フジフイルムの新しいカメラX-Pro2とXF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WRなどが発表になりました。このテスト機の組み合わせを使って年明けから釧路湿原で撮影していました。
前機種のX-Pro1を「ペケプロワン」といいながらも、ボロボロになるまで使い倒し、多くの作品を撮ってきた私なので、この新しいX-Pro2にはとても期待するところがありました。
さて、X-Pro2は「エックスプロ2」なのか、はたまた「ペケプロ2」なのか?
それらはおいおいに書いて行きますが、今日は発表日なのでまずは一番気に入っている点と、それを元にした最新作を1枚。明日配信のメルマガでは、現時点で判っていることをもう少し詳しく速報したいと思っております。
1月13日の朝に撮影したばかりのホヤホヤのカットです。
今年一番冷えて-20℃ぐらいになった日の、ツルたちの寝床の川から上がるけあらしと、それが木に付いた霧氷です。レンズはXF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WRにテレコンバーター XF1.4X TC WRを使用しています。フルサイズ換算で840mmの超望遠撮影になりますが、とても身軽に操作できました。このカットは日が上がって高速シャッターが切れているのと、高性能な手ぶれ補正もあることだし、三脚からカメラを外して手持ちで撮影しています。
新しいフィルムシミュレーションのACROSを使っています。このフィルムシュミレーションは、とても階調が豊富でありながら、シャープでメリハリもきちんとあり、一目で気に入りました。新しいデジタルモノクロ表現がこれでできます。このモノクロ表現の為ためだけにこのカメラを使う人がいても不思議ではないでしょう。
さらに、このフィルムシュミレーションを助けるのが、「ハイライトトーン」「シャドートーン」の調節の幅が従来よりも増え、+4〜−2まで選べるようになったことです。この写真ではハイライト、シャドーともに+4を使っています。
これによって「白の中の白」のような、従来のモノクロでは眠くなってしまったものが、ヒストグラムの山を広げて、しっかりと白から黒までの階調を生かせるようになります。Jpeg撮って出しでこのモノクロが撮れるわけです。このカットもJpeg撮って出しです。
そしてグレイン・エフェクトでフィルムの粒状性を再現することができます。私はカラーの時には粒子は加えませんが、モノクロの時にはあっていいかなと思っています。「弱」を使っています。
X-Pro2によって、新しいデジタルモノクロ表現ができます。このモノクロの為ためだけにこのカメラを使う人がいて不思議ではないでしょう。それぐらい素晴らしいモノクロだと思います。
(X-Pro2 XF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WR +テレコンバーター XF1.4X TC WR
F8 1/1250sec ISO800 ACROS ハイライトトーン:+4、シャドートーン:+4、グレイン・エフェクト:弱 手持ち撮影)
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