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2013年11月 4日 (月)

フィルムシミュレーション X-E2, X-A1

Dscf8303

 名古屋でのトークの会場に実は、超売れっ子写真家のM.S. Parkさん(写真右)もいらしゃってくださいました。ちょうど名古屋のビックカメラ店頭でのフジのセミナーがあって、来られていたのです。私の友達のラグビーカメラマンの甲斐さん(中央)と一緒に「山ちゃん」へ。Parkさんのブログでも書いていただきました。
 Xシリーズの愛用者はParkさんが撮られたX-Pro1のカタログのフィルムシミュレーションの効果の写真を覚えていると思います。PRO Neg.Hi, PRO Neg.Stdの効果を見せたポートレート写真の表現に、私も「このカメラの色が欲しい」と思ったものです。X100s、X20のカタログで撮られた写真もとても見事でした。
 Parkさんからは以前、フィルムシミュレーションやホワイトバランスのカスタムの色調節で、銀塩ポジにCCフィルターを使っていたときのような感覚での撮影をアドバイスいただき、私もとても参考になりました。
 そしてなんとParkさんは私の人生を変えた「アザラシの赤ちゃん」の写真を掲載してもらったCREAの号の表紙を撮っていた方でもあるんです。その写真家の方とXシリーズを通してこうやって出会えたのも奇遇です。
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(X-E2 XF35/1.4mm )
 またもう1人、名古屋発表会でご一緒した人気女性写真家の山本まりこさんのトークは、私もとても楽しくお聞きしました。山本さんの写真はX-A1のカタログで使用されています。「airy: エアリー 風通しのよい 空気のような」をテーマにオシャレな写真を撮られている方です。
 そのエアリー写真を撮るカスタムセッティングをトークでお話しいただき、聞いていた私も、面白半分でそれをカメラにセットしていました。
 そして今朝カメラを使ったら、セットがそのままだったので、こんなエアリー風写真が。トークに来ていただいた私の「あまちゃん」仲間の方からいただいた、アキちゃん人形と、一昨日に講演をした小学校PTAからいただいたお花を撮ったものです。
 この山本まりこさんエアリー調はフイルムシミュレーションのASTIAを基調に、コントラストを下げて柔らかく写す設定を加えたものなのですが、とても美しいハイライトトーンが出るのが特徴です。これって富士のXシリーズならではのトーンなんです。ぜひX-A1のカタログでエアリー写真見てみてください。
 このセッティングを実際にやってみると判るのですが、山本さんは本来の写真技術がしっかりある方だからこそできる設定ですね。たとえて言えば銀塩でもこれが撮れる人だからこそ、この設定ができるんです。私たちならPhotoshoipでこれを後から作ることはできても、撮影時にここまで思い切ったセッテイングで追い込むことはできません。
 これは「撮りたいイメージ」と自分の感覚をしっかり持った人だからできる撮影ですね。こういう個性ある自己表現の撮影に富士のフイルムシミュレーションはとても役に立ちます。
 また名古屋でのトークには、このフィルムシミュレーションの色を作った開発者の方やレンズの開発の方も来られていて、どういう考えで富士の色を作ったか、「記憶色、期待色」を出す話などなど、とても勉強になり、また富士の色がこういう考えでできてきたのかと納得しました。そのご本人ではありませんが、この記事が参考になるかと思います。記憶色が出ないと私が撮りたい「好き!」も撮れないのです。
 また愛用のXF35mm/1.4のレンズ構成と、新しいXF23mm/1.4の構成が非常に似ていることを教えていただき、この2本に共通する、開放からのシャープさと滑らかなボケ味との秘密が判ったように思えました。
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(X-A1 XF35/1.4)   
 さて、もう一枚今度は真斗に撮ってもらいました「おじさんエアリー」です。なんか加齢臭が風にのってただよってくるような、エアリー感が出せたかなあと思っています。失礼しました。
 

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コメント

小原さんへ
いつも楽しく拝読させていただいております。

が…
シュミレーションという単語は存在しません!

Film simulationを日本語表記すれば
  ↓
フィルムシミュレーションが正解です。
(フイルムとフィルムが混在する文章も読みにくいです)

残念です、発信するメディア側なればこそご注意を!

今後も興味深い小原さんのブログを楽しみにしている一読者より。

投稿: まよねえず | 2013年11月 4日 (月) 08時42分

まよねえずさん
 どうもご指摘ありがとうございます。
 以前にも別の方にご指摘いただいて訂正した経緯が・・、どうも失礼しました。直しておきます。
 富士フイルムの「フイルム」の方は固有名詞の表記なのですが、それもあって変換で混ざってしまうようです。

投稿: 小原玲 | 2013年11月 4日 (月) 13時55分

小原様
FUJIのセミナー、お疲れ様でした。
山本さんのセミナー3回と小原さんのセミナー2回を聴講してきました。
山本さんのセッティングでWBを変えて撮ると色が一段と鮮やかになることも教えて頂きました。
とても楽しい時間が過ごせました。
その後、小原さんの影響でXF23mm/1.4を注文してきました。早くレンズが届き開放付近で使ってみたいです。
35mmが先だったかな?

投稿: フェル | 2013年11月 5日 (火) 17時51分

フェルさん
 どうもありがとうございます。
 2回も聞いていただき光栄です。
 23mm/1.4は現在の日本のレンズを代表する銘レンズだと思います。このレンズは使って欲しいレンズのNo.1ですね。あと35mm/1.4も同様にいいレンズです。この2本だけでもいいぐらいですが、14mmや55-200も素晴らしいので、ほんと次々レンズが欲しくなってしまいます。
 レンズに関しては、ライカやツァイスに負けないぐらいいいと思います。

投稿: 小原玲 | 2013年11月 5日 (火) 23時41分

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