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2016年1月29日 (金)

XF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WRで動物写真が変る

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X-Pro2とXF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WRを試用して、確実に感じるのが、この組み合わせで動物写真が変るだろうということです。
これまで動物写真は、大砲のような超望遠レンズと三脚と大きな一眼レフを必要とし、経済的にも体力的にも限られた人の趣味でした。それがXシリーズのボディとXF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WRとの組み合わせならば、一眼レフより随分安い金額で動物写真を趣味として始めることができます。
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私は動物写真家ですが、鳥写真はこのシマエナガが初めてです。それでもこのレンズなら身軽に機動性を生かして撮影できるので、チョコチョコ動き回る鳥の動きを追う事ができます。そして一日中レンズを持っていても苦になりません。
同じ場所で一眼レフの望遠ズームとボディを構えていた人は、翌日に手の辛さを訴えていました。
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エゾリスです。これもチョコチョコ動き回って撮るのが大変な被写体です。しかしX-Pro2とXF100-400mmのAFはこれを追随できます。手持ちで動物写真が撮れる、しかも翌日手首が痛くならない。そういうカメラシステムが登場したわけです。
(X-Pro2 XF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WR 3点とも)

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2016年1月24日 (日)

X-Pro2 XF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WRで鳥写真を

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昨日はモモンガ以外にも鱒やさんのご案内でこんな写真も撮れていました。可愛らしい小鳥のシマエナガです。なんとなくアザラシに似ていますね。
残念ながら2016年のマドレーヌ島のアザザシウォッチングは流氷の状態が良くないためキャンセルになりました。代わりにこれを撮ろうかな。
X-Pro2 XF100-400mm F4.5-5.6R LM OIS WR)
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アカゲラが飛び立つところです。Xでこんな鳥写真が撮れる日がくるなんて思いもしませんでした。
(X-Pro2 XF100-400mm F4.5-5.6R LM OIS WR)

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2016年1月23日 (土)

X-Pro2の超高感度12800でモモンガを撮ってみました

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 モモンガです。日没後の森の中の木穴から出て来ます。
 とても暗く、動きも早いので、自然光での撮影が難しい被写体なのですが、X-Pro2になってISO12800が常用感度になりました。おかげでノーフラッシュでこれを撮る事ができました。AFもまったく問題なくこの低照度で作動していました。
他社のプロ機のように、ただノイズをなめてごまかした超高感度ではなく、フィルムの粒子のようなノイズがでるこのX-Pro2のISO12800は、 臨場感があり自然写真に向いています。自然の世界にはサッカー選手のユニフォームのような、ノペッとした質感はないからです。
(X-Pro2 XF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WR F5.6 1/68 ISO12800)
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 最初の1匹が出てきたあと、次々と出て来ます。シャッター音で脅かさないために、X-Pro2の電子シャッターを使って無音で撮影しました。静かな森に何も音を立てず、シャッターだけが次々と切れ、そしてモモンガ達は森の中を飛んでいきました。
 これが撮れたのはベテランガイドさんのおかげです。弟子屈にある「鱒や」さんのご主人の橘利器さんがX-E2ユーザーで、本格的に写真を撮られることもあり、自然にも写真撮影にも詳しく、私のような自然写真家には最高のネイチャーガイドでした。
 なのでモモンガを脅かさずこれを撮る事ができました。優秀なネイチャーガイドさんと、カメラの高感度性能のおかげで、撮れた写真です。どうもありがとうございます。
(X-Pro2 XF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WR F5.6 1/60 ISO12800)

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2016年1月18日 (月)

X-Pro2のAF速度と高感度性能

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X-Pro2のAFの実感について、いくつかの質問をいただいていましたのでお答えします。まず動体追随性ですが、ようやくXでもこのような動体が向かって来る追尾写真が仕事クオリティで撮れるようになりました。
私がXシリーズを導入する前に使っていたカメラがEOS1DMark3とEOS5DMark2ですが、ちょうどそれらを超えたぐらいの感じです。でもまだ最新のEOS7DMark2や今年出るだろうプロ用一眼レフのレベルではないと思われます。
どんな感じかというと「十分に早いのですが、まだまだお利口ではない」といった感じです。なのでこのような空バックの動体追尾写真はかなり得意なのですが、背景が木々だったり、明暗差が大きい光る水面があったりすると、迷ってしまいます。
でもそれは撮るカメラマンが、カメラに足りないAFインテリジェンスを加えればいいだけのことなのです。
被写体や状況に応じて適切なAFエリアやAF方式を選んで使う事ができるかどうか、そこにかかっているわけです。
なので私はそういうインテリジェンスをカメラに伝えやすい、ファームアップでの改善案をフジフィルムに伝えようと思っています。ファームアップで画期的に便利になり、AF進化の1、2年分に相当するような改善方法があると思っています。
(X-Pro2 XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + XF1.4X TC WR
F6.4 1/2135sec ISO3200 ASTIA ZONEエリア, AF-C, 手持ち)
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こちらは高感度性能の作例です。ISO12800を使っています。縮小画像のこれでもおおよそ判るかと思うのですが、他社製プロ機のように、高感度撮影時のノイズをなめてボカシてごまかすのではなく、フィルムの粒状性に似せたノイズにして、むしろ写真表現としての質を向上させています。この12800は使えます。
そして12800が綺麗だということは、6400や3200は今まで以上に綺麗になったということです。これまでは3200から6400に上げるときには悩んだのですが、躊躇せず6400を使えます。そして6400でまだ暗い時には12800が待っています。
(X-Pro2 XF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WR F6.4 1/2000sec ISO12800 ZONEエリア, AF-C, 手持ち) )

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X-Pro2 XF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WRでカワセミを

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X-Pro2+XF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WRでカワセミがどう写るか知りたいという人が多かったので、今日撮影してきました。動物写真家といっても、私は報道カメラマン上がりなので、カワセミを撮るのは初めてで苦労しました。非常にシャープに撮れています。
そして何より特筆したいのが機動性の良さです。最近はカワセミブームでどこもカメラマンがいっぱいですが、ずらっと並んだカメラマンの中で、予期していなかった場所にカワセミが止まった際には、間違いなく、手持ちの私が一番最初に撮り始めていました。三脚+大砲の方々が機材を移動して、やっと追い付く頃には、往々にしてカワセミは飛んで行っていました。
(X-Pro2 XF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WR
F7.1 1/750sec ISO3200 ASTIA)
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飛翔写真の方はかなりトリミングしています。さすがに画面に入れるだけで精一杯でした。でも撮れた時には色がとても綺麗なのが判りますね。
カワセミファンの方々の中には、大きな機材をカートを使って運んで来ている方たちもいましたが、手持ちとボディ1+レンズ1でも、十分にカワセミ写真を楽しめるのではと、このカメラとレンズを使って思いました。
X-Pro2 XF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WR
F7.1 1/1500 sec ISO 3200 Velvia

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コメントへの返信が遅れていてすみません

コメントを頂いている皆様

返信が遅れていてすみません。
北海道との往復が続いていて、気温差で少々バテ気味です。
落ち着いてから書かせていただきます。

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2016年1月15日 (金)

X-Pro2 XF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WRが発表になりました

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フジフイルムの新しいカメラX-Pro2とXF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WRなどが発表になりました。このテスト機の組み合わせを使って年明けから釧路湿原で撮影していました。
前機種のX-Pro1を「ペケプロワン」といいながらも、ボロボロになるまで使い倒し、多くの作品を撮ってきた私なので、この新しいX-Pro2にはとても期待するところがありました。
さて、X-Pro2は「エックスプロ2」なのか、はたまた「ペケプロ2」なのか?
それらはおいおいに書いて行きますが、今日は発表日なのでまずは一番気に入っている点と、それを元にした最新作を1枚。明日配信のメルマガでは、現時点で判っていることをもう少し詳しく速報したいと思っております。
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1月13日の朝に撮影したばかりのホヤホヤのカットです。
今年一番冷えて-20℃ぐらいになった日の、ツルたちの寝床の川から上がるけあらしと、それが木に付いた霧氷です。レンズはXF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WRにテレコンバーター XF1.4X TC WRを使用しています。フルサイズ換算で840mmの超望遠撮影になりますが、とても身軽に操作できました。このカットは日が上がって高速シャッターが切れているのと、高性能な手ぶれ補正もあることだし、三脚からカメラを外して手持ちで撮影しています。
新しいフィルムシミュレーションのACROSを使っています。このフィルムシュミレーションは、とても階調が豊富でありながら、シャープでメリハリもきちんとあり、一目で気に入りました。新しいデジタルモノクロ表現がこれでできます。このモノクロ表現の為ためだけにこのカメラを使う人がいても不思議ではないでしょう。
さらに、このフィルムシュミレーションを助けるのが、「ハイライトトーン」「シャドートーン」の調節の幅が従来よりも増え、+4〜−2まで選べるようになったことです。この写真ではハイライト、シャドーともに+4を使っています。
これによって「白の中の白」のような、従来のモノクロでは眠くなってしまったものが、ヒストグラムの山を広げて、しっかりと白から黒までの階調を生かせるようになります。Jpeg撮って出しでこのモノクロが撮れるわけです。このカットもJpeg撮って出しです。
そしてグレイン・エフェクトでフィルムの粒状性を再現することができます。私はカラーの時には粒子は加えませんが、モノクロの時にはあっていいかなと思っています。「弱」を使っています。
X-Pro2によって、新しいデジタルモノクロ表現ができます。このモノクロの為ためだけにこのカメラを使う人がいて不思議ではないでしょう。それぐらい素晴らしいモノクロだと思います。
(X-Pro2 XF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WR +テレコンバーター XF1.4X TC WR
F8 1/1250sec ISO800 ACROS ハイライトトーン:+4、シャドートーン:+4、グレイン・エフェクト:弱 手持ち撮影)

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2016年1月11日 (月)

北海道にツルを撮りにきています

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北海道にツルを撮りに来ています。
こちらの写真はBORG89ED(600mm)にX1.4のテレコンを付け、840mm(フルサイズ換算1,260mm)で撮影したもの。このぐらいの焦点距離になると一眼レフではミラーアップしないとブレてしまいますが、ミラーレスカメラはそもそもミラーショックがないから安心です。実はミラーレスカメラがもっとも生きるのはこういう超望遠撮影なのです。
(X-T1 BROG89ED X1.4)
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 でも今までのフジフイルムのXシリーズでは望遠のAF追尾撮影が苦手でした。でもXF50-140mmF2.8R LM OIS WRはトリプルリニアモーター使用でとてもAFが早く、新しいX1.4のテレコンを付けてもAFはとても早いです。
 おかげでこのような動体のAF追尾撮影がXシリーズでも可能になりました。
(X-T1 XF50-140mmF2.8R LM OIS WR X1.4テレコン)
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こちらもです。以前ソニーのミラーレスカメラNEX5nを使い出した頃にここで撮影したことがあるのですが、飛んでいるツルはほとんど撮れず悔しかったものでした。それが4年間でここまで進歩しました。
(X-T1 XF50-140mmF2.8R LM OIS WR X1.4テレコン)

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2016年1月 6日 (水)

ミラーレスカメラの未来進化形は判っている

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昨日配信したメルマガの抜粋です。
目次
【1】TBSテレビ「ハッピーあにまる2016」を撮影
【2】将来のカメラはこうなるだろう
【3】ミラーレスカメラの進化形はすでに判っている
【4】EVFもOVFも進化の過渡期の機能
【5】XF90mmF2R LM WRがお気に入り
【6】Q&Aコーナー
今号ではあえて写真なしでミラーレスカメラの未来像を書いた記事も入れてあります。この4年間私は本当にミラーレスカメラだけで、写真や動画の撮影の仕事をこなしています。もう一眼レフのファインダーの見え方も忘れてしまいました。実際にここまでミラーレスカメラオンリーの撮影をしているプロは他には知りません。
そんな私だからこそ判る、ミラーレスカメラの未来像をお楽しみください。信じられない未来像かも知れませんが、私からみたら自明のことです。
各社のミラーレスカメラの開発担当者は必見の記事だと思います。
【2】将来のカメラはこうなるだろう
将来のカメラは一眼レフか? ミラーレスか?
そんな話はとっくに結果が見えていると私は思っています。一眼レフは東京オリンピックでの活躍を最後に消えていくと私は確信しています。
私の予想図です。2016年のリオ・オリンピックの今年にニコンとキヤノンがそれぞれのオリンピックカメラを投入し、それは確かに高性能なカメラになると思います。
しかし、すでに一般の人が求める高速AFはキヤノンEOS7Dmark2あたりで達成されています。なのでそれらのオリンピックカメラは、一般のユーザーにはオーバースペックになるかと思われます。なので高性能であっても大して売れないと思います。
そして今年はミラーレス機各社が超望遠レンズを発売します。フジフイルム、オリンパス、パナソニックの超望遠レンズはとても楽しみです。これらではAF速度や追随性の問題で、まだオリンピックを撮るのは難しいかも知れません。しかし、一般のユーザーが子どもの運動会を撮ったり、子どものスポーツを撮ったりすることは、ほぼ可能になるかと思います。プロスポーツでも静粛性が求められるゴルフなどでは一眼レフ以上に活躍するでしょうし、野球のようなフォーカスが限定されがちのものは十分に撮れるでしょう。
そして2020年には今の7DMark2ぐらいのAFをミラーレス各社も達成していることでしょう。
2020年にはキヤノンが東京オリンピックの一番上のクラスのスポンサー枠を買っていると言われています。なので競技場内ではキヤノンが望めば、他社のカメラは使えなくなる可能性すらあると聞いています(真偽は不明です)。どちらにせよキヤノンが本気で一眼レフのオリンピックカメラを出してくることでしょう。もちろんとてつもない高性能です。
しかし、どうでしょう。その完全にオーバースペックなカメラを一般ユーザーが必要とするでしょうか?すでにその1/3とか1/4の価格でスポーツが撮れるようになっている中、その性能差のために、大きく重い上に、その価格差を出す一般ユーザがどれほどいるでしょう。
なので私は2020年がプロ用一眼レフの最後の年になるかと思っています。
では2020年のミラーレスカメラはどんなカメラになっているでしょう?今日はそれを予想してみたいと思います。
(以下はメルマガを)

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2016年1月 1日 (金)

小原が関わったお正月テレビ番組です

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1月4日午後7時から放送されるこの番組は、かつての人気動物番組「動物奇想天外」のスタッフたちが作る特番です。この中でアザラシの赤ちゃんがひとつの目玉になっているのですが、その一部は小原が撮影しています。
http://www.tbs.co.jp/program/happyanimal2016_20160104.html

Tbscatpture

もう一つこちらは日にちは先になりますが1月2日の午前10時から放送の番組で映画「日本列島 いきものたちの物語」が再編集されて放送されます。残念ながら全国ネットではなく関東ローカルのようです。
再編集の結果がどうなったか判らないのですが、元の映画には小原が撮影したホタルの映像が、ちょっとですが入っております。
シーン転換に使われているものなので、カットされやすい部分なのですが、とても綺麗な映像なので残すかなあと思っています。
追記:残念ながらカットされていました。元の映画版には入っていますのでレンタルビデオさんなどで借りて見て下さい。(1/2)

http://www.tbs.co.jp/eiga/nihon-rettou/

なお今月のメルマガは1日、15日ではなく、
1月4日に小原も撮影したアザラシの赤ちゃんのテレビ番組が流れますので、それを見てのミラーレスカメラと動画について1月5日に配信します。
4日のアザラシの方は最新のデジタルミラーレスカメラを駆使した4K動画をふんだんに使っています。
そして2日のサルの方は、メインのサル以外はデジタル一眼レフを駆使したHD動画撮影をふんだんに使ったものだからです。

私が関わったこの二つのテレビ番組が、まさにHDから4Kのデジタルカメラの動画機能の進化を表しているのです。どの部分がどのカメラかを含め、5日のメルマガで紹介したいと思います。
   1月16日から六本木のフジフイルムスクエアで行われる100 X-ptographers写真展には小原も出品しております。Xシリーズの可能性を追求した渾身の1枚を出したつもりでおります。私がこの4年間Xでこれを撮るのを狙っていたものでした。もろもろの条件が整い、12月の後半にようやく撮れたものです。ギリギリこの写真展に間に合いました。
宜しくお願いします。

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あけましておめでとうございます

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 あけましておめでとうございます。
小原家の男子の背がほとんど並びました。玲は昨年から34kgの減量に成功、それにつきあわされて真斗、海斗、朱美もそれぞれ減りました。朱美は椙山女学園大学国際コミュニケーション学部の教授になりました。真斗は高校、琴子は小学校を今春卒業予定です。海斗は養護学校高等部の2年生になります。
(X-T10 XF90mmF2R LM WR)
Photo
 紅白歌合戦で真斗のコメント「お茶の間ポカーンwww」が流れました。頑張って遅くまで起きていた小学6年生の琴子が「学校で自慢できる」と大喜びの大晦日でした。海斗はいつも通り21:30で寝ていました。
  今年も小原家を宜しくお願いします。

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