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2013年11月30日 (土)

ぐるぐるパノラマエアリーを試してみました

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 トダ精光さんのXマウント用魚眼レンズTFX-02 で360°パノラマを撮ってみました。ただ普通に撮っただけでは面白くないから、はやりの「ふわふわエアリー」風にしてみました。「ぐるぐるパノラマエアリー」ですね。
 12mmなので画角が狭いので360°パノラマのためには、水平6カット+上下2カット+三脚消し1カットの計9カットを撮影する必要があります。それでも下カットにはほとんどタイルしか入っていなくて、同一ポイントを指示する特徴ある場所を見つけられず、ちょっと下は変なつながりになっています。まあエアリーパノラマのテストということで。
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(X-M1 TFX-02)
 次男の海斗は発達障害(自閉症)があるのですが、子どもの頃からアンパンマンが好き。なので年に何度も「アンパンマンこどもミュージアム」に行く事になります。年間パスがあればいいのに。
 こういう魚眼スナップには、魚眼にしては画角が狭いTFX-02は使いやすいですね。

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名古屋市議会に請願書を提出しました

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 名古屋市議会に請願書を提出してきました。今朝の中日新聞名古屋市民版です。
 河村たかし市長の公約に「相生山(弥富-相生山線)は住民投票で 住民自ら高度な責任ある判断を」とあるので、それの通りに住民投票の実施を要請したものです。
 道路建設推進派はここに来て、住民投票は「住民の分断を招く」との理由で、住民投票など意志の確認なしに、建設再開を決めろとの要望を、市長に会って行い、議会への請願をしてきました。
 その対抗処置として私たちも、市長面会を求め実現し、今回議会への請願を提出しました。
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 自然は一度失ったら戻す事ができません。特にメスが飛べないために繁殖範囲が限定されているヒメボタルは、養殖や移植などで新規の生息地を人工的に作った成功例は私の知る限りありません。
 つまりこの道路の建設再開はこの場所で見る事ができるヒメボタルの光景を、未来永劫の名古屋の次世代の子どもたちが失うということです。
 建設推進派の方々は地元の区政協力委員たちで、ほとんどの方がご老人です。「地域の顔役」といっても選挙で選ばれた人たちではない、ご老人の方々のご意向で、未来の子どもたちが自然に感動する機会を奪っていいものでしょうか。
 少なくとも、この道路建設問題を私たち今の名古屋市民がどのように解決してきたかということは、きちんと歴史に残して行かないといけないと思います。そのために市長が公約で住民投票をうたって、大量得票で当選したのですから、それにそうのが民主的な解決ではないでしょうか。
 この問題についてのお考えをぜひ名古屋市長あてにお届けください。名古屋市民以外の方も多くが「見ているぞ」という声をお願いします。
 市長ホットライン:不正行為の告発が目的のホットラインですが、市長自らが公約を守らないとしたら、それも不正行為と思います。

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2013年11月29日 (金)

Xシリーズで使う望遠レンズ

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 昨日は魚眼レンズの話を書いたので今日は望遠レンズの話を。私がX-Pro1を最初に導入を決めたのはBORGの中川さんのブログで、とてもシャープな鳥の羽毛の描写のカットを見たからだ。使用されていたのがX-Pro1で、ボディキャップに穴を開けて作ったアダプターで撮られていた。
 その写真を見てあまりにも描写の繊細さに驚いた。ただシャープなだけでなく質感がとても豊かで繊細な描写だったのだ。
 その時ちょうど私は流氷が張らなくて2年行けなかったアザラシ取材の荷物の準備が終わったところだった。飛行機の重量制限が厳しくなって荷物に入りきらなかったカメラを見て、どうせ今回の取材に持って行けなかったカメラを、今後も大事な撮影に持って行く事はないだろう。それなら撮ってみたいカメラに変えてしまえと、プロ用一眼レフボディ1台とシフトレンズ3本を持って中古カメラ屋に行き、出たばかりのX-Pro1に変えてきたのだ。
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(X-Pro1 Borg71FL x1.08 フラットナー)   
 私も同様にX-Pro1のボディキャップに穴を開け、Borgのリングで合うものをパテで止め、自作マウントアダプターを製作し、これで流氷の上で撮影した。
 それで撮った写真を見てびっくりした。望遠レンズで撮った動物の写真がこれほど、シャープでありながら繊細に写るものかと。「線の細さ」は一目見て分かった。
 それから私とXシリーズの付き合いは始まった。
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(X-Pro1 BORG45ED2 X0.7レデューサー)
 私がXシリーズに付けてよく使う望遠レンズは4本。
●BORG 45ED2(325mm/7.2):主にダブルヘリコイドでX0.7のレデューサーを併用して撮る事多い。ボケ味がすばらしいレンズです。ただしXF55-200mmが出てからはあまり使わなくなっています。
●BORG 71FL(400mm/5.6):  主にBU-1鏡筒でx1.08のフラットナーかx1.4のテレコンバーターと併用して使います。望遠レンズのメインです。非常にシャープでありながら身軽です。X1.4を使用していてもテリートR560/6.8よりシャープだと思います。
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(X-Pro1 CarlZeiss Aposonar 200/2 X1.4)
●Contax CarlZeiss Aposonar 200mm/2 ボケを生かしたいときに使います。X1.4のムターを併用することが多いです。
●Contax CarlZeiss Vairosonar 100-300/4.5-5.6
ズームが必要な時にはこれを使います。MFズームで一番安心した性能を持っていると思っています。
 X-E2になってデジタルスプリットが加わり、これら望遠レンズでのピント合わせが格段に楽になりました。またX-E2のピーキングはとても精度が高いです。他社のピーキングはなぜか、精度が不安だったのですが、この富士のピーキングは超望遠レンズの撮影に使えます。

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「アザラシのあかちゃん」iBooksでベスト10入りしました

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 iBooksで「アザラシの赤ちゃん」なんとベスト10入りしました。「写真部門」とかではなく、総合の順位です。動物の写真集としては異例の上位だと思います。嬉しいです。ご購入いただいた皆様ありがとうございます。
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 また昨日と一昨日にこのブログの、1日あたりページビューが、なんと10,000ビューを超えました。皆様どうもありがとうございます。
 写真家の個人ブログとしてはとても異例な数字だと思います。とても光栄に思っております。
 今後ともよろしくお願いします。

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2013年11月28日 (木)

京都のミニトークの情報です

 京都でミニトークをします。まだ若干名の空きがあるようです。宜しくお願いします。
ーーーー以下案内ーーーー
【特別ゲスト:動物写真家小原玲さん】
 スペシャルミニトーク「"好き!"を美しく写したい」
  ★12月1日(日)16:00〜
 かわいい赤ちゃんアザラシの写真で有名な動物写真家の小原玲さんをお迎えし、「"好き!"を美しく写したい」をテーマに、写真がもっと好きになる楽しいお話をしていただきます。
スペシャルミニトークは16時〜どうぞお楽しみに。
【詳 細】
■日 時:12月1日(日曜日)
     ★小原玲さんミニトーク:16時~17時
■参加費:★小原玲さんミニトーク参加
       ★1500円(ヒノコのお茶・お菓子付き)
■定 員:★小原玲さんミニトーク:20名程度
      お茶とお菓子の準備のため、事前にご連絡いただけると助かります。
■場 所:Cafeヒノコ 
     〒604-0931 京都市中京区寺町二条下がる東側(榎木町98番地7)
     京都ペレットの2階
■お申込み・お問合せ
 直接、Cafeヒノコにお電話、ご予約ください。 電話 075-741-6450
 月・火・金・土・日: 13:00~19:00 (水・木 定休)

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iBookの今週のブックに取り上げられています

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 iBooksの「今週のブック」に「アザラシの赤ちゃん」(文春文庫)が取り上げられています。今は値引き販売中で200円でダウンロード販売されています。
 それにしても大江健三郎さんと同じトップページで紹介されるとは嬉しいなあ。
 MacのiTunesからbookを押すか、iPhone, iPadのiBooksからStoreを押すと、上記のページに行きます。よろしくお願いします。

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今日のメーテレ upで取り上げられました

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今日の18:17の名古屋ローカルのニュース番組、メーテレ upの「相生山」特集で、私のインタビューが登場しました。

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ホタルの写真家として、相生山のホタルの希少さを語っています。

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 道路建設予定地の竹やぶのホタルです。

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 放送ではだいぶカットされましたが、私の主張は以下のようなものです。

 「名古屋には、まだ子どもが見て感動する素晴らしい自然が残っている。自然を見て、美しい、すごい、と思うから自然を守る心が生まれる。それなしに自然を守りましょうでは伝われない。

 この美しい自然を失うとしたら、その損失は未来永劫のものだ。

 だからこの問題をどう決めるのかは、多くの次世代の人たちに、きちんと説明が付くような決め方を市長にはして欲しい。」

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トダ精光Fisheye Lens for X-Mount TFX-02

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 今度発売になる、トダ精光さんの富士Xマウント用の魚眼レンズ TFX-02 のデモ機が届きましたのでテストしてみました。焦点距離は12mmでF値は7.4固定です。
 Xマウント用対角線魚眼では先に韓国のSamyang 8mm/2.8があります。なのでそれがある上で、後発のこのレンズにどんなメリットがあるかなと思ったのですが、すぐにこの両者の使い道は別だと思いました。
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 同じ対角線魚眼レンズといっても焦点距離が8mmと12mmではX1.5違うので、画角や表現が大きく変わるのです。同一位置で撮影したこの写真を見ると画角の違いが大きいことが判ります。TFX-02の方は対角線でも180°の画角は明らかにないと思われます。
 ただこの画角の狭さが、魚眼レンズのデフォルメで物を強調するような撮り方の時には、広く写り過ぎないのでかえって好都合だったりします。
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 道ばたのイチョウの落ち葉ですが、こういう時にはこれぐらいの画角の方が使い易いものです。
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 名古屋唯一のブナ林がある東山植物園にこのレンズを持って行ってきました。ブナの葉っぱに向けて1枚。こういう撮影のときにこれ以上画角が広いと、かえって絵にしにくいですね。なので程よくデフォルメに使える魚眼レンズだと思います。
 360°パノラマ撮影やオーロラ撮影にはサムヤン8mm/2.8の方が向いています。
 しかし、デフォルメのある超広角レンズとして使用する際にはこのレンズも面白いと思います。昼間使う分にはF7.4という開放F値も、高感度性能がすばらしいX-E2ではさほど問題にならないと思います。
 まだ1日使っただけなので、これぐらいしか書けませんが、今までXシリーズでできなかった表現ができるレンズであることは確かでしょう。

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アスタリフト 肌にすーっと入っていきます

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 先日の富士フイルムの開発事業部での講演に続いて 、販社でも講演させていただきました。その際に「奥様にどうぞ」といただいたのが、富士フイルムの高級化粧品「アスタリフト」です。
 さっそく試した妻が「ねえねえ、私が普段使っている化粧品と肌への入って行き方が全然違う」といいます。
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「凄いから試してみて、でも勿体ないからほんのちょっとだけよ」と言われてちょっとだけつけてもらいましたが、確かにスーっと肌に入っていく感じが、一般のクリームなどと全然違います。その理由は詳しくはこちらから、フィルム時代につちかった技術でナノエマルジョン化されているわけですね。
 そして「この箱が琴子が幼稚園の時にあったらなあ」と妻がいいます。幼稚園では箱や梱包剤などの廃材を集めて、子どもの工作に使っていたのですが、その中に高級化粧品の箱が入っていると、「ねえねえ、あの箱の化粧品誰が使っているのかしら」とお迎えのお母さん方の間で話題になるそうです。赤くて綺麗な箱なので子どもの人気間違いなしだから、ぜったい子どもたちで取り合いになると。
 写真家をやっていて、苦労ばかりかけてきた妻に、久しぶりに感謝された1日でした。
    

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2013年11月27日 (水)

ほんとうの高感度性能とは暗いものがどれだけ美しく写るかだ

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(X-Pro1 100mm/2.8マクロ F2.8 56秒 ISO3200)

 ヒメボタルのサナギの発光している姿です。肉眼ではこの光はなかなか確認できません。暗室に入って数分たってやっと光っているのが、かすかに判るかのような暗い光です。それを撮影するのに私は感度をISO3200まであげたX-Pro1で約1分の露光をしてこの写真を撮りました。
 驚くのは等倍にしてみても、赤い点々や白い点々のノイズが見当たりません。これだけ綺麗に暗いものが撮れるデジタルカメラは私は他に知りません。本当の高感度性能というものは、このように暗い被写体がどれだけ綺麗に写せるかというところで評価すべきです。
 ところがカメラ雑誌のバイヤーズガイドでは「最高常用感度」なるメーカが主張しているだけの数字で比較されています。富士のXシリーズは6400になります。しかし、ISO51200とかISO25600とか書かれているカメラでも、このホタルのサナギをここまで綺麗に写すことはできないのです。赤や白の点々だらけになってしまいます。
 欧米のネットのカメラレビューではきちんと基準をもって診断して、感度評価は一定の基準で診断されているのに、日本では専門誌を見てもどのカメラが本当に高感度の性能がいいのかが判らないわけです。
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(X-E1 Sigma8mm/3.5 X4shots ISO6400)
 オーロラの撮影で私はXシリーズのISO6400で撮影します。このカットは魚眼レンズで4カット水平回転させながら撮ったものを、パノラマソフトで繋げ、そこから切り出したパノラマカットです。ISO6400ながらとても素晴らしい色と階調が出ています。大伸ばししても一切ノイズは目立ちません。
 ところが他社のカメラでISO6400のオーロラがここまで綺麗に写るカメラを私は知りません。もっと階調がなくなり、色も綺麗でありません。間違いなくこの写真の横に他社のプロ用一眼レフで撮ったカットを並べたら、ほとんどの人がこちらを「美しい」と選んでくれるだろう自信が私にはあります。つまり暗いものを撮ったときにどのカメラが一番美しく写るかなのです。そこにこそこだわって欲しい。
 そういう本当の高感度の実力でカメラが語られるようになってほしいものです。

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2013年11月26日 (火)

ミラーレスなのにシャッタ−ショックが出るのか

ソニーα7Rレポート)

ーーー久しぶりに三脚を使いますが、シャッターショックが大きく、遅いシャッタースピードではほとんどぶれてしまいます。歩留まりはいまひとつですが、ピントが合ってブレが無い時の画像はやはり違います。

 
 これは困っただろうなあ、ミラーレスカメラと超望遠レンズはミラーショックによるブレがないので、とても相性がいいのだけれど、最初のフルサイズミラーレスのα7Rはシャッタ−ショックでブレてしまうのか。
 ミラーレスなのでミラーアップもできないからどうするのだろう。
 小さいままのセンサーで真面目に性能をアップさせた、OM-D E-M1やX-E2がプロに受け入れられたのに対して、α7Rはどうしてしまったのだろう。だって先行していたRX-1やRX-1Rはレンズ交換こそできないが、レンズシャッターでタイムラグも短く、シャッタ−ぶれもなく、速写性に富んで、いいカメラだったと思うのに。その魅力を継いでいないと思うのだよなあ。絞りリングもなくなちゃったし。
 動画性能はとてもいいし、動画にはシャッタ−ぶれ関係ないけれど。

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XFレンズの魅力 XF27mm/2.8

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(X-E1 XF27/2.8 F6.4 1/400 ISO200)
 小さいが性能は侮れないのがXF27mm/2.8。特に中央部の性能は開放からすばらしくシャープだ。周辺も2段絞ればものすごくシャープになる。
 この小ささはやはり魅力だ。一眼レフのパンケーキレンズよりもさらに小さいので、ボディにつけたまま男性用の服ならポケットに入ってしまう。しかもそれで高性能なのが素晴らしい。
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(X-E1 XF27mm/2.8 F8 1/125 ISO1250)
 礼文島からみた利尻富士。夕暮れの淡い光のグラデーションをしっかりこのカメラは描写してくれる。Xシリーズでこのレンズをつけて撮っていると、傍目にはコンパクトデジカメで撮っているのと変わらないのに、フルサイズ一眼レフに遜色ない写真が撮れる。
 「魔法のレンズ」XF35mm/1.4のような、絞りを開けて、寄ってぼかしてという「魔法」は使えないが、狙ったものはしっかりきっちり収めてくれる。そんな真面目なレンズだと思う。
   

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2013年11月25日 (月)

プロ写真家は着実にミラーレスを導入し始めている

 今年の秋には色々なカメラが登場して、その中では私の一押しは富士フイルムのX-E2で、私の周りのプロ写真家もかなりの数の者が、X-E2からミラーレス導入になりました。特にシリアスなドキュメントが定評のフォトジャーナリストとかが、これなら「使える」と導入し、使い出したら「もうこれで十分」という評価をしているのが目に付きます。アマチュアの方では「撮りたい被写体」が明確にある人がこれを選んでいるように思えます。「何々を撮りたいからこれを選んだ」という話がほとんどなのです。
 こういう人たちからX-E1の頃には良く聞かれた「一眼レフに比べてAFや書き込みがどうこう」いう不満は聞いてません。そして「このカメラを手にしてから、写真を撮るのが楽しい」という言葉を良く聞きます。とてもXシリーズを象徴している傾向だと思います。
 他に私の周りのプロカメラマンが導入したミラーレス機種では、オリンパスのOM-D E-M1が目立ちます。これ2台を主力機にした著名なカメラ評論家兼写真家の友人もいます。フルサイズの300/2.8を売って、Eシリーズの150/2に買い替えていました。とても賢い選択だと思います。レンズ性能が全然いいですものね。
 他にも接写が多い蝶の写真家や、少しでも機材をコンパクトにしたい過酷な自然フィールドが舞台の写真家が導入しています。面白いのが、これらの方からも、小さいセンサーだということによる画質の不満が一切出てきていない事です。むしろ高画質だと満足している声を聞きます。
 私は「優しさ」のための表現でボケを生かす撮影が好きなのと、手袋をした状態での操作性から、マイクロフォーサーズは検討していないのですが、接写や望遠にはこっちの方が有利だろうなと思います。以前にはパナソニックのGH2は2台導入した時があります。ただ期待していたノクトンの25mm/0.95が私のホタル撮影には、開放時の点光源の描写の問題があって最終的にはダメ出ししたのですが、そのくらい明るいレンズで開放から使えるレンズが出てくるといいでしょうね。
 ソニーのα7Rを導入した人もいますが、どの方もプロ写真家ではなく映像がメインの方でした。あとマウント遊びが好きな方々ですね。プロの仕事用にこれをという積極的な話は知りません。
 このカメラはミラーレスの世界を牽引してきたソニーなのに、フルサイズのためにミラーレスのメリットを犠牲にしてしまったカメラだと私は思っています。
 このあたりBORGの中川さんのブログが見事に言い当てています。自社レンズを色々なボディに付け替えてテストしている方ならではの視点です。そこで指摘されている、「ピント拡大しにくい」「シャッター音が大きい」「シャッターショックが大きい」「メニュー操作性が煩雑」の他に、私の周囲では「タイムラグが長い」「周辺光量の低下」を良く聞きます。どれも(メニューを除いて)APS-CのNEXの方が、まだ良かっただっただけに残念です。失ったものは価格も含めて、ミラーレスならではメリットだったのにと思うのです。
 なのでそれを象徴しているのが、私の周りでニコンD800Eをメインに使っているカメラマンでα7Rをサブに導入した人を一例も知りません。ニコンGレンズならAF以外は問題なく使えるのにです。 傍から見たらD800Eとほぼ同じセンサーのα7Rをサブに使えば、色や画質が似ていて、小型軽量化できるのにと思うのですが、プロはその選択をしなかったですね。
 それらの方々はニコンDfを予約しています。面白いのがほとんど全員おじさんカメラマンで、若手や女性でDfを選んだ人の話は私の周囲では聞きません。D800Eでむしろ一番多い不満だった、画素数が多すぎて後処理が大変だったことを考えて、ほどほどの画素数で画質には定評があるD4センサーのDfをサブに選んだのでしょう。
 確実にミラーレスの時代はやってきています。
 すでに被写体重視の写真家たちはX-E2やOM-D EM-1でミラーレスに移行を始めています。来年にはそれはさらに加速していくことでしょう。
 すでに像面位相差のAF速度はかなり早くなっているので、スポーツが撮れるようなミラーレスもそう遠くないように思えています。この1年の進歩はそれを感じさせます。
 残りの高画素数を求めて現在ニコンのD800Eを使っているような人たちですが、彼らの撮影のほとんどがミラーを必要としていません。ミラーアップしてシャッターを切っていたりします。なのに一眼レフを使っています。だからそれを手放してでもこっちを使いたいというミラーレスカメラにはニーズはあると思います。私はそれには有機センサーが必要になってくるのではと思っています。 
 転換はすでに始まり、2、3年後には大転換が起こっていると私は確信しています。
 
 

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2013年11月24日 (日)

XFレンズの魅力 XF23mm/1.4

Lens_2 XFレンズの中で最も新しいXF23mm/1.4は「魔法のレンズ」XF35mm/1.4と兄弟のようなレンズだ。X-E2の名古屋発表会での開発者トークで教えていただいたのだが、レンズ構成図を見るとそれがよく判る。

 XF23mmはXF35mmの前に2枚、最後部に1枚レンズが加わったような構成なのだ。だから開放からのシャープさとか、柔らかで美しいボケ味とか、そっくりである。
 現行の35mm相当の画角のレンズで、フルサイズも含めてこのレンズは一番優れていると思います。
 最初はちょっと大きいかなと思うかもしれませんが、軽いのと、操作性がいいのと、何しろ写りがいいので、使っているのがとても楽しいレンズです。私は今年日本で出たレンズの文句無しのNo.1だと思います。
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(X-E2 XF23mm/1.4 F1.4 1/220 IS02000)
 名古屋の喫茶店で有名なコメダ珈琲店の和風甘味店「おかげ庵」に家族で行きました。琴子が頼んだのが「わらび餅」絞りF1.4の開放で撮ってみました。
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(X-E2 XF23mm/1.4 F2 1/120 ISO2000)
 海斗は団子を頼みました。おかげ庵では団子は電熱線のヒーターでテーブルで各自が焼きます。基本は醤油ダレをつけての2度焼きなのですが、海斗はあんこ団子にしました。 1段絞ったF2の描写もいい感じです。
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(X-E2 XF23mm/1.4 F2.5 1/170 IS0640)
 その後子どもたちと猫カフェに行き、琴子が猫の撮影にハマったのは、下の記事の通りです。絞りをもうちょっと絞りF2.5での撮影です。まだ柔らかさは残っていて、ボケも綺麗です。猫の毛並みが柔らかく写っていて、こういう描写が好きです。
 琴子が撮った写真の方が可愛い?はい、今日はそうかもしれません。だって琴子の方が嬉しそうに撮っていましたもの。写真に現れますね。
 「魔法のレンズ」XF35mm/1.4の兄貴分のこのレンズ、なんて呼び方をしようか考えています。
 

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X-A1を持って琴子と猫カフェへ

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 今日は琴子を連れて猫カフェ「ひとやすみ」に行ってきました。琴子は猫カフェに大はまり、写真も撮りたがったのでX-A1+「魔法のレンズ」XF35mm/1.4を渡して撮らせてみました。
 教えたのは「できるだけ猫の視線の高さで撮る事」「絞りはF2で撮ること」この2つです。たまたま先に使った時に山本まりこさん風エアリーセッティングになっていたので、面白いのでそのまま撮らせました。琴子もその絵が「可愛い」とお気に入り。
 で琴子の作品です。
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(X-A1 XF35mm/1.4  F2 1/45 ISO640 Astia)
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(X-A1 XF35mm/1.4  F2 1/210 ISO640 Astia)
Dscf8554
(X-A1 XF35mm/1.4  F2 1/90 ISO640 Astia)
Dscf8551  
(X-A1 XF35mm/1.4  F2 1/80 ISO640 Astia)
 どうでしょう。初めてカメラを使ったにしては、なかなかの名作が撮れたと思います。好きなものに、「好き!」を写す撮り方で、好きなように撮れば、子どもでもこんな写真が撮れるんです。
 琴子も「可愛い」写真が撮れたので嬉しそうでした。 

エアリーフォトの撮り方レシピ (玄光社MOOK)
 エアリーセッティングに関しては山本まりこさんのこの本を参考にしてください。フィルムシミュレーションのASTIAをベースに、WBシフトで色をつけ、その他のカスタムセッテイングはめいいっぱいソフトになるように振っています。コツは中途半端におそるおそるいじるのではなく、思いっきり大幅にいじることです。

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2013年11月23日 (土)

カメラ雑誌のバイヤーズガイドを見て思う

 今月号のカメラ雑誌を見るとボーナスシーズンだけあって、色々なカメラのバイヤーズガイドが出ていて面白いです。いまだに男性のカメラ評論家や写真家だけが選んでいるのがちょっと疑問、女性目線がもっと入っていいのではとは思います。

 それに車に、トラックやスポーツカーや軽自動車があるだけでなく、ピンクがあるからとか、この内装がオシャレだとか、今までとは違う部分で選ぶ人がいるように、カメラももっと違う部分の評価情報があっていいのではと思いました。

 だって「記憶色」とか「シャッタ-音」とか、「繊細な描写」で選びたい私のようなものには、このバイヤーズガイドの情報からでは、まったく必要な情報が得られてこないのです。私がカメラを選ぶこの3つの要素については一言も記載されていません。

 だから私から見たら、X-E2と他のカメラとの比較は、土俵が違っているかのような印象を持っています。

 そもそも私は比較ってあまり好きじゃありません

 カメラに限らず、何にしても一番大事な部分は、それ一つだけしっかりを見て、「好き」かどうか、それを五感で感じて判断することの方が大事です。異性を好きになるのに、並べて違いを比較しながら選んだりしないですよね。それよりもグッとのめり込む何があればそれで十分ですよね。

 比較しているとその「グッとのめり込む何か」より、些細なことの違いにこだわってしまいます。結果大事なものを見落としがちです。私はこのような理由からプリントを選ぶ際にも比較はしません。単独で見て、このプリントが好きかどうかそれだけを考え、感じます。

 なのでバイヤーズガイドはもっと、そのカメラの「ここが好き!」という部分を特筆して欲しいかなと思います。些細な違いを見つけるぐらいの情報は、今ならネットであふれていますから。

 X-E2を使っていて一番嬉しい時は、撮った後にコマンドダイヤルを押して、再生画像を確認する時です。「写っている。しかもこんなにシャープに!そして美しい!」ということが判る瞬間です。ぜひ店頭で触って何かを撮って見て、再生画像を確認して見て下さい。 「グッとのめり込む何か」があるカメラだと思います。

 

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XFレンズの魅力 「魔法のレンズ」XF35mm/1.4

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 私がXシリーズを使う人に、最も勧めたいレンズがXF35mm/1.4である。私は「魔法のレンズ」と呼んでいる。どうしてかというと、「なんか絵にならないなあ」と困った時には、このレンズを付け自分の好きなものに向けて、絞りを開けて、寄って撮れば、なんらかの作品になってしまうからだ。
 絞りはF1.4とF2, F2.8の3つを撮り分けておくといいと思う。どれでも合焦部はシャープだが、この3つでボケの描写や雰囲気が大きく変わるからだ。
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(X-M1 XF35mm/1.4  F2 1/2000 ISO3200)
 なので私の「好きなもの」のマンゴープリン。お店で自然光が入る窓際のテーブルでただ向けて撮っただけなのに、そのまま雑誌で使えるような絵になってしまいます。この好きな料理に向けて「縦位置」「絞りを開けて」「寄って撮る」をこのカメラですると、たいていのものは美味しそうに写ります。なので旅先での料理を撮るのがとても楽しくなります。
 それはこのXF35mm/1.4が28cmまで近接できるために、フルサイズの標準レンズの近接時よりも寄れて、被写界深度が浅い絵が撮れるという理由からです。準マクロレンズ的な寄ることができるのに、開放F値が1.4と明るいためです。
 しかも一眼レフではこれだけ浅いピントの精度がファインダースクリーンでは出せないが、Xシリーズならセンサー面でピントを合わせるので、それが可能になるのです。
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(X-pro1 XF35/1.4  F2 1/4000 ISO200 ND8使用)
 そして何度も掲載したこの写真です。このカットを撮った日は曇っていて、流氷の上では綺麗な色が出ないので、20年以上も通っている私だとあまり撮影をしないような条件でした。しかし、そんな時にこそ「魔法のレンズ」を使おうと思ったのです。
 絞りを開けるためにはNDフィルターが必要でした。普段はあまり持ちあるいていないのですが、動画用に持っていたのです。 そしてF2にセットして、そっと近寄って撮りました。自分の赤ちゃんを撮るような気持でそっとシャッタ−を切ります。
 液晶に浮かぶカットを見てびっくりしました。自分が撮りたかった赤ちゃんへの「優しさ」や「好き」がこれほど写ったカットが、過去の自分の作品にあっただろうかと。
 私がアザラシの赤ちゃんを撮り始めた24年前にはすでに、プロの御用達は標準ズームだった。F1.4の大口径標準レンズなんて流氷での撮影に持っていく事もずっとなかった。なので、Xシリーズが私にこの撮り方を思い出させてくれた。
 そういえば自分の子どもが生まれてまだ赤ちゃんだった頃、私はいかに静かに、そして描写の美しいレンズで赤ちゃんを撮ろうと、ツァイスやライカの単体レンズで開けて撮っていた。一眼レフでバタバタしながら撮ったりはしなかった。自分の赤ちゃんを撮る様に、なんで今まで動物の赤ちゃんを撮らなかったのだろう。24年目にして気付いたことは、XF35mm/1.4という「魔法のレンズ」が教えてくれた。
(最近ブログの更新の頻度が多いため、一度見た写真の記事が探しにくくなっていますので、過去に使った写真も再掲載しています)

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訂正:線の「太さ/細さ」の起因をセンサーからカメラに訂正します

 当初私は「線が太いセンサー、細いセンサー」と、この線の太さ/細さの起因が、センサーだけにあるかのような記述をしていましたが、色々と再検証したところ、センサー以外の要因もあると判断しました。それはローパスによる滲みとか、カメラ内での画像エンジンの処理とかです。センサーのみならず複合的な起因と判断しました。結果「センサー」を「カメラ」に換えて訂正いたします。

 当該記事は訂正し、その旨を記載しました。
 しかし、主張の根幹である、線が太く写る描写のカメラがある、線が細く写る描写のカメラがあるは、実写の写真の通りに変わりませんし、私が線が細く写る描写のカメラを「好き!」を表現するために選ぶということも変わりません。

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2013年11月22日 (金)

XシリーズとXF35/1.4があると家族スナップが楽しい

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(X-E2 XF35/1.4 F4.5 1/40 ISO2000 Velvia カラー:-1、ハイライト:-1)
 朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」を見て、娘の琴子がリクエストした「鯛めし」です。琴子は「あまちゃん」の大ファンだったのですが、「鯛めし」を作ってもらえたから、「ごちそうさん」にもいいことあるね、だそうです。
 当初はオーバーアクションの「うーーん」に閉口していたのですが、それが減ってだいぶ良くなったと思っています。名作ではないですが、とりあえず見続けたいドラマにはなっているかと。
 Xシリーズを使うようになって、一番感じたのは家族スナップが面白くなったことです。特にXF35/1.4 を使って撮るものがいいです。写真家といっても、ただの1父親として家族のスナップを撮ることもあります。作品とか作例ではなく、ほんの家族の日々の記録です。こんな時でもXF35/1.4で撮ると、スナップには狭めの画角と、写りの良さから、ちょっと個性ある感じの記録が残ります。これがワイド系やズームやコンパクトデジカメでは違った感じになりますよね。
 そうそうこの写真のフィルムシミュレーションはVelviaのカラー:-1、ハイライト:-1に設定しています。Proviaとほとんど似たような仕上がりになるのですが、カメラ内RAW現像で、微妙にこっちを選びました。こういう何でもない普段の撮影の時に、色々フィルムシミュレーションの効果比較をしておきます。コツは撮って画像確認の時にすぐカメラ内RAW現像をやること。後でカードにデーターを入れ直したりしてやるのは面倒だからです。
 Xシリーズを使い出して、撮るのが面白くなったのが、旅行先の料理と家族のスナップポートレートです。でもそれが撮るのが面白くなるってことは、写真やカメラにとても大事なことがあるのではないかなあ。
 
 

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2013年11月21日 (木)

XFレンズの魅力 XF55-200mm/3.5-4.8 X-E2

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(X-Pro1 XF55-200mm/3.5-4.8  F7.1  1/74  IS01600)
 私が海外取材に出る時に必ず2本持っているレンズがある、1つは「魔法のレンズXF35mm/1.4」でもう一つがXF55-200mm/3.5-4.8だ。これらのレンズが取材中に壊れた場合のリスクを考えて予備を持っていくのだ。
 このレンズは富士フイルムからサンプル撮影を依頼されていたので、テスト機を受け取りすぐに撮影に出た。実はその時はすでに午後で、明日から大雨の予報が続いていた。桜はその雨でだめになってしまうだろうなあと、すぐに名古屋から奈良に電車で向かい撮影したのがこれ。早朝の暗い中だったのだが、1/75のシャッタ−速度でも手ぶれ補正機能がしっかり効いて手持ち撮影ができた。
 動物写真家が重たいザックと三脚から開放される画期的なレンズなのだ。
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(X-Pro1 XF55-200mm/3.5-4.8  F7.1  1/1500  IS0400)
 このレンズを使って直ぐ思ったのが、望遠側でもピントがとてもシャープだということ。実は正直いうとここまで良いレンズだろうとは予想していなかった。望遠側いっぱいでは少し甘くなるのではと思っていた。ほとんどの大手メーカーの高級望遠ズームでも望遠側は甘いのがほとんどだからだ。その予想が外れ、私は望遠側でも仕事で安心して使える望遠ズームを手にしていた。
 この望遠ズームのいいところはとても軽いこと。そして収納時はとてもコンパクトになる。撮影時には望遠側ではそれなり(178mm)に長くはなるが、それは200mmの焦点距離には当然必要な長さなのだ。
 そしてただシャープなのではなく、繊細な「線の細い」描写のカメラの効果もあって、動物の毛並みが優しく写る。
 自分の好きなペットを撮るのに、「線が太く」写るカメラで撮るのは逆効果だと思う、自分の愛情が表現できない。好きな被写体は「線が細い」カメラで、優しく写して欲しい。

追記(2013.11.23):当初私は「線が太いセンサー、細いセンサー」とこの線の太さの起因が、センサーだけにあるかのような記述をしていましたが、色々と再検証したところ、センサー以外の要因もあると判断しました。それはローパスによる滲みとか、カメラ内での画像エンジンの処理とかです。結果「センサー」を「カメラ」に換えて訂正いたしました。

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相生山緑地の問題で河村たかし市長に要望してきました

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 名古屋市役所の市長室を訪れ、河村たかし市長に「相生山緑地を縦断する道路建設について、市民の民意を聞くという公約を早期に、公正な手続きで実現してほしい」と要望しました。夕方のローカルニュースで取り上げられ、明日の名古屋市内の朝刊にも載ると思われます。私は写真を撮っていたので写っていません。
 現在この問題は、検証委員会の「高度な政治的な判断が求められる」という答申結果を受け、市長の判断待ちになっています。そのために地元住民の民意を聞く「住民投票」を河村たかし市長は公約にあげて当選しました。
 しかし、道路建設推進派はなんとかこの住民投票を行わずに、道路建設を決定させようと画策、市長と昨日天白区役所で面会しています。その動きに私たちが、建設反対側とも面会をと要請し、この面会が実現しました。

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 相生山緑地は日本でも有数なヒメボタルの生息地です。その核心部分を道路が建設されようとしていました。しかし、その建設のために「環境に配慮した道作り」と称した対策での、環境調査があまりにも恣意的で非科学的(成虫の飛翔数ではなく、3日の調査で何回見たという頻度で分布の密度を示していた)であったため、私は市民100人を集めて「ヒメボタル幼虫調査」を行い、市の調査結果を覆しました。
 ホタルの生息地は飛んでいる場所ではなく、幼虫が暮らしている場所だという、昆虫学者ならだれでも判ることから、調査しただけのことです。
 これらを経て、あたらしく市長に当選した河村たかし市長が、今までの建設に関する科学的根拠を再検証することを指示、「科学的検証委員会」が開かれ、その結果が「高度な政治的な判断が求められる」だったわけです。
 この道路建設問題はいよいよ最終段階に入っています。私たちが一番恐れているのは、民意を聞くといって、また恣意的で非科学的な調査方法を行う名古屋市の役人のコズルさです。住民投票に準ずる「アンケート」と称して区政協力委員の対面調査とかを主張しかねないからです。
 ぜひ「相生山緑地の問題では、公正な方法で民意の確認をしてほしい」という声を名古屋市長に届けていただければと思います。市長はそのつもりでおりますが、市役所がコズルいことをしますので、それを牽制するためにも必要なのです。
 名古屋市市政相談「市民の声」  宜しくお願いします。

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2013年11月20日 (水)

XFレンズの魅力 XF18mm/2

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(X-M1 XF18mm/2 F2開放 3.2秒 ISO6400)
 Xシリーズのレンズの中で一番選択に迷うのが18mmだ。
 XF18mm/2、 X100s+ワイドアタッチメント、XF18-55ズーム、XC16-50ズームと4つの選択があるからだ。
 まず侮れないのがX100s+ワイドアタッチメントで18mm/2相当になるが、周辺までシャープでしっかりした像を結んでくれる。アタッチメントを使用している劣化などまったく感じない。X100sの身軽さと静粛性もあって結構好きな組み合わせだ。
 またXF18-55ズームも写りがいい。周辺部に限ればXF18よりもいいかも知れない。なので微妙な構図を決める風景には使い易い。
 XC16-50ズームはなんといっても安価で軽量な割に写りがいい。強い逆光の時にだけXF18-55と差が出るかもしれないが、通常使用では十分に使える。16mm側への引きが必要な時にはこれを使う。
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(X-Pro1 XF18/2 F10 1/400 ISO200)
 そして本題のXF18mm/2だが、中央部の解像力は高い。そして近接でもシャープでありながら柔らかな描写を持っていて、「味がある」広角レンズだ。ただし周辺部の解像が、ごくわずかに劣るため、レンズレビューなどではその指摘が強かった。
 私はこのレンズも愛用している。広角レンズでF2という明るさで、しかも開放の描写がいいレンズって実はあまりない。特にシャープだが「味のある」柔らかみの残った描写のレンズは貴重だ。
 周辺部の多少の欠点はその中央部の良さでカバーしてしまっていると思う。何も壁面ばかり撮るわけではないからだ。
 特に報道写真やドキュメントで、広角で撮るときには、中央の寄ったところがきっちり写っていれば、それで十分なのだ。開放で寄れる数少ない貴重な広角レンズだ。周辺にこだわって、このレンズの中央部の画質の魅力を使わないのは勿体ない。
 周辺もこうやって絞って撮ったものを見る限り特に欠点があるとは思えない。
 XF23mm/1.4ほどの優等生レンズではないが、XFレンズの名に恥じない性能は持っている。このレンズの良さをきちんと判って使えばいいだけの話だと思う。そしてなんといってもパンケーキサイズの大きさは魅力だ。

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線が太いカメラ、線が細いカメラ 遠景比較 X-E2

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 昨日の「線の太さ」比較で、ぜひこれを遠景パンフォーカスでやって欲しいというリクエストがあったので行いました。今回はレンズを変えて、ほぼ同じ画角で撮るようにしました。前回はX-E2側を縮小しましたが、今回は5Dmk2側を縮小です。
5Dmk2はEF50mm/2.5マクロ、ピクチュアースタイル風景 Jpeg
X-E2はXF35/1.4 フィルムシミュレーション Velevia Jpegです。
絞りはどちらもF16です。X-E2は点像復元処理をオンです。
 こういう遠景でも「線の太さ、細さ」に差が出る事が判るかと思います。特に赤い線でかこった部分の白い線の太さが顕著に違います。
 誤解のないように書きますが、これらの「線の太さ、細さ」は、カメラ性能の善し悪しといういうよりも、メーカーの写真の描写に対する考え方の違いだと思います。なのでニコンとキヤノンは競争するように線が太く変化してきました。
 「線が太い」方がパッと見の強さが出るので、あえて輪郭強調をカメラ出しの段階で行っているから、こうなるのだと思います。
 しかし、線が太くて、高感度のノイズを舐めるようにボカす処理を行うと、いわゆる「塗り絵調」になってくるわけです。私はそのような高感度の描写が嫌で、一眼レフを使うのをやめたと言っても過言ではありません。ただスポーツ写真のような場合には、たとえ塗り絵調になってでも、速いシャッタ−速度を切り、出来た写真に見た目の力が欲しいのだと思います。そのような志向の結果がこの線の太さだと思っています。
 現在「線が細い」描写を出してくれるのは、私が知る限り、富士フイルムのXシリーズだけです。動物の赤ちゃんを優しく写すにはこの描写が私に必要です。

追記(2013.11.23):当初私は「線が太いセンサー、細いセンサー」とこの線の太さ/細さの起因が、センサーだけにあるかのような記述をしていましたが、色々と再検証したところ、センサー以外の要因もあると判断しました。それはローパスによる滲みとか、カメラ内での画像エンジンの処理とかです。結果「センサー」を「カメラ」に換えて訂正いたします。

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2013年11月19日 (火)

線が太いカメラ、線が細いカメラ X-E2 

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 私は良く「線が太い」とか「線が細い」という表現でカメラの描写を区別している。そのことが理解できない、また半信半疑の方も多いと思うので、実例を撮ってみました。
 上はフルサイズ一眼レフのEOS5Dmark2に、コンタックスプラナー50mm/1.4をつけて、絞りF5.6で撮影したもの。Jpegです。
 下はAPS-CのX-E2に同じく、コンタックスプラナー50mm/1.4をつけて、絞りF5.6で撮影したもの。Jpegです。
 撮影位置は同位置から撮っていますので、x1.5で画角が狭くなるX-E2の方が大きく写っています。なので縮小して、文字幅を同じサイズにしました。
 まず本筋とは違うのですが、どちらも家庭用LED照明下のオートホワイトバランスなのに、色がこれだけ違います。富士のオートホワイトバランスの優秀さが目につきます。またローパスレスの下のX-E2の方が明らかにシャープです。
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 そして本題の「線の太さ、細さ」ですがいかがでしょう?(トリミングして判りやすくしました)
 下のX-E2の方が「線が細い」ことが判るかと思います。これが私が常々主張するカメラごとの線の描写の違いです。この線が細い方が動物の毛並みとかが繊細で優しく写り、人肌の毛穴が目立たなく美しく写ります。私が撮りたい「好き!」を美しく写す写真には、この「線が細い」描写が必要なのです。

追記(2013.11.23):当初私は「線が太いセンサー、細いセンサー」とこの線の太さ/細さの起因が、センサーだけにあるかのような記述をしていましたが、色々と再検証したところ、センサー以外の要因もあると判断しました。それはローパスによる滲みとか、カメラ内での画像エンジンの処理とかです。結果「センサー」を「カメラ」に換えて文章を訂正いたしました。

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2013年11月18日 (月)

X-E2 XF60mm/2.4マクロの魅力

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(X-Pro1XF60/2.4 F8 1/1000 ISO1600)

 富士のXシリーズのレンズの中でもっとも解像力が高いレンズが、このXF60mm/2.4マクロです。しかもシャープでありながら、カメラの線の描写が細いことから、柔らかな動物の赤ちゃんの毛の質感が出ます。これがメーカーによっては針金のような線になってしまう描写のカメラもあるのです。
 XF55-200mmが出てから、この60mmマクロとどっちを持っていくか悩むことも多いのですが、X-E2が出てからこの60mmマクロでのAFも早くなったため、使い勝手がよくなってきました。
 写りは全XFレンズ中で一番の解像力がありますから、素晴らしいレンズです。23mmとこれの2本なんていう撮影も結構楽しかったりします。

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富士フイルムのプリントはとても美しいです

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 先日のビックカメラでのトークの際に展示されていたプリントがとても綺麗だったので、それを作製していただいた富士フイルムの関連会社のクリエイトさんに個人的なプリントを4枚注文しました。届いたものも美しい!大満足です。
 これだけ綺麗なプリントを見ると、インクジェットプリントでは満足できなくなってきました。
 CP+の展示でも、ニコン、キヤノンなどが高画素フルサイズのセンサーで撮った写真をインクジェットでプリントした写真を展示していましたが、X-Pro1やX100sで撮られた写真を富士のXプリントで伸ばした写真の方が、あきらかに綺麗でした。
 こういった美しいプリントを見る喜びも含めて、富士フイルムさんは、写真への回帰を提案されているかのように思えています。「好き!」がプリントから伝わってきます。

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彩度の好みに時代反映があるように思います

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(X-E1 XF35mm/1.4 F2 1/221 ISO400 ダイナミックレンズ200% Velvia カラー:−1)
 今年の春に沖縄の竹富島で撮影したカットです。曇っていて今ひとつ絵になりにくいなあという時には、XF35mm/1.4をつけて絞りを開けて、寄って撮る。そうすると「魔法のレンズ」が絵にしてくれます。
 このカットではフィルムシミュレーションは Velviaを使っていますが、あえてカラーを-1にして彩度を落としています。赤い色は彩度があがって飽和しやすいので、それを押さえているわけです。Proviaにするという考えもありますが、私は結構このカラー:-1も良く使います。
 私の世代(現50代)はコダクロームでカラーの仕事を初め、Velviaで総取り替えになったというVelvia革命のような経験をした世代です。90年代初めのバブル景気の余韻が残っていた時期にVelviaの高彩度は似合っていました。その頃の感覚が残っているのか、ついついVelviaを私は選んでしまいます。
 私の少し下の世代(現40代)はプロになった時にはすでにVelviaがあったという世代です。この世代は一番色使いが鮮やかだったと思っています。色を個性にした写真家が一番出て来た世代です。
 その後Provia, Astiaとフィルムの彩度は抑えめになっていきます。なんか景気が静かになるのと彩度が関係しているかのようでもあります。高彩度の文化への反発か、ガングロ世代も出て来た頃です。
 そしてデジタルになり、初期の色が出ないデジタルカメラに四苦八苦した時代を経て、今にいたるのですが、現在の30代の写真家の多くは、一人前のプロになった頃にはデジタルカメラがすでにあった世代です。デジタルならではの色の扱いが出てきました。
 最近流行りの「エアリー調」はコントラスト、彩度を下げて、色を抜きますので、Velviaの究極の反対側になります。でもその色彩感覚が今の若い人たちにフィットしているのだなあと、思ったりするこの頃です。控えめだけれどオシャレな自己主張という感じでしょうか。
 Xシリーズの面白いのは、この高彩度のVelvia調から、Astiaを基調にして彩度をさげた「エアリー調」まで、Jpegの撮って出しで作れることです。なので調節次第で自分のカラーを見つけられる。その幅がとてつもなく広いのです。その幅の中からの選択もこのカメラの楽しみかなと思います。

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2013年11月17日 (日)

Xシリーズに出会ってJpegを多用するようになった

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(X100s 23mm/2  F5.6 1/141 ISO400 ダイナミックレンジ200% Velvia)
 Xシリーズを使う時によく話題になるのがRAWで撮るか、Jpegで撮るかということだ。私は以前の他社のカメラではほぼ完全にRAWからの現像だったが、Xシリーズに出会ってからは、使用するのはほとんどJpegそのままである。ただし撮影自体はRAW+Jpegで撮っている(スポーツはJpegのみ)。
 ほぼ90%がJpeg撮って出しで、5%ぐらいは露出や彩度の調整のためにカメラ内RAWで再現像、もう5%が明暗差が大きい被写体なのでRAW現像ソフトか、JpegからPhotoshopを利用するというぐらいの割合だ。
 Jpegを多用するということはフィルムシミュレーションに色作りを任せるということでもあるが、すべてを「お任せ」にするわけではない。撮影前にホワイトバランスやカラーやダイナミックレンジを微調整して、自分の好みの色が出やすい条件にしておく。これをやることでJpeg撮って出しがより有効に使え、自分の色が出せると思っている。
 またJpeg撮って出しで決めるには露出は±1/3単位の微調整が必要となる。露出への気の配りはRAWで撮っていたときよりも格段にシビアになる。しかし、そのシビアな露出がより綺麗な仕上がりに通じる。
 なぜRAWを使わなくなったかというと、富士のXシリーズがフィルムシミュレーションで作り出す色は、RAWから現像ソフトで、まったく同じものを作り出す事がほぼ不可能だからだ。それだけ綺麗な色を瞬時に書き出してくれているのに、何時間もコンピュターに前であれこれいじっても、私では同じものが作れないのだ。
 だったら、そのXシリーズが作り出す色を前提にし、それを最大限利用しながら、フィルムシミュレーションの選択や撮影前微調整によって自分のカラーを作っていこう、という考え方になったわけだ。
 Jpegを多用するようになって、撮影前の手間は少し増えたが、後処理に費やす時間が大幅に減ってとても楽になった。今までなんであんなにも長時間コンピューターの前で格闘していたのだろうと思う。そしてその頃のカットよりも、今の自分のカットの方が色は綺麗だと思っている。それどころか、むしろ今まで他社のカメラでRAWで撮っていたカットを、全部富士のXのJpegで撮り直したいぐらいなのだ
 一番大事なのは「何を表現したいか」だと思う。その際に必要な色を私はフィルムシミュレーションを利用して得る。私に撮って一番大事なのは「好き!」が写ったかどうかなので、それが写っていればJpegでまったく問題ないのだ。
 

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2013年11月16日 (土)

おおたか静流さんコンサート

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ホタルの映像に合わせて、素晴らしい歌声と演奏をいただきました。とても写真家冥利の夜でした。

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2013年11月15日 (金)

ミラーレスカメラの未来予想図

 2013年は私のようにミラーレスだけで仕事をするカメラマンが増えてくるだろう。フジのXFシリーズのラインナップが揃えば、スポーツ以外は十分仕事ができるだろう。NEXも望遠ズームにいいのが出ればシステムは揃う。 
 2014年にはスポーツがミラーレスで撮れるようになっていると思う。すでにパナソニックは150mm/2.8 (300/2.8相当)をラインナップに入れているし、像面位相差AFの実用化はすでに始まっていて、後はレンズとセンサーの組み合わせ次第だ
 この頃になると出遅れていたCやNが本気になって新製品のミラーレスシステムを出してくるだろうが、私はすでに時遅しになるだろうと思っている。
 2015年には多くのプロがミラーレスで仕事をしていると思う。ちょうど今年買った一眼レフの賞味期限が切れる頃だ。買い替えをするのにミラーレスを検討するだろう。
 2016年のオリンピックでは私はどこかの会社のミラーレスカメラが必ず使われるだろうと思っている。その供給を真剣に検討しているメーカーがあるかどうかだが、需要は確実にある。
 そしてその頃には、今の大手カメラメーカーは一眼レフの製造を維持することで経営が厳しくなっているだろう。新しいミラーレスシステムを作り、それらもきっと売れるだろうが、それまでの一眼レフカメラが売れなくなるので、経営的には厳しくなるということ。
 つまり売れるカメラだけ作って価格競争で戦って行く時に、あえて売れない高いカメラやレンズを作り続けなくてはならないわけであって、その重荷に耐えられないだろう。この転換は私の未来予想図があたっていれば、早ければ早いほどいいわけだが、どうも各メーカーはこれに及び腰だ。
 きっと手遅れになって、シャープのように海外資本に狙われる大手カメラメーカーも出てくると思う。
 などと、思うこの頃です。
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 実はこの文章は昨年10月30日に書いた記事なのです。1年経ってみて振り返って、この通りに進んでいると思っています。
 昨日EOS Kiss X7のホワイトバージョンの発表がありましたが、ある意味感慨深かったです。
 正直ホワイトは大柄な一眼レフには似合わないなあと思うのとともに、「ついに一眼レフがミラーレスの流行りの真似をし始めた」という点です。
 EOS KissX7というカメラは私は現行の一眼レフの中で一番評価しています。良くあれだけの性能をあの大きさに入れたと思います。EOS1Dxや5Dmark3よりもよっぽど使ってみたいカメラです。でももうX-E2が出てからは一眼レフの必要性はまったく感じなくなりました
 明らかに転換期が近づいていると思います。

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いつもご愛読ありがとうございます

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 昨日のワールド・ビジネス・サテライトの効果もあって、昨日は8,000ビュー近いアクセスがブログにありました。どうもありがとうございます。X-E2が発表になって、テスト機の印象を書いた時から、アクセス数が急に増え平均5,000ビューぐらいが続いています。(それ以前はせいぜい2〜3,000ぐらいでした)
 これだけの読者が見てくれていると思うと、こっちもそれに答えようと思い、どんどんカメラ関係の情報を増やしています。さすがにクドいと思われる方もいらっしゃると思います。しかし、このアクセス数が続くうちは、この情報を欲している人たちがこれだけいると思い、それに答えようと思っていますので、ご了承ください。
 私としてはX-E2を初めとするミラーレスカメラが、小型カメラによる写真の世界を、また身軽で気軽なものに回帰してくれるのではと思っています。それによって写真を撮る人の人生そのものが豊かになるし、幸せになると。またそうなって欲しい。そんな想いで書いています。「”好き!”が美しく写った写真」ってそんな力があると思っています。

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おおたか静流songs-ホタル舞うまちで

 おおたか清流さんのコンサート「おおたか静流songs-ホタル舞うまちで」の中で、私のホタル動画を上映する予定です。作製したのは8分のクリップ。実はたった今レンダリングが終わりました。うちのパソコンでの動画処理はほんと大変です。

ーーーーーーーーーー
2013年11月16日(土)19:00開演(18:30開場)
東京国立 “国分寺市立いずみホール“(JR中央線・武蔵野線 西国分寺駅 徒歩2分)
出演;おおたか静流(うた)、篠崎正嗣(バイオリン)、佐藤芳明(アコーディオン)
料金;2,000円(4歳以上有料)全席自由 ※3歳以下は入場はできません。
問&申込;電話042-323-1491(国分寺市立いずみホール)

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X-E2 ワールド・ビジネス・サテライトで紹介されました

Dscf8585

 自分の赤ちゃんを撮る時に大きなカメラでミラーをバタバタさせて撮ったりはしない。
Dscf8587
 ようやく眠ったかと思いながら、静かにカチャ、カチャと撮ると思うんです。
 なぜ動物の赤ちゃんの時だけ、あんなにバタバタと大きな音を立てながら撮っていたのかと、ミラーレスカメラに出会って反省し、静かに撮るようになった。そしたら写真も変わってきた。
Dscf8591
 動物の赤ちゃんは静かに撮っていれば、こちらに気を許し、近寄って来てくれる。今まではバタバタ撮って、向こうを向かれ、そして向こうに回って撮っての繰り返しだったが、こうやって向いてくれると撮れる表情も違う。
 そして富士のカメラのセンサーは繊細な線を細く写す描写を持っている。
Dscf8592
 この「線が細い描写」を指向しているセンサーは富士フイルムだけ。
Dscf8593
 なのでこのセンサーのカメラでないと、この繊細な描写による、優しい描写は写らない。だから私はこのカメラを選んでいる。
 いつもここに書いている、「”好き!”が美しく写る」のに必要なのは、静粛性、繊細な描写、記憶色です。
 こんな感じの話をビックカメラさんのトークでは行っていました。

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2013年11月14日 (木)

京都でミニトークをします

 京都の女性写真家の YUMIKO.K さんのフォトレッスンの後にちょっとだけミニトークをします。詳細はこちらから。私は実技指導ではなく、写真を撮る際の考え方のような話をします。「”好き!”を美しく撮したい」です。

 おしゃれなテーブルフォトの写真がとっても得意なYUMIKO.KさんのフォトレッスンではX-A1の無料貸し出しがあります。ぜひこの機会にお試しを。

ーーーー以下案内ーーーー
特別ゲスト:動物写真家小原玲さん】
 スペシャルミニトーク「"好き!"を美しく写したい」
  ★12月1日(日)16:00〜
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 かわいい赤ちゃんアザラシの写真で有名な動物写真家の小原玲さんをお迎えし、「"好き!"を美しく写したい」をテーマに、写真がもっと好きになる楽しいお話をしていただきます。
スペシャルミニトークは16時〜どうぞお楽しみに。
【詳 細】
■日 時:12月1日(日曜日)
     ☆フォトレッスン:14時~16時
     ★小原玲さんミニトーク:16時~17時
■参加費:☆フォトレッスン+★小原玲さんミニトークの両方参加 
       ☆★3500円(ヒノコのお茶・お菓子付き)
     ★小原玲さんミニトークのみ参加
       ★1500円(ヒノコのお茶・お菓子付き)
■定 員:☆フォトレッスン:5名程度(予約制:X-A1貸出は予約順)
     ★小原玲さんミニトーク:20名程度
      お茶とお菓子の準備のため、事前にご連絡いただけると助かります。
■場 所:Cafeヒノコ 
     〒604-0931 京都市中京区寺町二条下がる東側(榎木町98番地7)
     京都ペレットの2階
■お申込み・お問合せ
 直接、Cafeヒノコにお電話、ご予約ください。 電話 075-741-6450
 月・火・金・土・日: 13:00~19:00 (水・木 定休)
■フォトレッスンに持参する物
    :USBメモリスティックorSDカード(ご自分の画像お持ち帰り用)
     撮したいかわいい小物やお花・ご自分のデジタルカメラ
     カメラのない方はミラーレスデジタルカメラを無料貸出いたします。
【特別貸出:新発売FUJIFILM X-A1デジタルカメラ】
富士フィルムさんのご厚意により、11月23日新発売の富士フィルムデジタルカメラ「FUJIFILM X-A1」を無料貸出、ご利用いただけます。
X-A1を思いっきり使用できる、またとないチャンス!
台数に限りがありますので、お早めのご予約を!
■フォトレッスン講師:YUMIKO K.
 大学の写真学科を卒業後、写真ラボ、スタジオアシスタント、写真家マネージャーなどを経験。
 生活の中にいつもカメラがあり、好きなときに写真を撮っている。
 ペットや植物、お料理の撮影は大好き。
 現在、Studio Graphics on the WEBにて

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X-E2 XF14mm/2.8の魅力

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(X-E1XF14mm/2.8  F11 1/400 ISO200)   
 X-E2の魅力で大きいのが富士のXFレンズが純正レンズだということです。私はかつてはM型ライカやR型ライカで仕事をしていたレンズマニアで、ツァイスレンズもいっぱい持っていますが、現在一番いいレンズを作る会社は、ツァイスでもライカでもなく、富士フイルムだと思っています。特に実用できる予算のレンズでは間違いなくそうです。
 このアザラシの赤ちゃんがX100Sに近寄って来た写真は、XF14mm/2.8で撮っていますが、超広角レンズで撮っているとは思えない自然さがあります。
 それは歪みのないレンズであることとともに、超広角レンズなのに、被写体の質感がシャープでありながら柔らかく描写されているからです。超広角レンズで「レンズの味」がどうこう言える、初めてのレンズではないでしょうか。
 MFフォーカスでの操作性も素晴らしく良いです。
 最近プロのインテリア写真家には、ニコンD800Eに広角ズーム14-24/2.8を付けて撮影する方が多いのですが、サブで持っていったXシリーズとXF14/2.8で撮ったカット(しかもJpeg撮って出し)を納品カットに混ぜておくて、クライアントはX+XF14/2.8で撮ったものばかりを使用するという話があります。
 それはそうだと思います。ズームレンズよりは単体レンズの方が描写がいいし、フルサイズセンサーの周辺よりはAPS-Cセンサーの周辺の方がいいし、記憶色が出るセンサーの方がパッと見の強さが強いです。
 だいたいこのXF14mm/2.8の繊細な質感描写にかなう広角ズームレンズなんてありえません。もっとただガチッと写ってしまうだけです。上の写真のアザラシの赤ちゃんの頭の毛並みが針金のように写っていることでしょう。この触りたくなるような繊細な描写をX-E2とXF14mm/2.8は持っています。
 
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X-E2 使いこなしで知っておく必要があること

 このブログの読者や有楽町ビックカメラのトークに来ていただいた方から、かなりの人数の方から「X-E2買いました」報告をいただいています
 私はこのカメラに籠められたメーカーの良心を高く評価していますので、このカメラは売れて欲しいと思っています。私を信用して購入された皆様どうもありがとうございます。

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 他社から乗り換えてX-E2を使う際に、2点だけ戸惑いやすい部分があります。それを説明させてください。
1)長秒露出のセットが判りにくい。
 ホタルやオーロラや星空はX-E2が得意とするところです。実際撮り比べてみれば、他社のカメラとの違いは一目で判ります。星の色がきちんと出ているか、小さな星がノイズリダクションで消えていないか(他社ではよくあります)、色が美しいかどうか。
 ただし、このような撮影で使うシャッタ−秒数例えば8秒とか、120秒とかをどう設定するかについて、このカメラの設定方法は判りにくいです。
8秒にセットする場合
 シャッタ−をTにセットして、背面のMEMUの左右の< >ボタンで露出を選択します。1/2秒から30秒までのシャッタ−速度はこれで設定します。星空でしたらXF18mm/2をつけてISO3200でF2開放8秒ぐらいで綺麗に写ると思います。
120秒などBで長秒露光を行う場合
 シャッタ−をBにしますが、この際に「DRIVE」で「1コマ撮影」を選んで下さい。「高速/低速」の連続撮影だとBができません。また絞りは「A」以外にセットしてください。この部分がクセがあります。これで上記のようにMEMUの左右の< >ボタンで「Bulb」が選択できます。
 とても判りにくい設定方法で、プロの方でも最初戸惑います。しかし、これは通常良く使うシャッタ−速度を設定しやすくするためのダイヤル表示との、うらはらですので、我慢してこれに慣れて下さい。
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2)マクロ撮影モードがある
 このカメラでもっともお勧めの組み合わせがXF35mm/1.4を付けて、絞りは開放にして、好きな被写体にグッとよって撮る方法です。狭い被写界深度でピントが浮き上がって、「好き!」が強調されます。このレンズでの近接は28cmまで寄れるので、フルサイズ一眼レフに50mm/1.4を付けた近接50cm以上に、浅い被写界深度で撮ることができます。ボケを最も生かせる組み合わせはフルサイズではないのです。
 シャッタ−はAでいいと思います。  こうやって撮るときに背面の「MACRO」で花マークのマクロを選んでください。実はXF35mmの時にはオフでも結構近接できますが、寄る時には基本は「マクロ」を設定です。これもこのカメラならではの撮影に必要な知識ですので忘れないようにしてください。
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(X-A1 XF35mm/1.4 F1.4開放 シャッタ−A)
 そしてこんな風に、貴方の「好き!」に向けてシャッタ−を押してください。きっと貴方の「好き!」が写るはずです。ここでマンゴープリンの写真にしようかなと思ったのですが、さすがにクドそうなので、先日の猫カフェ「ひとやすみ」の写真にしました。この写真はF1.4開放で撮っていますが、ちょっと絞ったF1.8ぐらいとF2.8ぐらいを使い分けると表現が変わって面白いと思います。

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2013年11月13日 (水)

X-E2トーク ワールド・ビジネス・サテライトで放送されます

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 先日のビックカメラ有楽町でのトークの模様が、テレビ東京「ワールド・ビジネス・サテライト」に取材されていました。私もトーク後にインタビューを受けました。
 放送は明日14日(木曜日)の深夜23:00から。テレビ東京系列で放送されます。
       (*最初0時からと書きましたが間違いでした訂正しました)
 自然番組やドキュメント(「夢の扉」「奇跡の地球物語」)、お笑い番組(「笑っていいとも」「世界の果てまで行ってQ」)などが今まで多かったのですが、経済ニュースは初めてです。どんな取り上げ方をされるのか楽しみです。

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X-E2 点像復元技術

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(X-E2 XF18-55 18mm F22 1/120 ISO500)

 X-E2に導入された新技術で、なかなか効果を伝えにくいのが「点像復元技術」です。レンズの絞りを絞り込むことで起こる回折現象を防ぐ技術です。赤い線の中が左のオンの方がシャープなのが判るかと思います。微妙な差ですが、明らかに違いはあります。特にベージュの建物の白い窓部分とか判るかと思います。これが大伸ばしプリントでは目立つ差になります。
 X100sから導入されましたが、そのときにはON/OFFが出来なかったので、効果比較ができませんでしたが、X-E2からはそれができるようになったので、こうやって比較できます。
1_4  上記の写真はこんな広い画面のほんの一部ですので、よっぽど注視しないかぎりこの差には気付きません。でもせっかくのローパスレスや高画素なのに、この技術がなければ、レンズを絞ったら意味がなくなってしまいます。
 これも「”好き!”な風景を美しく撮る」ためには必要な技術でしょう。こういった部分をきちんと考えてくれるカメラを私は評価します。ただ画素数を増やせばいい、センサーサイズを大きくすればいいというのではないと思っています。
 一番肝心な「”好き!”を美しく写す」部分を大事にしてほしいです。
 

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2013年11月12日 (火)

X-E2 テスト機の返却

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 X-E2の市販機が届いたので、今まで使っていたテスト機を返却しました。1ヶ月半の間にいつも連れ回していたので、結構使い込んだ跡が残ってしまいました。先日富士の大宮事業所に伺ったときには、開発の方に、使い込み具合からX-E1かと思われていました。「間違いなく世界で一番使い込まれたX-E2だと」。
 テスト機では露出補正ダイヤルが軽く動いたのですが、ダイヤルが勝手に動いて露出をミスする失敗が増え、しかも露出補正が±3EVまでできるようになったため大きくずれることになったため、それを指摘したら市販機では適度な重さになっていました。撮影の失敗に通じる部分はできるだけ未然に防げた方がいいと思います。AFの合焦具合はテスト機もかなり良かったのですが、市販機はさらに良くなっているようです。
 このカメラは売れて欲しいカメラだと思っています。
 どうしてかというと写真界の良心が籠った製品だと思うのです。本当に写真に必要な性能をきちんと磨き上げてくれています。そうでもない画素数とかセンサーサイズとかデザインとかで奇抜にした方が、見た目の販売力は増します。それをしないで地味に性能を向上している。
 そして一眼レフの必要を感じさせない最初のミラーレスカメラになりました。画質でも、スピードでも、操作性でも、このカメラがあれば一眼レフの必要を感じるのは、サッカーとボルトのような100m走の撮影の時ぐらいでしょう。それすらMFに慣れた私の世代のカメラマンならこなせると思います。
 こういうカメラがきちんと評価される写真界が望ましいと思っています。だからこのカメラの応援をしています。

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あまちゃんメモリーズ

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 留守中にこんな本も届いていました「あまちゃんメモリーズ」(文藝春秋)です。出版社の写真部に勤める友達が送ってくれました。この友達もXユーザーでXシリーズのボディは3台以上持っています。どうもありがとうございます。
 あまちゃんメモリーズはとても読み応えがある本です。全部読むには何日もかかるような情報量です。ページをいきなり開いてそこだけをお風呂で読むみたいな読み方をしても、年末まで持ちそうな感じ。
 「ごちそうさん」も、子役や杏さんの「うーーーん」が減って良くなってきました。演出が週代わりで変わる際にあれを引きづらなかったのが良かったですね。でもそれでも「あまちゃん」や「カーネーション」にはほど遠いかな。
 「あまちゃん」もう1回見たくなったので、NHKオンデマンドでまた好きな回を見ようっと。

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XF1の赤もオシャレですが、X-A1白はダントツかなあ

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 約1年家族が使ったXF1です。女子大で教えている妻が大学に持っていって教え子に向けるたびに「先生のカメラかっこいーい!!」と言われたそうです。今年の夏には長男真斗の英国短期留学にも同行しました。とても綺麗な写真が記念に残りました。この赤は今はX-A1に使われていますね。
 私は今までは、このXF1の赤がカメラ店の全カメラの中で一番オシャレだと思っていました。特にこの赤い皮の速写ケースとの相性もとてもいいし。
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 でも昨日発表されたX-A1の限定ホワイトバージョンはこれを超えるオシャレさですね。特に皮ケースの☆がとってもいいですね。
 私が写真を始めた頃はカメラといえばシルバーと黒しかなかったですが、今はほんとカラフルになりました。たしかに小学生のランドセルでさえ、ピンクとか水色とか普通になっていますものね。
 いくらオシャレなカメラでも写りが「それなり」だったら困りますが、このX-A1はそこらのプロ用機を脅かす性能を秘めます。このセットの小さい方のレンズXF27mm/2.8をつけて撮れば、中心部の写りの良さは、プロがプロ用の一眼レフに大型ズームレンズを付けて撮ったものに遜色ないでしょう。
 しかもそれをオシャレに、身軽に。お勧めのホワイトバージョンです。

ビックカメラ.com販売ページ icon

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2013年11月11日 (月)

この白いX-A1はかなりオシャレ

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 この白いX-A1はかなりオシャレじゃないかなと思います。最近白いボディのミラーレスの人気が高いようで、良く見かけるのですが、ペンキを塗りたくったようなボデイも多い中、この白は品のいいシルバーとの組み合わせもあって、かなりオシャレでないかなあ。しかもストラップやケースとの相性もいい。
 限定1,000個だそうです。もっと作ればいいのに。
 X-A1は同じようなベイヤーセンサーのカメラがいっぱいある中で、画質はずば抜けて美しいです。特に記憶色がきちんと出ますので、赤ちゃんの肌の色や、女性の肌の色などは100万円クラスのカメラを凌駕します。
 X-TransCMOSが入ったX-M1との差は、正直大きく伸ばさないと判らないでしょう。写真愛好家ならやはりこの程度の差額なら上位機のX-M1を薦めますが、家庭のスナップやスイーツやお花を撮ったりするのであれば、このカメラを薦めます。

 このカメラも「好き!が美しく写ります」。しかもオシャレ。あとこのセット性能や内容にしては結構安いのではと思います。

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海斗がiPadで演奏する「風になりたい」

 よくレンズテストに使う次男の海斗がiPadで演奏する「風になりたい」です。  上手に弾けるとご褒美があるのですが、最後の最後で失敗してしまいます。その時の反応がまた海斗らしいです。海斗は発達障害(自閉症)がある子なのですが、キーボードで旋律を弾くのが得意です。小さいときからなぜか心地よいメロディを弾いてくれます。勝手に移調することもできたりします。今回も間奏にアドリブが入っています。

 実は私の父は東京音楽学校(現:芸大)出のピアニストでした。私にはまったく才能は残りませんでしたが、隔世して海斗に良い耳が伝わったのかなあ。

 ただの親バカビデオです。失礼しました。(XQ1での動画です)

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digitalcamera.jpで紹介されました

Yamada

 写真家の山田久美夫さんの 人気HP digitalcamera.jp でビックカメラのトークショーのことを取り上げていただけました。内容もとてもうまくまとめていただいて、うれしい限りです。毎日のように見ているHPなのでとても光栄です。
 それにしても山田さん1回聞いただけなのに、ルポが上手いなあ。写真も左右、寄り、引きなど、これだけ変化があるものをたった1時間の間に撮って、しかも内容をきちんと網羅している。私は元雑誌カメラマンだから判りますが、これって、かなりのすご腕です。
 山田さんのレポートの最後の一段をとても嬉しく思っています。
-「写真は好きなものを撮るのが一番」であり、「好きなモノが一番美しく写る」。そして、Xシリーズは「好きが写るカメラ」という言葉がとても印象的だった。

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青田昌秋先生遺作「流氷の世界」(成山堂)

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 流氷研究の世界的第一人者の青田昌秋先生の遺作の著書となった「流氷の世界」(成山堂)が届いていました。私のアザラシの赤ちゃんの写真を表紙に使っていただきました。
 青田先生は流氷とその上で暮らす生きもののことを、もっともきちんと考えて下さっていた学者の方です。私が先生に伝えたカナダの流氷の激減の話を、ほんと真摯に聞いていただき、そのことを伝える場を講演や写真展などで色々と作っていただけました。
 多くの学者の方が衛星写真を元にした研究に移行するなか、青田先生はフィールドでの調査を非常に大事にすることを語られていました。現場でしか判らない、気付かないことも多いのだと。
 青田先生には私の著書「流氷の伝言ーアザラシの赤ちゃんが教える地球温暖化」の解説を書いていただきました。とても判りやすく、流氷が置かれてる現実をきちんと子どもたちに伝える文章でした。
 青田先生にはもっともっと流氷の世界の語り部として、頑張って欲しかった。世界で一番流氷に触れ、流氷を見て、流氷を考え、感じて来た人です。素晴らしい方でした。心から尊敬していました。ご冥福をお祈り申し上げます。
 そして青田先生の遺志をついで、流氷からのメッセージを世に伝える役を引き継いでいきたいと思います。
 この本を多くの方に見ていただきたいと思います。

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XQ1とMacBookAirはさらに良く似合う

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 実はXQ1とMacBookAirはさらに良く似合うのです。
 「大人のシルバー」といった質感です。あまりにも良く似合います。Steve Jobsさんがもし生きていたら、このカメラ選んだかも知れませんね。
 レンズ周りのリングもiPod Classic のようなダイヤル操作で、ズーミングとか、露出かと、ピントとか、絞りとか、各種の機能を割り当てて、回して操作することができます。この回す感触がまたたまらなくいいのです。
 もちろん画質はX20と同じセンサーですから、コンパクトカメラの中での最高峰です。X-E2やX-M1, X-A1のようなレンズ交換式カメラまではいらない、とにかく小さいカメラがいい、そして長く使って飽きがこないデザインがいい、そんな感じのシルバーの質感です。

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2013年11月10日 (日)

MacBookAirとX-E2シルバー

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 今日のトークショーに使うコンピュータとカメラの準備をして思うのですが。
 実は・・・。MacBookAir とX-E2のシルバーボディはとても良く合うのです。

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ビックカメラ有楽町店でのトーク

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 ビックカメラ有楽町店でのトーク1日目の写真です。大勢の方に集っていただき、立ち見の方でいっぱいになりました。とても光栄です。ありがとうございます。テレビ取材も入り後日ニュース番組で放送されます。
 私は高校生時代を群馬県で過ごしたのですが、その頃に高崎駅東口近くに出来たのがビックカメラ。「ビックカメラ」という名称の最初の店舗だと思います。ネオパンSSSの長巻フィルムとか、フジブロ印画紙とか、現像主薬のモノール(メトール)とか、普通だとなかなか売っていない写真用品が、しかも安く手に入り、高校生の私にはとても助かったものです。 当時は現像液(しかも二浴現像液)を自ら調合していました。
 なので私の写真人生の始まりにお世話になったビックカメラさんが、群馬県の小さな店舗から日本を代表するカメラ店となり、その代表的な店舗でこうやってトークを出来たことはとても嬉しい体験でした。
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 当時撮っていたのがこんな写真、エロ本広げた高校生の写真でグランプリを撮ってしまいました。次点の方とは交流あるのですが、とても写真が上手いかたで審査員の方も「高校生ばなれしている」と次点の方の技術をほめ、「そうであってもグランプリの写真には、写真としてはこっちがいいんだ、というものがある」という選評をいただきました。
 実は私はこの時にいかにも大人が好みそうな写真をいくつか送っていてそれが入賞すると予想していました。そしてこのグランプリを撮った写真は、「この写真を選べないでしょう」という審査員の写真家へのあてつけのつもりで入れていました。
 なので実はグランプリに選ばれて悔しかったのです。自分の考えを審査員の方々に見透かされ、自分よりも上には上がいると判ってしまったので。
 でもこの体験も私が写真を撮る時に「好き!」を大事にする原点にあります。写真を撮る事で友達が増えて高校生活が楽しくなった私が、「こういう写真が一番いいんだ」という想いで応募したものでした。
 この写真を撮ったフィルムもプリントした印画紙もビックカメラさんで購入したものでした。
 ビックカメラさんでのトークは「”好き!”が一番美しく写るカメラ ー富士フイルムXシリーズに出会って」という題で行っています。
 本日も13時と15時に、ビックカメラ有楽町店で行いますので、よろしくお願いします。

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2013年11月 9日 (土)

いきなりα7Rの広告が入りましたか

Photo_2 Google AdSenceを使ってブログの右側に広告欄を作ったら、いきなりSONYのα7Rの広告が入りましたか。(色々時間によって変わるみたいで、今はニコンのカメラが入っている)

 せっかくの初広告なので、α7Rの良いところも書いておきましょう。現在は富士のXシリーズを愛用している私ですが、α7Rの発表会は見に行っています。やはり関心が高いカメラです。
 どんなところに関心があるかというと動画性能なんです。現在出ているすべてのデジタルカメラで一番動画性能がいいのがα7Rでしょう
 私はテレビ番組や映画のためにホタルの撮影をすることがあります。映画「日本列島〜生きものたちの物語」のホタルシーンは私の撮影です。またNHKのいくつかの番組でホタルの動画映像を提供したことがあります。そんな時に用いるのがNHKの超高感度カメラではなくて、デジタルカメラやそのセンサーを使った業務用カメラなのです。
 その観点で見た場合に

●動画で1/8, 1/4などの低速シャッターが使えるので、暗いところが撮影できる。ニコンD4、キヤノン1Dxでもこれができない。パナソニックのGH2ではできたこの機能がなぜかGH3ではできなくなっています。
●APS-CクロップモードにしてSpeed Boosterが使える、動画でレンズが1EV明るくなるということは、すごい価値なのです。フルサイズ一眼レフで撮るより、1EV明るく撮れる価値を、レンズの値段に換算すれば数十万円でしょう。EOSmovieの業務用機はSpeed Boosterが使えないのですが、EFレンズ+ Speed Boosterならα7Rに使えるのです。
●動画撮影中に音声レベルの確認がはっきりできる。これは業務用ビデオでは当たり前の機能ですが、デジタル一眼の動画機能はここが弱いのです。他社のデジタルカメラでもインジケーター表示ができる機種はありますが、α7Rの表示は大きくはっきり見えます。ただし、このレベル調整をする操作性はあまり良くなく改善をして欲しいです。
 こんな風にホタルのような暗い場所を撮るのに使えるデジタルカメラという観点では、ニコンD4、キヤノン1Dxを超えて高性能です。
 では私はこのカメラを買うのか?というと、買いません。それは業務用ビデオに、このカメラよりも高感度性能が良い機種があってそれを持っているからです。ただ業務用カメラは高価なので、そこまでの予算がない方でホタル動画を撮って見たい人にはお勧めできます。オーロラもブレイクアップの明るい時ならばSpeed Boosterとスローシャッターで撮れると思います。
 富士のXシリーズも暗所での動画性能はもっとアップして欲しいです。ただしX-E2になって静止画1/4秒シャッターのコマ撮り連写がずっとできるようになりました。このコマ撮りで後でソフトで繋げて動画を作る方法ができます。実は映画「日本列島」ではこの手法でEOS1Dmark4のコマ撮りを使いました。来シーズンはX-E2で試してみたい技法です。

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2013年11月 8日 (金)

X-E2: Better ではなく Only the Best のカメラです

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 富士フイルムの大宮事業所の社員の方々800人を前にトークをしてきました。自分の愛用しているカメラの話をそれを作っている人達の前で話す。とても写真家冥利な経験をさせていただきました。で、どんな話をしたといいますと・・・。

 「Xシリーズのカメラは、他社のカメラと比べて Better だから使っているのはない、"Only the Best "だから使っているんです。」こんな話です。
 これは本当にそう思っています。
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(X-pro1 XF60mm/2.4Macro)
 自分の赤ちゃんが妻に抱かれている姿を撮るように、動物の赤ちゃんを撮りたい。私が撮りたいものは「好き!」なんです。
 「好き!」を撮るのに欠かせないものが、
1)記憶色:カラーチャートの再現ばかりを考慮した色でなく、見たときの感動が残るような色が欲しい。この記憶色をきちんと再現してくれるのは現在富士フイルムのXシリーズだけなんです。
2)静粛性:ミラーレスカメラは数あれど、シャッター音の静かさと音質にきちんとこだわっているのも富士フイルムのXシリーズだけなんです。
3)線が細い描写:動物の毛の1本1本が細く写るカメラも、私が知る限り富士のXシリーズだけなんです。この観点で撮り比べてみると良く判ります。毛が細く写らないとこの写真の柔らかさは出ません。
4)シャープでありながら綺麗なボケ味:「好き!」を浮き上がらすレンズ性能です。特に開放での描写は富士フイルムのXFレンズ群が群を抜いています。
 4)は他社に比べてベターですが、1)2)3)はこういう観点でカメラを探すと、”Only the Best”なのです。私が撮りたい「好き!」を綺麗に写せるカメラはこれだけなんです。だから私は使っています
 私の撮影するアザラシもホタルも1年にチャンスは僅かな期間しかありません。頼まれたからといってカメラを選択するような余裕などありません。その時に撮れなかったらまた1年撮れない被写体なのですから。Bestに写るカメラでないと選びません。体感温度-30℃の流氷での撮影は甘い考えが許されない世界です。
 このカメラを「センサーのサイズが、画素数が、コマ速が」と他社のカメラと並べて比較して選ぶのが、ほんと無意味だと思っています。記憶色一つでもこのカメラしか出してくれません。Only the Best のカメラだということをもっと知って欲しいし、もっと広めて欲しい、そんな風に思っています。

追記:デジタルスプリットや点像復元もこのカメラのOnly the Best でしたね。

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明日からです ビックカメラ有楽町店トーク

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明日からです。よろしくお願いします。

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2013年11月 7日 (木)

ブログデザインを変更しました

 ブロクのデザインを変更しました。現在は審査中ですがGoogle AdSence も入れようと思っています。わずかでしょうが広告収入は環境問題の取材に用いたいと思います。ちょっと画面が煩雑になるかも知れませんがご了承ください。
 ブログを書き出して早7年が経ちます。いつの間にか読者数が増え、平均で日に5,000view、多い日は8,000viewを超える日もあるようになりました。それだけ多くの方々に見ていただけいることを心から感謝いたします。

 今後ともよろしくお願いします。
 

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たまには他社のカメラもほめよう ペンタックスK-3

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 いつも愛用している富士のカメラのことばかり褒めて、他社のカメラをけなしてばかりいると思われそうなので、たまには褒めましょう。
 私の周りのカメラマンにはカメラ雑誌などでテストをする者も複数いますが、この秋の新製品でそのようなプロの間で評判がいいのが、ペンタックスのK-3です

 どんなところが評価されているかというと、
1)光学ファインダーの見え方がとても良い。ファインダー内の諸々の情報を消して画面に集中することもできる。
2)HDRやタイムラプスを撮るカメラマンには、このカメラが一番機能が豊富。このカメラしかできないという機能が多い。
3)単にローパスを省いたのではなく、モアレ対策の新機能を開発している。
 などなどです。これらの良さも3)をのぞいては、あまりカタログでは伝わって来ません。使って初めて判る良さです。
 
もちろんこのカメラにも欠点はあります。でもそれらがあってもこのカメラでしかない機能が上記の1)2)です。欠点を補ってあまりある魅力があるわけです。
 上から見たインターフェィスも、昨日のニコンの新製品と比べて、シャッターダイヤルはないのに、かえって露出が判りやすかったりしますよね。また上からはまったく露出が判らないのがソニーのα7、α7Rですね。
 この点でこのペンタックスK-3は富士のX-E2にとても性格が似ています。カタログだけでは魅力が今一つ判らないが、使ってみたら、このカメラでしかないものが多いということ。
 X-E2なら記憶色、デジタルスプリット、静粛性、がそれです。特に記憶色を再現してくれるカメラは現在富士だけなのです。
 センサーを大きくしたり、画素数を増やしたり、などという部分はすごく簡単に消費者に伝わりますが、果たしてそれだけが本当にユーザーが求めているものなのでしょうか。
 使ってみて初めて判る良さが多い、そんなカメラを作るメーカーに私は好感を持ちます。
 

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2013年11月 5日 (火)

今必要なのは身軽で高性能なサブカメラなのに

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 噂のニコンの新製品のカメラの写真が出ましたね。シャッタ−ダイヤルのみならず、ISOダイヤルまで復活したのは素晴らしいですね。ただこうなると絞りリングがないのが痛い!!。絞りリングがないからM,A,S,Pのモードダイヤルや上面液晶が必要になってしまう。
 あとこのカメラだとモードAにしたときに、シャッタ−ダイヤルの数字がいきるのか、液晶の可変するシャッタ−速度がいきるのか戸惑うことになりますね。
 多分このカメラを使う報道カメラマンが一番嫌がる失敗は、撮影時にMからAにモードダイヤルが勝手に動いてしまい、予期したシャッタ−速度と違うシャッタ−速度にセットされ、シンクロミスやブレを発生することでしょう
(追記11/6: 読者の方からモードダイヤルは上に持ち上げて回すタイプかも?との情報がありました。もしそうならば話は変わりますね。)
 このモードダイヤルが妙に動かしやすい位置にあるために、その失敗は多いに発生すると想像できます。大事な撮影でその失敗をして、このカメラを投げたくなるカメラマンの姿が目に浮かびます。モードなんて、撮影中にはめったに動かさないのだから、こんな動かし(動き)やすい位置に無い方がいいわけです。これはどう見ても露出補正ダイヤルと場所が逆ですね。
 そもそも、このダイヤル位置だと撮影中にファインダーを覗きながら露出補正をすることができません
 あとせっかくISOダイヤルがついたのに、AutoISOが見当たりません。ないのかなあ?
 やっぱり一番のがっかりは、ミラーがありフルサイズなので厚みがあることでしょうね。どうせならミラーレスでこれ作れば良かったのにと本当に思います。ニコンを使う報道カメラマンには、サブの小さくて高性能なカメラが必要です
 すでにニコンD4を2台持つ報道カメラマンの多くが、腰や首を痛めて、カメラマン寿命が短くなっています。だって歴代の報道カメラマンで一番重い機材を首から下げているわけですから(スピグラやニコンF2時代の方が軽いんです!)。
 実際30歳を超えた報道カメラマンで、針やマッサージや整体のお世話になっていない者などいないといっていいくらいでしょう。それで重いからといってゴロゴロバッグで現場に来る者も多いようです。報道カメラマンが被写体を求めて走りながら、ゴロゴロとキャスター付きバッグを引っ張っている姿を想像してください。そうしてしまったのはカメラメーカーです。
 どこかでカメラマンが本当に求めているカメラと、カメラメーカーが売りたいカメラとの差が出来ているのです。その解消のための新機種なのでしょうが、私から見たら中途半端です。
 現役の報道カメラマンの中で富士のX-E2と23mm/1.4を求める者が増えてきています。私の知人の報道カメラマンでもすでに何人かが予約を入れています。やはり必要になってきているのでしょう、身軽で高性能な機材が。
 多分2、3年のうちに富士のXF23mm/1.4で撮られた写真が、ピューリツアや国際報道写真展の賞を受賞すると思います。
私が現役の時に、明るくて、開放から使えて、寄れて、シャッタ−音が小さくて、軽いカメラは夢でした。難民キャンプの取材などで重宝するはずです。報道写真はスポーツ写真だけではないのです
追記:
このニコンの新カメラ、上面液晶があるのだから、シャッタ−ダイヤルではなく、数字がないコマンドダイヤルであった方が、使い易いのではないかなあ。結局シャッタ−ダイヤルを付けたことが、失敗要因や複雑さを増してしまって、残念な結果になっている。
 

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X-E2 マウント遊び

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 X-E2にマイクロフォーサーズ用のサムヤン7.5mm/3.5Fisheyeレンズ(改造品)を付けた図です。オーロラ写真家の田中雅美さんが改造したものをテストさせていただいた時のものです。まだこの1本しかありません。4角は画角が不足してケラれますが、パノラマ用にはこれで問題ありません。水平4カットで360 パノラマを撮ることができます。写真ではレンズを傾けていますが、このレンズとX-E2だと長辺で180°カバーしていますので、傾ける必要はありませんでした。

 サムヤンの魚眼レンズでは8mm/2.8ならXマウントのものも出ています。改造不要です。ただし、こちらは対角線魚眼なので水平6カットを撮らないと360パノラマができません。それであえて7.5mmを改造するわけなんです。
 レリーズですが、X-E2はX-E1同様に、純正品のUSBケーブルレリーズの他に、マイク端子がレリーズを兼ねているので、EOS-Kissやペンタックスで使われている汎用のケーブルレリーズが使えます。なのでEOS-Kiss用の汎用のリモートタイマーコントロールが使用できます。
 
またボディの底面の形状はX-E1と同じですので、Rearlly Right Stuff社製のX-E1用プレートがそのまま使えます。上の写真のボディでも使用しています。
 他社製レンズですが、ニコンのGマウントレンズならばKIPONのアダプターやMetabonesのSpeed Boosterなら、レンズの絞りを機械的に動かすことができますキヤノンのEFレンズは電子絞りを動かせませんが、KIPONの絞り付きアダプターを使えば、少しだけ絞ることができます。多く絞ろうとするとケラれることがあります。ただXFレンズも充実してきましたので、これらの大きく重いAF一眼レフ用のレンズをあえて使う理由は減ってきました。次に広角ズームが出たらもうXFだけでも十分でしょう。
 またコンタックス/ヤシカ用のSpeed Boosterを使えば、M42リングを挟むこともでき、M42レンズが無限遠から使えます。もちろんコンタックスのレンズも使えます。
 古いFDやミノルタMD用のSpeed Boosterも出ましたので、それらを使ってのマウント遊びもフルサイズの画角でできます。
 Speed Boosterは若干周辺の光量が低下し、広角などでは少し周辺が流れることがありますが、中央部はフルサイズで使うよりもシャープに見えます。また1段明るくなるメリットはとても大きいです。レンズの欠点を隠すために1段絞れるということでもありますので。
 なので35mm版でフルサイズの画角で使えないのはライカMマウントレンズぐらいなのですが、標準より長いMレンズならビゾフレックスアダプターとSpeed Boosterの組み合わせでフルサイズ画角が使えます。
 問題なのが古いMレンズの広角側で、フルサイズミラーレスやライカMでも、周辺の画質はあまり良くありません。特にフィルムで使っていた時の画質を知っている人には、マウント遊びが、かえってがっかりさせることになったりします。
 広角側のMマウントレンズが昔の実力を発揮できるようになるのは、センサーへの光の入射角に自由度が増す、有機センサーができてからではないかなと思います。
 私はそれまではマウント遊びはAPS-CのX-E2とデジタルスプリットで行いたいと思っています。せっかくのMFレンズでも、迅速にピントが合わせられなかったら、最後はAFレンズに戻ってしまいます。またピント合わせに精度も求められます。
 デジタルスプリットはセンサー面で合わせますので、一眼レフのスクリーン面で合わせる方式以上に、精度が出るピント合わせができます。Speed Boosterを使用すればF1.4のレンズがF1.0になるわけですから、その浅いピント合わせは一眼レフのスクリーンでは精度的に不可能でしょう。それが合わせられるデジタルスプリットは、実はとってもすごい技術だと思っています。
 

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2013年11月 4日 (月)

フィルムシミュレーション X-E2, X-A1

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 名古屋でのトークの会場に実は、超売れっ子写真家のM.S. Parkさん(写真右)もいらしゃってくださいました。ちょうど名古屋のビックカメラ店頭でのフジのセミナーがあって、来られていたのです。私の友達のラグビーカメラマンの甲斐さん(中央)と一緒に「山ちゃん」へ。Parkさんのブログでも書いていただきました。
 Xシリーズの愛用者はParkさんが撮られたX-Pro1のカタログのフィルムシミュレーションの効果の写真を覚えていると思います。PRO Neg.Hi, PRO Neg.Stdの効果を見せたポートレート写真の表現に、私も「このカメラの色が欲しい」と思ったものです。X100s、X20のカタログで撮られた写真もとても見事でした。
 Parkさんからは以前、フィルムシミュレーションやホワイトバランスのカスタムの色調節で、銀塩ポジにCCフィルターを使っていたときのような感覚での撮影をアドバイスいただき、私もとても参考になりました。
 そしてなんとParkさんは私の人生を変えた「アザラシの赤ちゃん」の写真を掲載してもらったCREAの号の表紙を撮っていた方でもあるんです。その写真家の方とXシリーズを通してこうやって出会えたのも奇遇です。
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(X-E2 XF35/1.4mm )
 またもう1人、名古屋発表会でご一緒した人気女性写真家の山本まりこさんのトークは、私もとても楽しくお聞きしました。山本さんの写真はX-A1のカタログで使用されています。「airy: エアリー 風通しのよい 空気のような」をテーマにオシャレな写真を撮られている方です。
 そのエアリー写真を撮るカスタムセッティングをトークでお話しいただき、聞いていた私も、面白半分でそれをカメラにセットしていました。
 そして今朝カメラを使ったら、セットがそのままだったので、こんなエアリー風写真が。トークに来ていただいた私の「あまちゃん」仲間の方からいただいた、アキちゃん人形と、一昨日に講演をした小学校PTAからいただいたお花を撮ったものです。
 この山本まりこさんエアリー調はフイルムシミュレーションのASTIAを基調に、コントラストを下げて柔らかく写す設定を加えたものなのですが、とても美しいハイライトトーンが出るのが特徴です。これって富士のXシリーズならではのトーンなんです。ぜひX-A1のカタログでエアリー写真見てみてください。
 このセッティングを実際にやってみると判るのですが、山本さんは本来の写真技術がしっかりある方だからこそできる設定ですね。たとえて言えば銀塩でもこれが撮れる人だからこそ、この設定ができるんです。私たちならPhotoshoipでこれを後から作ることはできても、撮影時にここまで思い切ったセッテイングで追い込むことはできません。
 これは「撮りたいイメージ」と自分の感覚をしっかり持った人だからできる撮影ですね。こういう個性ある自己表現の撮影に富士のフイルムシミュレーションはとても役に立ちます。
 また名古屋でのトークには、このフィルムシミュレーションの色を作った開発者の方やレンズの開発の方も来られていて、どういう考えで富士の色を作ったか、「記憶色、期待色」を出す話などなど、とても勉強になり、また富士の色がこういう考えでできてきたのかと納得しました。そのご本人ではありませんが、この記事が参考になるかと思います。記憶色が出ないと私が撮りたい「好き!」も撮れないのです。
 また愛用のXF35mm/1.4のレンズ構成と、新しいXF23mm/1.4の構成が非常に似ていることを教えていただき、この2本に共通する、開放からのシャープさと滑らかなボケ味との秘密が判ったように思えました。
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(X-A1 XF35/1.4)   
 さて、もう一枚今度は真斗に撮ってもらいました「おじさんエアリー」です。なんか加齢臭が風にのってただよってくるような、エアリー感が出せたかなあと思っています。失礼しました。
 

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2013年11月 2日 (土)

次は有楽町ビックカメラでトークをします

 来週は東京、有楽町のビックカメラさんでトークをします。ちょうどX-E2の発売日の11月9日(土曜日)です。X-E2の実機も持って来ていただけるようなので、どれだけ使い易いカメラになったか実感できると思います。
 X-E2にはカタログでは判らない魅力がいっぱいあります。たとえば私が一番大事にしている「”好き!”という気持が写るか?」という部分などカタログの仕様では判りません。ぜひ触ってみていただけると、どこまでミラーレスカメラが進歩したのか、なぜ私はこのXシリーズだけで仕事をしているのか、お判りになるかと思います。宜しくお願いします。
開催日】11月9日(土)、10日(日)
【時間】両日とも13:00、15:00(各回30分)
【会場】ビックカメラ 有楽町店
    地下2階 カメラコーナー特設ブース
【参加費】無料(自由席、満席の際には立ち見となる場合があります)
ビックカメラ有楽町店のアクセス情報はこちら

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 今日の名古屋でのトークの模様です。
 LIFEに掲載されThe Best of LIFEに選ばれた天安門事件の写真を撮った時の話をしています。前日に一眼レフを没収されていて、ライカM3一台しか残っていなかった私ですが、この時に一眼レフを持っていたらこの写真は撮れなかったのでは。
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 アザラシの赤ちゃんとの出会い。またこの写真を雑誌に発表した日に、ある読者がとった行動を見て、動物写真家に転身していきます。私にとって忘れられない1枚です。
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 取材の出発前日に、取材荷物に入りきらなかったプロ用一眼レフと高級レンズ3本を売って、X-Pro1のセットを入手してカナダに飛び、流氷の上のアザラシの赤ちゃんを撮って、X-TranCMOSセンサーの虜になってしまった。
 ・・・・・のような出だしで話は始まります。
 天安門事件の写真も、アザラシの赤ちゃんの写真も、私の中では大きな意味があります。それが私がカメラに何を求めるかという部分に繫がっていきます。
 ぜひとも宜しくお願いします。

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今日は名古屋でのトークイベント

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 今日は午後から富士フイルムX-E2 X-A1, XQ1の名古屋発表会でのトークイベントがあります。早起きしてトークの内容を確認しているとことです。
 東京の時の内容に写真を2枚追加しました。ただ東京の時で時間いっぱいギリギリだったので、場合によっては元に戻すかも知れません。
 今日ご一緒する人気女性写真家の山本まりこさんが3回のトークを違う話にすると告知しているので、私もそれを検討したのですが、私の話は自分の写真家人生のすべてを振り返っての話なので、変えようがないことに行き着きました。でも一番伝えたいことなので、これで行きます。
 冒頭はこの使い込んだX-Pro1の写真からです。「私はXだけで仕事をしている」その証拠がこのカメラです。なぜならこのカメラが私が撮りたい「好き!」という気持が一番美しく写るからです。
 こんな話をします。
会場 : TKPガーデンシティ名古屋
住所 : 愛知県名古屋市中区錦3-15-30 アパホテル〈名古屋錦〉EXCELLENT 4F 旭
小原担当トーク時間
13:50~14:20 15:40~16:10 17:30~18:00 

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2013年11月 1日 (金)

たまには他社のカメラの話題を

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 ニコンのティザー広告に使われたこの写真にとても関心があります。ニコンもようやくシャッタ−ダイヤルを復活させたのですね。これなら古い絞りリングが付いているレンズを使えば、電源オフでもシャッタ−や絞りが何にセットされているか判りますね。
 あとペンタプリズムの左側(向かって右側)にもダイヤルがありますね。ソニーのα7、α7Rが同様のデザインなのに、この部分が空いているのが勿体ないと思っていました。ニコンはさすがに、ここのスペースを無駄にしなかったですね。
 さてどんなダイヤル機能が付いているのだろう?
 どうせなら巻き戻しクランクが付いていて、それを30回廻すと手動発電されて、バッテリーが無くなってもシャッタ−が1枚切れるとかなっていたら面白いなあ。昔のカメラには非常用メカニカルシャッタ−があったのに、今のカメラにはないからなあ。
 昔御巣鷹山の山頂で生存者の救出現場を撮影中に、ニコンのバッテリーが無くなって(旅先からの急行だったので)、非常用シャッタ−でカラーポジを撮ったのを思い出します。露出計も動かず、カンだけで露出を合わせて撮ったものです。当時のプロカメラマンなら誰もが当然できたスキルでした。
 ところでこのニコンのカメラだけれど、なんだかんだ今の富士のXシリーズで何ら困る事がないので、私は買わないかな。でも良いカメラを作ってきたなあと思います。使っていて楽しそうです。

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