北極のナヌーを見てきました
映画「北極のナヌー」を見てきました。地球温暖化を心配する者として必見の映画です。
なんとこの映画の監督・撮影のアダム・ラヴェッチは昔良く一緒に仕事した仲です。
15年ほど前のNHKの「生きもの地球紀行」やTBSの「動物奇想天外」がマドレーヌ島にアザラシの撮影に来たとき、私が紹介して水中撮影をしてもらったカメラマンでした。当時は寒冷地が得意な水中映画カメラマンという存在でしたが、今はこのように監督までするようになったのですね。最近は彼のアシスタントをよく勤めた地元のダイバーが撮影するようになり、アダムが来ることはなくなったため、しばらく会っていません。
アダムはすごく陽気な男で、流氷の上で寒さ対策で相撲を取ったり、滑りっこをしてふざけていたころが懐かしいです。
映画の最後に撮影中のアダムのシーンがいくつか出て来て、すごく懐かしかったです。相変わらず細くてカッコいい(上記HPのスタッフのところに写真あり)。映画はアダムならではの撮影でした。もはや陸上(氷上)からのみでは北極の撮影は無理です。時に泳いで移動できるアダムのノウハウが存分に生かされた撮影でした。
やはり温暖化の進行は非常に早く深刻なことを、実写の映像を持って見せていました。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント