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2013年11月23日 (土)

カメラ雑誌のバイヤーズガイドを見て思う

 今月号のカメラ雑誌を見るとボーナスシーズンだけあって、色々なカメラのバイヤーズガイドが出ていて面白いです。いまだに男性のカメラ評論家や写真家だけが選んでいるのがちょっと疑問、女性目線がもっと入っていいのではとは思います。

 それに車に、トラックやスポーツカーや軽自動車があるだけでなく、ピンクがあるからとか、この内装がオシャレだとか、今までとは違う部分で選ぶ人がいるように、カメラももっと違う部分の評価情報があっていいのではと思いました。

 だって「記憶色」とか「シャッタ-音」とか、「繊細な描写」で選びたい私のようなものには、このバイヤーズガイドの情報からでは、まったく必要な情報が得られてこないのです。私がカメラを選ぶこの3つの要素については一言も記載されていません。

 だから私から見たら、X-E2と他のカメラとの比較は、土俵が違っているかのような印象を持っています。

 そもそも私は比較ってあまり好きじゃありません

 カメラに限らず、何にしても一番大事な部分は、それ一つだけしっかりを見て、「好き」かどうか、それを五感で感じて判断することの方が大事です。異性を好きになるのに、並べて違いを比較しながら選んだりしないですよね。それよりもグッとのめり込む何があればそれで十分ですよね。

 比較しているとその「グッとのめり込む何か」より、些細なことの違いにこだわってしまいます。結果大事なものを見落としがちです。私はこのような理由からプリントを選ぶ際にも比較はしません。単独で見て、このプリントが好きかどうかそれだけを考え、感じます。

 なのでバイヤーズガイドはもっと、そのカメラの「ここが好き!」という部分を特筆して欲しいかなと思います。些細な違いを見つけるぐらいの情報は、今ならネットであふれていますから。

 X-E2を使っていて一番嬉しい時は、撮った後にコマンドダイヤルを押して、再生画像を確認する時です。「写っている。しかもこんなにシャープに!そして美しい!」ということが判る瞬間です。ぜひ店頭で触って何かを撮って見て、再生画像を確認して見て下さい。 「グッとのめり込む何か」があるカメラだと思います。

 

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コメント

今月のカメラ雑誌はX-E2は取り上げられさえするけど
みんな話題性から7RやDfばかりだし、写真家、評論家の
人たちの選ぶベストカメラは大抵DfだったりOM-Dだったりでした。
富士フイルムの良さはX100からよく知ってるだけに
ちょっとばかり不憫に思いましたよー。σ^_^;

投稿: NAO太郎 | 2013年11月24日 (日) 01時05分

NAO太郎さん
 そうですね〜。OM-Dは判らなくもないです。マイクロフォーサーズを極めたカメラとして完成度も高そうだし、実際に仕事でこれを使い出したプロもいるし。
 α7Rは1年前にすでに作れたはずのカメラとしか思えないので、今高評価といってもなあと思います。
 ニコンDfの方は努力賞とか敢闘賞なら判らなくもないが、撮れる写真が今までと変わるわけではないからなあと思ったりします。
 X-E2は私から見たら、「オンリー・ザ・ベスト」の部分がとても多いカメラなんだけれどなあと、思っています。

投稿: 小原玲 | 2013年11月24日 (日) 01時13分

私が海外のカメラ情報サイトやSNS、google+を見た限りでは、フジのカメラは海外ではかなり評価されている印象を受けました。

他社一眼レフやフルサイズ機を手放し、フジ機に乗り換えた人も多いようにも思えました。
実際はどうなのでしょう。

日本では大人の事情で、特定メーカーや特定機種を取り上げなければならない雰囲気があるのではないのかと勘ぐってます。

日本でも、もっとフジのカメラがスペックだけではない部分で評価されるような写真文化として育ってくれればと思います。

投稿: Norick | 2013年11月24日 (日) 07時38分

Norickさん
 はい。日本でもシリアスな写真を撮るフォトジャーナリストとか、撮りたいものが明確にあるアマチュア/プロを問わない写真家たちに人気がありますね。そういう意味では「判る人には、判る」カメラだと思います。
 でもほんとこういうカメラが売れる写真文化になって欲しいです。

投稿: 小原玲 | 2013年11月24日 (日) 10時40分

六本木のフジスクエア、カメラコーナーで接客されている担当の女性二人に、写真を撮らせて欲しい、とお願いしそこにあったフジのカメラで撮らせてもらい、その場で再生して眺めて、肌がきれいに写ることを知りました。なかなか描写が良いね、と感じます。
もちろん元々お肌の美しい方々でしたのでそれがそのままきれいに写ってくれたという感じです。
バイヤーズガイドはあまり見ませんが、店頭で触ってみてフィーリングと財布の容量の二つの要素で決めてあとは使いこなす(しつこく使い回して使い壊す、です、私の場合)のが好きです。
結構な頻度で子供や家族の写真を引き伸ばしては家で飾っているので、写真回帰は大歓迎です。

投稿: アマチュア太郎 | 2013年11月24日 (日) 10時48分

昔、ライカの謳い文句で、オペラ座でそのままの状態で使用を許された唯一のカメラというのがあったように思います。当時、ライカは何か知的さが漂うイメージがありましたが、たぶん撮影対象や表現イメージが明確で、大きさ、シャッター音など場の雰囲気を大切にするライカの持つ雰囲気から来ているのかもしれませんね。職人さんを撮影するのに邪魔にならない、対象が警戒しない等の理由を挙げるカメラマンも居たように思います。使っているX-E1にはそれに共通するものが沢山あって、且つ現在での高感度の最高のフィルム付き(センサー)となれば。。。すっかり虜です。。。ボーナス待ち遠しいです。

投稿: もやし | 2013年11月24日 (日) 13時10分

Xシリーズは畑をかえてファッション雑誌とかで扱ってもいいかもしれませんね
ぼくは、いまだにライカM2やM6を使うことがあるのですが、そういう時にはツイードジャケットなど、お洒落にも気を使うようにしています、バッグもカメラバッグではなくBradyに変えたりして。そういうお洒落して撮影に出掛けたいときに、Xシリーズも違和感なくはまるんです。もちろんそれでいて最高の一枚を撮れるカメラ、こんなの世界中探しても唯一無二です

雑誌等を作る側のぼくからみると
雑誌の紙面で画質や色味を比べでもあまり意味ないんです
プロが撮られた画像そのままは印刷には使えないため僕らがCMYK変換して、それなりに色味いじって印刷データにしてます。ときにはシャープネスかけたり、シャドウを持ち上げたり。実際にカメラで写して、モニターかPCで確認して欲しいです。他の方もおっしゃいますが、ちょっとスナップでたまたま、写ってしまった人の肌でさえ、自然でびっくりします

投稿: 哲☆平 | 2013年11月24日 (日) 15時06分

小原様
毎回楽しみに見ています。

今まで、デジタル機はC、Pと変遷してきましたが、ローパスレスを検討する際にFujiに行き着きました。
X-E1で初めて接した絵が、数値スペックからは予想できないもので、驚きました。色、そして解像感というか透明感というか言葉で表現しにくいのですが、明らかに今までのものと違います。
もちろん、全ての用途に適応できるカメラとは考えていませんが、性能・機能、価格、軽さからして、もっと人気がでて売れてもよいと思います。
Fujiの展開に期待しています。

投稿: Goro | 2013年11月24日 (日) 16時21分

アマチュア太郎さん
 人肌はほんとXシリーズは綺麗にでます。他社がなぜこういうセッティングにしていないのか不思議なぐらいです。
 お子さんの写真を撮るのにも人肌の色は大事ですものね。

投稿: 小原玲 | 2013年11月24日 (日) 20時17分

もやしさん
 私の周りでは雑誌AERAの「現代の肖像」というインタビューページの写真を撮るフリーカメラマン達の間で、Xシリーズの人気が高まっています。静かなシャッタ−音でインタビューを邪魔せず、自然光でいいかんじの写真が撮れる。まさに最適のカメラですね。あのページをやっている写真家の3人がすでに使っています。

投稿: 小原玲 | 2013年11月24日 (日) 20時20分

哲☆平 さん
 雑誌関係の方なのですね。Xシリーズで撮った人肌はCMYKにする時に墨版が入っていないのがいいですね。これが他社のカメラだと墨版が入る様な色になっていることが多く、CMYK変換の時に面倒です。
 XシリーズはCMYKへの相性も考えられて色とか階調が作られているような気がします。

投稿: 小原玲 | 2013年11月24日 (日) 20時22分

Goroさん
 はい。もっと評価されてしかるべきカメラですね。
 こういうカメラで写真が楽しくなる人たちがもっともっと増えて欲しいです。

投稿: 小原玲 | 2013年11月24日 (日) 20時24分

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