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2015年11月24日 (火)

XF35mmF2R WRとXF35mmF1.4Rの使い分け

XF35mmF2R WRを開放F2で使うのと、XF35mmF1.4Rを一段絞ってF2で使うのとどちらがいいのか?という質問を良く受けます。

結論からいいますと、個性がまったく違う描写になり、「好み」の問題かなと思います。参考になりそうなカットを二つ並べます。
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(X-T10 XF35mmF2R WR F2 1/550 ISO2500)
 XF35mmF2R WRの方ですが、開放からとてもシャープで解像力は多分こちらの方があるかと思います。またコントラストが強めの描写になり、背景のボケの中の色とかをしっかり出してくれます。
 レンズのデザインもそうなのですが、絞るとライカのズミクロン50mmF2に似た描写です。絞った時の先鋭度はまた凄いものがあります。
 新しいレンズだけあって、操作性は格段の良くなっていて、AFは静かで早く、絞りバネの動きも気になったりしません。
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 こちらはXF35mmF1.4RをF2に絞って撮ったものです。こちらはシャープですが硬くならない柔らかさを残した描写です。「優しさ」とか「柔らかさ」を表現するにはこちらもいいかと思います。ゆるふわ系の描写にはこちらが向いているかも知れません。
 ただしAFや絞りリングの操作性は新しいXF35mmF2R WRの方が使い易いです。
 私は両者を使いわけようと思っています。
 描写自体はXF35mmF1.4Rの柔らかさの方が好きなのですが、なんといってもXF35mmF2R WRのコンパクトさと操作性はとても魅力で、常用レンズとしての使い勝手は上だと思います。動物写真家はこういう小さくて高性能な標準レンズと、もう一つ小さめのXF18mmF2Rのような広角レンズをポケットに入れておくと、手に持った望遠レンズ付きのカメラと、それらだけで仕事が出来てしまいます。
 なので普段使いとしてはXF35mmF2R WRで、狙いによってXF35mmF1.4Rに使い分けるという感じかと。ホタルシーズンはF1.4Rの方ですね。

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TBSテレビ「テレビ未来遺産」で紹介されました

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TBSテレビでの「テレビ未来遺産」でのヒメボタルを探しているシーンです。手にしているのはX-T10にXF56mmF1.2R APD+中間リングです。
このシーンでのナレーションが「小原さんが今夢中になっているのは・・」だったのですが、それを見ていた琴子が「酵素か?」と。

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夜のホタル撮影シーンとラストインタビューではX-T10とXF56APD、もう一台がカールツァイスOtus 55mmF1.4をつけた動画カメラです。動画用なのでザハトラーのビデオ雲台に乗っていますね。

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2015年11月22日 (日)

テレビ出演のご案内

明日23日午後8時からTBS系列「テレビ未来遺産 地球絶景ミステリー」の中の、日本の絶景部分で少しだけですが、小原も登場する予定です。

小原がお薦めする素晴らしい日本の絶景のシーンです。
宜しくお願いします。

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2015年11月19日 (木)

群馬県立自然史博物館での講演

群馬県立自然史博物館での講演をします。群馬県の方、よろしくお願いします。直前の情報ですみません。
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1 日 時    平成27年11月23日(月・祝) 午後1時30分~3時30分
2 場 所    群馬県立自然史博物館 学習室
3 講 師    小原 玲(動物写真家)
4 演 題   「流氷の伝言 ―アザラシの赤ちゃんと地球温暖化―」
5 内 容   カメラのレンズを通して見た、動物の生態と地球環境について話します。
6 対 象    小学生以上(小学3年生以下は、保護者と一緒)
7 定 員    100名(先着順)
8 参加費    無料
9 申込方法   1か月前の9:30より電話で申込む

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XF35mmF2R WRはカフェレンズ

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 XF35mmF2R WRはカフェで向かいあった席の方を撮るのに、ちょうど良いレンズです。
 仰々しくない大きさとシャッター音、そして背面液晶で覗くことで自然と相手の目の高さに構えることができます。ファインダーに顔をつけて撮るのに比べて撮られる側も緊張がほぐれます。
 シャープでボケ味のとても美しいレンズです。
 いつもの息子ばかりのテストではあれなので、今日は妻の教え子の女子大生に協力していただきました。とても清楚で真面目な方で、こういう方を自然に撮る方が、モデルさんを撮るよりも私は好きですね。
(X-T10 XF35mmF2R WR F2 1/950 ISO2500)
**ビックカメラトークショーのご案内**
11月20日(金)19:00〜、
11月21日(土) 13:00〜(この日は撮影体験セミナー形式です)
ビックカメラ名古屋駅西店
*名古屋の日程で誤記が有り訂正しました20(金)と21(土)です
ーーー
11月28日(土)13:00〜、 15:00〜
ビックカメラ大阪なんば店
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12月5日(土)13:00〜、 15:00〜
12月6日(日)13:00〜、 15:00〜
ビックカメラ新宿西口店
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12月12日(土)12:00〜(この日は撮影体験セミナー形式です)
ビックカメラ池袋東口カメラ館
ーーー
12月19日(土)13:00〜、 15:00〜
12月20日(日)13:00〜、 15:00〜
ビックカメラ有楽町店

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2015年11月15日 (日)

XF35mmF2R WRをテスト

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 新しいXF35mmF2R WRをテストしてみました。とってもスタイリッシュなデザインのレンズです。特に小柄なX-T10につけるとバランスがいいです。あとやはりX-Pro1につけるとライカ風になってかっこいいです。
 XF35mmF1.4Rに比べて全長は少ししか変わりませんが、太さが随分細くなっているため、見た目のすっきり感があります。絞り操作などの感触も随分良くなっています。
 そして一番の改善点はAFの速さでしょう。こういう近接撮影でもストレスなくサクサク撮影できます。XF35mmF1,4Rはより寄れますが操作性には難点ありましたから。
 あとF2ですが、とても綺麗なボケ味のレンズです。とってもなだらかにボケていってくれます。このボケ具合はちょっと虜になりそうです。
 35cmまで寄れますのでカフェでのスィーツの撮影にはもってこいのレンズです。座ったまま、静かなシャッター音で、小さなカメラで撮れますので、場の雰囲気を乱さずにこういう写真を撮ることができます。
 隣のテーブルで一眼レフ出して、腰を浮かせて(寄れないから)、バチャバチャ、ミラーショックの音たてて写真撮り出されると、あまりいい気はしないですよね。旅行や会食の時にこういうレンズが付いたカメラが一つあるととても楽しくなると思います。
 特に「好きなもの」が明確な、女子カメラの人にはとってもお勧めできるレンズかと思います。
(X-T10 XF35mmF2R WR F2 1/550 ISO2500)

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今日配信のメルマガの内容です

今号のメルマガの内容です。Xシリーズの新しい2本のレンズのテストをしました。

■目次
【1】 XF35mmF2R WR
【2】 テレコンバーター XF1.4X TC WRで舞台撮影
【3】テレコンバーター XF1.4X TC WRの開放作例
【4】 テレコンバーター XF1.4X TC WRの動物作例
【5】 Q&Aコーナー
【6】作 品データプレゼント
動物写真家の小原玲です。いつもご愛読ありがとうございます。 今号は富士フイルムXシリーズの新しい二つのレンズについてのファーストインプレッションをお伝えしようと思っ ています。 なお以下の日程でトークショーも予定されています。 11月20,21日 ビックカメラ名古屋 駅前店 11月28日 ビックカメラ大阪なんば店 東京都内では12月に計画中です。

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2015年11月13日 (金)

舞台撮影はミラーレスの時代

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(iPhoneにて)
X-T1とXF50-140mmF2.8 R LM OIS WRとx1.4 テレコンで娘の学芸会を撮ってきました。無音の電子シャッターを使い、望遠レンズをAFで撮ることが可能になりました。
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(X-T1 XF50-140mmF2.8  X1.4テレコン F4.5 1/40 ISO6400 トリミングあり)
暗い照明下でもEVFはしっかり見えるし、背面液晶付けなくても撮影画像が確認できるので、液晶の光やシャッター音で周囲に迷惑をかけることもありません。
一眼レフ時代には客席の一番後から、しかも消音ケースを使いながら撮ったものですが、ミラーレスならもうその必要がなくなり、客席の中からまったく周囲に迷惑をかけずに撮影ができます。
もう舞台撮影はミラーレスの時代ですね

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2015年11月11日 (水)

テレコンバーター XF1.4X TC WRの開放作例

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富士フイルムXシリーズのテレコン、フジノン テレコンバーター XF1.4X TC WRを開放で使用した作例です。開放でもしっかりシャープで、綺麗なボケ味を生かせます。色の抜けがいいレンズの性能もそのままです。
X-T1 XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR+ XF1.4X TC WR
F4 シャッターAuto ISO800

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2015年11月 6日 (金)

フジノン テレコンバーター XF1.4X TC WR

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X-T1XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR X1.4テレコン
F5.6(レンズの絞りはF4) 1/1250 ISO1600
「フジノン テレコンバーター XF1.4X TC WR」を試用しました。
 ちょうど紅葉真っ盛りの奈良公園のシカを題材にXF50-140mmF2.8 R LM OIS WRにこのX1.4テレコンを付けて、ほとんどすべてのカットを望遠側で撮影してきました。
 さすがに専用テレコンだけあって、素晴らしい画質です。この写真は1段絞っていますが、開放でも十分に仕事で使える画質です。
 また紅葉を画面に入れるためにローアングルからの撮影をしていますが、X-T1のバリアングルが大活躍です。これもほとんどの一眼レフでは撮影できないカットですね。
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X-T1XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR X1.4テレコン
F6.4(レンズの絞りはF4.5) 1/750 ISO1600
 そして元レンズの逆光耐性の良さをそのまま引き継いで、逆光でもコントラストの高い写真が得られます。逆光にこれだけ強い望遠ズームは一眼レフを含め、他にないでしょう。
 元のレンズが高性能だけあって、テレコンを付けても並の望遠ズームを凌駕します。すばらしいテレコンの登場です。

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