2012年5月16日 (水)

ホタルとデジタルカメラ

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 そろそろ今年もホタルシーズンモードに入りました。各地からホタルの初見の情報が入って来ています。
 この写真2002年5月に鹿児島県でEOS D60+100mm/2.8マクロで撮影したもの。もう10年経つのかと感慨深いです。
 ちょうど初めてデジタルでホタルが撮れるようになり出した頃で、その年の7月に出した写真集「螢 Light of a Firefly」(ワニブックス)にギリギリ間に合わせました。
 それまでホタルのアップの写真はストロボ使用のものしかなかなか、私はデジタルを使うことで、刻々と露出が変わる残照での撮影に成功したわけです。とても懐かしい1枚。
 しかし、この場所も破壊されてしまいました。
 ホタル見物を売り物にする魚料理屋さんが出来てしまいました。ある年にいったら草がみんな刈られていて、アスファルトで駐車場が作られ、とても悲しかった想い出があります。

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2012年2月 6日 (月)

映画「日本列島ー生きものたちの物語」撮影風景

http://www.facebook.com/photo.php?v=374984289194922
 「日本列島 生きものたちの物語」のfacebookページに私の撮影風景が公開されました。夕方のセッティングからホタルが光り出すまでの時間を微速度動画で撮影しています。
 NHKにある超高感度カメラを含めて、今世にある機材で最高に美しいホタル映像を撮るにはどうしたら良いかを2年越しで考え、撮影したものです。このメイキングで判るようにスチルカメラを使ってコマ撮り動画でホタルを映像化しています。

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映画「日本列島ー生きものたちの物語」

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 映画「日本列島ー生きものたちの物語」を家族で見てきました。私が撮影したホタルのシーンは春から夏への季節の転換で使われていますが、まあ10秒弱ぐらいかな、娘の琴子は「数えたら10ぐらいだった」とのこと。最後に流れるメイキングでは顔もはっきり3、4秒ほど出ていました。
  「映画クオリティのホタル映像を」と問われ、非常に特殊な方法で2年越しで作成したムービーです。それまでにNHKにある超高感度カメラ(アイアイカメラ)を用いたホタル番組の作成に協力してきたことがあるのですが、それ以上の品質の映像が欲しいということで、かなり工夫して撮りました。しかも撮影したのは特殊機械ではなく民生機です。
 プログラムに監督が少しだけその方法を書いていますので、ご興味のある方は映画館でプログラムを購入してみてください。

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2011年8月17日 (水)

被災地のホタル

本日発売の週刊文春(8月25日号)の後半のカラーグラビアで、飯館村と大船渡のホタルの写真を掲載しております。飯館村では足下が80マイクロシーベルトの草むらで撮影してきま​した。このホタルが舞う故郷から離れないといけないのだな、という想いで撮影した写真です。

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掲載写真はここに出すわけにいかないので誌面を見ていただきたいのですが、その他に撮っていた写真を何枚か掲載します。これは気仙沼市のホタルです。ちょうどこの場所から200mほど先はがれきの山です。ギリギリ津波の被害を免れた場所です。

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飯舘村でホタルを撮影した場所の夜空です。最初はこの川の上にホタルが出るかなと思って構図を組んだのですが、東北では水温の関係でホタルはあまり川におらず、農業用水路にいます。この川の横の田んぼの後ろの用水路を飛ぶホタルと星空を撮ったのが、週刊文春の掲載写真です。

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こちらは飯舘村の撮影地でのガイガーカウンターです。使用した線量計はmR/hr ミリレントゲン表示のものなので、9.231mR/hrをマイクロシーベルトに換算すると、80.9μSv/hrになります。うかつに足を踏めない場所でした。ガイガーカウンタはガリガリ鳴りっぱなしでした。ちなみにこの草むらに入った後に自分のズボンは20μSv/hrの汚染がされていました。
*1mR(ミリレントゲン)は8.77μSv(マイクロシーベルト)

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こちらは大船渡市の様子です。撮影したホタルの生息地と、この場所とは1kmも離れていません。しかし、明暗が分かれていました。いまだに海水が引かず、道路が冠水していました。

元報道写真家としてこの震災で何ができるかずっと考えていました。昔の仲間や後輩たちが被災地取材でずっと頑張っていました。そんななか、私にしかできないのが、この被災地のホタルを写真に残すことです。避難している人が離れた故郷に想いを寄せられるように。「このホタルの舞う光景の故郷から離れないといけないんだ」という想いで撮りました。

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2010年10月26日 (火)

ほたるの伝言

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新刊「ほたるの伝言」を教育出版より上梓しました。
私がホタルの取材を始めてから色々考えたことをまとめたものです。
本のデザインをしていただいたniwanoniwaさんのブログで詳しく紹介いただいています。

本の中身を少しだけご紹介します。
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■目次
1. プロローグ
2. 一番ボタル
3. 消えていく光景
4. お米作りとホタル
5. 川とホタル
6. かぐやひめとホタル
7. ほたるの伝言
8. ホタルを愛でる心を(兵庫県立人と自然の博物館主任研究員 八木剛)

単行本: 96ページ
出版社: 教育出版
ISBN-10: 4316803050
ISBN-13: 978-4316803050
発売日: 2010/10
価格:1500円+税

なお本日発売の週刊SPAの「COP10が議題にしない日本の環境危機全国マップ」で相生山のホタルと私のコメントが掲載されています。

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2010年10月16日 (土)

お母さんのための名古屋生物多様性ホットスポット会議

 24日にこのようなイベントが開かれます。さかな君も登場します。笑っていいともでお笑いデビューした小原も登場します。ぜひお越し下さい。

サカナ君と対談するコジマ先生は前の環境省地球環境審議官の方で、現在青山学院大学教授の小島敏郎先生です。河村市長のアドバイザーでもあります。日本の環境政策を牽引してきたコジマ先生とサカナ君の対談はおすすめです。

10/24(日)PM1−5時 
ウィルあいち・愛知県女性総合センター(県庁から東へ200m)

名古屋は生物多様性ゆたかな都市。でも終戦以来開発中心の市政でした。転換のきざしは2009年4月市長選に勝った河村たかし市長の環境マニフェストから。ディベロッパーや道路や区画整理事業など開発圧力にさらされながらも市民運動が展開されてきた平針の里山、相生山のヒメボタル、志段味の野田農場は名古屋の生物多様性ホットスポット。このCOP10 を機に未来をになう子どもたち、お母さんお父さんと一緒に国際社会へ向け、生活と生物多様性の価値、ホットスポットの合意モデルを話し合い、提案していきたいと思います。
みなさまぜひお集まりください。
【オープニング・名古屋の生物多様性1時~1時30分】
出演:さなかクンとコジマ先生
【平針・都市の里山を宅地開発から守る方法 1時30分~2時45分】
小島敏郎青山学院大学教授と宗宮弘明名古屋大学名誉教授
【相生山・ヒメボタル見た?3時~4時】
サステナ代表マエキタミヤコと動物カメラマン小原玲
【志段味の野田農場・都市農業はどんな役に立っている?4時~5時】
古澤礼太中部大学ESD研究員と野田農場野田留美

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2010年7月23日 (金)

昆虫と自然 8月号

相生山緑地のヒメボタルの保全活動が昆虫学の専門雑誌「昆虫と自然8月号」(ニューサイエンス社)に取り上げられました。ヒメボタルに関する一大特集です。

相生山緑地は現在、学術検証委員会が開発か保全かを科学的に検証し、それを河村たかし市長に報告され、市長が政治的判断をすることが公言されています。次回の検証委員会は8月後半が予定されています。

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2010年5月10日 (月)

ホタルの初見がありました

相生山では8日に今年最初のヒメボタルの観察の報告がありました。
いよいよ今年のシーズンが始まります。桜が早かったので、シーズンが前にずれるかなと思ったのですが、その後の冷え込みの方が影響して、例年よりわずかに遅めぐらいです。

さて5/27のイベントのチケット売りですが、まだまだ1/3ほどで全然足りません。いかんせんチケットを販売している場所が少ないため、直接手売りに頼っている状態です。でもそんな中でも、メールや電話で申し込みの連絡があると、とても嬉しくなります。

なぜか今のところ、自然保護関係の方の購入は非常に少なく、ほとんどが一般市民の方です。実はこういったことはよくあり、最後の最後で行動力があるのは、一般市民の方だと思っています。でもあれこれ相談されて、応援してきた市内の自然保護団体の方たちが、チケット販売となるとパタッと連絡が来なくなるのは、なんか悲しいですね。でも、人には頼られるうちが華かと思っています。

今回のイベントは普段相生山の保全を訴えている団体と無関係に小原が企画しています。大きなイベントを企画するとなると、それなりに予算への責任も出てきますし、人手もいります。大人数で企画するとなかなかその辺で思いや足並みがそろわず、瞬発的な行動力にかけるため、こんな時には一人でもどんどん企画して、実行していくのが小原のやり方です。市民100人で調べたヒメボタル幼虫調査もそうでした。

動いていれば、必ず応援してくださったり、手伝って下さる方が現れてきます。温暖化防止の号外を全国で配ったてんつくマンが、メールマガジンやTwitterでどんどん呼びかけてくれました。何枚も知人に呼びかけて下さった方もいます。東京からも集団で来て下さる方々がおります。東京と名古屋の多くの学生たちから協力の申し出をいただいております。

また資金面では名古屋の企業の方から、協賛をいただけることになって、非常に助かることになりました。そして出演をご快諾いただいた、原田真二さん、雨谷麻世さんに心から感謝いたします。

多くの人に支えられて頑張っています。ご協力いただいております多くの方々に心から感謝いたします。

小原が報道写真家として、動物写真家として、今まで色々なものを見てきて、感じて、考えたことを、どう自分の人生に反映していくか、そのような活動として、今回のイベントを位置づけています。
大人としてすべきことは身近なみどりを真剣に守ることだと思っています。

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2009年11月 6日 (金)

名古屋市の匿名職員の方から

 名古屋市の匿名職員の方から、相生山緑地の道路建設に関する問題点の情報をいただきました。ありがとうございます。必ず役立たせていただきます。市の職員の方の中にも、相生山の道路建設に疑問を持っている方がいるということは、建設の中止を求める私たちには大きな心の支えになります。
 どうもありがとうございました。

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2009年10月26日 (月)

名古屋の自生ゲンジボタルは絶滅か?

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 本日河村たかし名古屋市長宛の「名古屋市の自生ゲンジボタルの絶滅を回避するための予防的措置に関する要請書」を、住宅都市局志段味総合推進室、環境局生物多様性企画室に提出してきます。

 COP10の開催を1年前に控え、生物多様性の保全が問われる今日ですが、現実の名古屋では今も、多くの生きものが絶滅に瀕していることを知っていただきたく思います。ゲンジボタルという、清少納言の時代から日本人に親しまれて来た、生きものとの共生が、名古屋では今終わろうとしているのです。(養殖放流された場所のものを除いて)

 この大矢川では上志段味特定区画整理事業が始まってから、ゲンジボタルの数が激減し、(私が知る限り)今年は1匹も確認されていません。この事業においては環境影響評価調査も行われ、「生息が可能な環境となるよう配慮」されるはずなのに、このように川を暗くしていた樹林が広く伐採され、護岸をコンクリート壁を作る工事が行われる事態になっているのです。回復できるかどうか微妙な時期にこの工事が行われたことは、甚だ遺憾です。
 ここが昨年、最後の(?)Ⅰ、2匹が確認された場所でした。
 
 報道関係者用写真資料です 名前とパスワードは記者会見で配布しましたが、必要な場合はお問い合わせ下さい。

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