
X-T10 XF56mmF1.2APD 1/800sec F1.2(T1.7) ISO400 ストロボ発光
Cactus V6ⅱ + Cactus RF60使用
ここまでの道のりは長かった。ついにXシリーズでもストロボのHSS(ハイスピードシンクロ)ができました。
大口径単体レンズのいいものが揃っているXシリーズなのですが、HSSができないがために野外でのストロボ使用では、1/250で絞って使わざるを得なかったりしました。NDフィルターを使えば開放にできないことも無かったのですが、そうそう持ち歩いていないので、やはり他社のようにHSSができるのに越したことはありません。
富士フイルムが発表している純正のEF-X500ではこのHSSが可能になりますが、いかんせんまだ発売されていません。動作安定性からEF-X500が待ち遠しいですが、HSSは私たちにはすぐにでも使いたい機能です。
X-T10 XF23mmF1.4 1/1600 F1.4 ISO400 ストロボ発光
Cactus V6ⅱ + Cactus RF60使用
HSSや日中シンクロは、特にモノクロのポートレートではぜひとも使いたい機能だったりします。それもできる限り弱く、自然光の補助光としてだけ使いたいのです。レフ板ではどうしても位置が低くなってしまいますが、小型ストロボなら高い位置から焚く事が可能です。
これらの写真はこんな風に高い位置からCactusV6ⅱの無線スレーブ機能でRF60というマニュアルストロボを発光させています。この場合には1/128ぐらいの発光で開放絞りの撮影でちょうど良いぐらいでした。このRF60というストロボはHSS使用時にもこのような低光量のマニュアル発光が可能です。

ストロボには
ROGUE FlashBender2 Lを付けました。
これはなかなか光質が良いディフューザーですぐに気に入りました。できればもっと大きいXLにすれば良かったかなと。
こんな風に1/1000シンクロが可能です。
そしてCactusV6ⅱではこの離れたストロボの光量を手元で調節が可能です。
この写真の場合には1/32にセットしたことろです。
私たちがHSSを使う時にはストロボはマニュアルで、自然光とのバランスを見ながらこまめに光量調節して使うことがほとんどです。
それがこのように手元で可能なのは素晴らしい機能です。
ただし、いいことばかりではありません。
原因は不明ですが、なぜかX-T2, X-T1ではこのセットでのHSSがうまく作動しませんでした。
*追記:X−T1では可能、X-T2でも可能になりそうです(2016.10.3)
最初にCactus V6ⅱの電源をオンするときに、カメラのシャッターを半押ししていると、カメラのメーカーを自動判別してくれるのですが、どうもそれができるカメラでないと、HSSがうまくいかないようです。X-T2, X-T1では自動判別がされず手動設定をしたのですが、[強制HSSオン」にすると発光がされませんでした。T10でも最初はうまくいかなかったのですが、CactusV6ⅱを最新ファームにした後に、さらに「ファクトリーリセット」をしたら使えるようになりました。
サードパーティ製ですのでこのように動作の安定性にはまだ問題があります。
それでもX-Pro2, X-T10でHSSが可能になったということは、私たちにはとてつもなく大きなことです。
ただし、残念ながらCactusV6ⅱもRF60も、多くの販売店で現在は在庫無しになっているようです。在庫がある旧型のV6ではなく、HSSができるのはV6ⅱですのでご注意を。次の入荷販売とEF-X500 の発売とどちらが先になるのかなあ。
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