2016年5月24日 (火)

シマエナガの子育て、CASE RELAYの電源が大活躍

Adscf7848_5 ブラインドに入っての撮影が続いています。狙っているのはもちろん、この数ヶ月の小原の取材内容を見ればお判りだと思います。はい、シマエナガです。

 この時期シマエナガは子育ての時期です。小原は取材協力者の助けもあって、5カ所の巣を確認しています。しかし、すでにそのうちの2カ所がカラスに襲われたりして育雛が失敗しています。あと残りは3つ。なんとか雛が巣立つところを見届けたいものです。
 この撮影で大活躍してくれているのが、CASE RELAYの外部電源です。USB電源からデジタルカメラに電源を供給するためのアダプラーで、富士フイルムXシリーズ用もあります(近日発売開始のものを特別に使わせていただきました)。
 長時間の張り込み撮影になるのと、時にはブラインドから離れ、少し離れた車から双眼鏡で除きながらリモートシャッターを押したるするのに、外部電源は必須になります。カメラから離れるため。バッテリー交換やカメラのオンオフができないからです。
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 こんな風にGOAL ZEROの電源から繋いで使っています。GOAL ZEROはソーラーパネルからも充電できるので、この組み合わせでアウトドアで延々と撮影が可能になります。
 さて、肝心のシマエナガの子育てです。Adscf0521
 親たちはこんな風に虫を捕まえては巣に運んでいます。つがいの雌雄以外にももう一匹ヘルパーが加わって3匹が巣に運んでいます。エナガの子育てではこのヘルパーの存在が良く知られていますが、私の見ている巣でもその通りでした。
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 シマエナガの巣と顔をだしている雛たちです。まさに本日撮影したばかりのカットです。
(X-Pro2 XF100-400mm X1.4)
 申し訳ありませんが現段階ではまだ、小さいサイズの画像だけの公開にさせていただきます。よりはっきりするカットなどは、今後メルマガや印刷物などで発表したいと思っています。
 この雛たちが何時巣立つのか。ご期待ください。連日早朝から日没までの取材で日の長い時期なのでほとんど休む間もないぐらいですが、頑張って取材続けます。
*なお私と同様にシマエナガの巣を見つけている方で、カラスや蛇の攻撃があった時のために、他の巣も知っておきたい方は、情報をバーターすることには応じています。ご連絡ください。ただしバーターできる巣はこの巣ではなく、他の二つで所在は道東地域になります。そちらはまだ雛の姿は見えていません。

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2015年11月 6日 (金)

フジノン テレコンバーター XF1.4X TC WR

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X-T1XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR X1.4テレコン
F5.6(レンズの絞りはF4) 1/1250 ISO1600
「フジノン テレコンバーター XF1.4X TC WR」を試用しました。
 ちょうど紅葉真っ盛りの奈良公園のシカを題材にXF50-140mmF2.8 R LM OIS WRにこのX1.4テレコンを付けて、ほとんどすべてのカットを望遠側で撮影してきました。
 さすがに専用テレコンだけあって、素晴らしい画質です。この写真は1段絞っていますが、開放でも十分に仕事で使える画質です。
 また紅葉を画面に入れるためにローアングルからの撮影をしていますが、X-T1のバリアングルが大活躍です。これもほとんどの一眼レフでは撮影できないカットですね。
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X-T1XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR X1.4テレコン
F6.4(レンズの絞りはF4.5) 1/750 ISO1600
 そして元レンズの逆光耐性の良さをそのまま引き継いで、逆光でもコントラストの高い写真が得られます。逆光にこれだけ強い望遠ズームは一眼レフを含め、他にないでしょう。
 元のレンズが高性能だけあって、テレコンを付けても並の望遠ズームを凌駕します。すばらしいテレコンの登場です。

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2015年7月17日 (金)

XF90mmF2R LM WRとマクロ・エクステンション・チューブ

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(X-T10 XF90mmF2R LM WR MCEX-16)
志賀高原石の湯ロッジ、ホタルのアップ撮影指導会の小原の作例です。
今回はフジフイルムの新製品のXF90mmF2R LM WRを使用しました。
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(X-T10 XF90mmF2R LM WR MCEX-11)
このレンズはマクロ・エクステンション・チューブとの相性がとても良いです。クアッド・リニアモーターのおかげでマクロ・エクステンション・チューブを付けたままでもAFが高速に作動し、ほとんどAFマクロレンズのような使い勝手で使用できます。
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(X-T10 XF90mmF2R LM WR MCEX-16)
そして開放からとてもシャープで、美しいボケ味のレンズです。このレンズの前までは他社製の古いMFの100mmF2.8マクロをホタルのアップ撮影に使うことが多かったのですが、こちらの方が開放値も明るいし、何より開放からとても写りがいいです。
今回は台風の影響が避けられ、二日間とも参加者はホタルのアップ撮影を行う事ができました。ただ残念ながら満点の星空は見られませんでした。この台風が抜けたあとに来そうだけれど。

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2015年6月30日 (火)

7月4日大阪なんば、11日柏、25日札幌のビックカメラ

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 7月のビックカメラトークショーの予定です。
 近々ですが、まずは4日に大阪なんばで再度トークをします。
 このトークには岡山県の金ボタルの撮影地から駆けつける予定ですので、金ボタルの最新情報や撮り方などにも触れたいと思います。関西圏の方がホタル撮影を始めるのにもってこいの撮影地が岡山県新見市哲多町の金ボタルです。平日しか撮影できないのと、場所取りが激しいのが大変ですが、それでも撮影場所としては非常に良い場所です。
 続いて11日のトークも岡山県の哲多町の撮影を終了してから行く事になると思います。こちらは「星景・ホタルの撮影のしかた」をメインにお話します。ちょうど7月中旬からは東北地方のホタルや星空が綺麗になる時期です。関東の方は近くで撮ろうとばかり思わず、東北新幹線や東北自動車道に乗って東北まで行くと、絶好の撮影地がいっぱいあります。
 一旦家事手伝いのために名古屋に戻ってから、25日の札幌トークを目指して北上を始めます。札幌の前には東北地方山間部のヒメボタルと、トーク後には北海道の湿原のヘイケボタルを撮影しようかなと考えています。
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《大阪・なんば》
日 時:7月4日(土) ①14:00~ ②16:00~
場 所:ビックカメラなんば店 2階デジタルカメラコーナー特設ブース
《千葉・柏》
日 時:7月11日(土) ①13:00~ ②15:00~
「星景・ホタルの撮影のしかた」
場 所:ビックカメラ柏店 デジタルカメラコーナー特設ブース
《北海道・札幌》
日 時:7月25日(土) ①13:00~ ②15:00~ (時間は予定です)
場 所:ビックカメラ札幌店 デジタルカメラコーナー特設ブース 
 

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2015年6月19日 (金)

民家とホタル

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 九州から中国地方に移動しました。ホタル写真仲間のSさんが教えてくれた集落で撮影。ここはなぜか街灯がありません。おかげでホタルが残っています。
 それでも川の横に木が少ないのでホタルは高くは飛びませんが、このような民家の近くギリギリまでホタルが飛ぶ光景も日本から少なくなっています。
(X-T10 XF23mmF1.4R)
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明日、明後日は大阪なんばのビックカメラでトークをします
《大阪・なんば》
日 時:6月20日(土) ①14:00~ ②16:00~
    6月21日(日) ①14:00~ ②16:00~
場 所:ビックカメラなんば店
    2階デジタルカメラコーナー特設ブース
http://www.biccamera.co.jp/shoplist/shop-013.html

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2015年6月16日 (火)

XF56mmF1.2R APDで撮るホタル

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 最近マクロ撮影にはマクロレンズでなくて、XF56mmF1.2R APDばかり使っています。中間リングを使うので撮影は面倒なのですが、このボケ味の魅力にハマってしまいました。このカットではホタルが斜めなので、ピントを良くするために少し絞っています。
 このレンズが使えない他メーカーのユーザーを可哀想に思えます。
X-T10 XF56mmF1.2R APD F2.5 1秒 ISO3200 中間リング使用

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2015年6月13日 (土)

明日はビックカメラ新宿西口店でのトーク

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 明日はビックカメラ新宿西口店でのトークです。

 ホタル撮影まっさかりの九州から飛行機で駆けつけます。X-T10で撮影した今年の新作もお見せしますので、ぜひよろしくお願いします。
 X-T10はAF以外にも色々と魅力のあるカメラです。色々とX-T10の特徴と使いこなしをお話します。なんだかんだここしばらくX-T10ばかり使っています。

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《東京・新宿》
日 時:6月14日(日) ①13:00~ ②15:00~
場 所:ビックカメラ新宿西口店
    2階デジタルカメラコーナー特設ブース
http://www.biccamera.co.jp/shoplist/shop-016.html

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《大阪・なんば》
日 時:6月20日(土) ①14:00~ ②16:00~
    6月21日(日) ①14:00~ ②16:00~
場 所:ビックカメラなんば店
    2階デジタルカメラコーナー特設ブース
http://www.biccamera.co.jp/shoplist/shop-013.html

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《東京・有楽町》
日 時:6月27日(土) ①14:00~ ②16:00~
    6月28日(日) ①14:00~ ②16:00~
場 所:ビックカメラ有楽町店
    地下2階デジタルカメラコーナー特設ブース
http://www.biccamera.co.jp/shoplist/shop-014.html

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2015年6月 8日 (月)

ビックカメラ新宿西口店でX-T10トークをします

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 ホタル取材で地方取材が続いていて、ここ数日は同じ県にいたことがありません。大分県ー鳥取県ー愛知県ー石川県ー大阪府ー大分県と飛び回っています。
 次の14日(日曜日)午後1時と3時に、ビックカメラ新宿西口店でX-T10トークを行います。
 X-T10のAF追随は運動会ではパーフェクトでした。ゾーンAFのAF-Cにセットするだけで、どのレースも完璧にピントを合わせてくれました。これは期待以上の出来でした。
(保護者の許可をもらっての掲載ですが、子どもなので写真の転載厳禁です)
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しかも走っている人間を認識してくれるようで、一緒に走っている子ども達のすべてにAFセンサーの緑マークが付き、狙っている子が先頭でなくても、きちんと被写界深度に入ります。うちの琴子は3位と遅れていましたが、しっかりピントが合いました。
(X-T10 XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS)
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ビックカメラ新宿西口店
6月14日(日) 13:00〜、 15:00〜の2回
 このあと九州で今週撮影するホタル撮影の新作もお見せしようと思っています。よろしくお願いします。

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2015年5月28日 (木)

XF16mF1.4R WRの近接テストです

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 XF16mmF1.4R WRの近接15cmでヒメボタルを撮ってみました。超広角でここまで寄れるのは斬新です。小さなヒメボタルでこれですから、ずっと大きいゲンジボタルのメスなどではかなりはっきりした絵が撮れると思います。今年のこれからの撮影が楽しみです。

 他の一眼レフ用の24mmF1.4は近接が25cmまでなのに比べて、15cm寄れるというだけで、表現力がぐっと変ります。そして開放のレンズ性能も素晴らしく良いです。このレンズは間違いなく今までにない新しい表現ができる写真ですね。
(X-T10 XF16mmF1.4R WR)

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2015年5月27日 (水)

名古屋ビックカメラトークの参加の方にはホタル情報を差し上げます

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(X-T1 XF56mmF1.2R F1.2 250sec ISO320)
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(X-T1 XF35mmF1.4R 2台 F1.4 ISO400 レイヤー比較(明)合成)
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 週末金曜日と土曜日に名古屋のビックカメラでトークを行いますが、ちょうど名古屋市内のヒメボタルが見頃の頃です。
このトークに参加の方には特典として、小原作成の名古屋市内のホタルマップと、ホタルの撮影の仕方のプリントを配布します。
 トークへの参加はビックカメラさんに直接申し込みをお願いします。
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 名古屋のヒメボタルは深夜23時ぐらいから3時ぐらいまでが発光のピークになる、深夜型のホタルです。なので仕事が終わってから東京や大阪からの撮影も可能で、朝まで撮って始発の新幹線で帰って出勤される方もいるぐらいです。
 トークの後に名古屋で手羽先でも食べて、夜から撮影することが可能です。
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5月29日(金)19:00から

5月30日(土)12:00から

5月30日(土)15:00から

ビックカメラ名古屋西店 地下一階写真セミナールーム 

募集人数  各回20名 立ち見可 (参加人数把握のため、申し込みをお願いします)

申し込み方法:地下1Fレジカウンターにて受付

 

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