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2013年11月15日 (金)

ミラーレスカメラの未来予想図

 2013年は私のようにミラーレスだけで仕事をするカメラマンが増えてくるだろう。フジのXFシリーズのラインナップが揃えば、スポーツ以外は十分仕事ができるだろう。NEXも望遠ズームにいいのが出ればシステムは揃う。 
 2014年にはスポーツがミラーレスで撮れるようになっていると思う。すでにパナソニックは150mm/2.8 (300/2.8相当)をラインナップに入れているし、像面位相差AFの実用化はすでに始まっていて、後はレンズとセンサーの組み合わせ次第だ
 この頃になると出遅れていたCやNが本気になって新製品のミラーレスシステムを出してくるだろうが、私はすでに時遅しになるだろうと思っている。
 2015年には多くのプロがミラーレスで仕事をしていると思う。ちょうど今年買った一眼レフの賞味期限が切れる頃だ。買い替えをするのにミラーレスを検討するだろう。
 2016年のオリンピックでは私はどこかの会社のミラーレスカメラが必ず使われるだろうと思っている。その供給を真剣に検討しているメーカーがあるかどうかだが、需要は確実にある。
 そしてその頃には、今の大手カメラメーカーは一眼レフの製造を維持することで経営が厳しくなっているだろう。新しいミラーレスシステムを作り、それらもきっと売れるだろうが、それまでの一眼レフカメラが売れなくなるので、経営的には厳しくなるということ。
 つまり売れるカメラだけ作って価格競争で戦って行く時に、あえて売れない高いカメラやレンズを作り続けなくてはならないわけであって、その重荷に耐えられないだろう。この転換は私の未来予想図があたっていれば、早ければ早いほどいいわけだが、どうも各メーカーはこれに及び腰だ。
 きっと手遅れになって、シャープのように海外資本に狙われる大手カメラメーカーも出てくると思う。
 などと、思うこの頃です。
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 実はこの文章は昨年10月30日に書いた記事なのです。1年経ってみて振り返って、この通りに進んでいると思っています。
 昨日EOS Kiss X7のホワイトバージョンの発表がありましたが、ある意味感慨深かったです。
 正直ホワイトは大柄な一眼レフには似合わないなあと思うのとともに、「ついに一眼レフがミラーレスの流行りの真似をし始めた」という点です。
 EOS KissX7というカメラは私は現行の一眼レフの中で一番評価しています。良くあれだけの性能をあの大きさに入れたと思います。EOS1Dxや5Dmark3よりもよっぽど使ってみたいカメラです。でももうX-E2が出てからは一眼レフの必要性はまったく感じなくなりました
 明らかに転換期が近づいていると思います。

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コメント

こんばんは、いつもブログにおじゃましています。

僕はデジタル(因みに銀塩時代は、N社の一眼レフを使ってました)になってから、ミラーレスカメラ(GRDigital1st、GXRA-12 50ミリ、A-12 28ミリ、RICOH GR、X100リミテッドブラック)を愛用しています。

X100を購入してから、富士フィルムが出す写真の虜になっていてXPro-1を買うべきか、否かを1年以上迷っています。
それというのも、来年富士フィルムが80周年だという情報がちらほら流れていたので、『フルサイズ?』という展開があるのではないかと思い、必死に購買意欲を止めております。

一年前の未来予想図が予想道理の展開なのは、さすがProですね。僕の場合ミラーレスなのは懐具合が寂しいからですが…。
でも、昔からライカだけ使っているような方から言わせるとミラーレスは『回帰』の方向に進んでいるような気がして、『フフフ』って思っています。

投稿: zizili | 2013年11月15日 (金) 21時07分

ziziliさん
 ありがとうございます。X100は良いカメラですよね。なんだかんだXシリーズの原点でもありますし。
 ただフルサイズがでても私はあまり魅力はないのですが、富士の場合には有機センサーの可能性があり、それだとすごい革新的なカメラになるかもしれませんね。でもいつになるのだろう。
 

投稿: 小原玲 | 2013年11月15日 (金) 22時44分

いつも楽しくブログを拝見しています。

先日X-E2が欲しいけれど、貯金がたまるまでX-S1で遊んでみようと購入したら、予想を大きく裏切られました。スペックに拘り過ぎる人からみたら通しのF値ではないですし、一眼レフのボディー並みの重さの割にセンサーサイズは小さい的な部分がありますが、本当に良く出来たカメラだと撮る度に感心しています。

20代ですが本格的なカメラは父親の形見のNikon FとライカのM6くらいしか触ったことの無い自分には、X-E2の操作系統は本当にダイレクトで分りやすく、まだX-S1しか使ったことはありませんが、WBや絵作りが素直で他のメーカー以上に実直な富士フィルムしかないなぁと思ってます。初ミラーレスのX-E2を来年購入する予定ですが、本当に楽しみです。

投稿: kazuyuki | 2013年11月16日 (土) 01時37分

kazuyukiさん
 X-S1もXシリーズなのですが、大きなプリントを作るのでなく、主にネット使用だったりするなら、かなり良いカメラですね。望遠もかなり効くので、あれだけで動物写真を撮るような人が出て来てもおかしくないと思います。一番大事なのは高画質というわけではないですから。

投稿: 小原玲 | 2013年11月16日 (土) 07時27分

X-E1購入後でしたが、昨年のそのエントリーを読んで、かなりネガティブ評価のあったミラーレスの未来を肯定的に見直し、XFレンズを集めていった経緯があります。

気づけば、14mm、35mm、60mm、18-55mm、55-200mmが手元にあります。
ありがとうございます(^_^;)

投稿: じゃいろ | 2013年11月16日 (土) 11時19分

XーE1の中古価格がかなり魅力的にいなっているのですが、やはりE2にするべきなのでしょうか?とても悩ましいところです。

投稿: こうの | 2013年11月16日 (土) 17時33分

ビックカメラで小原さんの説明をお聞きしてフジフィルムはルネッサンスをになっているのかもしれないと思いました。人間性の復活ですね。
カメラの歴史は不勉強でその操作の変遷を存じ上げません。ですが、絞りリングとシャッタースピードが手でクリックリットといじれて、それがファインダーに表示されるということが復活しているなんてまさしくルネッサンス。
相手や好きな場所をキレイに撮ってみたい、撮ってあげたいとおもう気持ちに応えてくれるならそれもルネッサンス。

と、勝手なことを思ってました。
(そろそろE2買います、先にQを買ってしまったのでそれとの遊びで忙しいです、笑)

投稿: ごん | 2013年11月16日 (土) 17時37分

じゃいろさん
 ありがとうございます。XFレンズは間違いなく現在売られているレンズ群の中で、常識的な値段で買えるレンズでは、最高峰に間違いないです。40万円とか20万円の標準レンズが出て来る時代ですが、今のセンサーならAPS-Cが周辺の画質との折り合いが一番いい大きさだと思います。
 そして有機センサーにもっとも近いのは富士と言われていますし、XFレンズ群はとても魅力があるレンズだと思います。

投稿: 小原玲 | 2013年11月17日 (日) 09時12分

こうのさん
 撮れた写真の画質はさほど変わりません。X-E2の方が少しだけ画像エンジンの処理がいいかなというぐらいです。ただ操作性、特に撮影時のストレスに関しては大きく違います。X-E2はストレスフリーのカメラになったと思います。
 X-E1の中古値段の安さも魅力です。とくにX-E2のためにX-E1を手放すような方から直接かえれば、信じられないような値段でX-TransCMOSの絵が手に入ります。

投稿: 小原玲 | 2013年11月17日 (日) 09時15分

ごんさん
 そうだと思います。「写真への回帰」をしていると思っています。
 なので私から見たらX-E2と他のカメラの比較は無用、違う土俵だと思っています。ところがこの部分をきちんと評価する、カメラ雑誌とかカメラ評論がないんですね。なので違う土俵で話題にされているのを、とても変だと思っています。

投稿: 小原玲 | 2013年11月17日 (日) 09時17分

こんばんは。初コメント失礼いたします。毎日楽しく拝見させていただいてます。ぼくは今年になってD600やD7000からXシリーズに移行中の者です、今はX100S、X-E1、X20を使っています、まだ一眼レフは手放せずにいるのですが、ぼくの中ではX100Sが最強になってしまってます(笑)
初コメントで質問なんかして申し訳ないのですが、XF23mmはX100Sとうまいこと住み分けできるものでしょうか、それともX100Sがあるなら必要性あまりないものでしょうか?
あと、X-E2の点像復元処理なのですが、ON,OFFがあるとのことですが、条件(レンズの種類等)によってはONだと何かしら画質に悪影響があるからなのでしょうか?

投稿: 哲☆平 | 2013年11月17日 (日) 20時41分

哲☆平 さん
 どうもありがとうございます。 XF23mmとX100Sは住み分けできるかと思います。少しでもタイムラグを短く、シャッタ−音を小さく、身軽にというときならX100sで、少しでも開放画質の美しさで際立たせたいという時にはXF23mmだと思います。
 点像復元処理ですが、私は悪影響を感じたことはありません。それよりもX100Sの時には色々なカメラ雑誌の方が、効果比較の作例が撮りにくくてこまったからではないでしょうか。

投稿: 小原玲 | 2013年11月17日 (日) 22時08分

いつもブログ楽しく拝見しています。D7000とX-E1、X100を使っていますが、いよいよFUJIに全面的に移行しようかと思っています。激しく動くものを撮ることがないので、ブレにくくピント制度の高いXシリーズがいいようです。
ところでサブカメラとして持つならX-A1とE-M1とどちらがいいのでしょうか。迷いますね。
X100の独特の優しさのようなものが好きなのですが、X-A1はX100に少し近いのでしょうか。
小原さんの中では、X-A1とX-M1をどのように分けていらっしゃるのでしょうか。

投稿: さてどん | 2013年11月17日 (日) 23時00分

さてどんさん
 私がX-A1とX-M1を使い分けるとしたら、作品として撮る時にはX-TransCMOSのX-M1です。これはやはり画質がよりいいからです。
 X-A1は作品ではない、家族の撮影とか、写真家であっても趣味の写真の部分のような撮影に用います。X-A1を使う一番の理由は、ボディ色のオシャレさです。でもそれも趣味の部分では大事な要素だと思います。

投稿: 小原玲 | 2013年11月17日 (日) 23時30分

お忙しい中、アドバイスを頂きありがとうございます。お礼が遅くなり申し訳ありません。
サブ機はM1に決めました。小原さんに背中を押されて、ついでに60mmマクロを買ってしまいました。
どうもありがとうございました。

投稿: さてどん | 2013年11月19日 (火) 11時45分

さてどんさん
 ありがとうございます。
 M1にされたのですね。いい選択だと私は思います。60mmマクロはとても解像力がありますので、もっていて損はないと思います。ここぞという撮影の時に、役にたちます。

投稿: 小原玲 | 2013年11月19日 (火) 15時39分

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