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2014年6月 8日 (日)

宮崎県延岡市北川町のホタル生息地に想う

Photo_01   通いだして18年が経つ宮崎県北川町のホタル。このカットは15年ぐらい前のものだ。もの凄い数のゲンジボタルが乱舞して、集団同時明滅を行うので、まるで「山が動く」かのような光景だった。

 この光景を次世代に伝え残したいと思って私のホタル取材が始まった。
 ところが、この地には今でも通っているのだが、この数年はそのような光景を見ることができていない。明らかにホタルの数は15年前に比べて減っている。しかもこの数年が特に顕著のようだ。理由としてあげられるのが、
●集中豪雨が降りホタルの幼虫が流される。
●河川改修が広範囲に行われた。
●河畔林や河原の薮が伐採されてしまった。
などである。
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 たとえば上の岩の写真の撮影地を昨日見に行ったが、右側の赤い部分はかつては薮だった。しかもタケやササがかなり繁茂していて、河原に降りるのも一苦労だった。ところがそこにブルドーザーが入って道ができ、歩きやすいように薮が伐採されてしまっていた。
 ホタルにとって河畔林は非常に大事なものである。たとえそれが薮であってもだ。この場所はこの薮の伐採によって、岩の周りに光や風が入り安くなり、ホタルの生息に向かなくなってしまった。こういったことが川の全域で起こっていて、北川町のホタルは激減しているのだと思う。ホタルにとって必要なは川だけではない。周辺の環境もあって成り立っているのが生態系だ。
 次世代に伝え残したと思った景色が、自分がまだ現役の時期に、どんどん消えて行く様を見るのは辛い。
 その代わりなのだろうか、宮崎空港から北川まで高速道路が繋がっていた。

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