XFレンズの魅力 XF23mm/1.4
XFレンズの中で最も新しいXF23mm/1.4は「魔法のレンズ」XF35mm/1.4と兄弟のようなレンズだ。X-E2の名古屋発表会での開発者トークで教えていただいたのだが、レンズ構成図を見るとそれがよく判る。
XF23mmはXF35mmの前に2枚、最後部に1枚レンズが加わったような構成なのだ。だから開放からのシャープさとか、柔らかで美しいボケ味とか、そっくりである。
現行の35mm相当の画角のレンズで、フルサイズも含めてこのレンズは一番優れていると思います。
最初はちょっと大きいかなと思うかもしれませんが、軽いのと、操作性がいいのと、何しろ写りがいいので、使っているのがとても楽しいレンズです。私は今年日本で出たレンズの文句無しのNo.1だと思います。
(X-E2 XF23mm/1.4 F1.4 1/220 IS02000)
名古屋の喫茶店で有名なコメダ珈琲店の和風甘味店「おかげ庵」に家族で行きました。琴子が頼んだのが「わらび餅」絞りF1.4の開放で撮ってみました。
(X-E2 XF23mm/1.4 F2 1/120 ISO2000)
海斗は団子を頼みました。おかげ庵では団子は電熱線のヒーターでテーブルで各自が焼きます。基本は醤油ダレをつけての2度焼きなのですが、海斗はあんこ団子にしました。 1段絞ったF2の描写もいい感じです。
(X-E2 XF23mm/1.4 F2.5 1/170 IS0640)
その後子どもたちと猫カフェに行き、琴子が猫の撮影にハマったのは、下の記事の通りです。絞りをもうちょっと絞りF2.5での撮影です。まだ柔らかさは残っていて、ボケも綺麗です。猫の毛並みが柔らかく写っていて、こういう描写が好きです。
琴子が撮った写真の方が可愛い?はい、今日はそうかもしれません。だって琴子の方が嬉しそうに撮っていましたもの。写真に現れますね。
「魔法のレンズ」XF35mm/1.4の兄貴分のこのレンズ、なんて呼び方をしようか考えています。
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コメント
ネットの評判では35mmとは違った性格の、おとなしめの描写かな、と思っていたのですが、この作例を見ると、色鮮やかな兄弟分、という印象を受けました。レンズ構成も似たような感じですね。ボケがとってもきれい。
ドンケの小さなショルダーバッグにX-E1と14mm、35mm、60mmという組み合わせが私の鉄板で、もし23mmを加えたら、気安く持ち出す重量を越えるので、外すとしたら35mmがバランスいいか…う~ん……なんて妄想をしつつ悶々としています。
薄曇り、小雨、日没後、まったく絵にならないシーンを救ってくれる35mmは本当に重宝しているので、もうこの3本で何も足さない何も引かない、と決めたはずなのに揺れ動く日々です(笑)
いっそX-E2と23mmを一緒に追加してやろうか。気分で使い分けると幸せになれそうですね。
投稿: じゃいろ | 2013年11月24日 (日) 22時56分
旅行にと購入したのがこのレンズです。
XF35mm/1.4RとTouit Distagon2.8/12mmと、合計3本持って行きましたが、このXF23mm/1.4Rが大変重宝しました。購入して良かったと思います。
活躍してくれたことに対し、私は「相棒」と呼んでいますが、○○のレンズというネーミングだと...軌跡のレンズとか!?では大げさですか..(^^;
投稿: Marcoa | 2013年11月24日 (日) 23時01分
じゃいろさん
私は23,35,60の組み合わせが結構多いです。美しいボケの3本トリオです。その日の気分で持って行く3本を決めるのも楽しいですね。
投稿: 小原玲 | 2013年11月24日 (日) 23時08分
Marcoaさん
12, 23, 35という組み合わせも面白そうですね。望遠を潔く捨てて、写真が上手い人向けですね。
23mmはほんと「奇跡のレンズ」みたいな感じかなあと、実は今日考えていました。でも、文字だけ読むと大げさに見えるかなあと。
投稿: 小原玲 | 2013年11月24日 (日) 23時11分