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2014年8月31日 (日)

スナップ写真という表現は今後可能なのだろうか

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日刊ゲンダイの記事が話題になっています。
 下着ではなく、着衣の女性の写真を撮っただけで神奈川県警に逮捕された方のニュースです。この記事を読むとすでに最高裁での同様の判例もあるという。
 しかも写真を撮る以前のカメラを構えた時点でアウトだという。
 となると、街中で女性のスナップ写真を撮るには、まず撮っていいかどうかを尋ね、できれば承諾書にサインをしてもらってから、撮影ということになる。これでは面白スナップなど撮れるわけがありません。
 となるとスナップ写真という表現は今後可能になるのでしょうか?
 現在もスナップ写真をメインにしている写真家のトークを聞いたことがあるのですが、「目と目があったアイコンタクトでの了承」「その人と特定できないようなものなら可」「ネットには掲載しない」とか、「誠意をもって撮影にのぞむ」など、それぞれ撮影者が独自のルールを作っていたりします。 
 でもこの条例ではそんな撮影者の思惑など関係なく、被害が存在するかどうかで逮捕される可能性が出てくるわけです。
 とんでもない時代になったと思います。私が動物写真家に転身する25年前にもこの兆候はあり、それが私を動物写真に向けた理由の一つでもあります。「人間は面倒くさいからなあと」。当時でも米国からの依頼仕事でコマーシャル系の場合には、スナップでも必ずモデルリリースという、許諾書にサインをしてもらったカットのみ納品していました。米国ではすでにストリートスナップ写真を広告で使って巨額賠償になった事例が多々あるからです。
 動物写真に転身しておいて良かったなあと思う記事ですが、写真表現のために、これをなんとかする動きもあって欲しいものです。「エロか芸術か」の時には、社会に問題提起するために率先して捕まった有名写真家もいました。ストリートフォトの方も変質者系の逮捕で判例が次々作られる前に、なんとかしないと大変なことになると思います。
 

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山本まりこさんのトークを聞いてきました

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 名古屋で山本まりこさんがトークをなされるということで、海斗と聞きに行って来ました。
 さすが山本さんカメラの善し悪しを見抜くが鋭い。またそのカメラの弱点を逆に個性として、表現に利用する技も見せていただいた。そのカメラを一番うまく使うコツをたった30分ちょっとの間に的確に伝えていました。
 「このカメラでは透明感のある表現ができる」
「内蔵HDR機能を使おう」というアドバイスは、ほんとそのカメラのポイントを付いたものでした。
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 自閉症の海斗もトークの間、ちゃんと聞いていました。それだけ山本さんの写真が海斗を引きつけていたということです。普通はこれだけの時間じっとしていられません。海斗が山本まりこさんの絵を描きました。目がぱっちりのところが上手く特徴つかめています。
 山本さんはエアリーという独自の表現で、写真をとても楽しんで撮っています。1枚1枚の写真にそれが感じられます。それを見ていると、エアリーという技法がいいのではなく、山本さんの感性がいいのだなということに気づきます。

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X30でほとんどの用途には十分に思います

 昨日新聞記者にはX30がいいという話を書きました。

 昨今はSNSやブログで、一億総新聞記者のような時代でもあります。個人が発信した情報が、朝日新聞や読売新聞よりも社会に影響力を持つことが、すでにあります。

 そんな時代の持ち歩きカメラとして、X30は最高だと思います。
 ざっと一眼レフに比べての優位点です
○小型軽量で安価
ーこれはとても大きなメリットです。
○タイムラグが短い
ーコンパクトカメラの欠点が解消、さらに一眼レフよりも優位。狙った瞬間をより撮らえられます。
○シャッターショック、シャッター音が小さい
ー被災地やインタビューなどで静かに撮れるのは魅力です。
○秒12コマの連写を静かに撮れ、必要ならば前後カット記録で瞬間を逃さない。
 ー空手やボクシング、柔道などの撮影なら、一眼レフを使ったプロに勝るかもしれません。カメラマン撮影カットが記者が撮った写真に負ける例が出てくると思います。
○ フィルムシミュレーションで綺麗な色再現
ーすでに多くのプロが富士の色を求めて一眼レフからXシリーズに移って来ています。新聞カメラマンが撮った写真よりも、記者が撮ったカットの方が色が綺麗じゃないかということが出てくるでしょう。
○マクロ機能が優秀
ー一眼レフ+マクロレンズよりも、寄れて周囲の情景を入れる撮影が広角マクロでできます。これは一眼レフでは撮れないです。
○wifi機能の充実
ー撮影したカットをすぐスマートフォンに移して送信できる。さらにはwifiリモートが使える。スマホの位置情報を画像に添えられる。カメラマンがCFカードを抜いてパソコンに指して、ネットに繋いで、画像を送っている間に、記者が送った写真が先に届いていることでしょう。
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予想できる一眼レフやXシリーズ上位機に劣る点
●高感度性能が劣る
ーその分レンズが明るいので、ほとんどの用途では問題ないと思われます。
●レンズ交換ができない
ー28mm-112mm相当まで撮れたら、大抵の撮影は大丈夫ですが、超広角、超望遠は不可能です。それを捨てることによってこの身軽さが得られます。望遠が足りない分は、身軽なので寄ることで対応できると思います。
●バルブ露光がついていない
ー30秒シャッターと内蔵インターバルタイマーで、比較(明)長秒で対応できます。
ーーーーーー
ざっとこんな感じになります。
このカメラで撮れないものは、
1)超望遠を使ったスポーツ撮影。
2)超広角を使った表現
3)超高感度を用いる撮影
ですが、それらは一眼レフの入門機でも撮れないのは同じことです。一眼レフやX-T1などと専門的なレンズ(望遠、超広角、大口径)などが必要です。
ーーーーー
 むしろX30で撮れるものに関しては、タイムラグ、静粛性、色、高速連写(前後撮り)などで、一眼レフを超えています。このカメラはただのコンパクトカメラではなく、撮影内容を少し制限するだけで、一眼レフよりも高性能なカメラになるわけです。
 こういうカメラが報道写真を変えると思います。
 カメラおたく上がりの報道カメラマンでは、X30を持った、感性が優れ、より取材力があるジャーナリストに写真で勝てません。そういう時代になったと思います。

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2014年8月30日 (土)

就職活動で50社落ちたけど、私、本を出版します。

 私の話ではありません。
 私の妻の大学のゼミの卒業生の華井ゆりなさんが本を出すことになりました。華井さんには私の著書「ほたるの伝言」(教育出版)の帯につけたコピー「最後にホタルを見たのはいつだろう」を書いていただいたこともあります。
 学生時代から才能があるのは感じていましたが、不況下の出版業界への就職は困難でした。でもどんな境遇でも、今夢に向けて、自分にできることをきちんと頑張り続けていれば、いつかは芽が出てくるのがこの世界です。それをきちんと実践してくれました。彼女の努力のたまものでしょう。
 本ができたらぜひ読みたいものです。

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X30と新聞記者

 新しく発表になった富士フイルムのX30だけれど、こういうカメラは新聞記者とか雑誌記者にこそ使って欲しいなあと思います。画質的には新聞や雑誌で使う分にはまったく問題ありません。

 今一番、新聞記者や雑誌記者にとって、画質、大きさ、操作性などのバランスが良いカメラがX30だと思います。
 特に新しいフィムルシミュレーションの「クラッシッククローム」が加わったことで、一眼レフやXシリーズの上位機以上に表現の幅が広がっています。
 最近のテレビの海外撮影で、大きなENGをロケに持ってくるのはNHKぐらいで、民放は、とっくの昔にハンディカムに変わっています。このビデオカメラの変化はどう起こったかというと、カメラマンからではなくディレクターからでした。
 カメラマンは大きなENGにこだわっていましたが、ディレクターが予備に回すハンディカムの方が臨場感ある絵が撮れていることが多く、どんどん逆転していきました。
 今年アザラシの取材に来た日本テレビの「天才志村どうぶつ園」のクルーはハンディカムを5台で、ディレクターもADもカメラを回すという方法で、なかなか撮れないシーンを短期間にどんどん撮っていきました。同じ取材を大きなENG方式だったら、あの期間では撮れていないと思います。
なので私はスチルカメラの変化もこのように本職のカメラマンからではなく、記者から起こると思っています。現在フルサイズの一眼レフで、荒い新聞印刷の写真を撮っているのは明らかにオーバースペックです。でもこれがX30のようなカメラになったらカメラマンはその専門技術の見せ所がなくなります。なので最後まで反対するでしょう。
 でも高性能なコンパクトカメラを記者が持てば、色も瞬間も、プロの新聞カメラマンが撮ったものよりも綺麗な絵が出て来ます。それによって、新聞カメラマンという職業自体が消えて行くと思います。
 数年はスポーツ専門のカメラマンが専門職で必要かもしれませんが、それは日程が決まっている撮影がほとんどなので、外部委託することも不可能でないでしょう。
 すでにある新聞社ではカメラマン採用を見直すという動きを示しています。記者採用の一部をカメラマンに回せばそれで済むということに気づいてしまったわけです。
 こういう流れのなかX30のようなカメラをジャーナリストが手にしたら、報道の世界は変わると思います。また変わって欲しいです。

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2014年8月27日 (水)

クラシッククローム

 富士フイルムが新しいカメラX30を発表し、その中に新しいフィルムシミュレーションの「クラシッククローム」が搭載されることになりました。

 実はこのジャーナリスト向けの色については、私もかなり強く要望していました。というのも私は元が報道カメラマンだったために、そのようなカメラマンの知人が多くいます。
 私の薦めで一眼レフからXシリーズにシフトしていった人はかなりいるのですが、それらの方々から良く言われていた問題点が「色が綺麗すぎる」だったのです。
 どういうことかというと、悲惨な被災地や紛争地の写真で、青空が綺麗すぎたり、生々しい流血の赤が鮮やかだったりするのは困るということです。これらのために色をもっと控えめにした色調が欲しいという声を良く聞いたのです。
 ただ「綺麗すぎない色」というものがどういう色なのか、口で説明するのは困難です。コダクロームのような色というカメラマンがいても、すでにコダクロームがない以上比較テストもできません。
 それにただ「汚い色」であればいいのではありません、色は濁っていても、それに品があったり、落ち着きがあって、「いい」と思わせないといけません。
 なので色々なフォトジャーナリストや写真作家が、「こんな色調が欲しい」といじったものを担当者に送りました。また東日本震災を伝えた海外ジャーナリストがどのような色調で最終発表しているかを指摘しました。
 この新しい色調に関しては、私たち以外にも、海外などから色々な声が寄せられていたと思います。そういった声をまとめて総合的な色作りが行われたと思います。
 どんな色調になったかとても楽しみです。

続きを読む "クラシッククローム"

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ASTRO タイムラプス用小型自動雲台

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 オーロラ写真家の田中雅美さんがキックスタートで注文していたタイプラプス用小型雲台「ASTRO」を分けていただきました。なので一足先に安く入手できました。
 この小さな雲台で微速度回転しながらのタイムラプス動画を撮影できます。キッチンタイマーとか赤道儀を使う方法もあるのですが、それだと露光中も動いてしまいます。ASTROは露光中は止まっていてくれます。
 もちろん動かさずにタイムラプス用のリモートコントロールとしても使用可能です。X-T1内蔵のタイムラプスよりコマ間が短く設定できるので、これも便利です。
 現在では市販も始まっているようです。

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2014年8月26日 (火)

クッパたいじ



小原家の家族旅行。海斗の目的地は兵庫県川西市のアステ川西4階のちびっ子ランド。
この場末感たっぷりなゲームセンターには、古いゲーム機が残っている。海斗が探し求めていた「クッパたいじ」1993年製があって、大喜び。ヨッシーのカードも出ました。
自閉症の海斗はこういう古いゲーム機の所在を調べるのが得意で、西日本に行くとなったら、アステ川西にいきたいかと主張してきました。
それにしてもよく見つけてきたものです。

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2014年8月23日 (土)

ハウステンボスに来ています

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 長崎のハウステンボスに来ています。
 さて、ここはホテルもパークもスタッフのやる気の無さが半端ないです。朝パーク内で道を尋ねても、3人に聞かないと答えられない。自分の持ち場以外のことは知ろうともしていないのですね。
 テーマパークってスタッフのやる気に引っ張られて、むっつり親父もニコニコ顔になるものですが、「ハウステンボスで働いています!!」っていう元気のあるスタッフがみごとにいない。この点はディズニーと大違い。またパークではないがApple Storeとか スタバとも大違い。
 例えれば「隙あらば転職したい」という人にあふれている感です。それが伝わってきます。
 で、パーク内の食事って、どこも見てくれや話題性ばかりで、中身はしょうもないのが多いが、ここのはダントツだった。
 この巨大バーガーの中、パテがほんの小さいのがあったか、ないか、そんな感じ。妻と二人で分けたのですが、「そっちに入っていたんじゃないか、いやあんたの方でしょう、って感じで二人ともパテを食べた記憶なし。確かに小さな肉片は入っていたけれど。
 でもテーマパークとしては他所にない魅力があります。
 それは・・・・・・、「すいていること」
 散歩するにもちょうど良い人の量です。

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2014年8月22日 (金)

富士山の月の出

富士山の月の出をタイプラプス動画にしてみました。
X-T1 XF18mmF2R

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2014年8月21日 (木)

今日から家族旅行、出雲ぜんざい編

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 今日から小原家家族旅行です。目的地は九州なのですが、それなら寄れるじゃないかとお父さんのリクエストを追加、出雲大社前の「日本ぜんざい学会壱号店」です。はい、このブログの読者ならお分かりの通り、春に続いて2回目です。
 それぐらいここのぜんざいの味のファンになってしまったのです。「ぜんざい音頭」のCDも購入しました。
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 まずは「中井貴一スペシャル」こと「冷やしぜんざい+焼き餅」です。ひんやりとして夏にぴったりです。でも、
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 ぜんざいファンなら冷やしぜんざいだけでは満足しません。二杯目はやはり赤白の焼き餅入りの「縁むずびぜんざい」です。
 やはり、そうです。温かいぜんざいの方が焼き餅の味は引き立ちます。これぞ日本最高のぜんざいです。このぜんぜいを食べるためなら名古屋から450km車を走らせる価値があります。日本が世界に誇れるスゥイーツの一つだと、この小原が確信します。
(X-T1 XF35mmF1.4)

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2014年8月20日 (水)

ダイヤモンド富士を撮影してきました

Photo

 田貫湖でダイヤモンド富士を撮影してきました。これは昨日19日の朝の写真です。二日続けて大雨だった後の3日目にようやく見られました。
(X-T1 XF18mmF2R)
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 こちらは今朝20日の撮影です。微妙に撮影ポイントをずらして、ともに富士山の中心から太陽が出るように狙っています。
 撮影していたら3人向こう側に大山行男さんがいらっしゃいました。
 太陽が昇りきった後でご挨拶。
2000年に刊行した「The Nature of Japan2000」という大型本の企画で、小原も編集委員の一人(雑用役)だったので、大山さん達との連絡をやっていました。またこの日大山さんが撮影していた仕事の発注先が私の大学のサークルの先輩という奇遇もあって、色々とお話させていただきました。
(X-T1 XF18mmF2R)
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 尊敬する大写真家の横でダイヤモンド富士を撮影できて、とても光栄な日々でした。
(X-T1 XF18mmF2R)

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2014年8月16日 (土)

明日のサンデースクランブルにて

明日のテレビ朝日「サンデースクランブル」11:45〜

で小原撮影の動画が流れるようです。

よろしく御願いします。

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2014年8月11日 (月)

堀田あけみの新作文庫です

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 妻の堀田あけみの新作文庫が発売になりました。
 一度名古屋の海越出版社から単行本で出た作品なのですが、版元倒産のために、しばらく消えていた作品です。妻の最初の時代小説です。
 よろしくお願いします。

続きを読む "堀田あけみの新作文庫です"

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ニコンの業績が悪い

 ニコンの業績がかなり悪いようです。東洋経済online 記事。
 記事には書かれていませんがD600問題の対応ミスは大きかったのではと思います。
  昨冬に「あの時にDfなんか作っている場合じゃなかった、と将来後悔するだろう」と私は書きましたが、それに近い流れになっているのではと思っています。
 何が言いたいかというと、目先の利益だけを求めて、5年後10年後の写真文化の姿が伝わってきていないということです。
 ただ業界の雄だけに頑張ってもらいたいものです。

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2014年8月 9日 (土)

ニコンD810の白点問題に思う

N810

ニコンの新型一眼レフのD810が白点問題で話題になっていると聞き、D600の黒点問題といい、D810の白点問題といい、最近のニコンはほんと点々で騒がれるなあと。   で、知人のD810で私の高感度チェックの「ISO6400 30秒 ノイズリダクションなし」を試してみました。結果たしかに白点や赤点、青点はいっぱい出てます。白点よりもベースの紫浮きの方が私は嫌でですね。
 で、私の印象ですが「高画素モデルの一眼レフってこんなもんじゃない?」という感じです。私ならこのカメラを星空の撮影に用いませんが、他の昼間の風景で高解像力があるわけですから、カメラの存在意義は十分あります。
 同じニコンならD4やDfは富士のXシリーズの次に白点は少ないです。カメラの用途ごとの使い分けでいいのでないでしょうか。
Soony
 むしろ白点が多いのはこっちだと私は思っています。超高感度を売り物にしているカメラにしては、この白点はちょっと多すぎではないでしょうか。  でもこのカメラは動画の超高感度になると他を圧倒する高性能があります。 
Fuji
 で白点が一番少ないのは、やっぱり富士フイルムのX-T1でした。ないわけではありません、一つ見つけました。でも上記の2機種と大違いです。
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 ホタル写真をデジタルで撮るようになって14年ぐらいになります。この間はこの白点との戦いでした。当初のデジタルカメラでは白点を消すために、ホタルの光以外を選択して、黒で塗りつぶすなんて作業も行っていました。
 で画期的に改善されたのがEOS1Dsです。このカメラには同じ露光秒数のカットならノイズリダクションを一括がけできる機能が付いたからです。実はこの機能のアイデアを開発者に提供したのは私です。ホタル撮影を視察に来たキヤノンの開発者に現場で、「これって同じ秒数なら最後に一度で全部できるはずですよね」と話しました。
 このノイズリダクションの一括がけは、キヤノンとその開発者が特許を取り、キヤノンの1系や5系などプロ用機に入っています。 
 なのでニコンD810やSonyのα7sも、このキヤノンの特許を借りてノイズリダクションの一括がけをやれば、この程度の白点なら一発で取れるはずです。この機能があれば撮影時にノイズリダクションにとられる時間は1回だけです。
 ただもっとすごいのは富士フイルムのXシリーズなのです。
 ノイズリダクション一括がけをかけたキヤノンよりも、ノイズリダクションオフなのにノイズが少ないのです。だから私はホタル撮影に富士のXシリーズを使っています。

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2014年8月 7日 (木)

天の川と富士山

Fuji

 先日見た栗田ゆがさんの作品に影響を受け、富士山と天の川は私も撮ってみたい被写体だったので、場所と方法は異なりますが、一昨日に撮ってみました。夏は天の川が高く富士山と絡めにくいのですが、かえって天頂にある天の川を表現してみました。
 でも撮影できたのはほんの一瞬、すぐに霧が出て、雲に覆われてしまいました。
(X-T1 サムヤン7.5mmF3.5 Xマウント改)

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2014年8月 3日 (日)

栗田ゆが写真展 富士物語・新しい時代

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を見て来ました。
 この案内状の富士山と天の川の写真を見て、どんな人が撮ったのだろうと興味津々でした。栗田さんも在廊していたので、色々とお話できて光栄でした。
 富士山ほど多くの日本人写真家に写真を撮られ、画家に描かれた被写体はないかと思います。でもそんななかで富士山と天の川をこうやって表現した写真は、この栗田さんの写真が初めてでした。
 でもたしかにこういう光景は存在するわけです。でも今まで誰もこれを撮れなかった。
 私にはその理由が判ります。これを撮れるカメラが、ちょっと前までは無かった。同様にこれを撮る技術もほんの数年前までは無かったからです。
 なので富士山に行くと大勢いる「富士山おじさんカメラマン」達ではこの写真が撮れなかったし、また今でも技術的に撮れる人はプロでも決してそう多くないのです。
 富士山と星空を表現した写真で、これほどの傑作は今まで無かったと思います。写真展でぜひ生のプリントを見て来て下さい。
栗田ゆが写真展「富士物語 新しい時代」
・会期:2014年8月2日(土) ~ 8月15(金) 11:00-19:00
 ※会期中無休・入場無料
・会場: ISLAND GALLERY
 〒104-0031 東京都中央区京橋1-5-5 B1
 >> http://islandgallery.jp/about
・お問合せ先:Island Gallery (tel 03-3517-2125)
・作家来廊:全日

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2014年8月 2日 (土)

明日のビックカメラ大宮トークで

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 明日のビックカメラ大宮店でのトーク会場で、このホタル写真のプリントを来場者に配ることにしました。フロンティアでプリントしたはがきサイズプリントです。
 サインを入れたオリジナルプリントではないですが、それに準ずる「生プリント」です。
 またポストカードの配布もします。ぜひよろしく起こしください。
場所: ビックカメラ大宮西口そごう店
1階デジタルカメラコーナー
8月3日(日) 13時からと15時からの2回

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