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2013年10月21日 (月)

X-E2にはAPS-Cならではの魅力がある

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 イベントでのトークのために私の手元にあるX-E2です。とても美しいボディデザインで私は好きです。今まではブラックが好きだったのですが、このシルバーの質感もたまりません。とてもカメラらししいですね。
 X-E2はフルサイズが一眼レフの主流で、新型フルサイズミラーレスも登場の中、あえてAPS-Cで出てきている機種です。でもAPS-Cのメリットもあります。
・レンズ設計がしやすく大口径で高画質なレンズが安価で買える。標準レンズNO.1の誉れ高いXF35mm/1.4が4万円ちょっとで買える。これがフルサイズだとニコンの58mm/F1.4Gなら20万、ソニーのFE55mm/F1.8でも10万とかの値段になります。費用対効果が全然違います。
ほどほどの画素数で、データの扱いがしやすいサクサク撮れる。D800Eを買った写真家のほとんどがデーター量の大きさに閉口しています。3,600万画素が必要なのはほんの時たまなのに、いつもいつも大きなデーターでコンピューターを困らせていると。また高画素になればサクサクは撮れません。プロの仕事の95%はX-E2くらいの画素数が使い易いです。私なら高画素が必要な残りの5%の時はパノラマ雲台を使ったスティッチでしのぎます。それなら3600万画素以上の風景写真がAPS-Cで撮れます。
Speed Boosterを使えば各社のフルサイズレンズをフルサイズの画角で使える上に、絞りが1EV明るくなる。Speed Boosterを使う限りは周辺の色かぶりや極端な光量落ちもない。中央部の画質はむしろ良くなる。フルサイズセンサーよりもメリットが多いかもしれない。
 こう見ると、軽くて、気軽に身軽にサクサク撮れて、写りが良くて、しかも安い!というミラーレスならではのメリットはAPS-Cだからこそのようにも思えてきます。
 以下のように今度は名古屋の発表会でトークをします。私が常々思っている「好きが一番良く写る」という話の予定です。お近くの方ぜひどうぞ。
Xシリーズ新製品デビューイベント「X-Photographers × X-Lovers Festival」
日時 :名古屋会場 2013年11月2日(土) 13:00~19:00(最終入場18:30)
会場  TKPガーデンシティ名古屋
住所  愛知県名古屋市中区錦3-15-30 アパホテル〈名古屋錦〉EXCELLENT 4F 旭
X-Photographersトークショー スケジュール
13:10~13:40 登壇者 : 山本まりこ氏
13:50~14:20 登壇者 : 小原玲氏
14:30~14:50 登壇者 : 富士フイルム デジタルカメラ開発担当
15:00~15:30 登壇者 : 山本まりこ氏
15:40~16:10 登壇者 : 小原玲氏
16:20~16:40 登壇者 : 富士フイルム デジタルカメラ開発担当
16:50~17:20 登壇者 : 山本まりこ氏
17:30~18:00 登壇者 : 小原玲氏
18:10~18:30 登壇者 : 富士フイルム デジタルカメラ開発担当

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コメント

いやぁ、フルサイズミラーレスが出た時にはどうしようと
思いましたけど、私もやはりEマウントのレンズ群に満足できず
踏みとどまろうと思ってました。

そして思うのは富士の新機種のことばかり笑
ボーナスが出たら標準レンズと大好きな中望遠レンズを買おうと
思ってます。フルサイズだと高くつきますよねぇホント。

投稿: NAO太郎 | 2013年10月21日 (月) 23時49分

NAO太郎さん
 どうもありがとうございます。SONYはなにも明るいレンズが作れないEマウントでフルサイズミラーレスやらなくても良かったのに、と思っています。35mm/2.8をSpeed Boosterなら35mm/2クラスのMFレンズを2段絞ってF4で撮るのと同じになります。いくら新開発レンズでも2段絞ったMFレンズの方がいいでしょう。
 55/1.8にしても50/1.4を1絞り半絞ってSpeed Boosterで使うのと同等です。どうみても1絞半しぼった50/1.4の方が高性能じゃないかなあ。実際コンタックスのプラナー50/1.4を1絞半しぼれば、まったく非がないレンズになりますし。

投稿: 小原玲 | 2013年10月22日 (火) 00時03分

フルサイズミラーレスに惹かれなかった理由が
小原さんも仰っていた35mmレンズなんです。
F2ならまだしも。。。と思ってしまう。。。

今私はオリンパスと富士を使用していますが
標準域は断然富士ですね!マイクロフォーサーズに
お気に入りの標準レンズがないのも理由ですが。
富士フイルムには望遠単焦点を今後出して欲しいものです^_^

投稿: NAO太郎 | 2013年10月22日 (火) 00時32分

NAO太郎さん
 そうですねえ、銀塩時代に35mm/2.8といったら、コンパクトカメラの開放値です。高級機ならF2が当たり前でしたね。
 今まで撮っていたものをダウングレードしてまで、フルサイズミラーレスに変える意味って、あるのかなと思います。画素数増えて画質が良くなるといっても、95%の被写体はオリンパスや富士で十分ですから。
 富士の開発の方は、色々なレンズを検討されていました。どれが製品になるのかはまだ判りませんが、ほんと色々なアイデアをお持ちでした。楽しく写真を撮ることを忘れていない会社なので、期待できます。

投稿: 小原玲 | 2013年10月22日 (火) 07時18分

フルサイズと他社APS-Cの動向を眺めていますが、なかなか使いたいレンズが見つかりません。フジ以外ではシグマくらいです。

新しいニコンの58mmを見ると、D800Eに応えるレンズの形が見えてきます。大きく重く超高価。
フルサイズ高画素機のシステムの形は、私の求めるものとはほど遠いな、と感じます。

一方で先日、ビデオカメラがわりにGH3を購入しました。24-70mmF2.8のズームレンズが付いてきましたが、これくらいは欲しいというボケ量が、ほとんどのシチュエーションで足りず、M4/3システムならF2ズーム或いはNOKTONが欲しくなりました。
でも小さく軽く低価格で、フルサイズよりよっぽど良いシステムだと感じています。

X-E1とXFレンズはその良いとこ取り。小さく軽くほどほどの価格で、被写体を浮き上がらせるに足るフォーマットサイズ。
とてもバランスがとれていると思います。

フルサイズが安くなればAPS-Cは駆逐される、というのをよく聞きますが、最後発のフジがなぜAPS-Cでシステムを始めたか、その決断にぶれることなくAPS-Cの道を極めて欲しいと思います。

投稿: じゃいろ | 2013年10月22日 (火) 09時54分

1620万画素のD4をDxクロップで使った場合。
2Lサイズくらいなら全く問題なく使えると聞きました。
Xシリーズは1630万画素でAPS-Cサイズ。
そう考えるとFXにこだわる必要は無いと思います。
デメリットよりメリットの方が大きい。
α7見ましたがXpro1に無理やりペンタプリズム部のせた感じ。
なぜか不格好。

教えていただきたいのですが、
Xシリーズは256で測光。WBの判断もそう。
一方、ニコンは下位機種2016分割、上位機種91000ピクセルで判断。

フジにはイメージインテリジェンスという優れた技術が有ります。
なぜフジは256なのでしょうか?
256で十分と判断したのでしょうか?
ニコンやキャノンがネガフィルムを作っていた時、カメラメーカーは色に関する補正知識は必要なかった。
そのずっと以前からフジは色補正技術をデーターを溜め込んでいたはず。
絵の具を混ぜて色を作るときもあまりに色数が多すぎると逆に混乱してしまう。だから256なのか?
わざと256にしているのか?
分かる範囲で教えていただけないでしょうか?
高感度撮影でWB調整を含めたAUTOがどれだけ使えるのかの目安になります。

投稿: うら | 2013年10月22日 (火) 10時34分

じゃいろさん
 どうもありがとうございます。
 フルサイズにもいいところがありますが、APS-Cにもいいところがある。ミラーレスが出て一番嬉しかった、「安さ」が、フルサイズミラーレスで無くなってしまうのでは、本末転倒と思った次第なんです。
 それとSpeed Boosterの性能がとてもよいこともあります。フルサイズよりも、よっぽどメリットが大きいのではと思っています。
 XFレンズはもっともっと色々出てくるようですので、楽しみにしています。画素数や画質と呼ばれているものは、私は現行のXで十分なのです。

投稿: 小原玲 | 2013年10月22日 (火) 12時53分

うらさん
 ホワイトバランスの機構は私は判りません。
 判るのは富士のAWBは当たるということだけです。星景の写真家でもオートホワイトバランスで撮っている人がいるくらいです。
 でもここで言えるのは、AWBの機構が優秀だから当たるのではなく、「できあがった色も含めて」当たるということです。
 いくら色温度を正確に計っても、できあがる色作りにセンスがなければ、「あたりません」。ニコンは記憶色の概念を取り入れていなく、富士は記憶色を出すことを重用視しています。
 このあたりがキモではないでしょうか?

投稿: 小原玲 | 2013年10月22日 (火) 12時59分

回答ありがとうございます。
図々しいのですがもう1つだけ教えていただけないでしょうか?
小原さんは、Xシリーズで撮影する時。
どれだけの頻度でオートホワイトバランスを使われているのでしょうか?
たとえばオーロラの撮影のとき等。
オートWBなのでしょうか?

投稿: うら | 2013年10月23日 (水) 13時20分

うらさん
 私は撮影の90%はオートホワイトバランスです。残りの10%は意図的に色作りする時です。
 ホタルやオーロラの時には、色作りしますので、自分の独自の色をホワイトバランスの選択と、さらにカスタムシフトで独自の色を作っています。
 オーロラの時にオートホワイトで撮って素晴らしい作品を残している人もいます。デジタルカメラなので結果を直ぐ見られるので、モニターやiPadに写して色を見ながら、自分の好きな色が出ているか確認さえすれば、後はオートでもカスタムでもいいのかなと思います。

投稿: 小原玲 | 2013年10月23日 (水) 22時45分

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投稿: maillot de marseille 2014 | 2013年11月 2日 (土) 11時26分

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