« 流氷の変化をグラフにしてみました | トップページ | 今年でアザラシ25年目になります »

2014年1月28日 (火)

富士フイルムX−T1が発表になりました

 X-T1発表になりましたね。
 とにもかくにも新機能がいっぱいで、ひとつひとつ紹介していたら、いくら文字数があっても足りないようなカメラだと思います。
 2年前にはペケプロワンで、トロさにあれだけ悩まされたXシリーズが、こんな風に最先端のカメラとして登場するのは、とても感慨深いです。
 さて、X-T1の感想ですが・・・。
 このカメラは「私が褒めなくても誰かが褒める」そんなカメラだと思いました。
 たぶんカメラ雑誌もカメラ評論家も、このカメラのことを、いろいろと評価するのではないかと思いました。
 逆にX-E2やX-A1はそうではなく、私が褒めないとその良さが伝わらないカメラだと思っていました。「好き!」が美しく写る、なんてまさにそうですね。それで勝手に応援状態でX-E2の発表からここまで、日々褒め言葉を書いてきました。ちょっと、さすがにしつこかった感もありましたよね。
 X-T1はその必要がないなと思いました。
 私でなくてもこのカメラのことを褒めることはできますし、私が黙っていてもこのカメラは高評価を得ると思います。
 そもそも私はカメラ評論家ではなく、カメラの機能がどうこう、うんぬんかんぬんというのは実はとっても苦手です。特にそれが数値で出てくるようなものになると、さらにです。だって私の関心事は「好き!」が写るかどうかなのだから
  X-T1のことはできるだけ実機が来て、実際に撮った写真で語りたいなあと思っています。私が0.005秒がどうのこうの、8コマがどうのこうのと言うより、このカメラを持って氷の上に行ったら、25年間撮影しているアザラシの赤ちゃんでこんな写真が撮れた。それを皆さんにお見せしたいなあ。私しか言えないことなら、いくらでも書けるのですが、他の方でも書けることを、上手に書くのは私は苦手なんです。
 なので、しばらくカメラの機能の話はこのブログから減らそうと思います。 それもこれも、今日とても素晴らしいカメラが出たからこそです。書かないわけではありませんので、今まで通り覗いてはくださいね。
 季節柄アザラシの赤ちゃんの情報を求めている人が多くなる時期で、私はやはりカメラの伝道師ではなく、「流氷の伝言」の伝道師ですから、その役目をしばらく優先させます。
 実はこういう寒波が来ている時ほど、温暖化の影響が春とか夏、または翌年に出やすいものです。それを見抜ける「流氷の伝言」の伝道師は数少ないので。

|

« 流氷の変化をグラフにしてみました | トップページ | 今年でアザラシ25年目になります »

コメント

小原さん

初めてメールします。
私は編集者ですが、けっこう仕事でカメラを使っています。主に山などの風景写真が多いのですが、ブログはけっこう拝見させてもらっています。
昨年から機材をフジへ移行し始めています。理由は軽くていい写真が撮れるからです。
今日のこのブログのコメントはとてもいいと思いましたので、つい書いてしまいました。
数値などは僕もあまり気にしないのですが、
小原さんの数値以外のいろんな話を続けてください。応援してます。

清野

投稿: 清野 | 2014年1月28日 (火) 18時47分

こんばんは。おっしゃる通りですね。他の方々の評価は高いでしょうから評論家におゆずりして、地球温暖化の現状のご報告やマドレーヌ島での観光客とのふれあいや出来事、そして撮影報告と素晴らしい写真を楽しみにしております。でも、X-T1!フジの紹介映像を見る限りマルチモードビューファインダーは期待以上のようで、他を節約してでもやはり欲しいカメラですね!泣かせる機能充実です。

投稿: もやし | 2014年1月28日 (火) 19時56分

小原さん

ついに発表になりましたね。
私もこのカメラに言葉はいらないと直観で思いました。
このカメラはその作例が話しかけるので、
言葉はいらないのです。

動き物の素晴らしい作例や自然の美しい光景を写した作例が良さを伝えてくれます。
小原さんの素晴らしい作例を楽しみにしています。

買わないつもりが、富士フィルムから電話があり、
見てから予約する予定にいつの間にか変わっている自分がいます。(笑)
80年の色再現技術に期待しています。

投稿: カメラ小僧 | 2014年1月28日 (火) 20時03分

清野さん
 はい、伝えたいなあということが出て来ましたら、また色々書きますね。
 今は私が書いてもつまらないので。ちょっと一休み。

投稿: 小原玲/Rei Ohara | 2014年1月28日 (火) 20時20分

もやしさん
 はい、色々書きたくなるような機能が色々ありますね。
 なのでかえって私のようなひねくれものには書きにくい。X-A1の方が書きやすかったりします。

投稿: 小原玲/Rei Ohara | 2014年1月28日 (火) 20時22分

カメラ小僧さん
 はい、このカメラで大事なのは作品だと思います。
 でないと機能に飲み込まれちゃいそうです。

投稿: 小原玲/Rei Ohara | 2014年1月28日 (火) 20時23分

小原さま、初めてコメントさせていただきます。
岩手在住のパハヤチニカともうします。

私もまさに、清野さまのコメントにあるような印象を本日のブログ記事に想っておりました。

数値よりも感性に訴えかけてくるものが、
この新しいカメラにある気がします。
すなわちそれが本物のテクノロジーということなのでしょうか。

私はニコン一筋でしたが、今年はx-t1でお山を巡るのが楽しみです。

18-55のキットレンズと、マクラプラナーをスピードブースターで奢ろうかなと、久々にワクワクしております。

小原さまは小原さまですから、いままで通り小原さまのブログであり続けてほしいなと思います(^_^)

アザラシ紀行楽しみにしております。

投稿: パハヤチニカ | 2014年1月28日 (火) 22時06分

パハヤチニカ さん
 はい、こういう数値情報が色々多いカメラほど、実写で判断したいです。
 私の場合にはアザラシかホタルを撮るのが一番よく判ります。
 どうもありがとうございます。

投稿: 小原玲/Rei Ohara | 2014年1月28日 (火) 22時10分

小原さん

ついに発表になりましたね!
このカメラを持ってフィールドに出る日が楽しみです。

投稿: hironeko | 2014年1月28日 (火) 22時55分

X-T1についてですが、私も触らずともいいカメラであることは疑いないと思い予約しました。

小原さんのブログで、寒冷地でのX-T1の動作や、その操作感などのお話だけは、いずれ拝見したいです。

X-T1で私が抱いた最後の懸念であった、ズームレンズでの絞り環の絞り数値刻印の有無の問題について、XF 16-55mm F2.8 R LM OIS WRとXF 50-140mm F2.8 R OIS WRが、デジカメWatchで、あくまでモックアップですが写真が掲載され、その写真に絞り輪上の絞り値刻印を確認しました。それで心置きなくX-T1にズームを付けて使うことができることが分かりました(とても嬉しいです)。

これで操作上の統一がとれたXシステムが出来上がることがわかり(最大の欠点が解消したと思います)、安心して富士のカメラでやっていけそうです。(でも他メーカーでフイルムモードにコダクロームモードを付けたら、たぶん浮気します・笑)

今後とも楽しみに拝読させて頂きます。

投稿: まさどん | 2014年1月29日 (水) 00時38分

こんばんは。

X-T1発表直後に触ってきました!^^;
ボタンの謎の部分や、気になっていたものが解決出来てスッキリしました。(笑)
たしかに、このカメラは誰が触ってみても良さが伝わるかもしれませんね。
EVFも半端無く良く、「コンパクトなプロ機」という印象を持ちました。

思っていたよりも価格が抑えられ、非常に優秀なカメラだという事が分かったのですが、
私はX-Pro1への愛着が捨てきれず、たぶんX-T1を使ったらX-Pro1は使わなくなってしまう・・・
そういう事もあって、今回はサブ機としてX-E2を導入いたしました。(メインに成りかねないですが^^;)
これで我が家にあるXシリーズは4台になりました。
色々とアドバイスを頂きありがとうございました。

また、ブログでカメラネタが少なくなるとの事で少し寂しいですが、撮影時の様子なども書いていただけると、とても参考になります。
でも一番参考になるのは、おっしゃっている通り写真そのものですよね。

これからも楽しみに拝見します。

投稿: カメラくん | 2014年1月29日 (水) 00時55分

去年の暮れに、サブとしてX-E1かX-Pro1を購入したいと書いた者ですが、その際は、丁寧に質問に答えていただき、ありがとうございました。心の変化で最初の一台目は、X100Sを購入することにしました。2台目には、X-T1を購入したいと思います。小原さん。X-T1, かなり凄いカメラに仕上がっていそうですね。このカメラを初期値13万円台(価格.com)から、購入できるのは、素直に凄いことですね。


それから、また、質問があります。富士フィルムのJpeg画像についてなのですが。小原さんは、富士のJpegの画質は、Rawを現像ソフトでいくら、いじっても富士フィルムの色のプロが作るJpegの画質を超えられないと書いておられました。素晴らしいことだと思います。しかし、ここで疑問が生じてきてしまいました。これは、富士フィルムのJpegという意味ではなくて、一般的なJpeg画像に関してなのですが、通常、Jpegの画像データは、保存するたびに画質が劣化していきますよね。富士フィルムのJpegは、やはり一般的な他社のJpeg画像データと同じようにPCへの保存や上書きによって画質に変化(劣化)が加わってしまうのでしょうか。(それとも、何か、そうならないような処置が施してあるのでしょうか?) 富士フィルムのデジタルカメラで仕事をされているプロの方は、Jpeg 画像データの編集や保存、クライアントへの納入など、画質劣化を防ぐためには、どのようなやり方で対処なさっているのでしょうか?

富士フィルムのJpegの画質を私も素晴らしいと感じています。なので、画質の劣化をなるべく防ぐ取り扱い方などがあれば、レクチャーしていただきたいのですが。

投稿: Choi | 2014年1月29日 (水) 00時57分

hironeko さん
 はい。こういう高性能のカメラこそフィールドでのフィーリングが重要だと思います。どんなに数値性能が良くても「好き!」が撮れなければ意味が無いというのが、私の原点です。
 センサーが同じなので、画質は大丈夫だと思います。
 あとは操作感ですね。それもフィールドならではの。

投稿: 小原玲/Rei Ohara | 2014年1月29日 (水) 09時21分

まさどんさん
 そうですか、絞りリング付いていましたか。それは安心です。
 コダクロームモードが欲しいという声は、富士に限らず色々なところで聞きますね。振り返って昔の写真集とか見てみるとコダクロームで作った本の色は、今見ると見るに耐えないくらい悪いです。ただ1枚のプリントとして見ると、結構強いものがあります。写真展で伝わるものが強いです。
 なので私はコダクロームそのものがいいのではなくて、コダクロームの中のある部分がいいのではと思ったりしています。

投稿: 小原玲/Rei Ohara | 2014年1月29日 (水) 09時32分

カメラくん さん
 なんだかんだ多くの読者はカメラネタを求めているので、まだまだ書きますよ。ただ数字がどうのこうのをいうのは苦手なので、あくまでも撮れた写真でいいたいなあと。
 特にアザラシの赤ちゃんがどう撮れるかどうかは、私に撮って最重要なので、それを見てしっかり評価したいなあと思います。
 たとえば私がジャーナリストなら、X-T1の方が高性能なのを知った上で、X-E2を選びます。X-E2の出っ張りのない形の方が、難民キャンプで写真を撮りやすいからです。

投稿: 小原玲/Rei Ohara | 2014年1月29日 (水) 09時36分

Choi さん
 JpegからJpegへの再保存はできるだけしないようにします。私はJpegをPhotoshopでいじることもありますが、その際には一旦16bitTIFFにしてそれから加工します。そして保存はできるだけtiffで行い、納品のときだけ再度Jpegにします。これはネット入稿のためです。
 

投稿: 小原玲/Rei Ohara | 2014年1月29日 (水) 09時38分

こんにちは。マクロ撮影についてお伺いしたいのですが
現在C製の100mmF2.8マクロを使用しており富士のカメラで今後の撮影を行う場合100mmマクロのかえになるシステムはありますか?
花のシーズンの前に入れ替えをするのでその部分で悩んでいます

今考えているのが60mmマクロに先日小原さんが記事にされたFOTGAを装着する方法とXCの標準ズームの前玉を外し遊びのレンズを作りマクロとの2本でカバーしようかなと思っているのですが何かオススメはありますか?
とにかく花はシベなどに寄るのが大好きでボケ色の世界にしてしまうのが大好きです。

100mmマクロを残しマウントアダプターでと思ったのですが開放での使用は問題ないとしても三脚が使用できない場所でAFが使用できないのとカメラとのバランスが悪いのでできれば富士でカバーしたいと思っています。

60mmマクロで撮影された写真を探してみても私が撮りたいような写真がないのでどうなんだろうと…基本的にソフトでボケを操作するのは嫌いで手直しをしない写真を撮るのがモットーです。
デジタルの時代には向いていないのかもしれませんがそれで腕を磨き試行錯誤するのが好きなもので…
なにかいい方法があればご伝授願います。

投稿: 楓 | 2014年1月29日 (水) 14時31分

楓さん
 100mmマクロは私も良く使う焦点距離です。特にAPS-C+100mmは使い勝手が良い距離です。
 私が使うのは古いEF100/2.8マクロとヤシカ/コンタックスのマクロプラナー100/2.8です。マクロプラナーはさすがの描写ですが、少々大きいです。EFは絞りの問題がありますね。私の場合はホタルのアップなので開放しか使えないので、EFを使うこともあります。
 
 

投稿: 小原玲/Rei Ohara | 2014年1月29日 (水) 14時55分

XT1一眼レフのような佇まいですがミラーレスだけあって厚さも薄く又幅も狭くて結構コンパクトなのですね。このコンパクトサイズなら肩や首が凝るのも軽減されるでしょうね。これで画質が一眼レフより良ければ言う事なしでしょうが画質はどうなんでしょうかね?

投稿: すが | 2014年1月29日 (水) 19時51分

すが さん
 画質はセンサーは同じですが、高感度処理が上がっていますから、変わっているのでしょうね。そのあたりも販売開始が楽しみですね。

投稿: 小原玲/Rei Ohara | 2014年1月29日 (水) 23時07分

初めてコメントします。

私もニコン一筋だったのですが、昨年鳴り物入りで発売になったD600を手にして以降、なんとなくX-E1が気になり購入。。

気が付いたらX-E1のカウンターがD600をあっさりと追い抜き。。先日D600は売却処分に。。

それでもニコンだ!とDfに心弾ませていたのですが。。。ありゃX-T1?いつの間にか心はフジに。。。

ニコンさんごめんなさい。だって出てくる絵がキレイなんですもの。。軽くて便利だし。。

投稿: bonkosan | 2014年2月 5日 (水) 18時02分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 富士フイルムX−T1が発表になりました:

« 流氷の変化をグラフにしてみました | トップページ | 今年でアザラシ25年目になります »