの電源を入れる前からすでにです。
 私たちが選択したいのは、PかAかSかMかではなく、その先の「絞り5.6」とか「シャッタ−1/180」とかの具体的な数字なので、P, A, S, Mのダイヤル選択だとさらにもう一つ選択をしないといけないので、2アクションになってしまいます。
 X-E2の方式ならPにしたければ両方をAに、絞りを決めたければ決めたい数字にセット。その際にシャッタ−をカメラに決めてもらうのならA、自分で決めるのならその数字と、直感的に選ぶことができ、しかもカメラでの電源がオフになっていてもそれが判ります。今はプロ用一眼レフでも電源がオフなら数字が判らないのです。
 絞りやシャッタ−が直感的に見えるかどうかは撮影スタイルにも影響します。私はライカR4、R6をメインに使っていた頃には、露出は絞りを優先的に決めることが多かったです。ところがその後EOSを使うようになったら、なぜかPにすることが増えてしまいました。「PはプロフェッショナルのP」とか冗談で言っていました。Pでも露出が当たるということもあったのですが、一番の理由は電源をオフにしている状態で、シャッタ−や絞りが判らないのが不安で、電源をオンにしてすぐにシャッタ−を切ってもPなら失敗が少ないからでした。
 ところがX-Pro1やX-E1を使うようになって、私はまた絞りを優先的に決める撮影に戻りました。レンズの描写がとても良く、開放近くの絞りの選択でどんどん写真が変わるという面白さがあるからでもありますが、絞りが電源をオフの状態でも見えるというのが大きいです。
 私がぶらさけている富士のXシリーズを見て、触るプロカメラマンの友達が購入するきっかけになる理由で多いのは、この絞りとシャッタ−の数字が電源オフでも見えることです。「やっぱりカメラはこうでなくては」とプロの多くが言います。
 そうそう、このカットはXQ1で撮影、とてもシャープでびっくりしました。

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2013年10月27日 (日)

X-E2 ならスポーツも撮れる

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 今日撮影した極真会館の岐阜県空手道選手権大会の決勝戦の写真です。優勝した川本洋克初段の上段回し蹴り一本が見事に決まった瞬間です。空手というスピードの早い競技で、しかも決勝戦の決まり手の瞬間を捉えるのは非常に難易度が高い撮影です。それをX-E2+XF55-200mmはしっかりと捉えることができました。
(X-E2 XF55-200 F3.5  1/950  ISO6400 AWB)
 X-E2はJpegで撮る限りは、ほとんど常にシャッターを切ることができます。バッファの解放を待つ必要がありません。そしてAFも連写(6コマ/秒:訂正7コマでした10/31)もタイムラグも早く、このようなスポーツの撮影が可能になりました。
 私は子どもが空手を習っている関係で、8年ほどが経ちますが、その間にはEOS1D系で撮っていたこともあれば、5Dmark2で撮っていたこともあります。でも、今日のこのカットが過去最高の写真です。
 主審をしていた元世界チャンピオンの木山仁師範にも「おおっ!これはすごいですね」と驚かれました。
 しかもそれが、まぐれではありません。全部の試合で必要なカットが撮れています。
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 こちらは3位決定戦。琴子の道場の先輩が奮闘しているところです。突きの瞬間をちゃんとX-E2が捉えています。
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 これはうちの娘の琴子が2回戦で男の子相手に奮闘しているところです。接戦でしたが判定で勝ちました。こちらも突きのタイミングをちゃんとX-E2が捉えています。
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 撮影したのはこのセットです。X-E2+XF55-200mmに外付けの光学ズームファインダーをつけていますが、陸上競技のようにコースが決まっている時には、外付けファインダーも有効なのですが、空手のように動きがよめない競技では、EVFから目を離すことができません、結局すべてEVFで撮りました。
 いくら早くなったとはいえ、液晶の遅延やタイムラグは当然あるのですが、結局スポーツは見てからシャッターを押すのではなく、動きが始まった段階でシャッターを押すのは一眼レフでもミラーレスでも変わりません。そのタイミングさえつかめれば十分X-E2でも十分にこのような写真が撮れますね。むしろカメラが軽いから競技中に支える手が疲れることがなく、集中して被写体を追いかけることができます。
 これだけ撮れれば文句ないんじゃないかなあ。
 

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好き!が写る標準レンズはAPS-Cならでは

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 私が好きなマンゴープリンの写真です。東京駅の大丸の6Fにある「ZEN 采蝶軒」さんのものです。自分の好きなものにカメラを向けて、標準レンズで絞りを開けて、ぐっと寄って撮る。すると浅いピントときれいなボケで、自分の「好き!」が写ります。私の好きな撮り方です。
 私が富士のX-Pro1を買ってから、すぐに撮るのが楽しくなったのが、このような料理の写真です。レストランで出しても目立たない大きさのカメラだし、シャッタ−音も小さいから他のお客さんにも迷惑にならない。コンパクトカメラを構えるような感じで料理の写真が撮れます。そして「美味しそう」に写ります。それまで料理の写真なんて撮らなかった私が、色々な旅先で料理を撮るようになりました。
 でもこの撮り方はAPS-Cセンサーならではなのです。フルサイズ一眼レフやフルサイズミラーレスでは、残念ながらこの撮り方ができません。なぜかというと標準レンズの最短撮影距離が長いからです。
 だいたいのフルサイズの標準レンズは50cmぐらいなのに対して、APS-CのXF35mm/1.4Rは28cmまで寄れます。この距離の差がテーブルで撮るには大違いなのです。富士の近接距離の28cmだと座ったまま撮影ができます
 ところが50cmになると、椅子から中腰になってお尻を浮かせたり、背中をぐーっと背もたれによって反らさないといけません。これが結構レストランでは目立ってしまうのと、そこまでして撮っても、寄りが足らないので、結局トリミングして使わないといけません。フルサイズの意味がなくなってしまうのです。マクロレンズを使うと寄れますが、なんだかんだ開放値が暗くなってしまいます。
 なのでAPS-Cの標準レンズは「好き!」が写るレンズだと思っています。
(X-M1 XF35mm/1.4R F2.0 1/2000 ISO3200
 

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2013年10月25日 (金)

TSEカップチャージャーでiPhoneや富士フイルムXQ1を充電

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 TSEニューエナジー製のカップチャージャーからiPhone5を充電しています。このアウトドア用カップは底に熱電発電ができる素子が入っていて、底の火があたる部分の温度と水が入っている部分との温度差を利用して、電気を起こすものです。
 つまり火をおこしてカップを火にかけることができれば発電できるものです。試してみたところ、約10分でインスタントラーメンにウィンナーとか卵とか入れたものを作り、その間にiPhone5が8%充電できました。メーカーによると条件がいいと10分感で、10から12%ぐらい充電できるそうです。燃料さえあればずっと充電できるのが便利です。Bioliteに比べるとファンを回さないので充電できる時間が多いです。なので発電効率はこちらがいいです。ただし焚き火という楽しみがあるのはBioliteです。両方の併用がいいかなと思います。
 なおiPhoneによってはACでは判らないのですが、バッテリーの充電能力が弱まっているものもあります。今回テストした一つのiPhoneは他に比べて異様に数字が増えませんでした。
 ここの会社はもっと大きな発電鍋も各種製作販売していて、それらは災害時にはとても貴重な発電源になるのではと思います。またウガンダなどの発展途上国での発電支援を行っています。こういう会社には頑張ってもらいたいです。
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 こちらはスウェーデン製の燃料電池を用いたiPhoneの充電器のPowerTrekkです。小さなカートリッジを使って発電するものです。カートリッジの単価は約$4ぐらいです。本体にリチウム電池を内蔵していて、そちらを併用しながらの充電になります。私がテストしたところ1カートリッジで、リチウムの電気をできるだけ使わない状態だと14%ぐらいのアップで、その後リチウムを使って3時間で70%ほどでした。ただし、このiPhoneが上記のカップチャージャーのテストの際に異様に充電能力が悪かった個体なので、数字は再テストが必要です。
 まだ日本にはほとんど入ってきていないと思います。私は英国から取り寄せました。
  なぜこういう発電器具を集めているかというと、先月のオーロラ取材の際に電気のない生活を数日キャンプしていて、どうやってiPhoneやiPad, 非常用の衛星端末のinReachSE、そしてカメラのバッテリーやコンピューターを充電するかというのは、カメラマンにとってとても重要だからです。
 今までは主に車のDC12Vから充電していましたが、これは走っている時にはいいのですが、滞在先で次のガソリンスタンドまで80kmあるような状態の、貴重なガソリンを発電のために使うのはとても不経済なんです。
 ソーラーパネルも持っていますが、ソーラーは充電できる晴れた日にはいいのですが、曇天が続く日があるととたんに困ってしまいます。特に北国ではあまり頼りになりません。
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 そんな中、富士フイルムの新しいカメラXQ1にマイクロUSBによる充電端子が付きました。これは私にとっては大歓迎なのです。この機能だけでこのカメラを購入する意味があります。
 マイクロUSBから充電ができるようことは、上記のカップチャージャーや、燃料電池のPowerTrekkや、乾電池4本からも充電できるということです。単三乾電池は世界中ほぼどこでも手に入りますので、どこでもカメラを充電することができるようになります。
 電池がなくなっても、Bioliteやカップチャージャーなどがあれば火さえ起こせれば充電できます。
 デジタルカメラになって、報道カメラマンや秘境カメラマンが一番困っていたのがこの電池の充電なんです。このXQ1があれば最後の最後まで写真を撮り続ける事ができます。マイクロUSB充電ができるカメラは、すでに他社にもありましたが、XQ1はなんといっても定評のある高画質なX20と同じセンサーを使っています。なので最後まで報道ならば仕事で使える写真が撮れます。最高のサブカメラでしょう。

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X-A1もX-M1もどちらもノイズレス

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 X-A1のテスト機が届きました。11/2の名古屋でのトークに向けて、色々テストしてみます。まずは早速高感度ノイズテストをしてみました。
 海外のレビューでX-M1の方がノイズが少ないという報告があって、それを富士の開発のも疑問に思っていたらからです。
 ボディキャップをつけて、ISO6400で30秒、長秒ノイズリダクションなし、これが私のテストの基準です。ちなみに一眼レフの最高峰のキヤノン1DxとかニコンD4でもこれをやるとノイズは明確に出ます。
 結果はX-M1もX-A1もどちらもノイズらしいノイズが見当たらず、比較対象になりませんでした。綺麗なもんです。ここまでノイズレスなのに比べてもしょうがないというレベルでした。だって1DxとかD4よりもノイズレスなのに、それを6万円とか7万円のカメラの、どっちがノイズの点が1つ多いとか比べてもしょうがないじゃないですか。
 よくもまあこんな価格でこんなカメラが作れるもんです。ホタル撮影にも、オーロラ撮影にもまったく問題なく使えます。

追記:デジタル画像の専門家から黒以外の中間調では?
との指摘があったので確認しました。X-A1がまだテスト機なので画質判断のための画像をここに出せないことはご理解ください。
 結果ですが、どちらも色ノイズや白いキズは黒カットと同様に見当たりません。中間調ですが、見ようによってはX-A1の方が綺麗に見えるかも知れません。ベイヤー特有のノイズをなめたような感じで滑らかに表現されています。これに比べてX-M1の方は画素が切り立った感じで、よりシャープで質感がでています。ただその分ざらつきも目立つようになります。これが先の海外のレビューに通じたのでしょう。
 私から見たらX-M1のざらつきが、この感度と秒数の写真としては、汚いとはまったく思えないので、より質感が出るX-M1の絵を選びます。とにかく滑らかさがいいと思う方にはX-A1の絵もいいかと思います。 
 ただしどちらもISO6400 30秒という真っ暗闇で肉眼ではほとんど見えていないものの撮影です。どちらでもいいや、というようなレベルの話です。非常に高レベルで両機ともにノイズレスです。

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2013年10月24日 (木)

不肖宮嶋写真展「The Assignment【アサイメント】委任された仕事」

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 不肖宮嶋こと宮嶋茂樹写真展「The Assignment【アサイメント】委任された仕事」名古屋会場は30日(水)までです。
 宮嶋氏とは週刊誌カメラマン時代に一緒に仕事をした仲です。実は某誌を止めたのも一緒、フィリピンのクーデター取材に行かしてくれと編集長に二人で直訴し、ダメと言われたので、その場で記者証と腕章置いて出てきました。それからもずっと報道写真を続けている宮嶋は偉いなあ。
 あっ、私がぶら下げていたX-E2と23mm/1.4を覗いてみて、興味津々で「購入する」と言っていました。報道カメラマンのサブには最高だと思います。サブといってもメインの機材より画質が落ちたらダメなんです。逆にメインのカメラで撮れないものが撮れないと。
 特にデジタルスプリットに感動していました。二人ともマニュアルフォーカスで仕事を始めた世代なので。
 宮嶋氏には同世代の写真家として、いつまでも現役バリバリでアサイメントをこなしていって欲しいです。

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X-E2のデジタルスプリットの実力

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 この写真はX-E2にコンタックスのアポゾナー200mm/F2.0を付けて撮影したものです。ピント合わせにデジタルスプリットを使ってみました。近接なので1EVだけ絞っていますので、フルサイズ換算で300mm/2.8相当になります。MF一眼レフのファインダースクリーンでもピント合わせが大変な浅い被写界深度です。AF一眼レフだとちゃんとAF精度が出ていないと撮れないですね。往々にしてここまでの精度は出ていないボディとレンズがほとんどです。
 結果はX-E2のデジタルスプリットがあれば、ピントを拡大しないで、このカットが撮影できます。なのでMF一眼レフやAF一眼レフ以上のピント合わせが、ミラーレスのX-E2でできるということです。これは撮像センサー面でピント合わせをしている位相差センサーだからです。
 デジタルスプリットの範囲は画面中央ですが結構枠が広いので、隅っこの方を使えば、このようなポートレートの場合には、画面をずらさずに目にピントを合わせられます。この写真の場合は、海斗の右目(向かって左)にスプリットで合わせてそのまま撮っています。

 ミラーレスカメラの醍醐味にこのようなマウント遊びがありますが、このデジタルスプリットが入ったことで、画期的にピント合わせが楽になりました。
 素晴らしい技術です!!写真が好きでないと、こんな技術生まれないですよね。そして、これを開発した技術者が若い方だというのを嬉しく思っています。未来がありますね。

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2013年10月23日 (水)

X-E2にミラーをつけてみました「ミラーです!」カメラ

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 京都にエリオット・アーウィト写真展を見に行き、先輩写真家の笠井享さんの事務所を訪ねてカメラ談義。未来のミラーレスカメラ像を語り合っていたら、こんなカメラも話題になってしまいました。笠井さんも私も一眼レフに未来はないと早々に語っていた仲です。
 最新型ミラーレスの富士のX-E2にわざわざ光学ミラーボックスのライカのビゾフレックスを付けた図です。笠井さん曰くこれぞ「ミラーです!」カメラ、だそうです。
 冗談半分で取り付けたのですが、驚くなかれ、これが結構使えます。さすがライカですね。案外あってもいい発想だったりして。ちょっと考えただけで、これからすごく色々な可能性が発展していきますね。
 一眼レフは不要だけれど、ミラーレスカメラにミラーボックスはあってもいいのでは、という考えです。えっ、それってミラーはあるの、ないの?とこんがらがってきますね。
 でも考えてみてください。オリンピックを撮影するようなカメラにはミラーは、今の技術では必要です。でもそんな撮影が必要な人はカメラ購入者のごく一部です。ならば必要な人だけ後でミラーを付ければそれでいいわけです。つまりこの発想ならX-E2でもオリンピックが撮れるようになる可能性があるわけです。東京オリンピックでXシリーズを使うカメラマンがいたら素晴らしいです。
 そんなこんなを考えるのって楽しいですね。ミラーレスには未来があります。
(笠井さんのライカM ズミクロン35/2で撮影)

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2013年10月22日 (火)

オーロラの色はXシリーズが一番綺麗! 田中雅美さん撮影動画

2013 Autumn Aurora Borealis from Masami Tanaka on Vimeo.

 私が360°パノラマの撮影技法を教わっているオーロラ写真家の田中雅美さんの新作動画です。まずは動画を見てください。できればVIMEOに飛んで大画面にして見てください。
 過去に公開されたオーロラの動画映像では、テレビ番組やCMも含めて、これがダントツの美しさだと思います。
 この撮影に用いられているのが富士のX-E1とX-M1です。田中雅美さんは私と同様に、高感度で本当に美しい絵を求めてカメラを探しているうちに、富士のXシリーズに行き着きました。ホタルの専門家の私とオーロラの専門家の田中雅美さんが、共にXを使っているというのが面白いです。
 私たちの夜間撮影はとても過酷な自然環境で、なんだかんだベストチャンスは一晩に1回、いやワンシーズンに1回しかなかったりします。メーカーから頼まれたからとかの理由で、このカメラを使うような甘い撮影条件ではありません。マイナス40°の中ででも、このカメラを一番最初に使いたいというカメラでないと選ばないのです。

 私たちがこのXシリーズを選ぶ一番の理由は、本当の高感度が美しいからです。サッカーやフィギュアスケートを撮るのに必要な高感度ではなく、暗いところを撮るのに必要な高感度性能。それはすべての現行のカメラの中で富士のXシリーズが一番なのです。

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 こちらは田中雅美さんの指導を受けて私がカナダのユーコン準州で撮影したオーロラのパノラマ写真です。元は360°VRパノラマから一部を切り出したカットです。X-E1とシグマの8mm/3.5で撮影しています。ISOは6400です。
 この部分だけで劣化のないオリジナルのカットの画素数は1億画素になります。私なら高画素が必要なときはこうやって、3,600万画素のフルサイズセンサーではなくパノラマスティッチで対応して、1億画素以上で撮ります。

 この写真もオーロラの赤い色が良く出ています。実はこの赤い色は肉眼ではうっすらしか判りません。銀塩のころから写真に撮ると出てくる色でした。しかもXシリーズはこの赤い色が他社のカメラより、とても綺麗に出てくれます。ただこれらの部分ってカタログデーターでは区別つかないんですよね。

 オーロラ撮影では数台のカメラマンが並ぶことが良くありますが、レリーズして背面液晶に出た絵を見せ合って、「なんでお前のカメラだけ、こんなにオーロラの赤い色が出ているんだ」と言われることが度々あります。しかも三脚の上に乗っているカメラは私のが一番小さいのにです。
 オーロラの色は富士のXシリーズで撮らないと、せっかくの撮影が勿体ないと私は思っています。他社のカメラで撮った作品がカメラ雑誌の広告ページに載っていたりしますが、寒い中我慢して撮った作品が「そんな色と、ノイズをヌメッとごまかした画質でいいの?」 と本気で思います。

 一眼レフには「広角の明るいズームや24mm/1.4があるから」というプロもいますが、私や田中雅美さんも当然それらのレンズも持っています。でも1年に1回しかないチャンスのために、それを使わないだけです。

 だって、美しく写っていなかったら意味も何もないですから。

 それにしてもこの田中雅美さんの動画映像は素晴らしい!!

 

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2013年10月21日 (月)

X-E2にはAPS-Cならではの魅力がある

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 イベントでのトークのために私の手元にあるX-E2です。とても美しいボディデザインで私は好きです。今まではブラックが好きだったのですが、このシルバーの質感もたまりません。とてもカメラらししいですね。
 X-E2はフルサイズが一眼レフの主流で、新型フルサイズミラーレスも登場の中、あえてAPS-Cで出てきている機種です。でもAPS-Cのメリットもあります。
・レンズ設計がしやすく大口径で高画質なレンズが安価で買える。標準レンズNO.1の誉れ高いXF35mm/1.4が4万円ちょっとで買える。これがフルサイズだとニコンの58mm/F1.4Gなら20万、ソニーのFE55mm/F1.8でも10万とかの値段になります。費用対効果が全然違います。
ほどほどの画素数で、データの扱いがしやすいサクサク撮れる。D800Eを買った写真家のほとんどがデーター量の大きさに閉口しています。3,600万画素が必要なのはほんの時たまなのに、いつもいつも大きなデーターでコンピューターを困らせていると。また高画素になればサクサクは撮れません。プロの仕事の95%はX-E2くらいの画素数が使い易いです。私なら高画素が必要な残りの5%の時はパノラマ雲台を使ったスティッチでしのぎます。それなら3600万画素以上の風景写真がAPS-Cで撮れます。
Speed Boosterを使えば各社のフルサイズレンズをフルサイズの画角で使える上に、絞りが1EV明るくなる。Speed Boosterを使う限りは周辺の色かぶりや極端な光量落ちもない。中央部の画質はむしろ良くなる。フルサイズセンサーよりもメリットが多いかもしれない。
 こう見ると、軽くて、気軽に身軽にサクサク撮れて、写りが良くて、しかも安い!というミラーレスならではのメリットはAPS-Cだからこそのようにも思えてきます。
 以下のように今度は名古屋の発表会でトークをします。私が常々思っている「好きが一番良く写る」という話の予定です。お近くの方ぜひどうぞ。
Xシリーズ新製品デビューイベント「X-Photographers × X-Lovers Festival」
日時 :名古屋会場 2013年11月2日(土) 13:00~19:00(最終入場18:30)
会場  TKPガーデンシティ名古屋
住所  愛知県名古屋市中区錦3-15-30 アパホテル〈名古屋錦〉EXCELLENT 4F 旭
X-Photographersトークショー スケジュール
13:10~13:40 登壇者 : 山本まりこ氏
13:50~14:20 登壇者 : 小原玲氏
14:30~14:50 登壇者 : 富士フイルム デジタルカメラ開発担当
15:00~15:30 登壇者 : 山本まりこ氏
15:40~16:10 登壇者 : 小原玲氏
16:20~16:40 登壇者 : 富士フイルム デジタルカメラ開発担当
16:50~17:20 登壇者 : 山本まりこ氏
17:30~18:00 登壇者 : 小原玲氏
18:10~18:30 登壇者 : 富士フイルム デジタルカメラ開発担当

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XQ1は「回すのが楽しい」です

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 先日の富士の新製品の発表会で、実はこのカメラがとても気に入りました。XQ1というコンパクトデジカメです。
 XF1にあったレンズを回して引っ張り出す動作は、ボタンでウィーンに変わってしまったのですが、レンズ周囲のリングは残っていて、これを回すのが、とても楽しいです。リングの回転には、設定によって色々機能な割り当てられます。そして、このリングを回す感触が、MFレンズを使っているかのようで、とてもいいのです。こんな部分が「写真を知っている」富士らしさです。
 そしてもう一つ気に入ったのが、マイクロUSBで充電できること。これができるということは、出先で単三電池4本のUSB端子付き携帯充電器でカメラの充電ができることになります。単三電池は世界中のほとんどどこでも入手が可能ですので、これは大助かりです。
 私もどんな時でも写真が撮れるようにこのカメラは欲しいですね。
 黒もシルバーもとても質感を意識した仕上げです。シルバー質感は今までにあんまり無かった感じで、カッコいいです。

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2013年10月20日 (日)

X-A1ってお母さんカメラに最適に思えます

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 発表会で見せていただいたX-A1です。X-TransCMOSが入っていないので、私たちプロカメラマンの使用には向かないですが、普通の人は何も畳3畳プリントを作ったり、B全ポスターを作ったりするわけではありません。   そもそもX-TransCMOSは普通の家庭でのスナップ写真には、オーバースペックですから、こんなカメラがあっていいと思います。
 ベイヤーセンサーであっても富士がチューンした色が出ますので、色は上位機種と比べて遜色ないものがでてくれるはずです。ベイヤーなのでうんと暗いところでの高感度画質はX-TransCMOSに劣るのは仕方ないでしょう。
(海外でのレビューでX-M1より高感度画質がいいというのがあったのですが、私のような本当に高感度が必要な撮影を続けてきたものから見たら、それはありえないと思います。高感度画質の評価の基準に問題があるのでしょう。また発表会であった開発の方も、「そんなことはありません」とおしゃっていました。)
 お母さんが赤ちゃんを撮ったり、女性が大好きなペットを撮ったり、旅行先で気に入った食事を撮ったりするのに、このカメラいいのではないかなと思いました。
 そしてこの赤い色はオシャレですよね。wifiもボタン一つで動作してくれます。
 こういうカメラで自分の「好き」なものに、そっと向けて写真を撮る。そんな写真文化がもっともっと広がっていって欲しいですね。
 ところが・・・。
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 今日は石の湯ロッジの「もみじコンサート」が昨晩あったので、志賀高原にいたのですが、雨がかなり強く降っていました。そんな中、どこに行っても高齢のおじいさん、おばあちゃんカメラマンが、大型一眼レフにズームレンズをつけて、大きな三脚で紅葉の写真を撮っていました。重たそうな機材で大変そうです。でも皆が競うように大きく重たい機材を使っています。
 「そこまでして撮って畳3畳にでも引き伸ばすのですか?」と思ったりします。「お歳なのだから、もっと身軽に気持よく写真を撮られてはいかが?」とか思ったりします。そんな横で小さなXシリーズでパチパチ撮っていると、「このド素人が」見たいな感じで見られます。
 でも小さなボディとレンズで撮ったとは思えない、綺麗な写真が出来上がってきます。XF35mm/1.4レンズを開放にして撮ると、風景でも自分の「好き」が浮かび上がります。せっかくいい雰囲気に写ったので、Photoshopで「ゆるかわ調」にしてみました。こんなのもX-A1があれば撮れてしまうわけです。プロの真似して、大きな機材でヒイヒイいいながら、だれもが並んで似たような写真を撮るのと、どっちが楽しいでしょう。
 ちなみに、ダイエットでゆるんだお腹の皮の「ゆる皮」ではないですよ。最近女性カメラマンに流行っている、「ゆるかわ」です。
    

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α7,α7RとNEX6+Speed Boosterのどっちが魅力あるか

 SONYの新製品のフルサイズミラーレスα7、α7Rが話題ですが、同時開発された純正レンズの開放値が暗いのが気になっています。
 35mm/F2.8, 55mm/F1.8という単体レンズとF4のズームが同時発表されましたが、フルサイズの一眼レフの世界では、さすがにかなり暗い開放値で、アマチュアでもあまり使わないような開放F値です。なんで小型の35mm/1.4, 50mm/F1.2にしなかったのかな?と。それなら正直富士のXシリーズよりも魅力が出ます。せめて、なんで35mm/2や50mm/1.4にしなかったのだろう? 実際先行していたレンズ一体型のRX-1は35mm/F2なのですから。
 それに標準レンズが50mmでなくて、55mmというのも気になります。なんで5mm伸ばす必要があったのか。この5mmって昔一眼レフにミラーボックスがあるが故に増えた5mmです。それなのにミラーがないカメラにこの5mmがある。55mmは実際には誤差値を含んでもう少し実焦点距離が長い可能性もあります。
 もしかしてセンサー周辺画質をあげるためには、開放値を暗くして、焦点距離をちょっと長くしないといけなかったのかなと、うがった見方をしてしまいます。いや、そうなのかも知れません。
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 だとしたらこのSpeed Boosterを使ったAPS-CサイズのNEX6(知人のカメラです)とどっちがメリットが多いのかなと思っていました。こちらなら50mmのF1.4の開放のボケ味がそのまま使えます。それこそSONY純正でAマウントレンズがAFが作動するSpeed Booster風のレデューサを作って、NEX6からローパス抜いた方が、α7やα7Rよりミラーレスならではのメリットが大きいのではないかなと思ってしまいます。
 もちろん高画素数、フルサイズセンサーのメリットも画質に現れます。多分にα7Rはそうとう綺麗な絵を出してくると思っています。でも少なくともたとえば建築物やインテリアや風景を撮るカメラマンで、すでにニコンD800Eを持っているプロがα7Rに移行するメリットって何かある?と思ってしまいます。軽さと引き換えに単体レンズを暗くするデメリットがあるかぎり移行できないのではないだろうか?
 どうせ新レンズをいっぱい出すのだったら、何も明るいレンズが作れない?Eマウントにこだわらなくて、もっと未来を見据えたフルサイズミラーレスにふさわしいマウントで出せばいいのにと正直思いました。

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2013年10月19日 (土)

X-E2の魅力(3)「カタログデーターにはない魅力」

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 X-E2にはカタログデーターからは判らない魅力があります。それを昨日の記者発表の時に、富士の方が私の写真を使って見せていただきました。digitalcamera.jpでの山田久美夫さんの記事に詳しいです。
 「好きという気持が、一番良く写ります」
 これは私がいつもXシリーズのカメラで感じていることです。販売店さん向けのトークではこの話をさせていただきました。これはカタログで比較できるものではありません。
 「気持の良い色」「記憶色が写る」「絞りを開けて寄って撮った時の、シャープさと柔らかさが滑らかにつながる画質」「シャッタ−音が小さいことによる雰囲気の良さ」「小さくて軽いが、操作性がいいサイズ」
 こういったことはカタログでは判らず、このカメラを使って撮ってみないと判りません。でもこれらがあるから、私は「ペケプロ、ペケプロ」とX-Pro1のことを呼んでいた頃から、どんなに「モサモサ、ノッソリ」でも「ランランラン♫」のために使っていたのです。
 それがとうとう「キビキビ、サクサク、ランランラン♫」になりました。間違いなく「X」は「エックス」になり、「ペケ」では無くなりましたね。
 間違いなく現行のカメラで私が一番大事にしている、「好きという気持が美しく写る」という部分では、X-E2を初めとするXシリーズが一番良く写ります。
 「好き」なものを写したい人には、このカメラを自信をもってお勧めします。自分の好きな家族、ペット、料理、小物、お気に入りの場所の風景、こういったものに一番適しているのがXシリーズです。ただ「プロカメラマンみたいに自分を見せたい人」には、大きな一眼レフをお勧めします。
 

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X-E2の魅力(2)「新技術はどうして富士からばかりなの」

 そして、特筆したいのが富士のXシリーズだけの新技術です。X100sから搭載された「デジタルスプリット」はレンズ交換ができるX-E2で、いよいよ本格的に使うことができます。純正レンズでの使用のみならず、古いMF時代のレンズでもピント合わせが、迅速に行えます。ほとんどの場合は、拡大しなくてもこのスプリットで合わせられます。そしてさらに慎重に合わせたいときには拡大して、精度をあげることもできます。
 また点像復元の機能が付き、絞りを小さく絞ったときの画質劣化がなくなりました。これは風景などをパンフォーカスで撮るときには欠かせない技術です。それが富士のXシリーズにしか入っていません。
 デジタルスプリットに隠れて目立ちませんが、X-E2の「ピーキング」はとても優秀です。先の超望遠での北海道のアザラシの撮影では、スプリットよりもピーキングを多用しました。アザラシの体には直線がないからです。他社のミラーレスのピーキングはビデオカメラの技術を流用しただけなので、写真で使うにはちょっと精度が悪くてかえってピンぼけを作ったりしたのですが、富士のピーキングは写真撮影用に新規に作られた技術です。これを信用してしっかりプロのピント合わせができます。
 オートホワイトバランスの優秀さは富士のカメラの特徴です。これは他社のカメラから移ったプロカメラマンはびっくりします。
 つくづく思います。なぜこういったデジタルカメラの新技術はいつも富士フイルムからばかりなのだろう?と。最近の他社のカメラの発表はほとんど、「センサーが大きくなりました、画素数が増えました」だけなのと大違いです。
 こういった新技術がデジタルカメラをどんどん便利にしていくのですから。もう画質は今のXシリーズで十分なのです。展示会で飾られていた畳3畳の大きさに引き伸ばされたプリントを見て、これ以上をなぜ望む?と思います。

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X-E2の魅力(1)「キビキビ、サクサク、ランランラン♫」

 X-E2, X-A1, XQ1と3つの新しいカメラが富士フイルムから発表になりました。私は発表会で販売店むけのトークをした関係で、一足先にX-E2の試し撮りをしていました。実は先日の北海道のアザラシ記事ではX-E2の試作機で望遠撮影して撮っています。
 X-E2は外見は液晶が大きくなったなあ、シンクロ用の1/180秒シャッタ−がついたな、後はどこが変わったのかなあといった感じで見ていたのですが、EVFを覗いて、周囲をパチパチと撮っただけで、すぐに好きになりました。
 今までの富士のXシリーズのカメラに少なからずあった、もったり感がなくなりました。なので、もうサクサク撮れます。X-TransCMOSという演算処理の負荷が大きいセンサーを使っている以上、ベイヤーセンサーのカメラに比べて、処理速度を早くするのは大変なのはずなのですが、もう遜色ないスピードです。というかむしろ他社のミラーレスよりもキビキビ、サクサク撮れます。
 そして、Xシリーズのカメラに共通している、撮った画像を再生しながら、コマンドダイヤルを押して画像を拡大したときの喜び「こんなにシャープに写っているのか」は当然X-E2にも引き継がれています。このボタンを押して画像を見て、嬉しくなって「ランランラン♫」という気分がとても嬉しいです。
 今までは「モサモサ、ノッソリ、ランランラン」だったのが、「キビキビ、サクサク、ランランラン♫」になりました。

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2013年10月18日 (金)

X-E2, XQ1が発表になりますね

 富士フイルムのX-E2とXQ1が今日発表になりますね。私も今日の発表イベントで販売店さん向けにトークをさせていただきます。
 X-E2の特徴はカタログスペックからは判りにくいかもしれません。でも触って撮って見たら、すぐにこのカメラが好きになると思います。「キビキビ、サクサク、ランランラン♫」といった感じの操作感です。
 また小型デジカメのXQ1もとてもいい感じです。私が小型デジカメに欲しかった新機能と、昔からあるカメラの操作性が両立しています。
 ともに詳しくは今日の発表後に書きますね。

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2013年10月11日 (金)

XF23mm/1.4Rは文句無しに銘レンズ

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明日発売の富士のXF23mm/1.4Rがちょっとだけ早く届きました。まずはいつもお試しの海斗で。EVFを覗いているだけで、このレンズの解像力の高さが判ります。
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上の写真の目の部分を等倍相当にトリミングしたものです。開放なのにとてもシャープです。「開放から仕事で使えるレンズ」ですね。

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こちらも開放です。逆光なのにコントラストが高く、コマ収差の補正も良好なのが判ります。ホタルの撮影や星空、オーロラなどの撮影でも活躍してくれそうです。
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 人物ポートレートに使うと面白いかなと思います。 今まではなんだかんだこれが撮れるレンズがありませんでした。フルサイズ一眼レフの35mm/1.4で開放で仕事で使えるものは、最新のものを除けば少なく、またミラーショックもあって、スローシャッタ−が多い室内の取材ものに使うには向いていません。シャッタ−音もうるさく雰囲気を壊します。
 で、それではライカM+ズミルックス35mm/1.4ではどうかというと、あのレンズは開放ではフニャとしていて、とても仕事では使えません。
 なのでXシリーズと23mm/1.4は人物写真を変える可能性があるレンズかなと思っています。近接もかなりできます。素晴らしいレンズです。
(4点とも XF23mm/1.4 F1.4開放)

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2013年10月 9日 (水)

自作マンゴープリンのレシピ最新

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最近の小原の自作マンゴープリンのレシピです。正直かなりのものに達しています。
セブンイレブン 冷凍アップルマンゴー1袋のうち
3粒をフードプロセッサーでピューレー状にし、それを網で漉して少量のジュースにする。4粒を小さめにカットする。これらは仕上げに用います。
残りを電子レンジで60秒ほどで解凍し、
生クリーム25g,  エバミルク25g,  牛乳25g
パルスイート(小袋を3つ)
マンゴーエッセンス少々
卵黄1個
食紅 黄を少々。
お湯で戻したゼラチン 2.5g
これらをフードプロセッサーでガーとやったあと、漉します。
小さな容器2つに分け入れ、
最初に用意した小切れのマンゴーを入れ、マンゴージュースをかけます。
 ZENには及びませんが、糖朝レベルは超えていると思います。70点ぐらい?
 最近はほとんどの店が卵黄を使わないのですが、私はコクが出るので使った方が好きです。以前はマンゴー度をあげようと乳製品を最小にしようとしていたのですが、牛乳を加えることで滑らかさが出ます。

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2013年10月 5日 (土)

マンゴープリンの頂点決戦

日本で食べられる最高峰のマンゴープリンです。 1380970032162.jpg

  こちらは広東料理の最高級店の福臨門のマンゴープリン。マンゴープリンはここが元祖という説もあります。ランチコースのデザートについてきたものです。一口食べて、良質なマンゴーを使っていることが判ります。美味しいです。乳製品は使っていないかも。なのでプリンというより、ゼリーみたい。ここが私には不満。これだとそのままのマンゴーをあえてマンゴープリンにする理由が判らなくなる。75点。 1380970035529.jpg
  またまた東京での仕事があったので寄ったのが、東京駅大丸6FのZEN采蝶軒(さいちょうけん)です。やはりここのマンゴープリンは最高です。乳製品との交わり具合と、口当たりの良さが素晴らしいです。口当たりはまさになめらかプリンといった感じで、他の店のようなゼラチンっぽさがありません。マンゴーが別の美味しいデザートに変わっています。こうでないと。90点。
福臨門も加わっての順位ですが、
1位 ZEN 采蝶軒 90点(当初95点でしたが、他とのバランスで点数を見直し90点に)
2位 福臨門 75点
3位 糖朝  68点
4位 麒麟(バンクーバー) 65〜70点 
5位 ペニンシュラホテル  50点
5位 上海湯包小館 50点
* 点数はあくまでも小原個人の主観です。

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2013年10月 2日 (水)

モバイル写真家生活を目指すには

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北海道にアザラシの撮影に来ています。LCCの期間限定の格安券が買えたために、名古屋ー札幌の方が道内のバスより安いという不思議。いつもは充電のために民宿に泊まることが多いのですが、新しいテントを買ったのと、Violiteでの焚き火もしたいのでキャンプを選択。

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今までアザラシの望遠撮影となると機材も三脚も重くて大変だったのですが、今回はデイパック一つです。本当はBORGの方が色収差が少なくて解像度もいいのだけれど、長いのは持っていないので、ライカのテリート560mmF6,8にしました。テレコンはキャノンのものを使っています。でもBORG の長いのが欲しくなりますね。ボディはもちろん富士のXシリーズです。
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今回 の取材でずっと考えていたのは、先月のカナダのキャンプでのオーロラ取材や、今回の離島取材の時に、カメラの電源と通信手段の電源、データのバックアップをどうするかという問題です。
カナダでは充電に車のシガーライターソケットを使ったのですが、変圧器を使えばコンピューターの充電もできるというメリットの反面、発電のコストパフォーマンスは決して良くありません。走っている時なら余剰電力ですが、充電のために走ることもあります。そしてその時のコストは結構高いです。特にガソリンが貴重な遠隔地などではそうです。
コンピューターを充電できるようなソーラーパネルや蓄電池はありますが、結構大きく高価なものになり、しかも曇天時に充電できません。晴天の日のカメラマンは忙しいので、ずっと充電に付き合っているわけにもいきませんし、置いて離れるには高価すぎます。ザックに付けて歩いても、森の中を歩いていたら充電できません。
電源の問題さえ解決すればキャンプの方が楽しいですし。現場にも近いです。なのでどんな風に改善できるか考えていました。
なおカナダで買ってきた写真のソーラーパネルはiPhoneの消費電力よりも充電能力が弱く使い物になりませんでした。 これはガラケー用ですね。
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バックアップをSDカードの枚数を増やすことで対応し、コンピューターをiPad mini にすることで、随分消費電力は少なくすることができ、モバイルカメラマン生活が可能になります。そしてさらに身軽になれます。
リチウムイオン電池でカメラの外部電源にもなり、iPad miniの充電ができるものって、今のところ見つかっていません。iPhoneとカメラなら可能なものはあります。なので別に持つ必要があったりします。
iPhoneでなくてiPadが使いたい理由は、写真が取り入れられるからなんですが、カメラにwifi 機能が付いてきたので、iPadで無くてもいいかもしれない。
ただし、iPhoneにはBlootoothキーボードと老眼鏡が必須になりますが。でもiPad miniの画面サイズがあると画像の確認にもいいし、ちょっと長い原稿を書くにもいいんですよね。
そんなこんなで色々な充電を試していて、iPadを充電するのに一番コストパフォーマンスがいいのは、100円ショップのアルカリ乾電池のように思えています。100円でiPad miniのバッテリーを30%増やすことができます。ただ問題は使い終わった電池の処理ですね。使い終わってからは重量もありますし。
なおBioliteでの焚き火はとても楽しかったです。発電もたしかにできますが、一日に使った消費電力をすべて復活というのはこれでは、そうとう燃やさないと困難です。\なのであくまでも焚き火のおまけですね。

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