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2013年11月 5日 (火)

X-E2 マウント遊び

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 X-E2にマイクロフォーサーズ用のサムヤン7.5mm/3.5Fisheyeレンズ(改造品)を付けた図です。オーロラ写真家の田中雅美さんが改造したものをテストさせていただいた時のものです。まだこの1本しかありません。4角は画角が不足してケラれますが、パノラマ用にはこれで問題ありません。水平4カットで360 パノラマを撮ることができます。写真ではレンズを傾けていますが、このレンズとX-E2だと長辺で180°カバーしていますので、傾ける必要はありませんでした。

 サムヤンの魚眼レンズでは8mm/2.8ならXマウントのものも出ています。改造不要です。ただし、こちらは対角線魚眼なので水平6カットを撮らないと360パノラマができません。それであえて7.5mmを改造するわけなんです。
 レリーズですが、X-E2はX-E1同様に、純正品のUSBケーブルレリーズの他に、マイク端子がレリーズを兼ねているので、EOS-Kissやペンタックスで使われている汎用のケーブルレリーズが使えます。なのでEOS-Kiss用の汎用のリモートタイマーコントロールが使用できます。
 
またボディの底面の形状はX-E1と同じですので、Rearlly Right Stuff社製のX-E1用プレートがそのまま使えます。上の写真のボディでも使用しています。
 他社製レンズですが、ニコンのGマウントレンズならばKIPONのアダプターやMetabonesのSpeed Boosterなら、レンズの絞りを機械的に動かすことができますキヤノンのEFレンズは電子絞りを動かせませんが、KIPONの絞り付きアダプターを使えば、少しだけ絞ることができます。多く絞ろうとするとケラれることがあります。ただXFレンズも充実してきましたので、これらの大きく重いAF一眼レフ用のレンズをあえて使う理由は減ってきました。次に広角ズームが出たらもうXFだけでも十分でしょう。
 またコンタックス/ヤシカ用のSpeed Boosterを使えば、M42リングを挟むこともでき、M42レンズが無限遠から使えます。もちろんコンタックスのレンズも使えます。
 古いFDやミノルタMD用のSpeed Boosterも出ましたので、それらを使ってのマウント遊びもフルサイズの画角でできます。
 Speed Boosterは若干周辺の光量が低下し、広角などでは少し周辺が流れることがありますが、中央部はフルサイズで使うよりもシャープに見えます。また1段明るくなるメリットはとても大きいです。レンズの欠点を隠すために1段絞れるということでもありますので。
 なので35mm版でフルサイズの画角で使えないのはライカMマウントレンズぐらいなのですが、標準より長いMレンズならビゾフレックスアダプターとSpeed Boosterの組み合わせでフルサイズ画角が使えます。
 問題なのが古いMレンズの広角側で、フルサイズミラーレスやライカMでも、周辺の画質はあまり良くありません。特にフィルムで使っていた時の画質を知っている人には、マウント遊びが、かえってがっかりさせることになったりします。
 広角側のMマウントレンズが昔の実力を発揮できるようになるのは、センサーへの光の入射角に自由度が増す、有機センサーができてからではないかなと思います。
 私はそれまではマウント遊びはAPS-CのX-E2とデジタルスプリットで行いたいと思っています。せっかくのMFレンズでも、迅速にピントが合わせられなかったら、最後はAFレンズに戻ってしまいます。またピント合わせに精度も求められます。
 デジタルスプリットはセンサー面で合わせますので、一眼レフのスクリーン面で合わせる方式以上に、精度が出るピント合わせができます。Speed Boosterを使用すればF1.4のレンズがF1.0になるわけですから、その浅いピント合わせは一眼レフのスクリーンでは精度的に不可能でしょう。それが合わせられるデジタルスプリットは、実はとってもすごい技術だと思っています。
 

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コメント

以前の内容にコメント失礼します。

先ほど初めてフォクトレンダー Nokton50mm/F1.5でX-T1のデジタルスプリットでフォーカス合わせをしてみました。
フルサイズ表示にデジタルスプリット(拡大なし)です。

XF14mmで使っていた時には差がなかなかわかりませんでしたが、50mm f/1.5開放で合わせるのはとてもあわせ易かったです。絞っていくとさすがに厳しくなりますが....

あとは露出をオート(A)にした時のノイズが多いEVFが、マニュアル露出と同じくらい綺麗になったら、もっと楽しく撮影できるにと思います。

投稿: Zero | 2014年4月17日 (木) 01時30分

Zeroさん
 デジタルスプリットは標準レンズぐらいが使いやすいですね。超望遠とか超広角になるとピーキングとか、スタンダードの方がいいかも知れませんね。

投稿: 小原玲 | 2014年4月18日 (金) 00時51分

小原さま、返信ありがとうございます。

焦点距離によって使いやすいものが異なるのですね。
XF14mmの時にはスタンダードも使ってみます!
ピーキングは白だとほとんど見えないので、赤などを使ってみます。

投稿: Zero | 2014年4月18日 (金) 01時13分

Zeroさん
 ぜひ色々試してみてください。
 KF14mmは距離指標もしっかりしているので、また目測もいいですね。

投稿: 小原玲 | 2014年4月19日 (土) 21時38分

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